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  • 包絡線による地震解析(根室半島南東沖周辺)
    [地震解析]最大の地震は1994年の北海道東方沖地震M8.2。以降でピークの包絡線は右下がり傾向が続いている。底値の包絡線は1978年から右下がり傾向で、上下包絡線が収束傾向にある。下図は近年の抜粋。ピークの包絡線はやや右上がりだが、2009年以降からピークの包絡線で右下がり傾向が強まっており、将来的に海溝型の大きな地震発生の可能性あり。(地震予測 地震解析 北海道)ブログ本体はこちら。他震源記事の...
  • マグネチュード積算図(根室半島南東沖周辺)
    [地震解析]主要なピークは1969年/1994年の北海道東方沖地震M7.8(震源はエリア外)/M8.2、1973年の根室半島沖地震M7.4。全体的に震源深さ40km(緑)~50km(水色)が目立っている。これらの地震はいずれも千島海峡での海溝型地震で規模も大きい。未だに地震エネルギーのレベルが高く、地震活動の活性化に今後も要注意。 (地震予測 積算図 北海道)...
  • 包絡線による地震解析(根室地方北部周辺)
    [地震解析]最大の地震は2007年7月のM5.8で震源深さは130km。ピークの包絡線はその地震を境に以前では右上がり傾向、以降では右下がり傾向となっている。底値の包絡線は1965年頃までは右下がり、以降でやや右上がりに転じ、2007年以降ではほぼ横ばいとなっている。下図は近年の抜粋。2020年以降で上下包絡線の収束化が進んでおり、2018~2020年の約2年間の静穏化期間から今後、地震規模が大きく...
  • マグネチュード積算図(根室地方北部周辺)
    [地震解析]主要なピークは2004年5月と2017年3月に小さなピークがあるが、いずれも前後ではごく浅い震源(赤)、震源深さ10km(黄)が目立っている。最近の地震でもごく浅い震源(赤)が続いているため、地震活動の活性化に今後も要注意。(地震予測 積算図 北海道)...
  • 包絡線による地震解析(根室地方南部周辺)
    [地震解析]最大の地震は1928年11月のM5.7。以降でピークの包絡線は逓減傾向。底値の包絡線は1970年頃まで詳細不明で規模不明の地震が多すぎて挙動不明だが、1990以降ではわずかに減少傾向ないしほぼ横這い。下図は近年の抜粋。全体的にほぼ横ばいで当面、最大でもM5台が続きそう。(地震予測 地震解析 北海道)ブログ本体はこちら。他震源記事の検索等に。...
  • マグネチュード積算図(根室地方南部周辺)
    [地震解析]ピークらしいものがほとんどなく、全体の85%は詳細不明につき、規模不明なので下図で日付のみの表記になっている。1970年以降では震源深さ50km(水色)以深の震源がほとんどで最大でもM5.4。今後も当面、大きな変化はなさそう。 (地震予測 積算図 北海道)...
  • 包絡線による地震解析(根室地方中部周辺)
    [地震解析]最大の地震は1924年12月のM6.2。以降でピークの包絡線は右下がり傾向、底値の包絡線は1960年頃までは右下がり、1960年~1998年では横這い、以降では右上がりと変化している。2000年以降で変動がやや激しくなっているものの、全体としてはほぼ横ばいからやや右下がり傾向で、今後も変動はありそうだが、M6は当面越える事はなさそう。下図は近年の抜粋。2015年のM5.5以降では変動幅が...
  • マグネチュード積算図(根室地方中部周辺)
    [地震解析]ピークらしいものがほとんどなく、全体の1/3は震源深さ100km以深(グレイ)のやや深い震源が占める。特に1980年以降は60km以浅の震源がほとんどない。M6以上は1924年12月のM6.2が1回のみ、しかも震源深さ230kmの深発地震。これまでの最大震度も4が最大で大きな地震がほとんど発生していない。今後も当面、大きな変化はなさそう。(地震予測 積算図 北海道)...
