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  • 包絡線による地震解析(三宅島近海周辺)
    [地震解析]最大の地震は2000年7月1日の新島・神津島近海、及び同年7月30日のM6.5。前者の4日前の6月26日に火山性地震の増加、翌日には群発地震三宅島西方1km沖で海底火山の噴火、7月8日には噴火が始まり、8月10日には大噴火に至った。1940年の噴火では目立った地震活動は見えていないが、1962年・1983年の噴火では活発化した地震活動が明確に見えている。全体としてはピークの包絡線はほぼ横ば...
  • 包絡線による地震解析(東京都多摩周辺)
    [地震解析]東京都多摩周辺での最大の地震はM6.3で、1923年11月、1929年7月、1931年6月の3回発生。ピークの包絡線は右下がり傾向。底値の包絡線は1994年1月の最小値M1.3を境に右下がり傾向から右上がり傾向に変化。下図は近年の抜粋で、ピークの包絡線は右下がり傾向。底値の包絡線はほぼ横ばい傾向。両包絡線の収束は緩やかだが、2023年頃から発生頻度が増大傾向。[3/5更新]グラフ更新。昨年2...
  • 包絡線による地震解析(静岡県中部周辺)
    [地震解析]静岡県中部周辺での最大の地震は2009年8月の駿河湾でのM6.5。次いでの地震は1935年の静岡地震M6.4。ビークの包絡線はほぼ横這い。底値の包絡線は2005年11月のM1.7を極小値としてそれまでの右下がり傾向からほぼ横ばいに変化。発生頻度は2000年頃から増加。前述のM6.5で更に増加後、徐々に頻度低下しつつあるが、依然として活発な状態が続いている。[3/3更新]グラフ更新。下図は近年...
  • 包絡線による地震解析(山梨県中・西部周辺)
    [地震解析]最大の地震は1923年の関東大震災時の山梨県中・西部でのM6.8。2011年の東日本大震災から4日後の静岡県東部地震M6.4。全体的なピークの包絡線は右下がり傾向。静岡県東部地震の震源は富士山南西麓。2000年頃から頻度が増加した状態が継続しており、震源深さもごく浅い震源が1983年以来停止しているとは言え、最近は震源深さは10~20kmが中心となっている。そのため、今後、地震規模の増大...
  • 包絡線による地震解析(伊豆大島近海周辺)
    [地震解析]伊豆大島近海周辺でのマグネチュードのピーク値は1930年の北伊豆地震M7.3以降で右下がり以降が続いているが、1978年の伊豆大島近海地震M7.0以降で地震活動が活発化。1986年には伊豆大島でマグマ噴火も発生した。底値の包絡線は2000年を境に増加傾向に転じている。下図は近年の抜粋で、底値の値自体はさほど大きくないため、当面、地震より噴火等の火山活動の活性化の方が懸念あり。 [3/2更...
  • 包絡線による地震解析(兵庫県南東部周辺)
    [地震解析]兵庫県南東部周辺での最大の地震は1995年1月大阪湾での阪神淡路大震災M7.3。ピークの包絡線は阪神淡路大震災前後で右上がり傾向から右下がり傾向に変化。底値の包絡線は阪神淡路大震災までは右下がり傾向。以降でやや右上がり傾向が継続中。発生頻度は阪神淡路大震災以前の1992年頃から急増、最近でも発生頻度が高い状態が続いている。下図は近年の抜粋。ピーク・底値の包絡線は共に横這い傾向。 [3/1...
  • 包絡線による地震解析(沖縄本島近海・南大東島近海周辺)
    [地震解析]沖縄本島近海・南大東島近海周辺での最大の地震は2010年2月沖縄本島近海でのM7.2。震源深さは40km。ピークの包絡線は全体的にやや右上がり傾向。底値の包絡線は1986年頃に段差があるもの全体的に右下がり傾向。発生頻度も1988年頃から上昇。[2/28更新]グラフ更新。下図は近年の抜粋。ピークの包絡線は全体的に右下がり傾向、底値の包絡線はほぼ横ばいだが、2023年以降では両包絡線が収束傾向が...
  • 包絡線による地震解析(種子島近海周辺)
    [地震解析]種子島近海周辺でのマグネチュードのピーク値は1999年1月のM6.6。1923年7月にはM6.5が発生しており、ピークの包絡線はほぼ横ばい。底値の包絡線は右下がり傾向。[2/27更新]グラフ更新。下図は近年の抜粋で、ピークの包絡線は右上がり傾向。底値の包絡線はほぼ横ばい。相変わらず、トカラ列島近海の震源が多い。当面は最大でもM6前後の見込み。(地震解析 地震予測 九州 鹿児島)...
