今回は、毎年野草をチェックする近くの山、ディアブロ山系 (Diablo Range) に属する標高1,300mのマウント・ハミルトン (Mt. Hamilton) を越えて東側へ抜けることにする。130号線で行くのだが、ここのカーヴは道が細い上にかなりきつい。車酔いをする人や下の崖に恐怖感を覚える方は避けた方が良いと思う。数え方にも依るが、この山道のカーヴは365あると言われている。
引き続き、山頂を過ぎて東側の植生の様子:ブラック・オーク (Black Oak) やグレイ・パイン (Gray Pine) に守られた山の斜面にある小さなお花畑はちょうど良い開花状態だった。アウルズ・クローヴァー (Owl's Clover) 、バーズアイ・ジリア (Birds-eye Gilia) 、ミニチュア・ルピン (Miniature Lupine) 、サーパンティン・ライナンサス (Serpentine Linanthus) 、コリンズ・ブッシュ・ルピン (Collin's Bush Lupine) や手前右のブルー・ディックス (Blue Dix) 、奥中央のフリンジ・ポッド (Fringe Pod) 、学名:(Thysanocarpus curvipes) などが咲き誇っていた。
アウルズ・クローヴァーの小さな塊。
紫色のルピンが一番大きいお花畑、水が足らなかった数年間、彼らはどんな風に厳しい環境を乗り切ったのだろうか、それも仲良く。ヒトの「科学」の歴史はまだまだ日が浅い:もっともっと自然から学ばなければならないことがたくさんある。
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