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  • マグネチュード積算図(愛知県・三河湾 周辺)
    [地震解析]愛知県・三河湾 周辺での主要なピークは1945年1月の三河地震M6.8時。前後でごく浅い地震(赤)が多発したが、近年はごく浅い震源は鳴りを潜めた。地震活動自体は活発だが、1971年以降でM6以上の発生がなく、比較的落ち着いた状況が続いている。[1/16更新]グラフ見直し・更新。積算値ピークはほぼ横ばいであるものの昨年6月以降で震源深さ10km(黄)の比率が急増。ごく浅い地震(赤)の静穏期間は約2...
  • マグネチュード積算図(宮城県沖周辺)
    [地震解析]宮城県沖周辺での主要なピークは以下の通り。1962年の宮城県北部地震M6.5の近傍ではごく浅い地震(赤)が目立つがその後は100km以浅を主に分散。1978年の宮城県沖地震M7.4を経て2003年5月の宮城県沖地震M7.1直後では70kmが多く、続く同年7月の10km(黄)主体のピークは宮城県北部連続地震(最大M6.4)。以降、10km(黄)、40km(緑)、70km(紫)に分布が偏るよ...
  • マグネチュード積算図(日向灘周辺)
    [地震解析]日向灘周辺での最大のピークは2022年1月のM6.6時。震源深さは50km(水色)。1985年以降はごく浅い震源(赤)の発生が鳴りを潜め、震源深さ20km(橙)~40km(緑)での発生が中心となっていた。 [11/8更新]グラフ見直し・更新。2022年のM6.6時の積算値ピークで震源深さ40km(緑)が中心なのに対して、今年8月のM7.1時のピークは震源深さ20km(橙)が中心であり、浅い震源へ...
  • マグネチュード積算図(八丈島東方沖周辺)
    [地震解析]八丈島東方沖周辺での最大のピークは1972年12月のM7.2の翌日(最大M5.2)。次いでのピークは同年2月のM7.0時。各々、震源深さは50km(水色)と20km(橙)。震源深さの最多は60km(青)で全体の約2割を占める。ごく浅い地震(赤)は1980~2005年の約25年、2005~2025年現在で約20年の静穏期間が継続中。発生頻度は前述の1972年のM7.2前後をピークに次第に減...
  • マグネチュード積算図(熊本県天草・芦北地方周辺)
    [地震解析][1/12全面見直し]熊本県天草・芦北地方周辺での最大ピークは2016年3月の熊本地震M7.3時(震源はエリア外)。熊本地震直後をピークとするごく浅い震源の地震も未だ、年に1~2回前後の発生が続いている。積算値のピークも右下がり傾向であり、当面は大きな変化はなさそう。(地震解析 積算図 九州 熊本)...
  • マグネチュード積算図(駿河湾南方沖周辺)
    [地震解析]最大のピークは1974年の伊豆半島沖地震M6.9時。次いでのピークは、2015年8月の静岡県中部のM3.1時。詳細不明のマグネチュード不明の特定2震源が大半を占めている。一つは1944年の御前崎付近で東南海地震以降の震源群。もう一つは1974年の石廊崎付近で伊豆半島沖地震以降の震源群。全体にごく浅い震源(赤)や震源深さ10km(黄)・20km(橙)といった浅い震源がほとんど。2015年頃...
  • マグネチュード積算図(青森県東方沖周辺)
    [地震解析]青森県東方沖での最大のピークは1968年の十勝沖地震M7.9時。次いでのピークは同じく青森県東方沖での1943年6月のM6.1時。最多の震源深さは60km(青)で、ごく浅い地震(赤)はそれに次いで多い。通常は浅い震源あるいは特定深さの震源で多発傾向があるのに対して、震源深さ80km(紺)以浅の震源の全体的に地震数が多く、地震の巣となっている。十勝沖地震の震源であるごく浅い震源(赤)は十勝沖地...
  • マグネチュード積算図(大分県北部・中部周辺)
    [地震解析]大分県北部・中部周辺での最大のピークは2016年4月の熊本地震時の熊本県阿蘇地方でのM5.9時(熊本地震の震源は本エリア外)。震源の半数近くが熊本県阿蘇地方が占め、大分県中部は1/3強。震源深さ10km(黄)は約8割。全体の約7割が熊本地震以降の発生となっている。1990年後半頃から発生頻度が増加、熊本地震でピークを迎えた。昨年頃から徐々に規模・頻度が上昇しつつある。また、2021年頃か...