  • 包絡線による地震解析(高知県周辺)
    [地震解析]最大の地震は1934年1月の徳島県南部地震(剣山地震)M6.4。以降でピーク・底値の包絡線はいずれも右下がり傾向が続いている。1990年後半頃から発生頻度が増加するも前述のように規模は低減ないし横ばい傾向。[2/26更新]グラフ更新。昨年以降で発生頻度が高まっており、底値包絡線は右上がり傾向である事から今後、最大でM5.0前後の可能性あり。(地震解析 地震予測 四国 高知)...
  • 包絡線による地震解析(長崎県南西部・橘湾周辺)
    [地震解析]長崎県南西部・橘湾周辺での最大の地震は1929年12月の島原地震M6.9。ピークの包絡線は全体的に右下がり傾向。底値の包絡線は雲仙岳の火山活動が活発だった1970年~1990年頃の右下がり傾向の前後で右上がり傾向となっている。発生頻度は雲仙岳の火山活動の鎮静化以降、規模・頻度が下がってきている。下図は近年の抜粋。ピークの包絡線は2017年4月のM4.2より後では右上がり傾向。底値の包絡線...
  • 包絡線による地震解析(与那国島近海周辺)
    [地震解析]与那国島近海周辺での最大の地震は1922年9月に台湾付近と1947年9月に発生したM7.4。ピーク・底値の包絡線は共に右下がり傾向。下図は近年の抜粋。ピークの包絡線はやや右下がり傾向。底値の包絡線はほぼ横ばい傾向から2022年以降で右下がり傾向で逸脱。今後、パターン変化の可能性。 [2/24更新]グラフ更新。一昨年のM3.2で下方逸脱後、底値包絡線は右上がり傾向に変化。今後、最大でM6.5...
  • 包絡線による地震解析(島根県西部周辺)
    [地震解析]島根県西部周辺での最大の地震は1997年の山口県中部での山口県北部地震M6.6。ピークの包絡線は2000年頃まで右上がり傾向。底値の包絡線は2001年頃から右下がり傾向からやや右上がり傾向に変化。 [2/14更新]下図は近年の抜粋。ピークの包絡線は右上がり傾向、底値の包絡線はほぼ横ばい。2018年4月のM6.1より以降ではピークの包絡線は横ばい傾向が続いている。今後、逸脱の可能性が高まりつつあ...
  • 包絡線による地震解析(石狩・空知・後志地方周辺)
    [地震解析]石狩・空知・後志地方周辺での最大の地震はM6.7で、1947年1月の北海道西方沖と2018年9月の北海道胆振東部地震。ピークの包絡線は1980年頃まで右下がり傾向だったが、以降で右上がり傾向に変化。北海道胆振東部地震に至る。一方で底値の包絡線はそこまで右下がりが続き、以降で右上がり傾向。[2/22更新]グラフ更新。下図は近年の抜粋。北海道胆振東部地震以降でピークの包絡線は右下がり傾向から右上が...
  • 包絡線による地震解析(奄美大島北西沖周辺)
    [地震解析]奄美大島北西沖周辺でのマグネチュードの最大値はピーク値はM6.6。2020年にもM6.3が発生。各震源深さは220km、170kmと深い震源。14回発生のM6以上で10km前後の浅い震源と200km前後の深い震源が各7回で2極化。2006年頃から発生頻度増加。下図は近年の抜粋で、やや右上がり傾向だが、当面はM6前半が最大での頭打ちの状況が続きそう。 [2/21更新]グラフ更新。下図のように2021...
  • 包絡線による地震解析(神奈川県東部周辺)
    [地震解析]神奈川県東部周辺での最大の地震は1922年4月のM6.8。ピークの包絡線は以降で右下がり傾向。底値の包絡線は全体的に右下がり傾向。[2/20更新]下図は近年の抜粋。ピークの包絡線は全体的に右下がり傾向。底値の包絡線はほぼ横ばい傾向なので、両包絡線の収束が進んでいる状態。2014年以降、年間発生数は4~6回が続いている。上下包絡線からの逸脱が生じれば最大でM5.5前後の可能性があるが、当面はM4...
