那須オジサン、現役の時は結構飲み歩いていました。
この頃の好奇心をもって食べていた料理が、今の「
オヤジ飯」に繋がっているのでしょうかね?
でも、歳を経るごとに減って、それからコロナ時代には外食も宴会もほとんどしていません。
でも、本日は秋を堪能しようと、そう「口福」の方ですが、電車を使って外食をします。
ですから、マイクロツーリズムのつもりです。
夜の帳が降りそうな頃、お店も何だか温かい佇まいで感じ良い雰囲気がします。
本日は、予てから「割烹 一松」さんの御主人と相談して、特別に料理をして頂いた。
(料理の解説などは簡便にします)
平均的な飲兵衛ですから、「とりあえずビール!」
最初に出たのはフグの煮凝りです。
料理の(あけ)は上々です。
器は、たこ唐草模様、
那須オジサンも蕎麦ちょこはたこ唐草のものもあります、結構好きなデザインです。
お刺身が出てきた。
ここで、日本酒に切り替えます。
最初は、「青森県の
田酒」、野武士のようなごつい奴です。(絵はありません)
カワカギと
鰤などのお刺身。
日本酒に合いますね。
御主人が特別に用意してくれた秋のものもドンドン出てきますね。
歯が弱い
那須オジサン、イカやタコは苦手ですが、隠し包丁がされていて美味しく食べられます。
振り掛けているものはゲソを焼いて裏ごししたもの。
醤油はイカ墨入り。
キンキの焼き物、絶品です。最後は頭までしゃぶってしまいました。
キンキを開いて味付けして自分で干して作った自家製です。
益々お酒が進みます。
「福島県の会津の
十四代 エストラ」です。なかなか手に入らないお酒です。
会津武士は歴史を見ると頑固そうに見えますが、
十四代は繊細です。幕末の悲劇の舞台、徳川側の藩で、幕末は京都守護代で新選組と一緒に後の政府と対峙していて、戦争になってからは酷い目になった場所です。
芯がすっきりとして潔さは会津武士でしょうかね。
キンキの焼き魚、外はぱりぱり、中はしっとり。
秋の味覚の横綱、
マツタケ入りのユズ釜の蒸し物。
良い日になりました。これはやっぱり「口福」です。
ここで同行人と硬いキメをします。
歳を考えて日本酒は3杯でやめようとね。
酒飲みの最強の料理です。
「
八寸」です。
山海の美味しいものを盛り込んでいます。
これが来て3杯ではやめられ無いなぁと思う。
白エビの天ぷら、栗の渋皮煮、
マツタケの肉巻き、etc.
飲んだのは、ビール、
田酒、
十四代、そうして「
而今(じこん)」です。蔵元は北から南下しました。
三重県のお酒、先にお伊勢参りをしてきたばかり、飲んでこなかったものを本日飲んでいます。これで、酒は終了ですが、最後の締めがあります。
完璧な〆です、フグの雑炊です。
でね、
而今を再び2杯目を所望したので結局は4杯でした。
硬いキメは、簡単に破られました。
秋の帳が深まっていよいよ帰る時間です。
乗客もほとんどいない電車に乗って、最寄りの駅で降り、トボトボと歩きで帰宅します。1.4強キロの夜の散歩。
ああ、楽しかったなぁ、良い日だったなぁとシミジミと歩きます。
春になったら、春の料理を楽しみたいなぁと思います。
(ここで、オマケの話、二つ)
一つ目。
八寸にあった銀杏。栗の脇で小さいけど美味しさの主張は大声でした。
ああ、もう一個食べたかったなぁ。
一抹の残念な点でした。(オヤジダジャレは判ったかな?)
二つ目。
駅から家まで1.4キロ強、トボトボと歩いていくはずでした。
でも、魔がさして途中でバーに立ち寄った。ジントニックを1杯飲んでお暇します。
オヤジですから素直に帰宅するのが正解ですが、たまには梯子も楽しいです。
酒のみは色んな理屈を着けて飲むものもです。
では、今日はこれまで また明日 (@^^)/~~~
(後記)
朝食前(131,72,43,36.4) 今日はあっぱれな晴れ。
カメラをもって外遊びをするような陽気です。
でも直ぐ旅に出るので、シャリキにお出掛けしなくても我慢しようと自重します。
在庫の本もどんどん溜まり始めたので、ゴロゴロとして怠惰に読書するもの楽しいです。
加えて寒くなったから、鍋物を今年は何食べようかなと考える時間も嬉しいものです。
本日は、ゆっくりコーヒー豆を挽いて飲んでいます。
冬になって来たから、選んだのはこのアルバム。サラ・ブライトマンの「A Winter Symphony」少し安直でしたかね。
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