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  • 包絡線による地震解析(トカラ列島近海周辺)
    [地震解析]マグネチュードのピーク値は1995年10月奄美大島近海でのM6.9。ピークの包絡線はやや右上がり傾向。底値の包絡線は1980年頃までほぼ横ばいで、その後、右下がりを経て、2018年以降ではほぼ横ばい傾向。1984年頃からマグネチュードの振れ幅増大に伴い、頻度増加した状態が続いている。諏訪之瀬島では噴火活動が続いており、今年も一時噴火警報レベルが3に引き上げられた(現在はレベル2)。下図は...
  • マグネチュード積算図(トカラ列島近海周辺)
    [地震解析]トカラ列島近海周辺での最大値は今年の9月の群発地震で2年振りに記録を更新(最大M5.3)。その震源深さは20km(橙)が最多。1995年10月奄美大島近海でのM6.9以降から発生頻度が増加した状態が継続しており、その震源深さ40km(緑)中心から10km(黄)~20km(橙)のより浅い震源にシフトしつつある。諏訪之瀬島の御岳と薩摩硫黄島の火山活動がレベル2、口永良部島がレベル3と周辺では...
  • 包絡線による地震解析(択捉島南東沖周辺)
    [地震解析]択捉島南東沖周辺での最大の地震は1994年の北海道東方沖M8.2。ピークの包絡線は全体的に右上がり傾向で今後もM8クラスの地震の発生の可能性あり。底値の包絡線は前記の北海道東方沖M8.2を境に右下がり傾向から右上がり傾向に変化。下図は近年の抜粋。ピークの包絡線は2020年2月のM7.2までは右下がり傾向だったが、以降では右上がり傾向になりつつある。底値の包絡線は右上がり傾向だが、こちらも...
  • マグネチュード積算図(択捉島南東沖周辺)
    [地震解析]択捉島南東沖周辺での最大のピークは1962年の北海道東方沖地震M7.8時。次いでのピークは1994年の北海道東方沖地震M8.2時。いずれも日本海溝・千島海溝沿いの大地震で、他にも1958年・1963年に択捉島南東沖でM8.1が発生している。震源深さはごく浅い震源(赤)が最多で、全体の約3割を占める。1994年のM8.2の余震以降も2008年頃から発生頻度が増加した状態が続いており、今後の...
  • 包絡線による地震解析(岩手県沖周辺)
    [地震解析]岩手県沖周辺での東日本大震災当日の 岩手県沖M7.4を筆頭にM7以上が5回発生(全て大震災以前)。全体として30~50kmの震源が多く、将来的にはより浅い震源域に移行、規模も拡大の方向と予測する。下図は近年の抜粋。2018年頃から横ばい傾向に変化。昨年辺りから上下包絡線の収束傾向。底値の上昇も並行していることから来年までには収束から発散、あるいは包絡線からの逸脱が発生する見込み。底値がM...
  • マグネチュード積算図(岩手県沖周辺)
    [地震解析]岩手県沖周辺での目立つピークは1968年の三陸沖M7.2前後(一月前に十勝沖地震M7.9)、東日本大震災当日の 岩手県沖M7.4等。いずれもごく浅い震源(赤)や10km(黄)など浅い震源での増加が目立つ。最近は40km(緑)~60km(青)が多い。東日本大震災で以降で発生頻度が増加した状態が続いているが、徐々に頻度が下がりつつある。[10/13更新]データを更新。特に異常なし。[1/29更新]グラフを...
  • 包絡線による地震解析(山口県北西沖周辺)
    [地震解析]山口県北西沖周辺での最大の地震は1941年4月のM6.2。全体的なピークの包絡線は右下がり傾向。ただし、1990年代後半ではピークの包絡線以下に収まっているものの右上がり傾向となっている。底値の包絡線は2000年頃までは右下がりで以降ではほぼ横ばい。この頃から発生頻度が増加しているので、個々の地震規模は小さいものの活動は続いている。下図は近年の抜粋。ピークの包絡線は右下がり傾向に見えるが...
  • マグネチュード積算図(山口県北西沖周辺)
    [地震解析]山口県北西沖周辺で突出したピークはいずれも低い。詳細不明の地震を除くとごく浅い地震(赤)の発生は4回のみで、そのうちの1941年4月のM6.2がこれまでの最大の地震となっている。詳細不明の地震も1971年までで、それ以降の発生はなし。以降では震源深さ10km(黄)・20km(橙)の浅い震源がほとんどで、深い震源でも40kmまで。当面は大きくてもM5前後の見込み。 [1/28更新]グラフ更新。ご...
