美人には・・めっほう弱いんですわ・・(2 )
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- 2013/02/18(Mon) -
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社長の 「 とある行きつけのお店? 」 の娘からの相談 ← 騙されてなければ良いのだがw でタイへ帰国したくてもパスポートを無くしてしまい直ぐには帰国が出来ない。 大使館に相談すると再発行に1~2週間はかかると言われたが、娘さんは16日、17日まで帰国をしたい・・家族が病気で危篤とのこと・・。 そんな不憫(ふびん)な娘さんをなんとかして欲しいとの難題をふっかけられてしまったワケで・・。 見返りは・・秘書達がいままでに引き起こした騒ぎwを全て無かった事にして無罪放免にしてくれる約束で引き受けてみたwのだが・・。
さ~て、どうするかな~・・。 クンちゃん ( タイ人のあだ名で 海老ちゃん である ) を めめ の部屋まで連れて帰った。 「 ちゎ~ス! 社長室から帰ったよ イズ~ コーヒーお願い あ、この娘(こ) クンちゃんにもね 」 いきなり見慣れない美女を連れ帰ったんで3秘書達の目が点になっている。 サチはいつも通り椅子にミニスカでまたがったまま固まっているw。 ミミはPCのキィーボードの同じ数字ばかり叩いてコッチを見ているw。 イズもクッキィーを口に運んだまま凍っていたw。 「 あ! 社長からの預かりモノwなんで ・・ イズ~ コーヒー とっとと頼むわ~ 」 フリーズしている3秘書達の真ん中を通り抜けて、自室のドアを締めてクンちゃんをソファーに座る様に促した。 案の定・・ドアの向こう側ではドタバタする様子がそのまま筒抜けだが、気にせずにタバコに火をつけながらミニスカのクンちゃんの正面に座った。 正面は・・やはり・・まずかったのだがw。 ← 意味分かるよねw。 「 で、ムアライ クン ハーイ パスポート クラップ? 」 ( で、 いつ パスポートを無くしたの?) 「 メルー ・・ バーンティー ピィーティーレオ カッ 」 ( よく分からないけど・・多分 去年かも ) 「 そ~ で、いつ帰りたいの ? 」 「 1日も早く帰りたいんだけど・・叔母さんが集中治療室に入ったって 連絡があって・・ 」 「 無くした パスポートのコピーある? 」 あればラッキーだが・・ 「 あ、持ってます 1枚 カラーコピーで これです 」 うん、ラッキ~ 「 外国人登録証か在留カード、それとタイ国のIDもある? 」 「 ここに・・ あります・・ 」 OK そろってる 「 大使館に聞いたら 不注意で無くしたんなら 再発行まで1~2週間は必ず かかるって・・ 」 「 叔母さん・・ 死んじゃう・・ (T_T) 」 泣き出してしまった・・ 美女に泣かれると 弱いw・・ コンコン・・ 「 コーヒー お持ちしました 入ります 」 ? イズの声ではないw サチの声であるw・・ カチャ・・w 「 あ~~ 専務 女の娘(こ)を泣かしてる! ヒドイ~ 」 おいw 声が大きいわw 「 朝 私のこと泣かして 午後にまた女の娘(こ)泣かしてる! ヒドイ 」 ・・Orz 「 イズ~ ミミ~ 来て~ 専務が 泣かしてる~ 」 ・・っっw 何故に 2人を呼ぶのだ? イズとミミが飛んできたw あ~も~面倒臭~w。 「 あ~ も~ いいから お前ら アッチ いってろ~ 」 話が見えなくなるわ・・ 3匹を部屋から追い出した ドアを絞めても3匹がこちらの部屋の様子を伺っている事がバレバレである。 泣いてたハズのクンちゃんも笑ってるしw・・。 「 ジャ~まず 大使館に再度 メールで事情を書いて送ろう 」 「 簡単でいいから 年末にパスポートを無くしたらしい事と、家族が集中治療室に入っている事で早急に帰りたいことを書いて送ろう 」 「 ここのPC開くから、メール・・タイ語がいいね チット待ってね タイ語にするから 」 アルティメットである 「 ハイ、ここで 書いて 送って 」 タイ語のキィーボードを差し込む 「 ハイ・・ 」 クンちゃんが事情を書いている間に・・ 「 ミミ~ この辺で セルフで証明証の写真が撮れる スタンド どこだっけ? 」 内線で聞いてみた。 