  • 包絡線による地震解析(千葉県南東沖周辺)
    [地震解析]千葉県南東沖周辺での最大の地震は最大の地震は1923年9月の関東大震災の翌日のM7.3。ピーク・底値の包絡線は共に全体的にやや右下がり傾向。2011年の東日本大震災では頻度が上がっているものの地震の規模はあまり変化していない。[2/19更新]グラフ更新。下図は近年の抜粋。ピークの包絡線はほぼ横ばい傾向。底値の包絡線はやや右下がり傾向だったが、2019年10月の極小値M2.0以降で右上がり以降に...
  • 包絡線による地震解析(和歌山県南部周辺)
    [地震解析]和歌山県南部周辺での最大の地震は1938年1月でのM6.8。ピーク・底値の包絡線は共に右下がり傾向。下図は近年の抜粋。ピークの包絡線は2008年頃まで右上がり傾向、以降でほぼ横ばい傾向。底値の包絡線は右下がり傾向。[2/18更新]グラフ更新。底値の包絡線が右上がり傾向だが、現状M2程度であり、当面、最大でM4.2前後で頭打ちの状態がしばらく続く見込み。上下包絡線の逸脱が発生した場合は急な変化の...
  • 包絡線による地震解析(九州地方南東沖周辺)
    [地震解析]最大の地震は1923年のM7.3で、以降のピークの包絡線は逓減傾向。一方で底値の包絡線は1940~2008年頃まで右下がり以降が続き、以降では一進一退で増減を繰り返している。[2/17更新]グラフ更新。下図は近年の抜粋。底値の包絡線は2018年頃から右上がり傾向が続いており、昨年8月に日向灘で発生のM7.1以降も目立った下方逸脱がなく、右上がり傾向が続いている。同M7.1はピーク包絡線からの上...
  • 包絡線による地震解析(佐渡付近周辺)
    [地震解析]佐渡付近周辺での最大の地震は2024年1月のM6.1(同月の能登半島地震M7.6の影響)。全体的にピークの包絡線はやや右上がり傾向。底値の包絡線は1998年・2002年のM1.8を極小値として以降で右上がり傾向。[2/16更新]グラフ更新。下図は近年の抜粋。ピークの包絡線は右上がり傾向、底値の包絡線はやや右下がり傾向。能登半島地震以降で昨年3月以降の規模はM4前後で落ち着いているが、同期間での...
  • 包絡線による地震解析(岐阜県美濃東部周辺)
    [地震解析]岐阜県美濃東部周辺では、1934年郡上八幡付近のM6.3、1969年の岐阜県中部地震M6.6、1984年の長野県西部地震M6.8の3つの地震はほぽ一つの包絡線上にあり。これらの震源深さは各々6,3,2kmで時系列的に直線的に浅い方向に推移している。1990年以降、急速に全体的に規模が減少の一方、頻度は増加。地震活動が活発化した状態が続いている。下図は近年の抜粋。上下包絡線は収束傾向にあり...
  • 包絡線による地震解析(日高地方周辺)
    [地震解析]日高地方周辺での最大の地震は1982年3月の浦河沖地震M7.1。震源深さは40km。このエリアではM6.5以上が12 回も発生している。浦河沖が5回(M6.7~M7.1)、日高地方が3回(M6.5~M6.9)、十勝地方が3回(M6.5~M6.7)、そして胆振地方の1回が2018年9月の北海道胆振東部地震M6.7。ピークの包絡線は全体的にやや右上がり傾向に見える。底値の包絡線は2011年9月...
  • 包絡線による地震解析(上川留萌地方周辺)
    [地震解析]上川留萌地方周辺での最大の地震は1942年3月の留萌地方中北部でのM6.5。次いで1947年11月の上川地方北部でのM6.3、2011年10月の上川地方中部でのM6.3とあり、ピークの包絡線は全体的にやや右下がり。これら3つの震源はいずれも震源深さ200km以深のやや深発地震。底値の包絡線も全体的に右下がり傾向。下図は近年の抜粋。ピークの包絡線は右下がり傾向で2024年のM5.4以降でそ...
  • 包絡線による地震解析(小笠原諸島西方沖周辺)
    [地震解析]小笠原諸島西方沖周辺での最大の地震は2015年5月のM8.1。ピークの包絡線はそれまで右上がり傾向だが、以降で右下がり傾向。底値の包絡線は右下がり傾向。下図は近年の抜粋。前述のようにM8.1以降でピークの包絡線は右上がり傾向。底値の包絡線はM8.1以前から右下がり傾向であり、ピーク・底値の包絡線が共に右下がり傾向となっている。昨年3回の地震規模はM5.4~M6.7で増加傾向に見えるが、深...
