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  • 包絡線による地震解析(千島列島南東沖周辺)
    [地震解析]千島列島南東沖周辺での最大の地震は1963年10月択捉島南東沖でのM8.1。ピークの包絡線は前述のM8.1を境に右上がり傾向から右下がり傾向に変化。底値の包絡線は同様にM8.1を境に変化が見られ、やや右上がり傾向からほぼ横這いに変化。最も最近に発生した2013年のM6.4で右上がり傾向への変化の兆候が見られるが、約10年間の発生ブランクがあり、何とも言えない。千島列島沖は千島海溝沿いで根...
  • 包絡線による地震解析(青森県西方沖周辺)
    [地震解析]青森県西方沖周辺での最大の地震は1983年秋田沖の日本海中部地震M7.7。ビークの包絡線はこの地震を境に右上がり傾向から右下がり傾向に変化。底値の包絡線は全体的に右下がり傾向。 下図は近年の抜粋。ピークの包絡線は右下がり傾向、底値の包絡線は2016年12月の青森県津軽南部での極小値M1.9前後で、右下がり傾向から右上がり傾向に変化。ピークの包絡線も右上がり傾向へ変化しつつあり、今後、M6...
  • 包絡線による地震解析(釧路沖周辺)
    [地震解析]釧路沖周辺での最大の地震は1952年の十勝沖地震M8.2。2003年にも十勝沖地震M8.0が発生している。翌2004年には釧路沖でも釧路沖地震M7.1が発生。ビークを結ぶ包絡線はわずかに右下りでほぼ横這い。底値の包絡線も1980年頃まで右下がりだったが、以降で横這いないし右上がりに転化。この変化点はごく浅い地震発生がほぼ止まった時期と一致する。下図は近年の抜粋。ピークの包絡線は右上がり傾...
  • 包絡線による地震解析(群馬県南部周辺)
    [地震解析]群馬県南部周辺での最大の地震は1931年9月の西埼玉地震M6.9。2011年の東日本大震災でも規模への影響はあまり見られず、一時的な頻度増加のみで済んだ。以降でピークの包絡線は右下がり傾向。ピーク包絡線の左側1931年9月の西埼玉地震M6.9、中間の1968年7月の東松山地震M6.1、右側の埼玉県北部のM5.5の震源はいずれも埼玉県北部で、深谷断層帯から南東に連なる綾瀬川断層付近で発生し...
  • 包絡線による地震解析(十勝地方南部周辺)
    [地震解析]十勝地方南部周辺での最大の地震は1970年1月のM6.7。この地震前後でピークの包絡線は右上がり傾向からやや右下がり傾向に変化。底値の包絡線も同様にこの前後からまで右下がり傾向からほぼ横這いに変化。東日本大震災以降で発生頻度が増加した。下図は近年の抜粋。ピークの包絡線は右下がり傾向から2020年頃に右上がり傾向に変化。底値の包絡線はほぼ横ばいで推移。[12/20更新]グラフ見直し・更新。202...
  • 包絡線による地震解析(埼玉県秩父地方周辺)
    [地震解析]最大の地震は1927年5月のM5.2。以降でピークの包絡線は横這いないしわずかに右下がり傾向。底値の包絡線は2012年頃まで右下がり傾向続いていたが、最近は急な右上がり傾向。[12/19更新]グラフ見直し・更新。下図は近年の抜粋。ピーク・底値の包絡線は共にやや右上がり傾向。2018年以降で底値の包絡線は急な右上がり傾向であり、今後、包絡線からの上方逸脱に伴い、地震規模の増加の可能性あり。そのた...
  • 包絡線による地震解析(埼玉県北部周辺)
    [地震解析]埼玉県北部周辺での最大の地震は1931年9月の西埼玉地震M6.9。以降でピーク・底値の包絡線は共に右下がり傾向が続いている。[12/18更新]グラフ見直し・更新。下図は近年の抜粋。ピークの包絡線は2015年まで右上がり傾向、以降でほぼ横ばい。底値もほぼ横ばいだが、2022年にM2.1と急に底値が低下。その後、ピーク値が横這いの頭打ちから右下がり傾向の包絡線で底値包絡線との収束傾向が進んでいる。...
