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  • 東経北緯推移による地震解析(千島列島南東沖周辺)
    [地震解析]千島列島南東沖周辺での震源のうち、ごく浅い震源の東経・北緯推移を下図に示す。最長静穏期間は1995年12月~現在の約29年間で記録更新中。M6越えは43回、M7越えの5回はいずれも択捉島南東沖が震源で以下の通り。1920年10月にM7.5、1937年2月のM7.6、1963年10月にM8.1、1978年3月のM7.3、1995年12月のM7.3。最初の1920年のM7.5以降で1926年...
  • 東経北緯推移による地震解析(青森県西方沖周辺)
    [地震解析]青森県西方沖周辺でのごく浅い震源の最長静穏期間は1989年4月~2011年3月の約22年間。M6を越える地震の発生は7回で、震源深さ250kmの1971年6月のM6.6の深発地震を除くと残る6回は以下の通り。1964年5月の秋田県沖でのM6.9と翌日発生の青森県西方沖でのM6.5、同年12月に秋田県沖でM6.3、1983年5月に秋田県沖で日本海中部地震M7.7、青森県西方沖で同日にM6....
  • 東経北緯推移による地震解析(釧路沖周辺)
    [地震解析]釧路沖周辺でのごく浅い震源の最長静穏期間は1994年10月~現在の約30年間。M6を越える地震の発生は55回で、最大の地震は1952年3月のM8.2。うち、37回は1980年までの多発期間で発生。その後の静穏期間1980年10月~1994年10月の14年間で発生したM6越えは4回で、その期間終了の1994年の約5年後の1999年5月にM6.3(震源深さ110km)、その翌年2000年1月...
  • 東経北緯推移による地震解析(群馬県南部周辺)
    [地震解析]群馬県南部周辺でのごく浅い震源の東経・北緯推移を下図に示す。 1994年12月~2011年3月の約16年間の静穏期間が最長(東日本大震災の余波で中断)。エリア全体でのM6を越える地震は3回発生しているが、多発している東経139.4度/北緯36.15度での長めの静穏期間1926年10月~1930年6月の直後の1931年9月にM6.9が発生、長めの静穏期間1933年4月~1937年10月の直後...
  • 東経北緯推移による地震解析(十勝地方南部周辺)
    [地震解析]十勝地方南部周辺でのごく浅い震源の東経・北緯推移を下図に示す。 静穏期間は1982年6月の発生を最後に現在まで約42年間の静穏期間が継続中。観測開始の1919年~1927年の約8年間の静穏期間を除くとそれまでの静穏期間は1964年1月~1968年5月の約4年間が最大で、その約1年半後、1970年1月にM6.7の最大地震が発生している。その後、3回のM6を越える地震が発生。次の1987年の...
  • マグネチュード積算図(埼玉県秩父地方周辺)
    [地震解析]最大のピークは1931年9月の西埼玉地震M6.9の余震群(震源はエリア外)。ごく浅い地震(赤)・震源深さ10km(黄)・震源深さ20km(橙)の浅い地震とやや深い100km(グレイ)の2極化。ごく浅い地震は1974年以降の発生がなくなり、小康状態。[12/19更新]グラフ見直し・更新。ごく浅い地震だけでなく、2022年10月東京都多摩西部でのM4.2以来、当エリアでの有感地震の発生がない状態。近年...
  • 東経北緯推移による地震解析(埼玉県秩父地方周辺)
    [地震解析]埼玉県秩父地方周辺でのごく浅い震源での地震は1973年を最後に最長静穏期間が続いており、約51年間にもなる。全体でM6を越える地震はなく、M5.2が最大で、1920年7月と1927年5月の2回発生。現在まで長い静穏期間が続いており、これまでの最大もM5.2で頭止まりであることから地震エネルギーが蓄積されつつある状態。目先の大きな変化の兆候は見えないが、今後の変化に要注目。(地震解析 関東 ...
