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地震解析]伊豆半島東方沖周辺でのごく浅い震源の最長静穏期間は1966年4月~1975年5月の約9年間。M6を越える地震は2回。1920年5月にM6.2が発生しているが、震源深さ140km(灰)の深発地震。もう一方は1980年6月にM6.7で、上記、最長期間明けの約5年後に発生。M6.7以降で1998年頃まで震源域のレンジが増加。それまでの特定震源での発生は以降で鳴りを潜める一方、静穏期間も長くなる傾向。この期間中、1986年~1988年までは伊豆大島でのマグマ噴火も発生しており、関連があるものと見られる。
現在、2021年7月のごく浅い地震以来、約3年間の静穏期間が継続中で、小康状態であり、当面はこの状況が続きそう。
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