  • 包絡線による地震解析(与那国島近海周辺)
    [地震解析]与那国島近海周辺での最大の地震は1922年9月に台湾付近と1947年9月に発生したM7.4。ピーク・底値の包絡線は共に右下がり傾向。下図は近年の抜粋。ピークの包絡線はやや右下がり傾向。底値の包絡線はほぼ横ばい傾向から2022年以降で右下がり傾向で逸脱。今後、パターン変化の可能性。当面、最大でM6.5前後の見込み。[1/27更新]グラフ更新。底値の包絡線が昨年5月にM3.2で大きく逸脱、以降で急...
  • マグネチュード積算図(与那国島近海周辺)
    [地震解析]与那国島近海周辺での最大のピークは2001年12月のM7.3時。次いでのピークは2013年4月のM5.6時。震源深さの最多はごく浅い震源(赤)と30km(黄緑)で各々約15%を占めており、あまり特定の深さに集中していない。1957年~1974年でごく浅い地震の発生頻度が高くなっており、1966年3月のM7.3はちょうどその期間の真ん中辺りで発生している。地震発生頻度は前述の1957年以降...
  • 包絡線による地震解析(上川留萌地方周辺)
    [地震解析]上川留萌地方周辺での最大の地震は1942年3月の留萌地方中北部でのM6.5。次いで1947年11月の上川地方北部でのM6.3、2011年10月の上川地方中部でのM6.3とあり、ピークの包絡線は全体的にやや右下がり。これら3つの震源はいずれも震源深さ200km以深のやや深発地震。底値の包絡線は1965年頃まで横這い、以降で2010年頃まで右下がり傾向。以降で再び横ばい傾向となっている。発生...
  • マグネチュード積算図(上川留萌地方周辺)
    [地震解析]上川留萌地方周辺での最大のピークは2022年8月の上川地方北部でのM5.4時。ごく浅い地震(赤)と震源深さ10kmの浅い地震が群発。次いでのビークは2004年12月の留萌地方南部でのM6.1時。震源深さは10kmで群発。前述のM5.4以降でごく浅い地震が上川地方北部から中部にかけて多発。地震活動が活発な状況にあり、今後、要警戒の状況。 [1/26更新]グラフ更新。依然、ごく浅い地震(赤)と...
  • 包絡線による地震解析(栃木県南部周辺)
    [地震解析]栃木県南部周辺での最大の地震は1949年12月栃木県北部での今市地震M6.2/6.4。ピーク・底値の包絡線は共にやや右下がり傾向。1946年12月の昭和南海地震の影響によりその後の約2年間は地震増加。その後、徐々に頻度低下するも1995年頃から再び増加。[1/25更新]下図は近年の抜粋。ピークの包絡線は東日本大震災以降の右下がり傾向から2013年頃から鈍化。2022年頃から右下がり傾向が目立つ...
  • マグネチュード積算図(栃木県南部周辺)
    [地震解析]栃木県南部周辺での最大のピークは1949年12月栃木県北部での今市地震M6.2/6.4時。二つの地震が立て続けに発生した。それぞれの震源深さはごく浅い震源(赤)/10km(黄)。ごく浅い震源(赤)は今市地震以降で1982年頃までは発生頻度が高かったが、1983年以降の特に栃木県南部で頻度を減らしている。震源深さ全体ではごく浅い震源(赤)が全体の半数以上を占めているが、上記のように頻度を減ら...
  • 包絡線による地震解析(福島県中通り周辺)
    [地震解析]福島県中通り周辺での最大の地震は2011年4月福島県浜通りでのM7.0。ピークの包絡線はやや右上がり傾向。底値の包絡線は2011年~2013年の極小値M1.5前後で、右下がり傾向からほぼ横ばいに変化。発生頻度は2010年頃から急増、前記M7.0をピークに増加した状態が続いている。下図は近年の抜粋。ピークの包絡線は右下がり傾向。底値の包絡線はほぼ横ばい。両包絡線の収束が進んでおり、今後、ピ...
