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社長・・・降参ですわw 6
- 2014/04/05(Sat) -
 最近・・めめの娘はどうしてる?と、メール問い合わせが多いのですが、娘とは今のところバンコクでしか会うことが出来ないでいますが、21歳の娘は予想以上にアッチもコッチも育っていますw。

 あ~、娘と言ってもエイリィ~が勝手に「パパ!」と呼ぶので、いつの間にか娘になってしまったのですがw、こっちはいつでも「若い彼女」として受け入れ態勢は準備万端なのですが・・ネ。   夏には東京へ呼ぶつもりです。 ^ ^

                 E1     E 3     E2 
      
 

   E3


                                                         E w
                                                       素ッピン・・なのは 内緒でw
 


 ん~と・・・

 フロントの防衛網は予想以上に柔かったw。  なんなくイリ~ナちゃんの部屋番号を手に入れ、フロントと客室を繋ぐエレベーターホール脇の内線TELを手にして彼女の部屋へ直接TELして見ることにした。

 カシャ  ル~ ~ ~ 1、 4、 1、 1  とプッシュする。  

 ルルルル~♪ ルルルル~♪ ルルルル~♪ 呼び出している。  部屋にいるのかな?  ルルルル~♪ 

 カシャ
 「 もし もし・・ 」   うw 外人特有の もし もし・・ だったw    訛りすぎw

   「 アリョ~   イリ~ナ ドーマ?  」  ( もしも~し  イリ~ナちゃん いる? )

 「 ・・・・・ ダー   クトー エター? 」  ( ハイ・・  あなた・・誰? )

   「 エター めめ 」  ( めめ ですが )

 「 ア~? めめサーン   スィチャース  ピリダム  イリーナ 」 ( え~? めめさん  イリーナと代わるね )

   「 スパシーバ 」  ( あんがと )w

 誰だったんだよw・・電話先にでた娘は?。   むぅ~w。



 「 も し も し・・・ エリーナ です 」   ん? エリーナ? イリ-ナじゃ ね~じゃんかよ社長よ~w
   「 エリーナ?  英語かフランス語で話せるかな? 」 
 「 わたし ひほん語 だいじょうぶ です 」  そかw ひほん語OKなんだねw
   「 ユニバーサル・トレーディング・Japanの社長から紹介されたんだけど・・ めめです 」 
 「 あ、めめさん? しゃちょ~うさんの ともだち? 」 
   「 ダァ~(うん) 1階のロビーで話せる? 」 
 「 ダー(はい) いま いきます  ロビーね 」
   「 ロビーで まってます ね  パカ~(じゃ~) 」   バカではないw Paka である
 「 パカ~ (じゃね~) 」 

 声からの雰囲気からはイリ~ナちゃん、いや、エリ~ナちゃんはかなり落ち着いているように感じられた。  さて、さて、どんな娘なのか・・社長はシャラポアに似てるとボソッと言ってたな・・。  そなら、そうとうの美人は間違いないハズ。  まぁ~ ユリア リプニツカヤ 似なら明日から会社を辞めて、2人で人生を再スタートしても後悔はないw。

   ユリア・リプニツカヤ
        だよね・・・。


 エレベーターホールから人の流れが良く見える様に椅子の向きを少しずらし、期待と夢と妄想を膨らさせエレベーターからはき出されるひとり、ひとりに目をこらす。  ドアが開く度に心臓がときめくw。  

 内線TELをしてから15分ほどたっただろうか、エレベーターのドアが開き、3匹の象アザラシが降りて来た。 

 瞬間的に嫌な予感が頭を走る。  え? 嘘だろ~ Orz  象アザラシが・・まさかのロシア語を話しているw。  そしてロビーを見渡し・・し・・視線をそらそうとした瞬間に・・視線があってしまった。  その象アザラシは、本能的な鋭い勘で、間違いなく探している人間を見つけ出した時の視線に変わった。

 「 プリヴェティク~ 」 ( こんにちわ~ )    ・・・Orz バレてるw  しかもかなり軽い言葉だった。  ロシア語も男性系と女性系の使い分けがあるのだが、この挨拶はかなり親しい間柄で使われる。  一般的に初めて会う時には丁寧に「 ズドゥラーストゥ ビィチェ 」 だろうが・・・。  

  「 シュトー? 」 ( え? )  思わずロシア語で驚いて言葉を返してしまったw。

 「 ラズリシーチェ プりスターヴィッツア~ 」 ( はじめまして~ )  かなり軽いノリで3匹の象アザラシが近寄って来た。
 「 ミニャ ザヴート エリナ 」  ( エリーナです )  
  「 イズヴィニーチェ・・ ヴィ ガヴァりーチェ パ アングリースキ? 」 (よければ・・英語で話せないかな? ) 
 「 あ~ あたしは ひほん語で いいです 」   そかw  それは助かるわ~w
  「 めめです 」 「 カフェ ラウンジで 話しましょう 」  早めの日本語で振り返り、ラウンジを指さした。
 「 ダ~ 」 ( はい )  だから・・・ そこは ひほん語 で 「 はい 」 だろう~が・・w

 3匹を促し、カフェラウンジに向かった。  頭の中が半分パニクっていた。  ロシアンの美女達に囲まれながら、羨ましがられて席に着くはずが、猛獣使いの気分のまま先頭を歩いて勝手にそそくさと1人、ソファーに座った。  3匹のほ乳類に囲まれ、かなり気分はめいっている。  おかげで、座ってもまだ状況が飲み込めていなかった。  何を、どうやって、どの様に間違うとこの様なシチュエーションになるのか・・・。

 1杯1000円のコーヒーを4個たのんで、大きく深呼吸をした。  


 「 どうして みんな ここに 泊まってるの? 」   頭の整理をしないと・・
   「 きのう パーティー だっとのよ 」  エリーナが教えてくれた
   「 めめさん 錦糸町のおみせ しってますか? 」  錦糸町?

