「ロック・クライミング」
若手のお猿さんたちの遊び、人間の若手と同じ遊び方をしている。
特に美味しい物が待っている訳でもなく、単にそこに岩肌があるから登る、と云う様子。
下から岩の亀裂を眺め、掴み具合の良さそうな部分を選んで移動する。
具合が悪くなると、方向転換している。この辺りの手順は、人間のロック・クライマーと同じ。
時々仲間と岩盤情報を交換しているような様子も見せる。
![Monkey, Jigokudani, Nagano](https://blog-imgs-32.fc2.com/y/o/k/yokoblueplanet/20091229015129593.jpg)
体が大きくなった大人のお猿さんたちは、若者を横目で見ながら、楽な道筋を探して行く。単に遊びで登ったり下りたりはしていないようだ。若者猿たちは、何回も何回も岩盤登りを繰り返す。
我々人間は、逆さになって頭から下りる事は出来ない。が、お猿さんたちは急な崖を下る時でも、頭から下りられる。もんどりうって転がってしまうと云う事がない。
やはり彼らの「後ろ手」の成せる技。
ロック・クライミングの様子を見ているだけで、彼らの知性に感心させられてしまう。
![Monkey, Jigokudani, Nagano](https://blog-imgs-32.fc2.com/y/o/k/yokoblueplanet/200912290151293d0.jpg)