2024/11/04
みちばたの花 149
昭和天皇が「雑草という草はない。どんな植物でもみな名前があって、それぞれ自分の好きな場所で生を営んでいる。人間の一方的な考え方で、これを雑草として決めつけてしまうのはいけない」
とおっしゃったという有名なエピソードがあります。
そのような一般の人が雑草とひとくくりにしている植物やあまり有名ではない植物をいくつかを紹介していきます。
黄烏瓜(キカラスウリ)
8月7日撮影
林縁でよく見られる日本産のつる性植物です。
カラスウリとよく似ていますが、花の形が違うので区別がつきます。
9月19日撮影
秋になるとウリボウと呼ばれる瓜のような実をつけます。
イノシシの赤ちゃんもウリボウと呼びますが、どちらのウリボウもよく似ていてかわいいですね。
果実が熟すと、カラスウリは朱色になりますが、キカラスウリは黄色くなります。
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