  • 東経北緯推移による地震解析(埼玉県北部周辺)
    [12/18更新]グラフ見直し・更新。[地震解析]埼玉県北部周辺でのごく浅い震源の最長静穏期間は1950年3月~現在までの約75年間。M6を越える地震は3回で、1931年9月の西埼玉地震M6.9と1938年2月のM6.1、1968年7月のM6.1。うち、1938年2月のM6.1は震源深さ130kmの深発地震。特定震源での多発が目立つが、その震源で1926年10月~1930年6月の約4年間の長めの空白期間が...
  • 東経北緯推移による地震解析(山梨県東部・富士五湖周辺)
    [地震解析]山梨県東部・富士五湖周辺での震源のうち、ごく浅い震源の東経・北緯推移を下図に示す。最長静穏期間は1981年8月~2006年10月の約25年間。M6越えは関東大震災当日と翌日の1923年9月のM6.8/M6.1/M6.2、翌月のM6.3/M6.2、1929年7月のM6.3、1931年9月のM6.3の計7回。関東大震災の前に1919年1月~1922年12月の約4年間以上の静穏期間があり、その約...
  • 東経北緯推移による地震解析(渡島・檜山地方周辺)
    [地震解析]渡島・檜山地方周辺でのごく浅い震源の最長静穏期間は2003年3月~2011年11月の約8年間。次いで長い静穏期間は1993年7月~2000年3月の約7年間で、M6を越える二つの地震、1992年8月のM6.1と1993年8月のM6.3はこの2番目に長い静穏期間の開始前後に発生している。2番目といっても当時は最長の静穏期間に当たり、中断後は群発地震が発生している。[12/16更新]グラフ見直し・更...
  • 東経北緯推移による地震解析(岐阜県飛騨地方周辺)
    [地震解析]岐阜県飛騨地方周辺での震源のうち、ごく浅い震源の東経・北緯推移を下図に示す。最長静穏期間は1986年3月~1993年7月の約7年間。M6越えは1954年5月のM6.6、1969年9月のM6.6、1984年9月のM6.8/M6.2の計4回。当時の最長静穏期間1946年11月~1951年1月の約4年間でその約3年後に1954年のM6.6が発生、その後に特定震源が増加、特定震源での静穏期間が長...
  • 東経北緯推移による地震解析(播磨灘周辺)
    [地震解析]播磨灘周辺でのごく浅い震源の最長静穏期間は1981年4月~2005年6月の約24年間。M6を越える地震は1995年1月に阪神・淡路大震災M7.3、2013年4月に淡路島付近でのM6.3の2回。阪神・淡路大震災は前記の最長静穏期間の後半で発生、その6年前には当時の最長静穏期間1963年1月~1979年12月が発生していた。淡路島付近でのM6.3は、ごく浅い震源の最後の発生2006年7月から...
  • 東経北緯推移による地震解析(伊豆半島東方沖周辺)
    [地震解析]伊豆半島東方沖周辺でのごく浅い震源の最長静穏期間は1966年4月~1975年5月の約9年間。M6を越える地震は2回。1920年5月にM6.2が発生しているが、震源深さ140km(灰)の深発地震。もう一方は1980年6月にM6.7で、上記、最長期間明けの約5年後に発生。M6.7以降で1998年頃まで震源域のレンジが増加。それまでの特定震源での発生は以降で鳴りを潜める一方、静穏期間も長くなる...
  • 東経北緯推移による地震解析(神奈川県西部周辺)
    [地震解析]神奈川県西部周辺でのごく浅い震源の最長静穏期間は1981年8月~1994年10月の約13年間。M6を越える地震は10回。そのうちの7回までは関東大震災の本震M7.9を含む1923年に発生、翌1924年1月にM7.3が発生。残る2回は1929年7月と1931年9月にM6.3。関東大震災の余波が収まるにつれて、ごく浅い地震の発生頻度が低下、静穏期間が段々長くなる傾向が見られ、前記の1981年...
  • 東経北緯推移による地震解析(苫小牧沖周辺)
    [地震解析]苫小牧沖周辺でのごく浅い震源の最長静穏期間は1974年10月~1995年4月までの約21年間。M6越えは1945年4月のM6.3、1974年11月のM6.3、2023年6月のM6.2で、いずれも震源深さ140kmの深発地震。1945年頃、1974年頃にはパターンの変化が見られる。2023年以降でも発生頻度が増加傾向にある。[12/11更新]グラフ・見直し更新。2014年9月に発生した北海道胆振...
