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  • 包絡線による地震解析(十勝地方北部周辺
    [地震解析]十勝地方北部周辺での最大の地震は1931年3月の釧路地方中南部でのM6.4。震源深さは60km。次いでの地震はほぼ同じ場所での地震で1999年5月のM6.3で深さは110km、ピークの包絡線はほぼ横這い。この地震以降から浅い震源の地震の頻度が次第に増加。底値の包絡線は2012年前後で右下がり傾向から右上がり傾向に変化。[3/31更新]下図は近年の抜粋。ピークの包絡線は2020年に横這いから上方...
  • マグネチュード積算図(十勝地方北部周辺)
    [地震解析]十勝地方北部周辺での最大のピークは2021年4月の網走地方でのM3.5時。雌阿寒岳の北方向のほぼ同じ震源でごく浅い地震が同一日に6回発生。マグネチュード等の詳細不明を除くとごく浅い地震は2003年以降に集中。その分布は釧路市音別町付近で交差する十勝岳方面へ北西に連なる一群と雄阿寒岳・雌阿寒岳方面へ北北西に連なる一群に集中している。いずれの火山も近年は目立った活動はなく、潜在的な動きとなっ...
  • 包絡線による地震解析(千葉県南東沖周辺)
    [地震解析]千葉県南東沖周辺での最大の地震は最大の地震は1923年9月の関東大震災の翌日のM7.3。ピーク・底値の包絡線は共に全体的にやや右下がり傾向。2011年の東日本大震災では頻度が上がっているものの地震の規模はあまり変化していない。[3/30更新]グラフ追加。下図は近年の抜粋。ピークの包絡線はほぼ横ばい傾向。底値の包絡線はやや右下がり傾向。2019年10月のM5.4までの少し間隔の空いた発生から頻度...
  • マグネチュード積算図(千葉県南東沖周辺)
    [地震解析]千葉県南東沖周辺での最大のピークは1977年6月のM4.7時位で目立ったピークはない。単体で最大の地震は1923年9月の関東大震災の翌日のM7.3。震源深さは60km(青)を中心にピークを形成、ごく浅い震源(赤)がそれに次いで多い。ごく浅い震源(赤)は1965年以前に集中、それ以降の発生は1960年・1966年・2019年の3回のみで、近年は震源深さ20km(橙)と60km(青)が中心。...
  • 包絡線による地震解析(鹿児島湾周辺)
    [地震解析]鹿児島湾周辺での最大の地震は1960年3月の薩摩半島西方沖でのM6.1。この地震は震源深さ170kmのやや深発地震。やや深発地震以外での鹿児湾の震源では2017年7月のM5.3が最大(震源深さ10km)。ピークの包絡線は右下がり傾向、底値の包絡線は2012年前後を境に右下がりからやや右上がりに変化。2008年以降で頻度が増加。下図は近年の抜粋。ピークの包絡線は右上がり傾向。底値の包絡線や...
  • マグネチュード積算図(鹿児島湾周辺)
    [地震解析]鹿児島湾周辺での目立つピークは2017年7月のM5.3。2021年8月のM3.5位。2000年までの震源深さはごく浅い地震(赤)と100km以深のやや深い地震(灰)がほとんどに対し、以降ではそれまでほとんど発生しなかった震源深さ10km(黄)が主に変化。桜島の火山活動はずっと継続しているが、1946年の昭和最後の溶岩を伴う噴火、1955年以降は火山灰の噴火ブルカノ式噴火・連続噴火に変化。...
  • 包絡線による地震解析(熊本県天草・芦北地方周辺)
    [地震解析]熊本県天草・芦北地方周辺での最大の地震は1931年12月の八代海地震 M5.8。熊本地震の際には最大M5.5の余震が発生。ピークの包絡線としては全体的に逓減傾向。全体の2/3が熊本地方の震源だが、熊本地震以降は天草・芦北地方の震源の方が比率高くなっており、包絡線はピーク・底値共にの右上がり傾向。[3/27更新]グラフ更新。下図は近年の抜粋。ピーク包絡線は右下がり傾向、底値の包絡線は右上がり傾向...
  • マグネチュード積算図(熊本県天草・芦北地方周辺)
    [地震解析]熊本県天草・芦北地方周辺での短期予測の最大MはM4.4、長期予測の最大Mは5.6。これまでの最大記録は1931年12月のM5.8。2016年4月の熊本地震の余震による一時的な急増があったものの全体としては逓減傾向が続いている。天草市周辺が震源の空白域となっており、今後の動向に要注目。[3/27更新]グラフ更新。2023年は月1回程度の発生で、年末の11月12月が月3回の発生で増加したものの、今...