  • マグネチュード積算図(埼玉県南部周辺)
    [地震解析]埼玉県南部周辺での最大のピークは1931年9月の西埼玉地震M6.9の余震群(震源はエリア外)。このエリア最大の地震は西埼玉地震の3ヶ月前に発生した、東京都多摩東部でのM6.3。その前後でごく浅い地震(赤)・震源深さ10km(黄)・震源深さ20km(橙)の浅い地震が集中している。全体的には震源深さ50km(水色)が最多で、次第に40km(緑)の比率が高くなりつつある。[1/8更新]グラフ更新。...
  • マグネチュード積算図(千葉県東方沖周辺)
    [地震解析]千葉県東方沖周辺での最大のピークは2011年3月の東日本大震災の千葉県東方沖や茨城県沖での余震が上位10位までを占める。これらの余震群はごく浅い震源(赤)を除く震源深さ50km(水色)以浅の各深さでほぼ程度発生している。ごく浅い震源(赤)もデータ全体でみればほぼ同数発生しているが、その発生は1983年までがほとんどで、その後は東日本大震災の当月と翌月の各1回のみであり、その後は10年以上...
  • マグネチュード積算図(岩手県沖周辺)
    [地震解析]岩手県沖周辺での目立つピークは1968年の三陸沖M7.2前後(一ヶ月前にエリア外で十勝沖地震M7.9)、および東日本大震災当日の 岩手県沖M7.4時。いずれもごく浅い震源(赤)や10km(黄)など浅い震源での増加が目立つ。最近は40km(緑)~60km(青)が多い。東日本大震災で以降で発生頻度が増加した状態が続いているが、徐々に頻度が下がりつつある。[1/6更新]グラフ見直し・更新。2020年...
  • マグネチュード積算図(千島列島南東沖周辺)
    [地震解析]千島列島南東沖周辺での最大のピークは1995年12月の択捉島南東沖でのM7.3時。このエリアでの地震は択捉島南東沖の震源が全体の約6割を占め、千島列島南東沖の震源は1割程度に過ぎない。震源深さの分布はごく浅い震源(赤)と30km(黄緑)の震源が最多で各々全体の約1/4で、合わせると全体の約半数がこれらの深さで占める。ごく浅い震源(赤)は前述ピーク時の1995年以降では発生が途絶えており、...
  • マグネチュード積算図(青森県西方沖周辺)
    [地震解析]青森県西方沖周辺での最大のピークは1983年5月秋田沖の日本海中部地震M7.7時。次の大きなピークはその最大余震である翌月の青森県西方沖のM7.1時。日本海中部地震の震源域の地震が2割ほどを占めている。全体の半数強をごく浅い地震(赤)と震源深さ10km(黄)の浅い震源で、その大半が1983年の日本海中部地震の震源域と1995年11月の松前沖の群発地震が占めている。その後、発生頻度は徐々に...
  • マグネチュード積算図(釧路沖周辺)
    [地震解析]釧路沖周辺での主要なピークは1952年の十勝沖地震M8.2時、1973年の根室半島沖地震M7.9時、2003年の十勝沖地震M8.0時、翌2004年の釧路沖地震M7.9時。ごく浅い地震(赤)は1980年まで発生が続いたが、以降は1994年10月4日の発生のみで、50km(水色)以深の震源が中心となっていた。2020年以降で10km(黄)/20km(橙)の浅い震源が急増。これはM6~M7クラ...
  • マグネチュード積算図(群馬県南部周辺)
    [地震解析]群馬県南部周辺での最大のピークは1931年の西埼玉地震M6.9。この地震発生直後と1990年代後半以降で浅い震源が目立つ。ごく浅い震源は主に赤城山の南方や東方(足尾付近)に分布。1950年以降は東方に集中。東日本大震災時に一時的に増加した。最近10年での発生数は約15回/年。[12/21更新]グラフ見直し・更新。昨年11月に約2年振りにごく浅い震源での地震(赤)が2回発生。昨年の年間地震回数は...
