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8月27日(日) 蒼母衣衆 オフ会 の巻  No9
- 2017/09/07(Thu) -

 マッタリしながら蒼母衣衆の古株メンバーの話や天戦クジは「ちえ」しか出ねぇ~とか、IXA都市伝説の話で盛り上がっていた。 以前から気になっていたカード合成でのスキル追加の話になったので、思っていた事を口にしてみた。

「てかぁ~さぁ~ スキル追加でやっちゃいけない時間帯ってあると思わない? 例えば、合戦中とか、影大殿が出てる時とか・・・確率、悪すぎない?」
「ですね、なんか上手く付かないですよね~」
「確率悪いし、欲しいスキルが付きにくい気がしますね」

「でさぁ~ 感覚的に、その日のインした最初に・・・例えば、朝、7時でも8時でも・・・とにかくインしてから最初に追加合成をするとログインボーナス的な、とても成功確率が高い気がするんだよねぇ~」
「2度も3度もはダメだけど、最初の1回目で成功する確率がかなり高いんだよね~俺」
「だから、どうしても付けたいスキルがある時は、朝一の一発目で挑戦してるわけさぁ~」 言いたいことを言ってみたw

「・・・朝一ですか~ 今度やってみようかなぁ~」
「うん、是非」
「そうなんですかぁ~」
「うん、インして、真っ直ぐに追加合成に走るわけよ・・・」
「へぇ~」

「逆に、絶対やってはいけない時間帯は朝の8時~市の整理時間帯の9時半ころまで・・・この時間帯は地獄だわぁ」
「今度、気にしてみてね」

「まぁ~クジも、合戦終了後が良いとか、終了後はダメで次の日の朝5時とか、7時前後とか・・・まぁ~あるある都市伝説だなぁ」
「ですねぇ~」
「ただ、波は確実にあると思うんだよねぇ~ 合成の時間帯とか、クジ引きの時間帯とか・・・ 勿論、運営のセッティングだけど、前回のβ版0鯖見れば分かるジャン。 あの鯖だと何やっても失敗する方が難しいくらいだったよね」
「そ~言われると・・・ですよね」
「確かに・・・」

まぁ~ IXA都市伝説なんで信じるか、信じないかは皆なさん次第ですが。 w


 ピンポ~ン ♫~   部屋のチャイムが鳴った。  チャイムに反応して一番ドアに近いはせぽんさんがドアを開いた。


「ちぃわぁ~す!」 KGBさんの到着だ ^^

「遅くなりました~」
「こんです~^^」
「ちわ~^^」
「はじめまして^^」
「こんにちわです^^」

「え~と~ 輝夜さん、イシュさん・・・」 ふたりを確かめる様にのぞき込んだ
「輝夜です」
「イシュです」
「うわ~ わざわざ ようこそです^^」 

  KGBさんと初めて秋葉原で対面した時、内チャでワイワイ盛り上げたり、顔文字を多用して楽しいカキコをするKGBさんと、リアル、目の前の日焼けしたマッチョなサーファー姿とのギャブに頭の全機能が一時全面停止したものだったが、輝さんもイシュさんも別段、驚いた様子はなかった。

 はせぽんさんの今まで座っていた椅子にKGBさんが腰掛け、持ち込みの紙袋を開きながら、丸テーブルの上に各自の持ち込みの酒が見当たらない事を不思議そうに呟いた。

「あれ?まだ 飲んでませんね・・・ じゃ 何から飲みましょうか」
「焼酎持って来ましたよ これ」 銘柄見えなかったが多分 芋焼酎だろう
「で、こっちが めめさんから預かってるヤバイ酒です^^」 年期の入った古い木箱を取りだした

「え~ まだ 飲み終わってないんかよ?」 KGBさんに近づきボトルの入った木箱を受け取って開いてみた
「へ? 丁寧にボトルの口にテーピングしてくれてるし・・・」 コルクと口にテーピングをして中の酒が蒸発しない様にしていた
「へへ・・テーピィングしっかりしておきました^^」
「いや~ 申し訳ない・・・」 まだ半分ほど残っていた とても律儀なKGBさんなのだ

「こっちも持って来ましたよ^^」 イシュさんの隣で2人掛けソファーに座ったはせぽんさんも瓶を取りだした たぶん焼酎かな

「あれ、 氷ありませんか? 氷」 KGBさんが立ち上がり冷蔵庫をのぞき込んだ
「あちゃ~ 氷 ありませんね ちょっとコンビニ行って買ってきますね」 KGBさんが買い出し 満々だったw

「いやいやいや・・ 買い出しに行かなくても内線で 氷 持って来てもらうから チッとまってね」
「買ってきますよ 直ぐに」 本気で買い出しに行く素振りだった

 KGBさんを思いとどまらせw隣のベットルームから客室係へ内線をする。 ルームサービスではなく、客室係へ内線するところがミソで、ルームサービスなら料金を取られる事が多々あるが、客室係のサービスなら殆どの申し出は全て無料だ。

ポチッ 内線を押す  ♩~
「はい 輝夜様 ご用件をお聞き致します」 へ? 予約はめめで、宿泊は輝さんだからいいのだが、フロントへかけたらしいw
「907ですが 氷のベンディングマシン何階にありましたっけ?」
「以前は製氷機が御座いましたが 申し訳御座いません 今はありませんので お届け致します」
「ですか~ じゃ お願いします」
「畏まりました」

 受話器を置いて内線の番号を確かめた。 確かにフロントと客室係との内線番号は違っていた。 客室係の内線を押してもフロントへ繋がるのかも知れないが、宿泊フロアーの客室係から「輝夜様」と名前で呼び返される事は・・・無くもないが珍しく、フロントへ内線したのかと少し戸惑った。 いや、「氷をくれ~」とフロントへ内線したのなら少し恥ずかしかった訳である。

「氷 たのんだから・・・」
「めめさん この冷蔵庫 冷凍庫が無いんですよ」
「へ?」
「溶けなきゃ いいですけど・・・」
「溶けたら また もらえばいいジャん」
「・・・ですね^^」 w

「あ~ ごめん グラスの追加 言い忘れたわぁ~」
「氷が来たら また 追加を頼んで」
「了解~」

「蒼母衣衆の設立者の輝夜さんと牽引してためめさんが、ここに6年ぶりで合うなんて、めでたいめでたい^^」 KGBさん

 俺は重機や牽引のライセンスは無いがw、何はともあれ6年の歳月をかけて初めて輝さんと合コンwしたことは確かに嬉しかった。 今の同盟で蒼母衣衆の設立から居残っているメンバーと言えば、どさん子の美女 「 かな姫 」 だけかも知れないなぁ・・・と遠い目で記憶を思い巡らせたのだった。

 ピンポ~ン ♩~ 
 頼んだ氷が小さなアイスペールで運ばれてきた。 氷の量が思ったよりも少なかったので追加の氷を再注文して、グラスも一緒に誰かがお願いをした。


 
 午後4時を少しだけまわっていた。
 
 



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