  • 包絡線による地震解析(国後島付近)
    [地震解析]国後島付近での最大の地震は1978年のM7.2(震源深さは100km)。以降ではピークの包絡線は右下がり傾向。底値の包絡線は1964年以降でほぼ横ばい傾向。下図は近年の抜粋。近年では2018年10月のM6.3が最大。以降でピークの包絡線は右下がりで底値の包絡線との収束が進み、2020年頃に振れ幅が極小。以降でピークの包絡線が急上昇。底値の包絡線が右上がり基調であることもあり、最新の地震M...
  • マグネチュード積算図(国後島付近周辺)
    [地震解析]国後島付近周辺での最大のピークは1994年10月の北海道東方沖地震M8.1の余震M5.7時(本震M8.1の震源は当エリア外)。1982年頃まではごく浅い震源(赤)が最多だったが、以降で発生が急にストップ。北海道東方沖地震の発生直後で再発生。その後は再び発生が停止した状態が現在も続いている。一方、震源深さ50km(水色)は1950年頃から発生増加。現在は最多を占めており、北海道東方沖地震以...
  • 包絡線による地震解析(遠州灘周辺)
    [地震解析]遠州灘周辺でのマグネチュードの最大値は1945年の三河地震M6.8。以降で逓減傾向が続いたが、2006年付近から底値が増加傾向にあり。この増加傾向がいつまで続くか不明だが、底値の包絡線がM4に達すると、南海トラフ地震の要警戒レベル。他震源による発生については個別震源の解析によるため、あくまで遠州灘起因での予測。下図は近年の抜粋で、ピーク値はやや右下がり傾向だが、底値の増加傾向と連動してピ...
  • マグネチュード積算図(遠州灘周辺)
    [地震解析]遠州灘周辺での最大のビークは1945年の三河地震M6.8。その前後の約25年ではごく浅い震源(赤)でのピークが目立っている。2015年の小さなピーク前後でも震源深さ10km(黄)の発生が目立つが、最大はM3.6。前者の震源が三河湾周辺に分布に対して、後者は静岡県中部・西部に分布で傾向が異なり、南海トラフ地震との関連性は低そう。それでも地震活動の活性化傾向を示すものとして、今後の推移に要注...
  • 包絡線による地震解析(新潟県下越沖周辺)
    [地震解析]新潟県下越沖周辺での最大の地震は1964年の新潟地震M7.5。次いで2019年の山形県沖地震M6.7。ピークの包絡線は全体的に右下がり傾向。これらの地震では赤丸で囲ったように各々17年、7年の直線的に間隔の広い推移があり、前兆と見られる。[3/24更新]グラフ更新。下図は近年の抜粋。ピークの包絡線は2019年の山形県沖地震までは右下がり傾向、以降で右下がり傾向。底値の包絡線はやや右下がり傾向。...
  • マグネチュード積算図(新潟県下越沖周辺)
    [地震解析]新潟県下越沖周辺での最大のピークは1964年の新潟地震M7.5時。その余震では当初、ごく浅い地震(赤)が主だったが、次第により深い震源30km(黄緑)へとシフト。その後、ごく浅い地震は翌1965年までで2005年11月まで静穏期間が続いた。新潟地震以降では震源深さ10km(黄)・20km(橙)が主。次いでのピークは2019年の山形県沖地震M6.7時。エリア内では村上市周辺および佐渡~新潟...
  • 包絡線による地震解析(伊豆大島近海周辺)
    [地震解析]伊豆大島近海周辺でのマグネチュードのピーク値は1930年の北伊豆地震M7.3以降で右下がり以降が続いているが、1978年の伊豆大島近海地震M7.0以降で地震活動が活発化。1986年には伊豆大島でマグマ噴火も発生した。底値の包絡線は2000年を境に増加傾向に転じている。下図は近年の抜粋で、底値の値自体はさほど大きくないため、当面、地震より噴火等の火山活動の活性化の方が懸念あり。[3/23更新]グ...