ミミは暇なとき自分の写真を撮ってコレクションしているw 「 ハニ~ まっすぐ駅に行く途中にあるから 700円で5カット 」 さすが詳しいw あり~ コンコン・・ 「 コーヒーの お代わりを お持ちしました~ 」 w いらね~から サチw 覗くなw コンコン・・ 「 クッキィーの お代わりを お持ち致しました~ 」 イズ・・ お前もかw 「 どぞ~ クンちゃん 食べながら 書いてね 」 「 有り難う御座います・・ 書き終わりました これでいいかしら? 」 「 ん~と・・ OK 上出来 では 送るね 」 ポチッ 大使館へメール配信完了~ 頼む、誰か気が付いてくれ! 「 さて 次は 近くの新宿警察署へ いくからネ 」 「 あ、心配ないから 紛失届けを出しに行くだけだから 」 「 さ、 付いて来てネ 行こう 」 「 お~い 出かけるから 今日はこのまま直帰するから 頼むね 」 3匹に聞こえる様に大きな声でサチに伝えた。 「 専務 いってらしゃい~ 専務に任せれば心配ないから ガンバッテね 」 たまには良いこというなwサチ 「 専務 いってらっしゃい~ なにか調べる事があれば 携帯してね 」 イズ あり~ 「 ハニ~ ガット ブレス ウイズ ユ~ ( 神のご加護を~ ) クリスチャンなんで・・いつもこんな感じw クンちゃんを連れて新宿警察署へ向かった。 正面玄関から受け付けに向かい、紛失の件を告げ、会計・紛失係で遺失物の書類をもらおうとしたら奥から年配の武将x 部長さんが 「 簡単に事情をお話して戴けますか? 」 との事でグンちゃんに話してもらった。 片言の日本語で・・ 「 前回の帰国後のお正月頃から昨日までの間に、多分、古い鞄に入れたパスポートをゴミに出してしまった様で、何度探して見つかりませんでした 」 ん~ ツジツマがあってる 「 それだとご自分でパスポートを処分してしまった可能性があるので、紛失物としての届けは受理できないんですが・・ 」 あちゃ~ 法律の壁が・・w 「 もう1度、彼女に良く思い出してもらいながら書きますので、宜しく御願い致します 」 取りあえず用紙をもらって近くの小さなデスクに向かった。 無くしたことには変わりないのだが、自分で処分した可能性があれば紛失ではない。 では・・どうする?。 物語を作れば良いのであるw。 「 クンちゃん めめが 書いてあげるから チト待ってね 」 用紙を彼女から受け取った さささ~と書いてみた。 そして クンちゃんに読み聞かせた。 「 良く聞いてね 自分でパスポートを捨てた場合は色々と難しいから 無くした事を強調したから ね 」 「 昨年の暮れ、お正月にタイから戻って来て、パスポートをいつも使っているハンドバックに入れていたのですが、勤務先の友達にお土産を2度持って行った際に「通勤途中の路上」のどこかでバックから財布や携帯を取り出した際にパスポートを落としてしまった様です。 自宅は新宿7丁目で勤務先は歌舞伎町ですので、その通勤途中だと思います。 詳しい日付は分かりませんが昨年の12月30日~今年2月13日の間だと思います。 」 ゆっくり読み聞かせて覚えさせてたw。 要はパスポートの紛失届け受理番号が欲しいのであるから・・確実に紛失した事を証明したいだけである。 「 グンちゃん Okかな? わかった? 」 「 わかりました 私が間違えて捨てたのではなくて どこかで落とした・・ って事ですね 」 そ~ です OK~、書類を提出して2人で長イスに腰をかけて待った。 「 クンさん~ どうぞ 」 呼ばれた 「 あちらにこの書類を持っていって下さい 」 受理された 会計課に書類を持っていって手渡した。 「 少々 お待ち下さいネ 」 受けた婦警さんが愛想良く促してくれた。 「 クンさん~ こちらへどうぞ・・ 」 「 ここと そこに住所とお名前をサインして下さいませ 」 「 もう少し お待ち下さいませ ね 」 どうやら無事に終わりそ~である。 「 今度は 無くさないで下さいネ 書類は大使館に提出用ですね 」 綺麗な婦警さんw もったいないw 「 ハイ そうです・・ 今度は 気を付けます・・ 」 「 はい じゃ この書類を大使館に提出してくださいね それと これが受理番号ですから もし、誰かが拾って届けてくれた時はこの番号が必要になりますからね 」 終了~ 無事にパスポートの紛失届けが受理された。 これで警視庁からクンちゃんがパスポートを無くしたことが間違いない、というお墨付きがもらえたワケである。 今日はもう時間切れなので大使館や入国管理局に行けない。 あすの勝負になる。 今日このまま証明写真を撮りに行く事にして、ミミから教わったセルフ写真を撮りに行った。 大き目の2枚とパスポート用3枚の5枚セットで700円。 ハイ~ チ~ズ! カシャ! 終わり~。 