  • 包絡線による地震解析(国後島周辺)
    [地震解析]最大の地震は1934年1月の択捉島付近での地震M7.2。これは千島海溝沿いでのやや深い地震で震源深さは100km。このエリアでM6以上は18回を数えるが、うち8回は千島海溝沿いの地域での発生。黒丸で示すように2026年頃に3つの包絡線がほぼ重なるポイントがあり、要警戒。M7.5前後の地震発生の可能性あるが、前述のように千島海溝沿いの地域での発生もありうる。下図は近年の抜粋。全体的に若干ピ...
  • マグネチュード積算図(国後島周辺)
    [地震解析]最大のピークは1994年10月の北海道東方沖地震に伴う地震群(震源は本エリア外)。震源深さ40km(緑)が主。次いでのピークは2018年11月のM6.3による地震群。その前月10月にもM5.5による地震群が発生、これらの震源はほぼ同じエリアで発生、震源深さは20km(橙)がほとんど。1982年以降でごく浅い震源がほとんど発生しなくなっており、北海道東方沖や根室半島南東沖で多く発生している...
  • 包絡線による地震解析(高知県周辺)
    [地震解析]最大の地震は1934年1月の徳島県南部地震(剣山地震)M6.4。以降でピーク・底値の包絡線はいずれも右下がり傾向が続いている。1990年後半頃から発生頻度が増加するも前述のように規模は低減ないし横ばい傾向。下図は近年の抜粋。全体的に若干ピーク・底値包絡線は拡散傾向で、全体としてはほぼ横ばい。当面は同様の傾向で推移しそう。最大でもM5.5程度の見込み。(地震予測 地震解析 四国 高知)ブロ...
  • マグネチュード積算図(高知県周辺)
    [地震解析]目立ったピークはほとんどなく、発生は比較的まばら。1990年頃までごく浅い震源(赤)が目立っていたが、以降で減少。代わって、震源深さ10(黄)/30(黄緑)/40(緑)kmが目立つようになった。発生頻度は1946年前後と1990年後半以降で増加しているが、規模は低減傾向で目立った地震はない。今のところ、南海トラフの兆候は見えていない。(積算図 四国 高知)...
  • 包絡線による地震解析(香川県周辺)
    [地震解析]最大の地震は1934年1月の徳島県北部でのM5.6。以降でピークの包絡線は右下がりが続いている。底値の包絡線も右下がりが続いていたが、2010年以降で右上がり傾向に変化。これが一時的かどうかは現時点では不明。2000年頃から発生頻度が増加しているため、従来より変化が激しくなっているが、当面はピークの包絡線の右下がりが継続するものと予想している。下図は近年の抜粋。全体的にピーク包絡線は逓減...
  • マグネチュード積算図(香川県周辺)
    [地震解析]目立ったピークはほとんどなく、発生は比較的まばら。1946年12月~1947年8月で相対的に発生頻度が増加。この期間ではごく浅い地震(赤)の比率が高くなっている。その後、震源深さ10km(黄)や50km(青)が目立つようになってきている。最大の地震でもM5.6であり、有史の記録上も大きな地震の発生の記録はない。ただし、南海トラフ地震等の周辺で発生の大地震による被害はあり、油断は禁物。&nbs...
  • 包絡線による地震解析(広島県周辺)
    [地震解析]最大の地震は1930年12月の広島県北部および1978年6月の島根県東部でのM6.1。これらは連なった地震多発エリア内で発生しており、北西へ延長した先では2018年に島根県西部地震M6.1が発生している。ピークの包絡線はM6.1で横這いに対して、底値の包絡線は全体的に右下がり。発生頻度が1998年頃から増加、包絡線が収束傾向にあり、今後、地震規模が増加、M6.1程度あるいはそれを越える地...
  • マグネチュード積算図(広島県周辺)
    [地震解析]目立つピークは広島県北部での1930年12月のM6.1と2011年11月のM5.4、島根県東部での1978年6月のM6.1、2011年6月のM5.2の二つのピークのエリアに分かれている。これらのエリアは県境を挟んで地震多発エリアとして連なっており、これらのエリアの北西に延長した先では2018年に島根県西部地震M6.1が発生している。にはほとんどがごく浅い地震(赤)と震源深さ10km(黄)...