  • マグネチュード積算図(伊豆大島近海周辺)
    [地震解析]伊豆大島近海周辺では1986年の伊豆大島噴火前後でごく浅い地震(赤)や震源深さ10km(黄)のピークが目立つ。最近は落ち着きつつあるが、まだ活性化した状態が続いており、油断禁物。 [10/14更新]今年6月以降、伊豆大島近海にてごく浅い地震(震源)が14回連続で発生しており、周辺の地震・火山活動に要警戒。  [3/23更新]昨年6月~11月にかけて、伊豆大島近海にてごく浅い地震(震源)が15回...
  • 包絡線による地震解析(静岡県東部周辺)
    [地震解析]静岡県東部周辺での最大の地震は1930年の静岡県伊豆地方での北伊豆地震M7.3。次いでの地震は2011年3月の東日本大震災の4日後に誘発されたM6.4。震源は富士山の南西麓。ビーク・底値の包絡線は共に全体的に右下がり傾向。下図は近年の抜粋。東日本大震災に誘発された地震M6.4のみが突出しており、それ以外のピークはM4前後で頭打ちとなっている。一方で底値の包絡線は右下がり傾向が続いている。...
  • マグネチュード積算図(静岡県東部周辺)
    [地震解析]静岡県東部周辺での最大のピークは2011年3月のM6.4時(その翌日がピーク)。次いでのピークは1930年の静岡県伊豆地方での北伊豆地震M7.3時(その前日がピーク)。全体的に浅い震源がほとんどでごく浅い地震(赤)が約6割、震源深さ10km(黄)が2割を占める。2011年のM6.4とその余震群は富士山南西の麓が震源で10km(黄)前後であり、当時、東日本大震災に伴う富士山噴火が深刻に懸念さ...
  • 包絡線による地震解析(茨城県南部周辺)
    [地震解析]茨城県南部周辺でのマグネチュードの主なピーク値は1921年の龍ヶ崎地震M6.8、1930年の茨城県北部でのM6.5で、それ以降のビークはM6.0と横ばい。東日本大震災で発生頻度が増加。今後いつか、M6.0あるいはそれ以上の地震の発生が予想される。下図は近年の抜粋で、当面はやや右下がり傾向だが、前述のようにM6程度の地震は今後ありそう。 [3/21更新]グラフ更新。2020年4月千葉県北東部のM1...
  • マグネチュード積算図(茨城県南部周辺)
    [地震解析]茨城県南部周辺での主なピークは1923年関東大震災直後のM6.3と東日本大震災直後の余震群(当日の最大はM3.9)後で、主な震源深さが50km(水色)となっている。東日本大震災以降で規模的には横這い以降だが、発生頻度は増加。今後はより浅い方向に震源が次第に推移していくものと思われる。 [3/21更新]グラフ更新。主な震源深さ50km(水色)で本日M5.3(暫定値)が発生。昨年の地震発生数が63回...
  • 包絡線による地震解析(十勝地方南部周辺)
    [地震解析]十勝地方南部周辺での最大の地震は1970年1月のM6.7。この地震前後でピークの包絡線は右上がり傾向からやや右下がり傾向に変化。底値の包絡線も同様にこの前後からまで右下がり傾向からほぼ横這いに変化。東日本大震災以降で発生頻度が増加した。下図は近年の抜粋。ピークの包絡線は右下がり傾向から2020年頃に右上がり傾向に変化。底値の包絡線はやや右上がりから2019年4月のM2.9で一段下がった右...
  • マグネチュード積算図(十勝地方南部周辺)
    [地震解析]十勝地方南部周辺での最大のピークは1970年1月のM6.7時。震源深さは60km(青)。地震直後には震源深さ20km(橙)30km(黄緑)を中心に浅い震源で余震が多発。地震前後で発生していたごく浅い震源は1983年から発生が途切れ、40km(緑)以浅の震源が急減。50km(水色)への集中が進んでいる。今後、更に浅い方向に震源が移動する可能性あり。 [3/21更新]グラフ更新。近年、50km(水...
  • 包絡線による地震解析(山形県最上地方周辺)
    [地震解析]最大の地震は1996年の宮城県鬼首地震M6.1。全体的なピークの包絡線は右上がり傾向。底値の包絡線は2008年4月のM5.8以降で右上がり傾向。[3/20更新]グラフ更新。下図は近年の抜粋。2018年頃に上下包絡線が収束、2015年~2022年の静穏化期間があり、ピークの包絡線を越えた直後にM2.5・M3.6と連続発生。今後、さらに上昇の予想。当面の最大M見込みは上図からM5.4前後と推測で変...
