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  • 包絡線による地震解析(東海道南方沖周辺)
    [地震解析]東海道南方沖周辺での最大の地震は1978年3月のM7.2。この地震の震源は440kmとかなり深い震源。ピークの包絡線はこの地震前後で右上がり傾向から右下がり傾向に変化。底値の包絡線は全体的に右下がり傾向。 [9/30更新]下図は近年の抜粋。2010年~2017年で変動幅が少ない期間が続き、以降で変動幅増。全体的にはピークの包絡線がやや右下がり傾向、底値の包絡線はほぼ横ばい傾向。一昨年以降でM...
  • マグネチュード積算図(東海道南方沖周辺)
    [地震解析]東海道南方沖周辺での最大のピークは1990年9月のM6.6時。その震源深さは60km。震源深さの最多は360km(灰)で震源深さ100km以深(灰)の深発地震が全体の7割以上を占める。南海トラフ地震の想定震源深さは40km以浅で、深発地震とは発生深さが異なる。上記のピーク以降の地震活動は低減傾向。 [9/30更新]グラフ更新。今年発生の地震は3回とも300km(灰)以深の地震。地震活動は低調...
  • 東経北緯推移による地震解析(東海道南方沖周辺)
    [地震解析]東海道南方沖周辺での震源のうち、ごく浅い震源の東経・北緯推移を下図に示す。最長静穏期間は1977年12月~現在の約47年間。M6越えは13回でほとんどが震源深さ300km以深の深発地震で、100km以浅は1990年9月のM6.6と1991年9月のM6.3の2回のみ。現在は最長静穏期間を更新中で、2000年以降もM6越えが3回発生しているが、いずれも震源深さ300km以深で大きな影響はなく...
  • 簡易地震解析 9/29発生分
    [簡易地震解析]9/29発生分の簡易地震解析による今後短期の地震活動見込み。青地は大きな変化なし(赤字は活動継続中のため、要注意)。橙地は活動拡大の兆しあり、要注意。赤地は従来の活動枠を越えた地震であり、要警戒。 震源地  発生日  発生時刻  マグニチュード  震源深さ 最大震度 千 葉県北東部  2024/9/29 3時57分 3 50 1 ...
  • マグネチュード積算図(兵庫県南東部周辺)
    [地震解析]兵庫県南東部周辺での最大の地震は1995年1月大阪湾での阪神淡路大震災M7.3。ピークの包絡線は阪神淡路大震災前後で右上がり傾向から横這い傾向に変化。底値の包絡線は1986年頃までやや右上がり傾向だったが、阪神淡路大震災までは右下がり傾向。以降で右上がり傾向が継続中。発生頻度は阪神淡路大震災以前の1992年頃から急増、最近でも発生頻度が高い状態が続いている。下図は近年の抜粋。ピーク・底値...
  • マグネチュード積算図(兵庫県南東部周辺)
    [地震解析]兵庫県南東部周辺での最大のピークは1995年1月大阪湾の阪神淡路大震災M7.3時。震源深さは10km(黄)が最多で約3/4を占める。ごく浅い震源(赤)は1968~2009年の約40年の静穏期間があり。1992年頃から地震頻度が増加。阪神淡路大震災の発生に至る。その後は地震の発生頻度が増加した状態が続いている。今後、規模の増加に転じる可能性あり。 2020年12月のごく浅い地震(赤)以降で...
  • 東経北緯推移による地震解析(兵庫県南東部周辺)
    [地震解析]兵庫県南東部周辺での震源のうち、ごく浅い震源の東経・北緯推移を下図に示す。最長静穏期間は1968年9月~2009年1月の約41年間。M6越えは1995年1月阪神・淡路大震災のM7.3の1回のみ。M7.3発生時点で静穏期間は最長記録を約27年目で更新中の状況。最長静穏期間明けの2009年以降の静穏期間は約2年・5年・4年と長めの期間が続き、現在は更に4年の静穏期間が継続中で現在は小康状態と...
  • 簡易地震解析 9/28発生分
    [簡易地震解析]9/28発生分の簡易地震解析による今後短期の地震活動見込み。青地は大きな変化なし(赤字は活動継続中のため、要注意)。橙地は活動拡大の兆しあり、要注意。赤地は従来の活動枠を越えた地震であり、要警戒。  震源地  発生日  発生時刻  マグニチュード  震源深さ 最大震度 小笠原諸島西方沖  2024/9/28 21時32分 5.5 20 ...