  • マグネチュード積算図(福島県中通り周辺)
    [地震解析]福島県中通り周辺での最大のピークは2011年4月福島県浜通りでのM7.0時が最大。震源深さは10km(黄)が最多で約7割を占める。ごく浅い震源(赤)は次いで多く、全体の1割を占めるが、1984~2005年で約20年の静穏期間あり。2010年以降で急増し、2013年頃まで多発状態が続いた。依然活発な地震活動が継続しているが、活動は小康状態となりつつある一方、新たな動きも見えており、油断がな...
  • 包絡線による地震解析(新潟県下越地方周辺)
    [地震解析]新潟県下越地方周辺での最大の地震は1964年の新潟地震M7.5。以降でピークの包絡線は全体的に右下がり傾向、1996年以降でやや右上がり傾向に変化。底値の包絡線は右下がり傾向、1996年8月のM0.8で極小値以降で右上がりに変化。さらに2022年頃から急上昇中。今後、更に上昇の可能性あり。下図は近年の抜粋。ピークの包絡線は右下がり傾向、底値の包絡線はやや右上がり傾向で収束傾向。2020年...
  • マグネチュード積算図(新潟県下越地方周辺)
    [地震解析]新潟県下越地方周辺での最大のピークは1964年の新潟地震M7.5時。その余震では当初、ごく浅い地震(赤)が主だったが、次第により深い震源30km(黄緑)へとシフト。その後、ごく浅い地震は1968年までで2003年2月まで静穏期間が続いた。新潟地震以降では震源深さ10km(黄)・20km(橙)が主。次いでのピークは1995年4月のM5.6時。エリア内では村上市周辺が空白域となっており、今後...
  • 包絡線による地震解析(茨城県沖周辺)
    [地震解析]茨城県沖周辺でのマグネチュードの最大ピーク値は2011年の東日本大震災直後に連動発生した茨城県沖地震M7.6。以降で地震発生頻度が急増、規模的には右下がり傾向だが、当面はM6前後の包絡線としたピークが続きそう。下図は近年の抜粋で、2022年以降で上下包絡線が収束しつつあり、ここから逸脱したM6前後の地震発生が遅くとも年内発生の可能性が高い。[1/22更新]グラフ更新。2022年頃からピークと底...
  • マグネチュード積算図(茨城県沖周辺)
    [地震解析]茨城県沖周辺では東日本大震災前後で、主な震源深さが50km(水色)から10km(黄)~ごく浅い(赤)に急激に変化。以降、徐々に元に戻りつつあるが、M6.0前後の地震は今後も間欠的に発生の可能性高く、最終的には震源深さ20~40kmでM7以上の可能性高い(特に40km前後)。 [1/22更新]グラフ更新。ごく浅い震源(赤)は2021年8月を最後に静穏化。主な震源深さが50km(水色)と10km(黄)の2...
  • 包絡線による地震解析(山口県周辺)
    [地震解析]山口県周辺での最大の地震は1997年の山口県北部地震M6.6。全体的なピークの包絡線は右上がり傾向。底値の包絡線は2011年頃に右下がりから右上がりに変化。山口県北部地震以降で発生頻度が増加。下図は近年の抜粋。2013年以降ではピーク・底値の包絡線は共に徐々に右上がり傾向。当面の規模は最大でM5前後の見込み。[1/21更新]グラフ更新。ピーク・底値の包絡線は共に徐々に右上がり傾向が継続中。当面...
  • マグネチュード積算図(山口県周辺)
    [地震解析]山口県周辺での最大のピークは1997年の山口県北部M6.6。その翌年以降でごく浅い地震(赤)の発生は停止しており、前後では震源深さ10km(黄)の浅い震源が目立つ。2018年9月にM4.6の小さなピークがあるが、震源は 山口県沖20km(橙)。1990年代後半で頻度増加後、若干頻度低下したものの、依然、増加した状態が継続中。[1/21更新]グラフ更新。特に目立った変化はないが、ごく浅い地震(赤...
  • 包絡線による地震解析(豊後水道周辺)
    [地震解析]豊後水道周辺での最大の地震は1968年8月のM6.6。ピークの包絡線は右上がり傾向。底値の包絡線は1988年の極小値M2.3の前後で、右下がり傾向から右上がり傾向に変化。1997年頃から地震の発生頻度が増加。下図は近年の抜粋。ピークの包絡線は2017年頃から右下がり傾向。底値の包絡線はほぼ横ばい傾向で2022年10月のM2.7の極小値で底値の逸脱が生じており、今後、ピーク値も増加に転じる...