  • 包絡線による地震解析(奈良県周辺)
    [地震解析]奈良県周辺での最大の地震は1952年7月の吉野地震M6.7。震源深さは60km。ピークの包絡線は右下がり傾向。底値の包絡線はほぼ横ばい傾向。1997年頃から発生頻度が増加しており、地震活動は活性化状態。下図は近年の抜粋。ピーク・底値の包絡線は共に右下がり傾向。 [2/11更新]グラフ更新。2022年のM2.2以降で底値の包絡線は右上がり傾向で底値が上がっており、上方逸脱の可能性が高まりつつ...
  • 包絡線による地震解析(栃木県北部周辺)
    [地震解析]栃木県北部周辺での最大の地震は1949年12月の今市地震M6.2/6.4。ピークの包絡線はほぼ横ばい。底値の包絡線は右下がり傾向。1990年以降で頻度が高くなり、東日本大震災以降で更に増加。下図は近年の抜粋。ピークの包絡線は全体的には右下がり傾向だが、昨年5月以降では右上がり傾向。底値の包絡線は全体的にほぼ横ばい。 [5/8更新]グラフ更新。ピークの包絡線の昨年5月以降での右上がり傾向が続きそ...
  • 包絡線による地震解析(相模湾周辺)
    [地震解析]相模湾周辺での最大の地震は1923年の関東大震災M7.9。ピーク・底値の包絡線は共に全体的に右下がり傾向。1986年頃から規模の変動幅や頻度も増加。この年は伊豆大島での大噴火も発生している。下図は近年の抜粋。ピークの包絡線は右上がり傾向。底値の包絡線はほぼ横這い傾向。2016年に発生回数が多かった分、前後での間隔が広がっており、2020年以降では頻度が加速したように見える。[2/9更新]グラ...
  • 包絡線による地震解析(福島県中通り周辺)
    [地震解析]福島県中通り周辺での最大の地震は2011年4月福島県浜通りでのM7.0。ピークの包絡線はやや右上がり傾向。底値の包絡線は2011年~2013年の極小値M1.5前後で、右下がり傾向からほぼ横ばいに変化。発生頻度は2010年頃から急増、前記M7.0をピークに徐々に減少しつつある。[2/5更新]下図は近年の抜粋。ピークの包絡線は右下がり傾向。底値の包絡線はほぼ横ばい。2022年頃から両包絡線の収束...
  • 包絡線による地震解析(択捉島南東沖周辺)
    [地震解析]択捉島南東沖周辺での最大の地震は1994年の北海道東方沖M8.2。ピークの包絡線は全体的にやや右上がり傾向で今後もM8クラスの地震の発生の可能性あり。底値の包絡線は前記の北海道東方沖M8.2を境に右下がり傾向から右上がり傾向に変化。 [1/30更新]グラフ更新。下図は近年の抜粋。2023年12月のM6.6以降、M4.5~4.8の狭い範囲で推移中。静穏期間も伸びつつあるが、目先では大きな変化...
  • 包絡線による地震解析(内浦湾周辺)
    [地震解析]内浦湾周辺での最大の地震は1992年8月渡島地方東部でのM6.1。震源深さはやや深い震源で120km。ピークの包絡線は全体的に右上がり傾向。底値の包絡線は2000年の有珠山噴火までは右下がり傾向で、以降ではやや右上がり。2016年6月に内浦湾地震M5.3発生。下図は近年の抜粋。ピークの包絡線は右下がり傾向。底値の包絡線はほぼ横ばいで、二つの包絡線の収束傾向が続いているため、当面の地震規模...
  • 包絡線による地震解析(伊予灘周辺)
    [地震解析]伊予灘周辺でのマグネチュードのピーク値は1968年の宇和島地震、1983年の大分県北部での地震(共にM6.6)。以降、1998年頃から別府市周辺での短期間での地震が目立つようになった。下図は近年の抜粋で、ピークの包絡線は右下がり傾向が続いていたが、昨年2月のM5.1で逸脱、底値の包絡線も2019年頃から右上がり傾向。上記、グラフのように2000年前後、2008年前後、2016年前後の約8...

プロフィール

山水景月

素人ながら気象庁データを元に地震解析を日々行っており、ご参照いただければと思います。プララでのホームページ「滝の素人写真展/地震の素人写真展」は既に解約済のため、見る事ができません。ブログ版でご覧下さい。