  • 包絡線による地震解析(福島県会津周辺)
    [地震解析]福島県会津周辺での最大の地震は2013年2月の栃木県北部地震M6.3。ピークの包絡線はやや右上がり傾向。底値の包絡線は2006年8月の極小値M0.8前後で、右下がり傾向から右上がり傾向に変化。発生頻度は1993年頃から増え始め、東日本大震災をピークに増加した状態が続いている。下図は近年の抜粋。ピークの包絡線は右下がり傾向。底値の包絡線はやや右下り傾向。[9/28更新]グラフ更新。2023年以降...
  • マグネチュード積算図(福島県会津周辺)
    [地震解析]福島県会津周辺での最大のピークは2013年2月の栃木県北部地震M6.3時が最大。次いでのピークは2010年9月のM5.7時。震源深さは10km(黄)が最多で約6割を占める。ごく浅い震源(赤)は次いで多く、全体の3割を占めるが、1987~1995年で静穏期間あり。以降で増加し、東日本大震災後2015年までが発生のピーク。発生頻度も同様の傾向であり、依然活発な地震活動が継続しており、要注意。...
  • 東経北緯推移による地震解析(福島県会津周辺)
    [地震解析]福島県会津周辺での震源のうち、ごく浅い震源の東経・北緯推移を下図に示す。最長静穏期間は1987年11月~1995年2月の約7年間。M6越えは1943年8月にM6.2と2013年2月にM6.3の合計2回。1926年頃から頻発の多発震源が1939年10月に発生以降に約3年間途切れた後、1943年のM6.2が発生。その後、約7年間の最長静穏期間1987年~1995年を経て、新たな多発震源へと発...
  • 簡易地震解析 9/27発生分
    [簡易地震解析]9/27発生分の簡易地震解析による今後短期の地震活動見込み。青地は大きな変化なし(赤字は活動継続中のため、要注意)。橙地は活動拡大の兆しあり、要注意。赤地は従来の活動枠を越えた地震であり、要警戒。 震源地  発生日  発生時刻  マグニチュード  震源深さ 最大震度 熊 本県熊 本地方  2024/9/27 9時54分 2.6 10 1 ...
  • 包絡線による地震解析(大分県北部・中部周辺)
    [地震解析]大分県北部・中部周辺での最大の地震は1983年8月の大分県北部での地震M6.6。ピークの包絡線はこの地震前後で右上がり傾向から右下がり傾向に変化。底値の包絡線は全体的に右下がり傾向が続いていたが、既に極小値がM0.8となっており、今後は横這いないし右上がり傾向に変化するものと思われる。[9/27更新]グラフ更新。下図は近年の抜粋。2018年以降、ピーク包絡線は最大M4以内で推移していたが、右上...
  • マグネチュード積算図(大分県北部・中部周辺)
    [地震解析]大分県北部・中部周辺での最大のピークは2016年4月の熊本地震時の熊本県阿蘇地方でのM5.9時(熊本地震の震源は本エリア外)。震源の半数近くが熊本県阿蘇地方が占め、大分県中部は1/3強。震源深さ10km(黄)は約8割。全体の約7割が熊本地震以降の発生となっている。1990年後半頃から発生頻度が増加、熊本地震でピークを迎えた。現在は徐々に規模・頻度が低下しつつある。[9/27更新]グラフ更新。2...
  • 東経北緯推移による地震解析(大分県北部・中部周辺)
    [地震解析]大分県北部・中部周辺での震源のうち、ごく浅い震源の東経・北緯推移を下図に示す。最長静穏期間は1961年11月~1975年1月の約13年間。M6越えの最初の地震はこの最長静穏期間が途切れた翌日の1975年1月にM6.1が発生、その3ヶ月後にM6.4が発生。その後、1983年8月にM6.6、2006年6月にM6.2が発生したが、いずれも震源深さ100km以深の深発地震。M6越えは合計4回。最...
