ブログは夢見る少年期から実利の壮年期に入ったんだはないだろうか?
先週、久しぶりにブロガーの集まり(オフ会)に行ってきました。
参加者がブロガー(参加者一覧はこちら)だからすでに記事になってます。
プロブロガー本発売記念オフ、無事に終了しました!@ネタフル
主催は、この方でした。
もう一人の主催者の@isloopのブログ和洋風を普段読んでいない私。
ブロガーが100人集結!ネタフル × 和洋風◎のプロブロガー本の出版記念オフ会無事終了しました! #プロブロガー@和洋風
ブログに書いた方が紹介されているあたりは、ブログまとめとして正しいですね。
プロブロガー本発売記念オフに行ってきました。@生ビールブログ
この記事中のお姫様抱っこ写真を撮らせていただいたあたりは、私もかなり酔っ払ってました。
プロブロガー本出版記念オフ会で、体験を共有することの価値を実感@オーシャンブリッジ高山のブログ
高山さんともお話できてよかったなと、私もつくづく思います。
などとブログを紹介していると終わらないので、感想から。
このブログ飲み会で参加者を見ていると、私はほとんど最年長者。
さらに、以前はネタフルさん達「72世代(1972年生まれくらいのIT系)」とかが多くて、10年下くらいだったブロガーさん達が、今回どう見ても、もう10年は若い。
まあ、私が年取っていることもありますが、30代さらに20代のブロガーというのも多いなと感じました。
いわゆる20代から30代前半でアーリーアダプターとしてブログを始めた人たちが72世代だとすると、その人達を「アルファブロガー」と崇めてブログに飛び込んできた人たちがいて、さらにその下には、Twitterをはじめてからブログを知った人たちという世代がすでにいるんじゃないかと感じましたね。
ケータイ世代という言葉がありましたが、ケータイでブログの更新をする世代(眞鍋かをりやしょこたん☆ぶろぐの世代)から、スマホでソーシャルサービスを使いこなす「スマホ世代」へ変わったとでもいう感じでしょうか。
ブロガーの世代交代というか、成熟というか、次の時代が来た感じを、このブロガーオフ会で感じていたら、この会には来なかった徳力さんが、こんなエントリを書いていました。
思いつきから始まったアルファブロガーアワードを8年間続けてみて、できたこと、できなかったこと。@tokuriki.com
> 先日「8年間つづけたアルファブロガーアワードを、今年で終了することにした理由」という記事でご紹介したアルファブロガーアワードですが、事前にお知らせしたように、先週月曜日に総勢117名に及ぶ「アルファブロガー・リスト」を公開するという形で最終回とさせて頂きました。
アルファブロガーという言葉を作って広めた徳力さんが、なぜ今回、アルファブロガー・アワードを止めることにしたのか、そしてアルファブロガーをいう言葉が作ったブログイメージから新しい時代に入ったことを徳力さん自身が感じていることが書かれています。(スゴク感慨深いエントリだと思います)
アルファブロガーリスト117名の中には、当然、今回のブロガーオフに来ていた人もいるわけです。
ネタフルとか百式とかの中の人とか。
でも、その多くはアルファブロガーリストに関係ない人だし、ひょっとしたら、そんな言葉も知らない人もいたかもしれないという若さを感じました。
その辺は、アルファブロガーリスト117と今回の参加者リスト100を比べるとわかりますよね。
この事実は、ブログ人口の裾野の広がりであったり、ブログの発信メディアとしての社会への定着であったり、マスメディアからマイメディア時代への移行を感じさせるものだったりするわけです。
そして、アルファブロガーという言葉で「煽ら」なくても、粛々とブログに人生をストックしていく人が増え続けている時代には、アルファブロガー・アワードはいらないんだなあと感じてしまったのでした。
TwitterやFacebookとは違う意味だとか意義だとかをブログに感じて、人生をストックし続けている人たちも増えたんですが、その裏側には、もう一つの変化も感じます。
それは読者の変化です。
以前は、ブログの読者たちもブロガーであり、ブログ仲間の相互「いいね」でアクセス数を増やす感じがあったものですが、いまはそんなことは無く、自分では書かないけど他人のブログを普通のメディアとして読んでいる人たちが増えていることを感じます。
それは、高山さんのブログを読んでいるのが、脳腫瘍について情報を集めるという特殊な層だけではなく、自分の人生を考える人だったり、高山さんの会社に興味がある人だったり、さまざまであるということにも象徴されている気がします。
ブログは偏っているからこそ、その偏りを欲している人たちにとっては、一般的なことを書いているメディアよりも重要だったり、親しみがもてたり、納得ができたり、共感ができたりするのでしょう。
そして、大衆などという言葉でくくれない消費者たちは、そうした「偏りの塊」でもあります。
ブログがほんとうの意味でのデモクラシーを達成すると2003年に書いたのは、伊藤穣一さんでした。
それから約10年。
ブログは、そうした夢を達成するような青春のツールではなく、具体的な毎日を乗せて発信される新しいメディアであり、個人が自己実現を達成するための実利ツールの側面を強くしています。
そこに求められるのはアルファではなく「プロブロガー」という成功実現者イメージ(モデル)なのでしょう。
プロブロガーオフ会に参加して、私は、そんなブログの今を感じたのでした。
