文化ブログ
阿部和璧(あべかへき)が世の中の良いもの、凄いものを紹介する。
凄い中米1 メキシコ『イスラムヘーレス』
海外へ行く目的の一つに、美しいビーチで海を眺め、リゾート気分に浸るというものがある。だから良いビーチがあると聞けば、出来る限りそこを訪れ、そのビーチを自分なりに味わってきた。
そんな経験の中でも、メキシコ東部、カリブ海に突き出した半島にある中米屈指のリゾート地・カンクンから、さらに船で一時間ほど行ったこの島は特別だった。
飛行機を乗り継いで14時間以上という行程は、時間の限られていない人にとっても長すぎる行程だ。しかしこの島には、そんな時間をかけてでも十分に行く価値がある。
そこには白く美しい砂浜とどこまでも澄んだ海があり、人々を優しく包み込む風が吹いている。降り注ぐ光は心地よく、人々をオープンな気持ちにさせてくれる。
また観光地としても適度に開発されており、美味しい料理やお酒が楽しめたり、近くの無人島に一日ツアーに行くことができたりとリゾート気分を満喫できる。
中米の陽気なノリがあって、カリブの海の輝きとフレンドリーな人々との楽しい時間。そんな素晴らしい時間が過ごせるこの島は、まるで地上の楽園とのように思われる。
コトバンク イスラムヘーレス
メキシコ カンクン、イスラ・ムヘーレス地図
YouTube シュノーケルで見たイスラムヘーレスの海
凄いアジア1 インド『タージ・マハル』
インドを訪れたのは大学時代、思春期の延長で自分の周囲にあるものが、なんだかちっぽけに見えていた時だった。友人の勧めで2ヶ月間、インドを旅した。
その旅の中では、旅をすれば誰にでもあるような色々なことがあったのだけれど、その中の一つが、インドのアグラーに行き、タージ・マハルを見たことだった。
正直、タージ・マハルが世界遺産であることもし知らなかったし、何かを期待していた訳でもなかった。しかし実際、門をくぐって白い建物を見てみると、そこには実物にしかない圧倒的な迫力があった。
目の前に広がる建物を含む全景は全く写真と同じなのだけれど、そこにはインドの熱気があり、周囲の人のざわめきが聞こえる。そして巨大な建物の美しさ。
自分の理解を超えた存在が、世の中にあって、自分はまだテレビや写真でしかそれを見たことがない。そんな嬉しいような悔しいような衝撃を受けたことを覚えている。
それ以来、幾つかの国を旅したり、様々な出会いを通し色々な凄いものにめぐり合ってきた。そんなものを紹介するこのブログの原点はタージ・マハルでの衝撃にあるのたった。
ウィキペディア タージ・マハル
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