目的地は、ただ一つ。(時間の関係上、春日大社を先に見た)
東大寺にある「法華堂(国宝)」の中の「仏様の世界」に我が身を沈めて過ごそうと思った。
仏様の全てが国宝で、荘厳で静謐(せいひつ)な場所、見上げる仏様がひしめいています。
因みに、僕の大好きな仏様群は、3つあります。
◎ 一つは、新幹線で京都に行くと初めに見える五重塔がある有名な東寺(教王護国寺)の「講堂にある(立体曼荼羅=空海作)
◎ 二つ目は、三十三間堂(法華王)の1001躯の(仏像の森)
◎ そうして、三つ目は、奈良の東大寺の三月堂(因みに二月堂は、3月12日のお水取りに行う「松明(たいまつ)の火祭り」で有名で、火事の心配をするのは僕だけかな?)という法華堂です。
堂内は、当然写真厳禁ですので、高名(三好和義カメラマン作)な写真を使ったパンフレットを、挿入画として拝借します。
ここは、東大寺の大仏殿付近は人間と鹿でとても混んでいますが、東大寺境内ですが、ここは比較的人は少なく、堂内に入る人は極端に少ないです。
だから、静謐さが保たれた仏像群がある堂内となり、僕が訪問した時は3人だけいた。
僕は、ここが最大の目的地なので、かなり時間を使って仏様の世界に身を沈めます。
暫し時間が経つと、僕一人になります。仏様たちと僕だけです。最高ですね。
ここは、畳敷きの「こ上がり」(座禅を組むスペースだろう)があって、既に堂内に入る時は靴は抜いているので、奥まで進んで太い柱に背中を預けて座って、かなりの時間、もしかしたら1時間程度この世界に心を遊ばせています。
心が洗われるというがこのことかなと思ったよ。
(余談「エピソード」を入れます)
僕が満足して堂内から出てきたら、多分、アメリカ人のご夫婦でしょうか、入るかどうか逡巡しています。
奥さんがネットで調査してます。
僕は、ご主人と目あったので、思わず「Good!!」と大きな声で入ったほうが良いという合図の代わりの声を掛けた。
そのご主人、気づいて、「Good ?!」と「そうなの?!」との顔が返ってきた。
僕は、何度か頷(うなず)いて「Good、Good !」と笑顔を交換しながらお誘いしたよ。
こういう交流は楽しいね。(英語が出来ない情けないオジサンです)
(戻ります)
なかりランチ時間が押してきた。
「ああ、腹減った」
これで旅は終わります。
近鉄奈良駅まで戻ります。(荷物は駅のロッカーにあります)
そうだ、昨年の10月に奈良に来たとき、訪ねた時は定休日で食べ損ねたお店を思い出して向かう。
僕は蕎麦好きだけど、それより好きなのは「蕎麦屋」が好き。
「蕎麦前」をして、「終わったら蕎麦を手繰(たぐ)る」との一連全体が好き。
蕎麦のお店の設え、蕎麦の旨さ、酒の旨さ、迎えてくれるご主人やスッタフ、これらが全部揃っている時間空間が大好きです。
こういう至福の時を感じる「大人の時間」が、とても嬉しいです。
蕎麦味噌をチビチビ舐めながら呑むのが好き。
こういう境地が判る大人のパートナーがいたら、また、別な楽しさを味わえるでしょうね(アハハ)
僕の表現で僕の思いや考えがちゃんと伝わったかな、少し不安です。
(最後のオマケの余談)
今回の旅のランチは、何処で摂ろうかなどとは事前では決めていませんでした。
でも奇(く)しくも、「蕎麦ツアー」になったので、これもこれでこの旅が楽しかった一因となりました。
ランチする機会が3食ありましたが、全て蕎麦屋でした。
一日目は、京都の老舗の「松葉のニシン蕎麦」(元祖と言っているお店)
二日目は、京都御苑の傍の丸田町通りの「手うちそば 花もも」、馴染みになったお店
これらの3軒は、僕としてすべて合格点でした。
次の旅も、すぐそこまで迫っています。奥京都で、インバウンドで混んでいる有名観光名所、旅仲間を誘ってゆきます。
僕は数回行っていますが、仲間が喜んでくれるだろうと計画を作りました。
ああ、旅は良いものだね。毎日の生活は切り詰めて、小金をためて旅に行こう!
では、今日はこれまで また明日 (@^^)/~~~
(後 記)
朝食前(127,65,40,35.9) 今日は晴れ。
秋の優しい雲が、空の一部を覆っています。風もほぼ無いです。気温も少し高めです。
自治会の行事の山場は終わっています。(記念写真の提供の仕事はまだです、これが面倒ですね)
あとは、防災訓練や道路等の一斉掃除だけになってきます。
秋は、結構行事や遊びなどで気忙しい季節でもあります。
完全にマイペースではないので気ままに過ごすことはできませんが、人との交流もあり、これはこれで面白い生活です。
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