  • 東経北緯推移による地震解析(東海道南方沖周辺)
    [地震解析]東海道南方沖周辺での震源のうち、ごく浅い震源の東経・北緯推移を下図に示す。最長静穏期間は1977年12月~現在の約47年間。M6越えは13回でほとんどが震源深さ300km以深の深発地震で、100km以浅は1990年9月のM6.6と1991年9月のM6.3の2回のみ。現在は最長静穏期間を更新中で、2000年以降もM6越えが3回発生しているが、いずれも震源深さ300km以深で大きな影響はなく...
  • 簡易地震解析 12/9発生分
    [簡易地震解析]12/9発生分の簡易地震解析による今後短期の地震活動見込み。 震源地  発生日  発生時刻  マグニチュード  震源深さ 最大震度 北海 道東方沖  2024/12/9 21時43分 4.8 90 1 震源域の拡大傾向が見られ、要注意。 岩 手県沖  2024/12/9 21時00分 4.4 20 3 規模が小さく、影響小...
  • 東経北緯推移による地震解析(三重県南部周辺)
    [地震解析]三重県南部周辺でのごく浅い震源の最長静穏期間は1989年12月~2015年6月までの約26年間。M6越えは1926年7月のM6.2、1944年12月のM6.2、1950年4月のM6.5の3回。最初の1926年のM6.2は当時の最長静穏期間の1919年11月~1925年3月(約6年)の中断後、約1年後に発生。北緯分布で1919年~1929年で南側にシフト後、1929年~1942年9月で特定...
  • 東経北緯推移による地震解析(長野県中部周辺)
    [地震解析]長野県中部周辺でのごく浅い震源の最長の静穏期間は1993年7月~1997年11月の約4年間。その前にも1990年6月~1993年7月の約3年間の静穏期間が存在。M6を越える地震は1984年9月の長野県西部地震M6.8のみ。1965年~1972年頃までごく浅い震源が頻発しており、これがM6.8の予震だった可能性あり。以降で震源分布のシフトと集中が進んでいる。M6.8後、震源分布の集中が続い...
  • 簡易地震解析 12/7発生分
    [簡易地震解析]12/7発生分の簡易地震解析による今後短期の地震活動見込み。  石 川県西方沖  2024/12/7 20時27分 3.4 10 1 規模が小さく、影響小。 京 都府南部  2024/12/7 8時28分 2.6 10 1 規模が小さく、影響小。 浦河沖  2024/12/7 6時42分 4.1 40 2 震源域の拡大傾向が見られ、要...
  • 東経北緯推移による地震解析(山形県沖)
    [地震解析]山形県沖周辺での震源のうち、ごく浅い震源の東経・北緯推移を下図に示す。最長静穏期間は1964年10月~現在の約60年間を更新中。全体のM6越えは1964年6月のM6.1と2019年6月のM6.7の2回。1964年のM6.1発生時、当時の最長静穏期間が1920年1月以来、約44年間続いていたが、このM6.1により中断。その年の10月の余震から現在の最長静穏期間が続いており、2019年のM6...
  • 東経北緯推移による地震解析(日本海中部)
    [地震解析]日本海中部周辺での震源のうち、ごく浅い震源の東経・北緯推移を下図に示す。最長静穏期間は1967年6月~1988年5月の約21年間。M6越えは13回だが、うち9回は震源深さ390km以深 の深発地震。残る4回は前記の最長静穏期間の約5年後に発生の1993年2月能登半島沖のM6.6、2023月5月能登半島沖のM6.5、今年1月の能登半島地震M7.6/M6.1。2023年のM6.5は2番目...
  • 東経北緯推移による地震解析(秋田県沖)
    [12/5更新][地震解析]グラフ見直し・更新。秋田県沖周辺での震源のうち、ごく浅い震源の東経・北緯推移を下図に示す。最長静穏期間は1971年4月~1997年3月の約26年間。M6越えは8回で、1939年5月のM6.8により1935月からの約4年間の静穏期間が中断、さらに同月にM6.7・M6.5が発生。次に発生の1964年5月のM6.9は発生時点で当時の最長静穏期間を更新中(約22年間)で、同年12月にも...