  • 簡易地震解析 9/26発生分
    [簡易地震解析]9/26発生分の簡易地震解析による今後短期の地震活動見込み。青地は大きな変化なし(赤字は活動継続中のため、要注意)。橙地は活動拡大の兆しあり、要注意。赤地は従来の活動枠を越えた地震であり、要警戒。 震源地  発生日  発生時刻  マグニチュード  震源深さ 最大震度 熊 本県熊 本地方  2024/9/27 0時02分 2.2 10 1 ...
  • 包絡線による地震解析(八丈島東方沖周辺)
    [地震解析]八丈島東方沖周辺での最大の地震は1972年のM7.2。ピークの包絡線は全体的に右上がり傾向。底値の包絡線は1972年のM7.2頃まで右下がり傾向でその後、横這い傾向が続き、2008年頃からは右上がり傾向。[9/26更新]グラフ更新。下図は近年の抜粋。ピークの包絡線はほぼ横ばい傾向。底値の包絡線は2008年頃から横ばい傾向から右上がり傾向に変化している様子。当面は最大でもM6.2前後の見込みで、将...
  • マグネチュード積算図(八丈島東方沖周辺)
    [地震解析]八丈島東方沖周辺での最大のピークは1972年12月のM7.2の翌日(最大M5.2)。次いでのピークは同年2月のM7.0時。各々、震源深さは50km(水色)と20km(橙)。震源深さの最多は60km(青)で全体の約2割を占める。ごく浅い地震(赤)は1980~2005年の約25年、2005~2024年現在で約19年の静穏期間が継続中。発生頻度は前述の1972年のM7.2前後をピークに次第に減...
  • 東経北緯推移による地震解析(八丈島東方沖周辺)
    [地震解析]八丈島東方沖周辺での震源のうち、ごく浅い震源の東経・北緯推移を下図に示す。最長静穏期間は1980年11月~2005年8月の約25年間。M6越えは8回。1927年8月にM64発生後、同月~1935年6月までの約8年間の当時の最長静穏期間を更新。明け後は比較的短い静穏期間が続き、その後、約5年間の比較的長い静穏期間1967年5月~1972年3月の終わり直前の1972年2月にM7.0が発生。さ...
  • 簡易地震解析 9/25発生分
    [簡易地震解析]9/25発生分の簡易地震解析による今後短期の地震活動見込み。青地は大きな変化なし(赤字は活動継続中のため、要注意)。橙地は活動拡大の兆しあり、要注意。赤地は従来の活動枠を越えた地震であり、要警戒。 震源地  発生日  発生時刻  マグニチュード  震源深さ 最大震度 十勝沖  2024/9/25 2時07分 4.2 30 1 震源...
  • 包絡線による地震解析(千葉県東方沖周辺)
    [地震解析]千葉県東方沖周辺での最大の地震は1923年の茨城沖地震M7.1。ピーク・底値の包絡線は共に全体的にやや右下がり傾向。2011年の東日本大震災で発生頻度が上昇。ピークの包絡線は右上がり傾向を示すも未だ長期的な右下がりの包絡線の範疇。 [9/25更新]グラフ更新。下図は近年の抜粋。ピークの包絡線は右下がり傾向。底値の包絡線は今年1月と3月の極小値M2.3を境に以前ではやや右下がり傾向からやや右上が...
  • マグネチュード積算図(千葉県東方沖周辺)
    [地震解析]千葉県東方沖周辺での最大のピークは2011年3月の東日本大震災の千葉県東方沖や茨城県沖での余震が上位10位までを占める。これらの余震群はごく浅い震源(赤)を除く震源深さ50km(水色)以浅の各深さでほぼ程度発生している。ごく浅い震源(赤)もデータ全体でみればほぼ同数発生しているが、その発生は1983年までがほとんどで、その後は東日本大震災の当月と翌月の各1回のみであり、その後は10年以上...
  • 東経北緯推移による地震解析(千葉県東方沖周辺)
    [地震解析]千葉県東方沖周辺での震源のうち、ごく浅い震源の東経・北緯推移を下図に示す。最長静穏期間は1983年10月~2011年3月の約28年間。M6越えは39回。M7越えは1923年6月のM7.1。1919年6月~1923年2月の特定震源での地震が続いた後、1923年5月に他の震源の地震が発生、その翌月に1923年6月のM7.1が発生。その後、特定震源での多発傾向が続いたが、1979年10月~19...
