4月14日から始まったマッチョなレストラン業界でも特に歯に衣を着せぬコメントで知られるシェフ・アンソニー・ボーデイン(Chef Anthony Bourdain)の世界食文化訪問番組。
第一話はミャンマー、第二話ロサンゼルス、第三話コロンビア、第四話カナダ、第五話モロッコ(タンジエール)、第六話リビア、第七回−6月2日はペルー、第八回−6月9日はコンゴ。この日曜日(26日)はこれまで放映した番組を続けてすべて放映している。
ボーデインの書く本も面白いが,この番組はそんな本の一冊を見ているような感じだ。文化的、歴史的側面もしっかり入っているので興味深い。ロサンゼルス編では70年代から大挙してアメリカに移民した韓国系アメリカ人の家族に焦点を合わせている。90年代に起きたロドニー・キング殴打事件に端を発した暴動では50人近くが命を落としたが、韓国系移民はこの暴動の起きた黒人街に入っていた。
下の動画は先週19日に放映されたリビヤの遺跡で遭遇したボーイスカウトとの場面:リビヤ篇では破壊された町の一画で地元の若者の話を聞いている時に、この地域を「管理」する一団がボーデイン一行を取り囲み緊張する場面もあった。
Bourdain's amazing meal in an ice shack:カナダ
食の話ばかりでなく、文化、歴史的背景満載で興味深い。お薦めシリーズです。
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