 「 しらない 」
   「 しゃちょさんは ときどき くるよ 」   ふ~ん
   「 きのう パ-ティーして お店のみんな ここで コンパニオンしたのよ 」  ・・・
   「 きょうは これから お店に いくのよ 」 

 「 錦糸町のお店じゃなくて ここで 社長達とパーティーがあったんだ 」
   「 ダァ~ (そそ) 」
 「 何の パーティー? 」  
   「 しらない。  10人くらいの パーティーだったの 」   知るわけ 無いか・・
   「 お店の ママと しゃちょうさんが知り合いみたいで・・  お店 休んで コンパニオンしたの 」  ・・・ 
 
 「 ・・・ 」   訳がわからん 

   「 あ! この娘(こ)は アドリアーナです。  この娘(こ)は エヴゲーニャです。 」     エバゲリオンだと?
   「 よろしく です~ 」 
 「 よろしく 」  2匹の トドw に目で挨拶をした。  正面がエリナで、右斜めがアドリアーナ、左斜めがエバゲリオン か・・ 

 ますます話しが見えなくなってきた。  錦糸町? パーティー? コンパニオン? 謎のエリーナ・・・ トドは哺乳類だが、アザラシは哺乳類の中の鰭脚類であって・・ ← んなぁ~事はどうでも良い。  とにかく3匹ともアザラシかトドにしか見えないロシアン原産の猛獣であったw。 

 「 で・・  何の用事なの めめに? 」   自分でもよく飲み込めていない状況だった。

   「 え?   あ~ 」
   「 友だち の 旦那さんを 東京に よんで ほしい の 」

 「 友だち? 」  
   「 私の 小岩にいる 友だち の 旦那さんを よんで ほしいの 」   ・・・
   「 友だちに 赤ちゃんが いて  旦那さんと家族で 住めるように して ほしいの 」  ・・・

 完全に今回は貧乏クジを引かされてしまった。  社長からの話を良く聞きもしないでエリ~ナちゃんと言う可愛い名前に騙されて、妄想に突っ走ってしまった様だった。  美女が絡まない案件など、ただの厄介な頼まれ事でしかない。  美女が絡むから頑張れる訳で、猛獣絡みなど・・めんどいだけである。  無事にこの話しが成功した暁には、美女からキスの御礼くらいも期待出来るが、この現状では・・頼まれても御礼のキスなど・・こっちから遠慮させて戴きたい気分であるw。  

 どこを探してもロシアン美女からキスのご褒美など見当たらない。  目の前のアサラシ軍団にマジに気が重くなっていた。  


 彼女達との話しをここに全て書いていると、それだけで2~3ヶ月もかかってしまうのでw要約させてもらうと・・・

 うちの社長が時たま接待で利用する錦糸町のロシアンパブで、接待先の とある会社 との内密な業務取引が提携し、その御礼にと、うちの社長が気を利かせてパブの女の娘(こ)全員 ( 象アザラシ全員、と書きたいのだが・・我慢 ) をコンパニオンとして呼んで、ここのホテルでインサイダー取引成功!パーティーwを開催したのだった。

 その際に、目の前のエリーナから小岩の友達の話をなにげに切り出され ( 彼女はなにげに・・ではなく、タイミングを見計らってのはず・・ ) 、うちの社長が調子こいて話しを鵜呑みにしてしまい、彼女からの相談を簡単に引き受けてしまったのだ。  エリーナが嬉しさのあまり ( だよね・・36万円もかかる話しをタダにしてしまったわけだからね ) 、ママ(パブの雇われママ )にその話しをすると、ママが酔った勢いで、泣きながら喜んで何度も念を押して社長へこの件を頼んだらしいのだ・・。  ママからの気持ちとして、今度、錦糸町の店でフルーツを1皿だだにしてくれるらしい・・w。   

 そして・・最悪な事に・・エリーナの小岩の友達と言うのが・・エリーナが大好きなタイ料理レストランの経営者であるママの娘だった。  以前は、行徳でレストランを経営していたが、小岩の方が景気がよさそうなので新店舗を借りて、行徳を閉めて2年前にやって来たらしい。  エリーナが以前働いていたパブも行徳にあったと言うおまけ付きである。


 ややこしい話しであったが、一言で言えば、エリーナが以前働いていたロシアンパブが行徳にあって、同伴でよく行くタイレストランのママと親しくなり、ママの1人娘が出産に関して、旦那さんをタイから呼び寄せる相談を受けたらしい。  エリーナが行徳から錦糸町にパブを移動したが、付き合いは続いており、エリーナの知人を通して行政書士を頼んだところ36万円の見積もりに腰を抜かし、どうにかして安く出来る方法を探していた様である。  そこへ、うちの社長がグットタイミングでネギを背負って登場した訳である。  エリーナはかなり前から羽振りの良いうちの社長に目を付けていた様だが、昨日のパーティーでそうとう機嫌が良かったうちのアホ社長にその話を切り出したらしい・・。

 

 タイ と ロシア では そうとう~ モチベーションが違うんですがね・・  やる気 ね~な~!   まぁ~ たまにはロシアンでもハズレな時もあるけど・・今回の様に・・。


 あ~~ いま、気が付いたわ・・・  おれの行動力って・・・  パワーの源は・・・  下心 だったんかw

           






                                7へ・・
  

   


        
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