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着地・・・しない!?

目が覚めると、機内が明るくなってスチュワーデスさんたちがエプロンをつけている。
夕食から9時間、やっとご飯にありつけるというわけ。
アナウンスでは「ランチ」が配られるということだったけど-日本時間ではお昼過ぎだし-出てきたのはどう見ても朝ごはん。

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ブラインドを上げると、青い空に雲の絨毯。「雲の上はいつも晴れ」は本当なのね。
飛行機は高度を下げ、間もなく雲が割れて、

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小石を敷き詰めたような家々が見えてくる。どこの町だろう?
青空はだんだんスモッグでくすんだ色になってくる。東京タワーが見えた!

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「着陸態勢に入ります」と高度はどんどん下がり、滑走路が見えてきた。
地面が目のすぐ下に見え、今にもドン、ドンと車輪が出る、と思ったところで、飛行機は突然上昇し始めた。
えっ!どうして? 乗り出して窓の外を見ていた隣の女性も「アレっ」という顔。中央の席の人たちは無関心だ。
何の説明もなく、飛行機は上昇する。
車輪が出なかった? じゃ胴体着陸? あれって炎上するんじゃなかった? じゃ東京湾に突っ込む?
ハドソン川に着水した名パイロットをトム・ハンクスが演じた映画があった・・・・忙しく想像していると、飛行機は再び東京タワーに戻ってきた。
その時やっと「さっきは管制塔からOKが出なかった」という説明があった。
今年1月にJAL機と海上保安庁の機体が滑走路で衝突した事故を思い出し、ヒヤッとする。
2度目は無事にドン、ドンと車輪が出た。
ほっ!無事に着いた。
フランスなら拍手が起こるところだ。


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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(単純計算しても歳は出ません!)
訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とヴィンテージの服、デビッド・ボウイが趣味。

長谷川たかこ

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