  • マグネチュード積算図(十勝地方南部周辺)
    [地震解析]十勝地方南部周辺での最大のピークは1970年1月のM6.7時。震源深さは60km(青)。地震直後には震源深さ20km(橙)30km(黄緑)を中心に浅い震源で余震が多発。地震前後で発生していたごく浅い震源(赤)は1983年から発生が途切れ、40km(緑)以浅の震源が急減。50km(水色)への集中が進んでいる。今後、更に浅い方向に震源が移動する可能性あり。 [12/20更新]グラフ見直し・更新...
  • マグネチュード積算図(埼玉県北部周辺)
    [地震解析]埼玉県北部周辺での最大のピークは1931年9月の西埼玉地震M6.9時。その後の余震でごく浅い地震(赤)・震源深さ10km(黄)・震源深さ20km(橙)の浅い地震が集中している。全体的には浅い震源ほど多い傾向。2000年以降で震源深さ20km(橙)の比率が上昇。 [12/18更新]グラフ見直し・更新。2022年/2023年の年間地震発生数は5回に対し、今年は現時点で5回と例年並みの見込み。震...
  • マグネチュード積算図(山梨県東部・富士五湖周辺)
    [地震解析]山梨県東部・富士五湖周辺での主なピークは1923年関東大震災時のM6.8時、1976年6月のM5.5時、2012年1月のM5.4時。全体的にごく浅い地震(赤)・震源深さ10km(黄)・震源深さ20km(橙)の浅い震源が目立つ。ごく浅い地震(赤)は関東大震災の1923年から1947年で特に目立つ。地震発生の頻度は東日本大震災の影響もあり、増加した状態が続いている。今後、規模が徐々に増大方向...
  • マグネチュード積算図(渡島・檜山地方周辺)
    [地震解析]渡島・檜山地方周辺での最大のピークは2000年3月のM4.5時。震源は有珠山付近で、群発地震が始まってから数日でマグマ水蒸気噴火が発生したが、現在は沈静化している。震源深さで最も多いのは震源深さ10km(黄)で次いで、ごく浅い震源(赤)で合わせると95%を占める。2000年の有珠山噴火の影響を除くと次いでのピークは2016年6月内浦湾でのM5.3時。全体の約2/3が胆振地方西部の震源であ...
  • マグネチュード積算図(岐阜県飛騨地方周辺)
    [地震解析]岐阜県飛騨地方周辺において、大半の震源はごく浅い震源(赤)や10km(黄)の浅い震源。主な積算値のピークは1998年(最大M 5.0)、2011年(最大M5.5)、2014年(最大M3.9)、2017年(最大M5.6)。これまでの単体地震の最大マグネチュードはM6.8。ピークは2000年以降に集中。 [12/15更新]グラフ見直し・更新。依然として、ごく浅い震源(赤)および10km(黄)の浅...
  • マグネチュード積算図(播磨灘周辺)
    [地震解析]播磨灘周辺での最大のピークは1995年1月大阪湾での阪神・淡路大震災M7.3時。次いでのピークは2013年4月淡路島付近でのM6.3時。共に震源深さは震源深さ20km(橙)。震源の約4割は淡路島付近。震源深さの最多は震源深さ10km(黄)で約6割を占める。ごく浅い地震(赤)は全体の約2割だが、1963~1979年の約36年と1981~2005年の約24年間の静穏期間あり、2006年~20...
  • マグネチュード積算図(伊豆半島東方沖周辺)
    [地震解析]伊豆半島東方沖周辺では1986年~1988年6月の伊豆大島でのマグマ噴火が終わった直後の1988年8月から2009年にごく浅い地震(赤)・震源深さ10km(黄)の積算値ビークの高いものが集中。東日本大震災以降では小さめのピークのみだが、徐々に上昇傾向であり、要注意。(地震解析 積算図 中部 静岡)...
  • マグネチュード積算図(神奈川県西部周辺)
    [地震解析]神奈川県西部周辺での最大のピークは1923年9月の関東大震災時。地震の発生数としては震源深さ20kmが最多だが、積算図では2015年の箱根付近の群発地震などのごく浅い震源の火山性のピークが目立っている。2011年3月の東日本大震災のピークも目立つが、前述の2015年のピーク、2021年12月山梨県東部・富士五湖のM4.8時のピークと右下がり傾向で現在は比較的落ち着いた状態と見られる。[12/...
