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18日夜にカステックス首相が発表した“悪いお知らせ”は、要約すると、
「感染防止のため、再びコンフィヌマン(隔離)にしなければなりません。明日金曜日午前零時から4週間。でもいつでも、好きなだけ出かけてかまいません。また夜間外出禁止は1時間延びて19時からになります」
これを隔離と呼ぶの?
第一「閉じ込めずに抑制する」をスローガンに「隔離」という言葉は極力使わないようにしていた。
この新型隔離は北フランス、イル・ド・フランス(パリ)、アルプ・マリティムなどの16県。

パリ、3度目の隔離

幼稚園、小中学校は閉まらない。高校は人数制限。
10㎞以内(1年前のロックダウンでは1㎞以内)ならどこでも、何時間でも出かけていい。
お店は「生活最低必需品を売る店」以外は閉まる、という原則。
だけど、前回閉まった本屋、レコード屋は開き(カルチャーは精神の糧)、チョコレート屋(間もなく復活祭なので、チョコレートがないとみんな落ち込む)、花屋(枯れて捨てることになると、また国が補助金をださなければならない)も開く。
野党は「わけがわからん線引き!」と目くじら立てるけど、感染抑制、経済維持、国民のモラルの3つを秤にかけた苦肉の策であろうと。
「何時間でも外に出かけていい」のは戸外でのコロナ感染が5%だから。
「戸外に“閉じ込める”というわけですね」とFranceinfoのニュースキャスターが笑っていた。

新型隔離のため、新しい許可書が発行されたけど「あまりにわかりにくい」ので、半日で取り下げられ、19時までは住居証明だけで出歩いていいことになった。
とても自由な隔離にわたしは満足だけど、感染抑止に効果があるといい。
ただしパリは今朝2度で、好きなだけ外にいるには寒すぎる。

*インスタのアカウント、takako_wakameです。

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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(単純計算しても歳は出ません!)
訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とヴィンテージの服、デビッド・ボウイが趣味。

長谷川たかこ

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