  • 包絡線による地震解析(群馬県北部周辺)
    [地震解析]最大の地震は2013年の栃木県北部地震M6.3。全体としてのピーク包絡線は右上がり傾向。一方で底値の包絡線は1950年から東日本大震災にかけて右下がり傾向であり、発生マグネチュードの幅としては拡大・発散方向が続いていた。東日本大震災以降で急速に収束方向に反転。下図は近年の抜粋。全体的ではピーク包絡線は右下がり、底値包絡線は右上がりで収束方向。2021年末から底値が右上がり傾向。これに伴い...
  • マグネチュード積算図(群馬県北部周辺)
    [地震解析]主なピークは2011年の東日本大震災の長野県北部~群馬県北部の余震群(翌日・翌々日・翌月)と2013年の栃木県北部地震M6.3によるもの。震源全体の約1/3は長野県北部、次いで栃木県北部、群馬県北部は2割弱に止まる。ごく浅い震源(赤)と震源深さ10km(黄)がほとんどを占める。ごく浅い震源は草津白根山や日光白根山周辺に多く、火山との関連性が高いが、近年では草津白根山で小規模な噴火のみで済...
  • 包絡線による地震解析(群馬県南部周辺)
    [地震解析]群馬県南部周辺での最大の地震は1931年9月の西埼玉地震M6.9。2011年の東日本大震災でも規模への影響はあまり見られず、一時的な頻度増加のみで済んだ。以降でピークの包絡線は右下がり傾向。ピーク包絡線の左側1931年9月の西埼玉地震M6.9、中間の1968年7月の東松山地震M6.1、右側の埼玉県北部のM5.5の震源はいずれも埼玉県北部で、深谷断層帯から南東に連なる綾瀬川断層付近で発生し...
  • マグネチュード積算図(群馬県南部周辺)
    [地震解析]群馬県南部周辺での最大のピークは1931年の西埼玉地震M6.9。この地震発生直後と1990年代後半以降で浅い震源が目立つ。ごく浅い震源は主に赤城山の南方や東方(足尾付近)に分布。1950年以降は東方に集中。東日本大震災時に一時的に増加した。最近10年での発生数は30回弱/年。(データ集計に間違いがあり、赤字部を削除)。グラフを更新(10/2)。(地震予測 積算図 関東 群馬)...
  • 包絡線による地震解析(熊本県天草・芦北地方周辺)
    [地震解析]最大の地震は1931年12月の八代海地震 M5.8。熊本地震の際には最大M5.5の余震が発生。ピークの包絡線としては全体的に逓減傾向。全体の2/3が熊本地方の震源だが、熊本地震以降は天草・芦北地方の震源の方が比率高くなっており、包絡線はピーク・底値共にの右上がり傾向。下図は近年の抜粋。2011年頃からのピーク包絡線の延長線に本エリアでの熊本地震の最大余震M5.5がある。(地震予測 地震解...
  • マグネチュード積算図(天草・芦北地方周辺)
    [地震解析]主要なピークは2016年の熊本地震M7.3。震源は本エリア外だが、熊本地方の余震等の前後震源が全体の2/3を占めている。一方で昨年2022年に発生した18件中11件が天草・芦北地方の震源となっており、比率がほぼ逆転している。これらの震源は熊本地震の前震M6.5が発生した日奈久断層帯周辺で発生しており、本震の発生した布田川断層帯の活動が沈静化の一方で日奈久断層帯の活発化が懸念される。このエ...
  • 包絡線による地震解析(熊本県熊本地方周辺)
    [地震解析]最大の地震は2016年の #熊本地震 M7.3。熊本地震までは全体的にピークの包絡線が右上がり傾向、底値の包絡線は右下がり傾向が続いていた。2002年頃からのピーク包絡線と2002年頃からのピーク包絡線の交点付近で熊本地震は発生しており、さらに1922年~1932年からのピーク包絡線の延長線上付近でもある。こうしたピーク包絡線の交点付近で必ずしも大きな地震が発生する訳ではないが、ピーク包絡...