  • 包絡線による地震解析(山梨県東部・富士五湖周辺)
    [地震解析]山梨県東部・富士五湖周辺での最大の地震は1923年の関東大震災時のM6.8。全体的なピークの包絡線は右下がり傾向。底値の包絡線は1990年代中頃までは右下がりで以降では右上がり。東日本大震災の影響もあり、発生頻度が増加した状態が続いている。[12/17更新]下図は近年の抜粋。ピーク・底値の包絡線は共に2016年以降で右上がり傾向。当面、最大M5.3前後の見込み。ごく浅い地震は静穏期間が続いてお...
  • 包絡線による地震解析(渡島・檜山地方周辺)
    [地震解析]渡島・檜山地方周辺での最大の地震は1933年8月北海道南西沖でのM6.3。この地震は同年7月の北海道南西沖地震M7.8の最大余震と言われている。このM6.3前後でピークの包絡線は右上がり傾向から右下がり傾向に変化。底値の包絡線は2000年前後に右下がり傾向からほぼ横ばい傾向に変化。下図は近年の抜粋。ピークの包絡線は右下がり傾向、底値の包絡線はほぼ横ばい。包絡線は収束傾向であり、今後、逸脱...
  • 包絡線による地震解析(岐阜県飛騨地方周辺)
    [地震解析]岐阜県飛騨地方周辺での最大値は1984年の長野県西部地震M6.8。以降でのピークはM5.6に止まっているが、発生頻度は高い状況が続いている。[12/15更新]グラフ見直し・更新。下図は近年の抜粋。ピーク包絡線はやや右上がり傾向、底値包絡線は右下がり傾向。2022年以降でピーク包絡線はやや右上がり傾向で、当面は最大M4.0前後の見込み。(地震解析 地震予測 中部 岐阜)...
  • 包絡線による地震解析(播磨灘周辺)
    [地震解析]播磨灘周辺での最大の地震は1995年1月大阪湾での阪神・淡路大震災M7.3。ピークの包絡線はこの地震の前後で右上がり傾向から右下がり傾向に変化。底値の包絡線もこの地震前後で右下がり傾向から右上がり傾向に変化。地震発生頻度もこの地震以降で増加。阪神・淡路大震災は下図のように2つのピーク包絡線が交差する付近で発生している。[12/14更新]グラフ見直し・更新。下図は近年の抜粋。ピークの包絡線は右下...
  • 包絡線による地震解析(伊豆半島東方沖周辺)
    [地震解析]伊豆半島東方沖周辺での最大の地震は1980年6月のM6.7。ピークの包絡線は最大値M6.7前後で右上がり傾向から右下がり傾向に変化。底値の包絡線は1978年頃まではやや右下がり傾向だったが、以降で地震頻度が増加に伴い、右下がり傾向が強まり、1989年及び1995年の極小値M1.3以降では右上がり傾向に変化。そのため、ピーク・底値の両包絡線の収束が進んでいる。下図は近年の抜粋。ピークの包絡...
  • 包絡線による地震解析(神奈川県西部周辺)
    [地震解析]最大の地震は1923年の関東大震災M7.9。ピークの包絡線は以降で右下がり傾向が続いている。裏を返せば、次の震災に向けて順調に歪みエネルギーを蓄積しつつあるとも言える。底値の包絡線は1970年代中頃まではほぼ横這いだったが、その後、徐々に右下がり傾向が進み、1996年3月には極小値M1.2を記録。以降では徐々に右上がり傾向が進んでいる。2011年の東日本大震災時は神奈川県西部を震源とする...
  • 包絡線による地震解析(苫小牧沖周辺)
    [地震解析]苫小牧沖周辺での最大の地震は苫小牧沖M6.3で1945年4月と1974年11月に発生。共に震源深さは140km。2023年6月に発生したM6.2も苫小牧沖で震源深さは140kmと同じ。最初のM6.3の震源は苫小牧の南西沖だが、他の2つの地震は苫小牧の東側で北海道胆振東部地震の震源に段々と近寄っている(最後の地震は胆振東部地震の5年後)。胆振東部地震後でごく浅い震源が胆振地方に集中している...
  • 包絡線による地震解析(東海道南方沖周辺)
    [地震解析]東海道南方沖周辺での最大の地震は1978年3月のM7.2。この地震の震源は440kmとかなり深い震源。ピークの包絡線はこの地震前後で右上がり傾向から右下がり傾向に変化。底値の包絡線は全体的に右下がり傾向。下図は近年の抜粋。2010年~2017年で変動幅が少ない期間が続き、以降で変動幅増。[12/10更新]全体的にはピークの包絡線がやや右下がり傾向、底値の包絡線はやや右下がり傾向。一昨年以降でM...
