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地震解析]苫小牧沖周辺でのごく浅い震源の最長静穏期間は1974年10月~1995年4月までの約21年間。M6越えは1945年4月のM6.3、1974年11月のM6.3、2023年6月のM6.2で、いずれも震源深さ140kmの深発地震。1945年頃、1974年頃にはパターンの変化が見られる。2023年以降でも発生頻度が増加傾向にある。
[12/11更新]グラフ・見直し更新。2014年9月に発生した北海道胆振東部地震の前震と見られる群発地震が同年7月に発生しており、ごく浅い震源でも多発している。その後も胆振地方中東部でのごく浅い地震が2019年~2021年まで続き、以降では地震活動の中心が苫小牧沖に推移していたが、今年2回の地震はいずれも胆振地方中東部に回帰している。そのため、今後も胆振地方中東部を中心に地震活動が続く可能性が高いと推測。
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