  • マグネチュード積算図(苫小牧沖周辺)
    [地震解析]苫小牧沖周辺での最大のピークは2018年6月の北海道胆振東部地震(震源はエリア外でM6.7)時のM5.5時。その震源深さは30km(黄緑)。震源深さで最多は30km(黄緑)・40km(緑) で合わせた比率は約3割。次いで多いのが、ごく浅い震源(赤)で 約1割。震源深さの30km(黄緑)・40km(緑) が多いのは胆振地方中東部の影響。ごく浅い震源(赤)の発生は1960年~2013年で発生頻...
  • マグネチュード積算図(東海道南方沖周辺)
    [地震解析]東海道南方沖周辺での最大のピークは1990年9月のM6.6時。その震源深さは60km。震源深さの最多は360km(灰)で震源深さ100km以深(灰)の深発地震が全体の7割以上を占める。南海トラフ地震の想定震源深さは40km以浅で、深発地震とは発生深さが異なる。上記のピーク以降の地震活動は低減傾向。[12/10更新]グラフ見直し・更新。今年発生の地震は4回とも300km(灰)以深の地震。地震活動は低...
  • マグネチュード積算図(三重県南部周辺)
    [地震解析]三重県南部周辺での最大のピークは1944年12月三重県南東沖の昭和東南海地震M7.9時(震源はエリア外)。その震源深さは40km(緑)。全体での震源深さの最多はごく浅い震源(赤)で約30%、次いで10km(黄)で約22%、その次が40km(緑)で約15%となっている。1999年以降では震源深さ10km(黄)が目立ち、約44%と最多となっており、次いでは40km(緑)が約20%で、1989...
  • マグネチュード積算図(長野県中部)
    [地震解析]長野県中部周辺での最大のピークは2020年5月の上高地周辺の群発地震時で同年4月~7月まで続いた(当日最大はM5.4)。次いでのピークは1998年8月の群発地震で震源域はほぼ同じ地域で2001年1月頃まで続いた(当日最大はM5.0)。これらの震源域は焼岳の東側に南北に広がっている。震源深さの発生順は10km(黄)≧ごく浅い震源(赤)で両方合わせると全体の98%を占める。これらの群発地震の...
  • マグネチュード積算図(山形沖)
    [地震解析]主要なピークは1964年の新潟地震M6.1、2019年の山形県沖地震M6.7。ごく浅い地震(赤)が震源の新潟地震は、より規模の大きい震源深さ10km(黄)の山形県沖地震が前震だった可能性あり。山形県沖地震以降は落ち着いた状況が続いている。[12/7更新]グラフ更新・見直し。ごく浅い地震だけでなく、2022年の地震を最後に静穏化が継続中。20km(橙)以浅の震源が全体の9割を占めており、大きな地...
  • マグネチュード積算図(日本海中部周辺)
    [地震解析]日本海中部周辺での最大のピークは2023年5月能登半島沖でのM5.9時。全体の震源のうち、能登地方と能登地方沖の合計が約8割、上中越沖と佐渡付近の合計が約15%を占め、日本海中部の震源は3割に過ぎない。震源深さも能登地方周辺の震源数の影響が大きく、震源深さ10km(黄)が最多で約7割を占める。ごく浅い地震(赤)では1967年~1988年までの約21年間、2007~2023年までの約16年...
  • マグネチュード積算図(秋田県沖)
    [地震解析]秋田県沖周辺での最大のピークは1939年の男鹿地震M6.8時で、次いでのピークは1983年の日本海中部地震M7.7。各々の震源深さはごく浅い震源(赤)および10km(黄)の浅い震源。その後も震源深さ10km(黄)・20km(橙)の浅い震源が中心。日本海の秋田県沖から新潟県沖にかけては他にも1964年の新潟地震M6.9や新潟県中越沖地震M6.8等の大きな地震が発生しているが、由利本荘市の西...

プロフィール

山水景月

素人ながら気象庁データを元に地震解析を日々行っており、ご参照いただければと思います。プララでのホームページ「滝の素人写真展/地震の素人写真展」は既に解約済みで来年3月には見れなくなると思われます。