  • 包絡線による地震解析(三重県南部周辺)
    [地震解析]三重県南部周辺での最大の地震は1950年4月和歌山県南部でのM6.5。ピークの包絡線は右下がり傾向。底値の包絡線は2003年以前は右下がり傾向、以後でほぼ横ばい傾向。1998年頃から発生頻度が増加しており、地震活動は活性化状態。規模は1960年のM6.0以降ではそれを越える規模の地震発生はなく、小康状態。下図は近年の抜粋。ピークの包絡線は右上がり傾向。底値包絡線はほぼ横ばい。2022年頃...
  • 包絡線による地震解析(長野県中部)
    [地震解析]長野県中部周辺での最大の地震は1984年9月の長野県西部地震M6.8。ピークの包絡線はM6.8以降で全体的に右下がり傾向。底値の包絡線は右下がり傾向から1998年8月の極小値M1.1以降は横這いないし右上がり傾向に変化。以降で地震発生頻度が上昇した状態が続いている。下図は近年の抜粋。ピークの包絡線はやや右上がり傾向。底値の包絡線はやや右下がり傾向。2022年以降のピーク包絡線ではM3前後...
  • 包絡線による地震解析(山形沖周辺)
    [地震解析]最大の地震は2019年の山形県沖地震M6.7。1964年の新潟地震M6.1から全体的なピークの包絡線は右上がり傾向。二つの地震直後以外の地震数は少ない。下図は近年の抜粋。とは言え、地震数が少ないので、上図と大差なし。最近は上下包絡線が共に右上がり傾向としか推測できない。[12/7更新]グラフ見直し・更新。2022年7月の庄内地方の地震以来、有感地震の発生なし。当面のピーク値はM4程度で推移と推...
  • 包絡線による地震解析(日本海中部)
    [地震解析]日本海中部周辺での最大の地震は能登半島地震M7.6で、次いでのM6.6は1954年11月・1993年1月・同年2月の3回。前2回は日本海中部で震源深さ600kmと490kmの深発地震。最後の1回は能登半島沖の震源深さ30km。ピークの包絡線は全体的にやや右上がり傾向。底値の包絡線は1989年に大きな段差があるが、全体的に右下がり傾向。[12/6更新]グラフ見直し・更新。下図は近年の抜粋。ピーク...
  • 包絡線による地震解析(秋田県沖)
    [地震解析]秋田県沖周辺での最大の地震は1983年の日本海中部地震M7.7。以後は東日本大震災翌日のM6.4が最大でピークの包絡線は右下がり傾向。底値の包絡線は東日本大震災までは全体的に右下がりがツ続いていたが、ピーク包絡線の右下がりだったが、約20年の静穏期間後の1990年以降では発生頻度が増加し、右上がりないし横ばい傾向。底値の包絡線は全体的に右下がり傾向が続いていたが、東日本大震災が発生した2...
  • 包絡線による地震解析(静岡県西部周辺)
    [地震解析]静岡県西部周辺での最大の地震は1997年3月愛知県東部でのM5.9。次ぐ規模の1931年静岡県中部でのM5.8。ビークの包絡線はほぼ横這い。底値の包絡線は東日本大震災前後辺りで右下がり傾向から右上がり傾向に変化。発生頻度は前述の愛知県東部でのM5.9前後から上がり、2005年11月の極小値M1.7でそれまでの底値包絡線を大きく逸脱した辺りから更に頻度が上がった [12/4更新]グラフ見直し・更...
  • 包絡線による地震解析(広島県)
    [地震解析]最大の地震は1930年12月の広島県北部および1978年6月の島根県東部でのM6.1。これらは連なった地震多発エリア内で発生しており、北西へ延長した先では2018年に島根県西部地震M6.1が発生している。ピークの包絡線はM6.1で横這いに対して、底値の包絡線は全体的に右下がり傾向。[12/3追記]グラフ見直し・更新。下図は近年の抜粋。ピーク・底値の包絡線は共にやや右下がり傾向。今年11回の地震...
  • 包絡線による地震解析(大隅半島東方沖周辺)
    [地震解析]大隅半島東方沖周辺での最大の地震は1923年7月の九州地方南東沖でのM7.3。ピーク・底値の包絡線は全体的に右下がり傾向。1980年頃までに両包絡線は収束が進み、以降でバラツキや規模が拡散傾向、頻度も増加。ごく浅い地震の発生頻度急減と入れ替わり。[12/5更新]グラフ見直し・更新。依然として全体的にピーク・底値の両包絡線の収束傾向は続いており、年間地震数も今年は28回と倍増(昨年は14回)。底...
