トランプの神経衰弱の名人戦がどんなものになるか考える。
普通に、2枚のカードを順にめくり、同じ数字だったら1ペア獲得し、続行する。違う数字だったら、裏に戻して相手に手番が移る。
両者は名人で、見た数は決して忘れず、また最終獲得ペアが最大となるような最善手を選ぶとする。
さて、神経衰弱は先手有利か後手有利か?
以前考えてどこかに書いておいたのだがメモが見つからなくなってしまった。
枚数が少ないゲームではどちらが有利か決まるが、確か8枚か10枚以上のゲームになると、決着が着かなかった、のだと思う。
新しいカードをめくるのが期待値を低下することになるので、両者とも既に判明しているカードを2枚めくって、相手に手番を回すことを繰り返してしまう、という誠に味気ない戦いになるのであった。
N人の試合にしても駄目だし、永久に引き分け作戦を禁ずるようなうまい追加ルールも考え付かなかったので、検討はそこまでとした。