  • 東経北緯推移による地震解析(静岡県西部)
    [地震解析]静岡県西部周辺での震源のうち、ごく浅い震源の東経・北緯推移を下図に示す。 1971年6月~2005年11月の約34年間が最長静穏期間。M6越えはなく、1997年3月愛知県東部でのM5.9が最大で、既に発生当時で最長静穏期間約26年で記録更新中だった。現在はその中断直後からの静穏期間が約19年間続いている。そのため、将来的にM6越えの地震発生の可能性が高まりつつある。遠州灘でも2005年以...
  • 東経北緯推移による地震解析(広島県)
    [地震解析]広島県周辺での震源のうち、ごく浅い震源の東経・北緯推移を下図に示す。最長静穏期間は1981年3月~2000年10月の約19年間で、直後に過去2番目の約18年間の静穏期間が2018年3月まで続いている。M6越えはM6.1が2回で、1930年12月と1978年6月に発生している。後者の約3年後から約19年間の最長静穏期間が始まっている。[12/3更新]グラフ見直し・更新。現在は最長含む長い2回の静...
  • 東経北緯推移による地震解析(大隅半島東方沖周辺)
    [地震解析]大隅半島東方沖周辺での震源のうち、ごく浅い震源の東経・北緯推移を下図に示す。最長静穏期間は1984年4月~2009年12月の約25年間。M6越えは8回で、M6.5越えは1923年7月にM7.3、1961年2月にM7.0、1999年1月にM6.6の3回。1923年のM7.3の約3年後に当時の最長静穏期間1926年4月~1931年6月の約5年間で記録更新。1999年のM6.6発生時、1984...
  • 東経北緯推移による地震解析(岩手県沿岸南部周辺)
    [地震解析]岩手県沿岸南部周辺でのごく浅い震源の最長静穏期間は1992年3月~現在までの約32年間で記録更新中。M6越えは1931年11月のM6.5の1回のみ。1931年のM6.5以降で震源分布は東経北緯とも大きくシフトしている。1964年頃から特定震源付近震源に集中傾向が続いていたが、1992年以降から最長静穏期間が続いている状況。静穏期間が長い分、地震エネルギーの蓄積が懸念される。[12/1更新]グラ...
  • 東経北緯推移による地震解析(父島周辺)
    [11/30更新][地震解析]グラフ見直し・更新。父島周辺でのごく浅い震源の最長の静穏期間は1944年4月~1974年11月のうち、1944年~1968年は米軍占領下にあったため、気象庁のデータもない模様。以降での最長静穏期間は1999年9月~2005年12月の約6年間、2006年9月~2010年12月の約4年間と順位は続くが、東日本大震災の約3ヶ月前までこれら2つの長い静穏期間がほぼ連続している。201...
  • 簡易地震解析 11/29発生分
    [簡易地震解析]11/29発生分の簡易地震解析による今後短期の地震活動見込み。  震源地  発生日  発生時刻  マグニチュード  震源深さ 最大震度 石 川県西方沖  2024/11/29 22時53分 3.1 10 1 規模が小さく、影響小。 山 形県置賜地方  2024/11/29 22時26分 3.2 10 1 規模が小さく、影...
  • 東経北緯推移による地震解析(長野県北部周辺)
    [地震解析]長野県北部周辺でのごく浅い震源の最長静穏期間は1993年7月~1997年3月の約4年間。M6以上の地震の発生は3回。1941年7月のM6.1、2011年3月のM6.7、2014年11月のM6.7。[11/29更新]グラフ更新・見直し。1919年~1989年頃まで、東経138.2度/北緯36.66度の特定震源で詳細不明の地震が多発傾向。その期間中、1936年~1940年頃ではその特定震源での地震が...

プロフィール

山水景月

素人ながら気象庁データを元に地震解析を日々行っており、ご参照いただければと思います。プララでのホームページ「滝の素人写真展/地震の素人写真展」は既に解約済みで来年3月には見れなくなると思われます。