  • 包絡線による地震解析(岩手県沿岸南部周辺)
    [地震解析]岩手県沿岸南部での最大値は1931年の 岩手県小国地震M6.5。以降で全体的に右下がり傾向。2004年頃から発生頻度増加、東日本大震災以降での増加を経て、活性化した状況にある(震源深さは浅くなる方向)。大震災余震のM5.9以降でピークの包絡線規模は急な右下がり傾向だが、底値の包絡線は1992年以降で右上がりであり、地震活動が衰えていない事を示している。[12/1更新]グラフ見直し・更新。ピーク...
  • 包絡線による地震解析(父島近海周辺)
    [地震解析]父島近海周辺での最大の地震は2010年12月のM7.8。ピークの包絡線は右上がり傾向。底値の包絡線は1980年前後までは全体的に右上がり傾向、以降でほぼ横ばい傾向。1944年~1968年は米軍占領下にあったため、気象庁のデータもない模様。1963年4月のM4.8は震源深さ220kmの深発地震であったため、周辺での観測によりデータが残っていると推測。[11/30更新]グラフ見直し・更新。下図は近...
  • 包絡線による地震解析(長野県北部周辺)
    [地震解析]長野県北部周辺での最大の地震は2011年3月の東日本大震災翌日の栄村付近を震源とするM6.7。ピークの包絡線は全体的に右上がり傾向。底値の包絡線は1965年から始まった松代群発地震群までが右上がり傾向。その後、1980年頃までが右下がり傾向。全体的には東日本大震災以前は右下がり傾向、以降は右上がり傾向となっている。[11/29更新]グラフ見直し・更新。下図は近年の抜粋。ピークの包絡線は全体的に...
  • 包絡線による地震解析(福井県嶺北周辺)
    [地震解析]福井県嶺北周辺での最大の地震は1948年6月の福井地震M7.1。ピークの包絡線はやや右下がり傾向。底値の包絡線は全体に右下がり傾向。下図は近年の抜粋。2022年以降でピークの包絡線は右上がり傾向。底値の包絡線はやや右下がり傾向で、規模のレンジは拡大傾向。[11/28更新]グラフ見直し・更新。今年の元日に発生の福井県嶺北で発生のM1.4の極小値は同日発生の能登半島地震M7.6の影響と思われ、これ...
  • 包絡線による地震解析(紀伊水道周辺)
    [地震解析]紀伊水道周辺での最大の地震は1938年1月和歌山県南方沖でのM6.8。ピーク・底値の包絡線は共に右下がり傾向だったが、底値の包絡線は1990年頃からやや右上がり傾向。[11/27更新]グラフ見直し・更新。下図は近年の抜粋。ピークの包絡線はやや右上がり傾向。底値の包絡線は2016年5月のM1.1の極小値で底打ち感。先月10月に和歌山県北部で群発地震が発生(最大M4.0)しており、今後、急増の可能...
  • 包絡線による地震解析(石川県西方沖周辺)…予測値訂正M5.5⇒M6.5(先ほどM6.4の速報)
    [地震解析]石川県西方沖周辺での最大の地震は2007年3月能登半島沖での能登半島M6.9。ビークの包絡線は全体に右上がり傾向。底値の包絡線は右下がり傾向に変化。[7/19更新]グラフ更新。下図は近年の抜粋。ピークの包絡線は右上がり傾向。底値の包絡線は右下がり傾向。レンジの拡大が続いており、今後、更に地震規模の拡大が懸念される。今後、最大でM5.5前後の可能性。[11/27訂正]⇒下のグラフのピーク包絡線で分かるよ...
  • 包絡線による地震解析(石垣島北西沖)
    [地震解析]石垣島北西沖周辺での最大の地震は2005年10月のM6.5。次いでの地震は2013年4月の石垣島北西沖でのM6.1で、2005年以降でビークの包絡線はやや右下がり傾向。底値の包絡線は1990年頃まで右下がり傾向、以降ではやや右上がり傾向。[11/26更新]グラフ見直し・更新。下図は近年の抜粋。ピーク・底値の包絡線は共にやや右上がり傾向。当面は最大でもM6.4前後の見込み。(地震解析 地震予測 沖...

プロフィール

山水景月

素人ながら気象庁データを元に地震解析を日々行っており、ご参照いただければと思います。プララでのホームページ「滝の素人写真展/地震の素人写真展」は既に解約済みで来年3月には見れなくなると思われます。