  • マグネチュード積算図(熊本県熊本地方周辺)
    [地震解析]目立つピークは1975年1月のM6.1、2000年6月のM5.0、2016年の熊本地震M7.3。1975年1月のM6.1は阿蘇カルデラ北縁で発生。火山性と見られる。2000年のM5.0は熊本地震の震源近傍で発生しており、予震の一つと見られる。熊本地震も阿蘇火山活動と関連性が高いと見られており、ごく浅い震源(赤)や震源深さ10km(赤)がほとんどを占めているのはその特徴の一つと見られる。熊...
  • 包絡線による地震解析(熊本県球磨地方周辺)
    [地震解析]最大の地震は1967年の大分県中部地震M6.4。回数で突出しているのは2016年の熊本地震M7.3によるもの(震源はこのエリア外)。全体的にピークの包絡線は右下がり傾向。下図は近年の抜粋。短期で見ると2010年~熊本地震まではピーク・包絡線共に包絡線は右上がり傾向。熊本地震以後の2019年以後ではピークの包絡線は右上がり、底値は右下がりでパターン変化。天草・芦北地方の震源が増えつつあり、...
  • マグネチュード積算図(熊本県球磨地方周辺)
    [地震解析]目立つピークは2016年の熊本地震の余震群。1968年の2~4月にかけても小さいビークがあるが、これらは同年2月のえびの地震M6.1や4月の日向灘地震M7.5の影響の可能性あり。いずれも震源は本エリア外。ごく浅い震源(赤)や震源深さ10km(黄)の浅い震源がほとんど。球磨地方の震源は全体の1割にも満たず、半数以上が熊本地方の震源が占めている。多くは熊本地震の余震だが、本エリアの2019年...
  • 包絡線による地震解析(熊本県阿蘇地方周辺)…修正版
    [地震解析]最大の地震は1975年の大分県中部地震M6.4。回数で突出しているのは2016年の熊本地震M7.3によるもの(震源はこのエリア外)。当月4月の1ヶ月間だけで全体の回数の半数を占める。大分県中部地震から熊本地震の余震M5.9まではピークの包絡線は右下がり傾向だったが、熊本地震の余震が沈静化してきてからはピーク・底値共に右上がり傾向に転じている。下図は近年の抜粋。2018年以降の包絡線は右上...
  • マグネチュード積算図(熊本県阿蘇地方周辺)
    [地震解析]目立つピークは1975年1月のM6.1を筆頭とする群発地震と2016年の熊本地震によるもの。全体にごく浅い地震(赤)と震源深さ10km(赤)の浅い震源がほとんど。阿蘇地方の地震での浅い震源は阿蘇山周辺、特に北側エリアに集中しており、熊本地震も阿蘇山の火山活動との関連性が非常に高いとみられる。阿蘇地方でのごく浅い地震は熊本地震の翌年以降で発生が止まっており、小康状態。阿蘇山の火山活動も続い...
  • 包絡線による地震解析(釧路地方北部周辺)
    [地震解析]最大の地震は1967年のM6.5。M6以上は他に1938年にM6.3と1959年(同一日にM6.3とM6.1)の計4回発生しているが、一連の地震は全て弟子屈(てしかが)周辺で発生、弟子屈地震と呼ばれるらしい。これらの地震はアトサヌプリ(屈斜路カルデラ中央)とカムイヌプリ(摩周カルデラ)、雄阿寒岳の3つの活火山を囲むエリアの南側に位置する。ごく浅い震源の地震はこの活火山エリアに集中し、他の...
  • マグネチュード積算図(釧路地方北部周辺)
    [地震解析]全体に地震回数が少なく、最大のピークは1961年の弟子屈地震M6.3によるもの。震源深さ30km(黄緑)以浅の震源が大半の状態で1972年まで推移したが、その後1988年まで地震発生なく、以降では100km以上の深い震源(灰)と浅い震源(ごく浅い震源(赤)と10km(黄))の2極化に変化している。 (積算図 北海道)...

プロフィール

山水景月

素人ながら気象庁データを元に地震解析を日々行っており、ご参照いただければと思います。プララでのホームページ「滝の素人写真展/地震の素人写真展」は既に解約済みで来年3月には見れなくなると思われます。