  • マグネチュード積算図(山形県最上地方周辺)
    [地震解析]主要なピークは1996年の宮城県鬼首地震M6.1に伴う群発地震で、他に2008年5月の秋田県内陸南部での地震M4.8に伴う地震群があるが、これらの震源は互いに近傍にある。同年6月には栗駒山の北東反対側で岩手・宮城内陸地震M7.2が発生(震源はエリア外)。ごく浅い地震(赤)は宮城県鬼首地震の直前(ただし、約14年前)やその後約20年の静穏期間後から秋田県内陸南部の前後で発生しており、これら...
  • 包絡線による地震解析(伊予灘周辺)
    [地震解析]伊予灘周辺でのマグネチュードのピーク値は1968年の宇和島地震、1983年の大分県北部での地震(共にM6.6)。以降、1998年頃から別府市周辺での短期間での地震が目立つようになった。これらは以降で約10年毎に発生したエリア外周辺の地震の余波(2016年熊本地震等)。2016年以降も右上がりの包絡線が見られる。下図は近年の抜粋で、当面は右下がり傾向であり、M5以上の地震はなさそう。 ...
  • マグネチュード積算図(伊予灘周辺)
    [地震解析]伊予灘周辺におけるピークとして、1995年の大分中部での地震多発M3.3、2006年の大分西部地震M6.2、2016年の熊本地震M7.3が見られるが、いずれも本エリア外の別府市付近震源での誘発発生。これら3つのピークは約10年間隔で発生。次回は2026年前後となるが、実際の発生は不明。尚、このエリアでの最大地震はM6.6で別府市以外の震源。 [10/22更新]グラフ更新。大きな地震が約10...
  • 包絡線による地震解析(薩摩半島西方沖周辺)
    [地震解析]薩摩半島西方沖周辺での最大の地震は2015年の 薩摩半島西方沖地震M7.1。全体的にピークの包絡線は右上がり傾向。依然として活発な地震活動が続いている。底値の包絡線は1980年代以降でほぼ横ばい傾向。下図は近年の抜粋。薩摩半島西方沖地震M7.1以降でピーク包絡線は右上がり傾向、底値はほぼ横ばい。2022年以降でピーク値・底値が共に右上がり傾向だったが、今年7月の鹿児島湾でのM2.3で共に...
  • マグネチュード積算図(薩摩半島西方沖周辺)
    [地震解析]薩摩半島西方沖周辺での最大のピークは1997年3月と5月に発生した鹿児島県北西部地震(M6.6とM6.4)によるピークが突出、全体にごく浅い地震(赤)と震源深さ10km(黄)の浅い震源がほとんど。震源の約4割を鹿児島県薩摩地方が占めており、鹿児島湾内の南西部では2017年11月と2021年1月・3月に震源深さ10km(黄)の群発地震あり。今後の地震活動に要注意。 [3/18更新]グラフ更新...
  • 包絡線による地震解析(青森県東方沖周辺)
    [地震解析]青森県東方沖周辺での最大の地震は1968年の十勝沖地震M7.9(震源は青森県東方沖)。ビークの包絡線はこの地震までは右上がり傾向で、その後も右下がりから1980年頃からはやや右上がり傾向に変化。底値の包絡線も1980年頃から右下がり傾向から横ばいに近い右下がり傾向に変化。下図は近年の抜粋。ピークの包絡線はやや右上がり傾向。底値の包絡線はやや右下がり傾向。 [3/17更新]グラフ更新。202...
  • マグネチュード積算図(青森県東方沖周辺)
    [地震解析]青森県東方沖での最大のピークは1968年の十勝沖地震M7.9時。次いでのピークは同じく青森県東方沖での1943年6月のM6.1時。最多の震源深さは60km(青)で、ごく浅い地震(赤)はそれに次いで多い。通常は浅い震源あるいは特定深さの震源で多発傾向があるのに対して、震源深さ80km(紺)以浅の震源の全体的に地震数が多く、地震の巣となっている。十勝沖地震の震源であるごく浅い震源(赤)は十勝沖地...

プロフィール

山水景月

素人ながら気象庁データを元に地震解析を日々行っており、ご参照いただければと思います。プララでのホームページ「滝の素人写真展/地震の素人写真展」は既に解約済みで来年3月には見れなくなると思われます。