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先日お話したように、シルク・ドゥ・ソレイユ25周年を記念して、ブシュロンがジュエリーを20点作成、その特別展示があった。
よりにもよってその日カメラを忘れた私は、「写真をくれ」と泣きつき、後日(つまり今日)送られてきたのだが、比べ物にならない出来の写真で(当然)、自分で撮らなくてよかった、これからは忘れていこう、と思ったほどだ。
各ジュエリーは、シルク・ドゥ・ソレイユの各出し物(古い言葉?)にインスピレーションを得たもの。

Alegria/アレグリア
スペイン語で「歓喜」を意味するショーに登場する、光と影の間を行き来するミステリアスなキャラクター。
左右不対称の羽(ブルーサファイア&ダイアモンドとローズサファイア)が明暗を象徴。

alegria.jpg


La Nouba/ラ・ヌーバ
フランス語で“ドンちゃん騒ぎ”の意味。詩的な夢想と都会の悪夢を描いたファンタジー。
色とりどりのサファイアとルビー、エメラルド。これをつけたら陽気になりそう!

lanouba.jpg


Quidam/キダム
今日、あなたがすれ違ったかもしれない「キダム」はラテン語で「名もない通りすがりの人」の意味。
ダイアモンドとルビーの孤独なピエロ。

Quidam.jpg

Saltinbanco/サルタンバンコ
大都市を舞台にしたアクロバットショーにインスパイア。色々な表情のピエロが全員集合。
取り外してブローチにもなる。
Saltimbanco.jpg

LOVE
ビートルズをテーマにしたショー。4色のサファイアとダイアモンドが、水、風、火、土の4要素を表現。
左側にLOVEの文字、と説明されたが判読できなかった。わかります?

Love.jpg

KOOZA/クーザ
ルビー、ダイアモンド、黄色とローズのサファイア・・・
サーカスのステージの煌きや観客の歓声をそのままジュエリーに閉じ込めたよう。

kooza.jpg

先日も書いたようみ、これらのジュエリーが完成して、シルク・ドゥ・ソレイユ創立者ギィ・ラリベルテに見せたら、「全部買う」といわれ、目下ブシュロンのアトリエは再び20点の制作にとりかかったそうだ。
カンヌ映画祭で、誰かがつけるかもしれないものね。

ひとつあげる、と言われたら、アレグリア?・・・キダムも捨てがたい。
私はあり得ない仮定を考えるのが好きだ。

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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(単純計算しても歳は出ません!)
訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とヴィンテージの服、デビッド・ボウイが趣味。

長谷川たかこ

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