  • マグネチュード積算図(豊後水道周辺)
    [地震解析]豊後水道周辺での最大のピークは1968年8月のM6.6時。震源深さは40km(緑)が最多で約3割を占める。ごく浅い震源(赤)はその半分程度の発生数で、1988年を最後に発生が止まっており、約35年の静穏期間を更新中。地震発生頻度は1997年頃から上がっており、規模も少しずつ増加傾向にあり、今後、最大M5.5前後の地震の発生の可能性あり。[1/20更新]グラフ更新。ごく浅い震源(赤)は約35年の...
  • 包絡線による地震解析(大阪府周辺)
    [地震解析]大阪府周辺での最大の地震は1936年の河内大和地震M6.4。ピークの包絡線は全体的に右下がり傾向。1960年頃までに上下包絡線は収束が進み、1980年頃までに少しばらけた後に再収束。底値の包絡線は以降でやや右上がり傾向。震源深さ10kmに次いで多い、ごく浅い地震は1995年1月の阪神・淡路大震災以降で急減し、頻度は更に増加。2018年6月には大阪府北部でM7.1が発生している。今後、将来...
  • マグネチュード積算図(大阪府周辺)
    [地震解析]大阪府周辺での最大のピークは1995年1月の兵庫県南東部でのM5.4時(阪神・淡路大震災M7.3当日の余震)。震源は兵庫県南東部が全体の約1/4を占め、大阪府の震源とほぼ同数。他に和歌山県北部が約2割を占める。震源深さは10km(黄)が最多で7割弱、ごく浅い震源(赤)も合わせると9割近い。阪神・淡路大震災の発生と入れ替わりで、ごく浅い震源(赤)の発生は激減、震源深さ10km(黄)への集中...
  • 包絡線による地震解析(渡島・檜山地方周辺)
    [地震解析]渡島・檜山地方周辺での最大の地震は1933年8月北海道南西沖でのM6.3。この地震は同年7月の北海道南西沖地震M7.8の最大余震と言われている。このM6.3前後でピークの包絡線は右上がり傾向から右下がり傾向に変化。底値の包絡線は1978年頃まで右上がり傾向で、以降で右下がり傾向に変化。2000年前後にやや右上がり傾向に変化。下図は近年の抜粋。ピークの包絡線は右下がり傾向、底値の包絡線はほ...
  • マグネチュード積算図(渡島・檜山地方周辺)
    [地震解析]渡島・檜山地方周辺での最大のピークは2000年3月のM4.5時。震源は有珠山付近で、群発地震が始まってから数日でマグマ水蒸気噴火が発生したが、現在は沈静化している。震源深さで最も多いのは震源深さ10km(黄)で次いで、ごく浅い震源(赤)で合わせると95%を占める。2000年の有珠山噴火の影響を除くと次いでのピークは2016年6月内浦湾でのM5.3時。全体の約2/3が胆振地方西部の震源であ...
  • 包絡線による地震解析(宮古島北西沖周辺)
    [地震解析]宮古島北西沖周辺での最大の地震は1938年6月のM7.2。ピークの包絡線は全体的に右下がり傾向。底値の包絡線は1990年頃まで右下がり傾向だったが、以降で右上がりに変化、更に2012頃からはやや右下がり傾向に変化。地震発生頻度は1990年頃から上昇、昨年10月に群発地震発生している。下図は近年の抜粋。ピークの包絡線は右上がり傾向。底値の包絡線はほぼ横ばい。昨年10月の群発地震でさらに地震...
  • マグネチュード積算図(宮古島北西沖周辺)
    [地震解析]宮古島北西沖周辺での目立つピークは2007年4月のM6.7でのピーク。今までの最大は1938年6月のM7.2。震源深さは20km(橙)でそれ以前にごく浅い震源(赤)や10km(黄)の浅い震源が散発。地震前後から50km(水色)の震源も目立つようになり、最近はそれより浅い震源も目立ち始めている。一連の動きはM6.7以降で20km(黄)と50km(水色)の間での破壊進行を示していると推測され...

プロフィール

山水景月

素人ながら気象庁データを元に地震解析を日々行っており、ご参照いただければと思います。プララでのホームページ「滝の素人写真展/地震の素人写真展」は既に解約済みで来年3月には見れなくなると思われます。