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2016.4.30.: オチョコ国有森林公園 (Ochoco National Forest) から約90kmほど北東にある約40,000,000年前からの自然環境の変化を目にすることができるジョン・デイ・フォッスィル・ベッド・ナショナル・モニュメント (John Day Fossil Bed National Monument) へ。
所々に藪のような様相のセイジブラッシュが出てくる:セイジブラッシュは標高1,200m前後のステップ|標高の高い所にある砂漠に多く自生している。今いる場所では、ここだけに垣根のように茂っていた。小動物たちに格好の棲家を提供していると思われる。

近くの乾燥した草地には、インディアン・ペイントブラッシュと同じくらい元気なオレンジ・グローブ・マロウ (Orange Globe Mallow) 、学名:(Sphaeralcea munroana) が数本、目立つ朱赤の花を咲かせていた。

このスファエラルケア属アオイ科の野草は、ウサギやシカ、アンテロープの大切な食糧源だそうだ。特にシカは、硬い茎の部分だけを残して、葉も花も全部食べるという。動物たちの食糧となるだけでなく、乾燥した西部を華やかにする野草のひとつだ。

茎や葉は細かな毛で覆われているので、触感は荒い。背丈は20〜80cm。花は五弁。学名にある "munroana" はロンドンの "the Horticultural Society of London" のキュレーターであったドナルド・マンロー博士 [Dr. Donald Munro (1789 – 1853)] に由来する。
グローブ・マロウの種が球体なので、属名は球体を表すギリシャ語の "spharia" から来ているようだ。

これまで何回かこの野草の仲間を紹介してきたが、分布はカナダのB.C.からワシントン、アイダホ、モンタナ、ワイオミング、コロラド、ユタ、ネヴァダ、オレゴン、カリフォル二アまでと広い。

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