  • 簡易地震解析 9/24発生分
    [簡易地震解析]9/24発生分の簡易地震解析による今後短期の地震活動見込み。青地は大きな変化なし(赤字は活動継続中のため、要注意)。橙地は活動拡大の兆しあり、要注意。赤地は従来の活動枠を越えた地震であり、要警戒。 震源地  発生日  発生時刻  マグニチュード  震源深さ 最大震度 留萌地方中北部  2024/9/24 22時09分 3.6 10 4 ...
  • 包絡線による地震解析(青森県東方沖周辺)
    [地震解析]青森県東方沖周辺での最大の地震は1968年の十勝沖地震M7.9(震源は青森県東方沖)。ビークの包絡線はこの地震までは右上がり傾向で、その後も右下がりから1980年頃からはやや右上がり傾向に変化。底値の包絡線も1980年頃から右下がり傾向から横ばいに近い右下がり傾向に変化。下図は近年の抜粋。ピークの包絡線はやや右上がり傾向。底値の包絡線はやや右下がり傾向。[9/24更新]グラフ更新。2022年頃...
  • マグネチュード積算図(青森県東方沖周辺)
    [地震解析]青森県東方沖での最大のピークは1968年の十勝沖地震M7.9時。次いでのピークは同じく青森県東方沖での1943年6月のM6.1時。最多の震源深さは60km(青)で、ごく浅い地震(赤)はそれに次いで多い。通常は浅い震源あるいは特定深さの震源で多発傾向があるのに対して、震源深さ80km(紺)以浅の震源の全体的に地震数が多く、地震の巣となっている。十勝沖地震の震源であるごく浅い震源(赤)は十勝沖地...
  • 東経北緯推移による地震解析(青森県東方沖周辺)
    [地震解析]青森県東方沖周辺での震源のうち、ごく浅い震源の東経・北緯推移を下図に示す。最長静穏期間は1998年2月~現在の約26年間で記録更新中。M6越えは55回。M7越えは1943年6月のM7.1、1945年2月のM7.1、1968年5月のM7.9/M7.5の4回。1936年9月に特定震源での多発が始まってから約7年後に1943年のM7.1が発生。その約2年後の1945年にM7.1が発生。特定震源...
  • 簡易地震解析 9/23発生分
    [簡易地震解析]9/23発生分の簡易地震解析による今後短期の地震活動見込み。青地は大きな変化なし(赤字は活動継続中のため、要注意)。橙地は活動拡大の兆しあり、要注意。赤地は従来の活動枠を越えた地震であり、要警戒。 震源地  発生日  発生時刻  マグニチュード  震源深さ 最大震度 栃 木県南部  2024/9/23 18時04分 3.3 90 1 ...
  • 包絡線による地震解析(千葉県南部周辺)
    [地震解析]千葉県南部周辺での最大の地震は1923年9月の関東大震災の当日の千葉県南東沖でのM6.2。ピークの包絡線はやや右下がり傾向。底値の包絡線は右下がり傾向。2011年の東日本大震災では頻度が上がっているものの地震の規模はあまり変化していない。下図は近年の抜粋。ピークの包絡線は横這い傾向。底値の包絡線は右下がり傾向。 [9/23更新]グラフ更新。今年に入って、発生頻度急増。ピークの包絡線は今年の...
  • マグネチュード積算図(千葉県南部周辺)
    [地震解析]千葉県南部周辺での最大のピークは1923年9月の関東大震災の翌日の千葉県北西部でのM5.9時(関東大震災当日の最大はM6.2)。震源深さは30km(黄緑)>ごく浅い震源(赤)>20km(橙)>70km(紫)>…の順となっている。ごく浅い震源(赤)のほとんどは1983年までで以降2005年まで発生が途切れていたが、その後の発生のほとんどは千葉県北西部となっている。全体の震源分布は県の北側、...

プロフィール

山水景月

素人ながら気象庁データを元に地震解析を日々行っており、ご参照いただければと思います。プララでのホームページ「滝の素人写真展/地震の素人写真展」は既に解約済みで来年3月には見れなくなると思われます。