【写真】#thetafan ファンミーティングに行って来た:2013年12月17日
13日の金曜日というなんだか良からぬ日に、元代々木の住宅街の中にある怪しげな会社(?)で開かれたファンミーティングに行って来ました。
イベントは、NAKED Presents "RICOH THETA ファンミーティング"
「RICOH THETA(https://theta360.com/ja/)」(リコー)は、撮影者を取り巻く空間全ての「全天球イメージ」を撮影できるカメラ。
海外での発表から国内でも大きく話題となり、日本発売も熱望されていましたが、ついに11月、国内でも店頭にお目見えしました。
既に多くの方がRICOH THETAを手に入れ、様々な「全天球写真」が日々、撮影されています。
「空間すべてを撮影する」というコンセプトは、カメラファンだけでなく、クリエイターやインタラクション研究者、ガジェット愛好者からも大きく注目されています。
そこで、このたび、クリエイティブチームネイキッドの呼びかけで、「RICOH THEATA ミーティング」を開催することにいたしました。
「RICOH THETA」をすでに手に入れた人/検討している人問わず、関心が近いひとたちの出会いの場としても楽しめる場にできればと考えております。
当日は、ブロガーやインタラクション研究者、そしてTHETA開発者の方などをお招きして、開発秘話や、RICOH THETAを使った作品発表、トークセッションなどを予定しております。
皆さんぜひ足をお運びください。
ということで、thetaを持っていませんがよろしいですか、という気持ちで行ってきました。
私は、理研の藤井先生が最近フェイスブック等でアップされている写真で知って、気になっておりました。
知らない方は、こちらをどうぞ。
どう考えても一般ウケする商品ではないし、購入もリコーのオンラインストアから。
値段は44800円。
そんなに売れているのかどうかも不明なガジェットなのです。
でも、一度その作品というか写真を見ると一気に魅せられるものがあります。
しかし、このファンミーティングは実に熱いものでした。
すでに多くの参加者がブログなどで書いていると思うので、そちらも読んでいただけるとわかります。
#thetafan に関するツイート
いしたにさんがトゲッターを作ってましたので、そちらもどうぞ。
第1回THETAファンミーティング #thetafan
私の感想は、これは「写真ではなく、写場(しゃば)なのだ」という開発者の生方さんの言葉につきます。
【つながる】ためのツールであり、写すのは「場所」なんですよね。
これまでの写真が、「切り取る」ものだったのに、THETAは「切り取らない」。
その場すべてを写そうとする。全天球画像ですから。
そして、その場の時間を止めて、見ていなかったものまで写す。
その場で見られず、iPhoneなどに飛ばしてから、画像を見るというディレイ(遅延)がヒトの何かを刺激する。
その遅延は、視覚と何か別の感覚もしくは記憶を統合する時間なのかもしれない。
それにしても会場の盛り上がりと、ファンミーティングとはいえ、THETA保有率の高さが異常です。
商品説明がいらないくらいでした(笑)
そして、RICOH側からの説明、荻窪圭さんのパノラマ写真家としての歴史(これがスゴイ)、福地健太郎さんの学究的な活用、ブロガートークなどがあって(これだけで十分濃いのですが)、さらに濃いというか恋してるというか、来場者側からのTHETAに依る一発芸が披露されたり、THETAをハックしていろんなことをしている人がいたり、RICOHの人たちも苦笑いするしかないファンに依る愛情が披露されました。
中でもすごかったのは、かけると、見ている周り全部がTHETAの写真になる装置。
PCの画面に表示されてしまうので、その人が写真の中のどの部分を見ているか、周囲にまるわかりというのがまた面白い。
ちょっとした現代アートです。
体験したい方は、日本科学未来館の「世界一展」にいくといいよ。
会場内 多目的スペースでは日本科学未来館スタッフによるRICOH THETAデモも実施されますので、是非ご来場ください。
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