意外とこの写真を持って行く事を忘れて、その日が1日つぶれてしまう事も多いので、忘れてはいけない証明写真である。 明日は朝からタイ大使館に行くのだが、先ほど大使館へ事情をメールしておいたので、誰かが目を通して気にとめておいてもらう・・そんな心理戦も大事である。 歩きながら大使館にクンちゃんからTELしてもらう。 勿論、時間外なので誰もでない。 しかし・・それで良いのである。 3~4度携帯をする。 大使館のTELにクンちゃんの着信履歴を残し、彼女が必死こいてる状況を知ってもらうのだ。 勿論、メールにもクンちゃんの携帯の番号は目立つところにきちんと書いておいた・・。 まずはミッションの第1段階を終了~。 「 クンちゃん、今日はもう終わりだからネ また 明日ネ 」 「 ム~さん 今日お店来て! 私のおごりで 飲んで お願い! 」 気持ちは嬉しいが・・ 「 有り難う~ 気持ちだけで嬉しいから 今日は明日のために早く帰って寝るワ 」 「 じゃ~ ご飯だけでも・・ 」 ここで断っては彼女がかわいそ~ 「 おK~ じゃ 牛丼 おごって 」 w 「 ? 」 「 タイのご飯でも・・と思ったんだけど・・ いいの? 」 「 牛丼 がいいな 」 「 じゃ~ お店の近くの すき家で イイ? 」 勿論ですw 歌舞伎町へ出向き すき家へ同伴~w。 東南アジアのタイの娘やフィリピンの娘のパスポート紛失事件wは新宿では日常茶飯事である・。 フィリピン系はエージェントがパスポートを預かっており身動きが出来ない事が多い。 そこで紛失した~と再発行してもらい帰国する。 しかし、現地のプロモーターに見つかりまた送り返されるw タイはめめの知る範囲では90%がパスポートの紛失は「借金の担保」にあずけている場合が殆どである。 まとまった金額を借りる際に必ずパスポートを相手に渡し担保にするのである。 色々な事情が交差する新宿であるが、いちいち正義感で相手をしていると痛い目を見ることも経験上で知っている。 だから・・深い勘ぐりはしないのが新宿流であり めめ のスタイルなのであるw・・。 15日(金)朝9時 クンちゃんと会社前で待ち合わせた。 タイ大使館へGo~である。 以前、タイ大使館はJR目黒駅から歩いて15分位の比較的便利な場所にあったのだが、改装工事を始めたため臨時で靖国神社の近くに引っ越している。 移転してからは1度も足を運んでないので駐車場が不安だったが車を走らせた。 「 この車 凄すぎ~ 」 テンションがUPしている 「 いや~ 恥ずかしいダケの車です 」 本音ですw 「 多分 もう 2度と乗れないね~ 」 「 帰りに また乗れるジャン 」 w 「 帰国ができて また日本に来たら携帯してみて・・ 成田まで行くから 」 サービスですw 案の定、駐車場は近くに見当たらなかった。 あ~と、思い出した。 靖国神社に止められるじゃんw。 なんて事なくすんなり神社に止めた。 大使館は目の前の二松学舎大学の裏口wの隣であった。 余りにもコジンマリしていてビックリだった。 ドアの直ぐ左に受け付け兼、ガードマンが1人浮いていたので用件を伝えると奥へどうぞ~とコイツに話す意味ね~な~wと再びカウンターで用件を伝えた。 クンちゃんはめめの背中の後ろで隠れているw。 勿論、全てタイ語での応対である。 そこの用紙に必要事項を書いて番号札を取って待っているように指示される。 正面に4ブース+撮え用1ブース、左側にはビザ申請ブース3ブースが設けられていた。 パスポートの申請用紙をクンちゃんに書いてもらい、2人で椅子に腰掛けて待っていた。 当事者はクンちゃんなので余りめめが出しゃばると返って心証が悪くなる。 呼ばれたら要点だけ伝えて後はクンちゃんに託すだけである。 「 36番 ど~ぞ 」 正面の唯一の男性職員からお呼びがかかった。 しめた! どこから見ても正規の職員の風格がある。 他の女性職員達の素振りは、何か分からない事があるとその男性職員に聞いていた。 多分、女性3人は留学生のアルバイト職員と思われる。 「 知人のクンちゃんから相談を受けて昨日、メールに事情を書いて送ってあります。 どうしても緊急で仮のパスポートを戴きたいのですが・・ 」 「 ・・・・・ 」 睨まれたw 「 タイ人・・ じゃないよね? タイ語上手いね 」 変な所に食いついてきたw しめたw 「 いえ 日本人ですが タイに仕事で行きますのでチュラロンコン大学で授業を聴講した経験があります 」 「 へ~ 私と同じ大学? イェ~ 」 w どこでも小さく盛り上がるのがタイ人気質w 本当は聴講経験のある大学はタマサート大学で2ヶ月だけwだが、彼の指にチャラロンコン大学のカレッジリングが輝いていたのだ。 