参加者がブロガー(参加者一覧はこちら)だからすでに記事になってます。
プロブロガー本発売記念オフ、無事に終了しました!@ネタフル
主催は、この方でした。
もう一人の主催者の@isloopのブログ和洋風を普段読んでいない私。
ブロガーが100人集結!ネタフル × 和洋風◎のプロブロガー本の出版記念オフ会無事終了しました! #プロブロガー@和洋風
ブログに書いた方が紹介されているあたりは、ブログまとめとして正しいですね。
プロブロガー本発売記念オフに行ってきました。@生ビールブログ
この記事中のお姫様抱っこ写真を撮らせていただいたあたりは、私もかなり酔っ払ってました。
プロブロガー本出版記念オフ会で、体験を共有することの価値を実感@オーシャンブリッジ高山のブログ
高山さんともお話できてよかったなと、私もつくづく思います。
などとブログを紹介していると終わらないので、感想から。
このブログ飲み会で参加者を見ていると、私はほとんど最年長者。
さらに、以前はネタフルさん達「72世代(1972年生まれくらいのIT系)」とかが多くて、10年下くらいだったブロガーさん達が、今回どう見ても、もう10年は若い。
まあ、私が年取っていることもありますが、30代さらに20代のブロガーというのも多いなと感じました。
いわゆる20代から30代前半でアーリーアダプターとしてブログを始めた人たちが72世代だとすると、その人達を「アルファブロガー」と崇めてブログに飛び込んできた人たちがいて、さらにその下には、Twitterをはじめてからブログを知った人たちという世代がすでにいるんじゃないかと感じましたね。
ケータイ世代という言葉がありましたが、ケータイでブログの更新をする世代(眞鍋かをりやしょこたん☆ぶろぐの世代)から、スマホでソーシャルサービスを使いこなす「スマホ世代」へ変わったとでもいう感じでしょうか。
ブロガーの世代交代というか、成熟というか、次の時代が来た感じを、このブロガーオフ会で感じていたら、この会には来なかった徳力さんが、こんなエントリを書いていました。
思いつきから始まったアルファブロガーアワードを8年間続けてみて、できたこと、できなかったこと。@tokuriki.com
> 先日「8年間つづけたアルファブロガーアワードを、今年で終了することにした理由」という記事でご紹介したアルファブロガーアワードですが、事前にお知らせしたように、先週月曜日に総勢117名に及ぶ「アルファブロガー・リスト」を公開するという形で最終回とさせて頂きました。
アルファブロガーという言葉を作って広めた徳力さんが、なぜ今回、アルファブロガー・アワードを止めることにしたのか、そしてアルファブロガーをいう言葉が作ったブログイメージから新しい時代に入ったことを徳力さん自身が感じていることが書かれています。(スゴク感慨深いエントリだと思います)
アルファブロガーリスト117名の中には、当然、今回のブロガーオフに来ていた人もいるわけです。
ネタフルとか百式とかの中の人とか。
でも、その多くはアルファブロガーリストに関係ない人だし、ひょっとしたら、そんな言葉も知らない人もいたかもしれないという若さを感じました。
その辺は、アルファブロガーリスト117と今回の参加者リスト100を比べるとわかりますよね。
この事実は、ブログ人口の裾野の広がりであったり、ブログの発信メディアとしての社会への定着であったり、マスメディアからマイメディア時代への移行を感じさせるものだったりするわけです。
そして、アルファブロガーという言葉で「煽ら」なくても、粛々とブログに人生をストックしていく人が増え続けている時代には、アルファブロガー・アワードはいらないんだなあと感じてしまったのでした。
TwitterやFacebookとは違う意味だとか意義だとかをブログに感じて、人生をストックし続けている人たちも増えたんですが、その裏側には、もう一つの変化も感じます。
それは読者の変化です。
以前は、ブログの読者たちもブロガーであり、ブログ仲間の相互「いいね」でアクセス数を増やす感じがあったものですが、いまはそんなことは無く、自分では書かないけど他人のブログを普通のメディアとして読んでいる人たちが増えていることを感じます。
それは、高山さんのブログを読んでいるのが、脳腫瘍について情報を集めるという特殊な層だけではなく、自分の人生を考える人だったり、高山さんの会社に興味がある人だったり、さまざまであるということにも象徴されている気がします。
ブログは偏っているからこそ、その偏りを欲している人たちにとっては、一般的なことを書いているメディアよりも重要だったり、親しみがもてたり、納得ができたり、共感ができたりするのでしょう。
そして、大衆などという言葉でくくれない消費者たちは、そうした「偏りの塊」でもあります。
ブログがほんとうの意味でのデモクラシーを達成すると2003年に書いたのは、伊藤穣一さんでした。
それから約10年。
ブログは、そうした夢を達成するような青春のツールではなく、具体的な毎日を乗せて発信される新しいメディアであり、個人が自己実現を達成するための実利ツールの側面を強くしています。
そこに求められるのはアルファではなく「プロブロガー」という成功実現者イメージ(モデル)なのでしょう。
プロブロガーオフ会に参加して、私は、そんなブログの今を感じたのでした。
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