タマサート大学とチュラ大はライバル校で犬猿の仲であるw。 「 パスポートの再発行に1~2週間かかるのは知っています。 でも、新生児が生まれた時や緊急時には仮のパスポートで帰国出来るとも聞いていました 」 「 ・・・・・ 」 「 仮のパスポートで帰国して、本国で正規に作り直す予定ですが、何よりも、彼女の家族が危篤で1日も早く返りたいのですが・・ 」 「 同じチュラ大の仲間を助けると思って・・是非・・ 」 どこが仲間だかw 「 あのメールは君? 」 「 いいえ クンちゃん 本人が書いて送りました 」 やり~! メールに目を通してくれている。話が早い。 「 ご家族が危篤だと 心配だよね・・ 」 タイ人は 寺のボ~さん と 親の死に目にはメチャ弱いのである。 「 ・・・・・ 」 「 君~ え~と クンさん ・・ ここに来て 」 ゴクリ・・w 「 メールの通りかな・・事情は 」 「 ハイ・・ 」 「 警察に行って 証明証をもらわないといけないんだけど 」 「 ハイ・・ いって来ました 証明証はここにあります 」 「 無くしたパスポートの番号は・・何かで分かるかな・・ 」 「 ハイ・・ 前のコピーを持っています これです 」 「 外人登録証とタイ国のIDは持ってきてるかな・・ 」 「 ハイ・・ これとIDです 」 「 ・・・・・ 」 「 上と相談してくるから・・ 待ってて・・ 」 ウシャ~! 彼がメールに目を通してくれていた事は幸いだった。 ま、上司が目を通すのが普通なのだが、アルバイトが目を通してコピーして、上司の机の上に置いてもらっては、いつ目を通してもらえるか分からないのもタイである。 「 クンちゃん がんばって! 」 一声かけた 「 はぃ・・ 」 少し 固いな・・w これ以上はめめが必要無いと思えたので部屋の1番後ろまで行きイスに腰掛けた。 上司に相談と、まで行けば面目を重んじる彼らエリート連中は、双方の面目を潰さない様に対処するのがエリート気質である。 多分、仮のパスポートを「今」この場で造って仮発行してくれるハズである。 メールで相談内容を事前に相手に伝えておき、担当者が事前に上司と相談出来る様に手配した事と、もう一つ、家族の危篤に弱いタイ人なのでなんとか考慮のスキマを造った事が勝因と思うのだが・・。 勿論、チュラ大の一言も重要な要素である。 ( ←チュラ大 = タイの東大である ) 彼が奥の扉から出てきた。 「 ・・・・・ 」 「 クンさん 写真 持ってきていますか? 」 「 あります ここに 」 顔が 引きつってるのが後ろからでも分かるw 「 じゃ~ その写真で造りますから ここに貼れる大きさに 切っておいて下さい 」 (^_^)v 臨時のパスポートは本国の正規パスポートをコピーしただけのモノで、パスポート番号だけがクンちゃん専用の番号になっている。 そこへ彼女の写真をはってエンボススタンプで割り印をして出来上がり~w。 正規の手続きはここでパスポートの再発行を依頼して、1~2週間かけて本国で新規パスポートを造り、送り返してもらって受け取るとる訳だが、仮パスポートはコピー用紙で出来てるピラピラの紙パスポートであった。 「 必要なモノが全部準備出来ている事で 助かりましたね・・ 」 めめはプロだぞ~w 「 早くタイに戻って ご家族に会える事を祈りますね 」 優しい~ タイ人w 「 あ~と 正規のパスポートは本国で早急に造って下さいネ 」 「 はい! ・・すぐ造ります・・ 」 泣き顔が特にかわいいw クンちゃんw 「 あとは 入管で 訳を話して このパスポートの使用の許可をもらって下さい 」 「 大使館が出国許可を出しても 入管が認めなければ再入国が出来ませんからね では・・ 」 彼にゆっくり深いワイ( 手をあわせたお辞儀 )をしてクンちゃんと大使館を出た。 クンちゃんが途端に走り出したw。 ワォォ~どこに行く~w。 クンちゃん~ 駐車場は反対ですよ~w。 さ~て 残りは 入国管理局 だな・・。 行くか・・ 待ってろ~ 入管!・・。 続きは 美人には・・めっほう弱いんですわ・・(3)で ホ~ユ~ CIERO 毛染め CM を見て 藤原紀香 を イズ~ と呼んでしまう 今日この頃w にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 |
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