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トランプ氏と共闘を選んだケネディ氏 環境派弁護士の「悲しい結末」

大統領選から撤退し、トランプ前大統領(右)の支持を表明したロバート・ケネディ・ジュニア氏=米西部アリゾナ州で2024年8月23日、AP
大統領選から撤退し、トランプ前大統領(右)の支持を表明したロバート・ケネディ・ジュニア氏=米西部アリゾナ州で2024年8月23日、AP

 米大統領選に無所属での出馬を目指していたロバート・ケネディ・ジュニア氏(70)が8月23日、共和党のドナルド・トランプ前大統領の支持を打ち出した。

 誰もが知る名門一家出身のケネディ氏は、大企業や自治体を相手に幾多の公害訴訟を争った環境派弁護士だった。一方、トランプ氏はかつて地球温暖化を「でっち上げ」と呼び、バイデン政権の環境規制や政策の多くを破棄すると明言する。両氏は「環境」をめぐる主義主張の相違を置き去りにしたまま、手を握った。

違法薬物所持事件が転機に

 ケネディ氏の環境保護活動の原点は1980年代初めにさかのぼる。ヘロイン所持容疑で逮捕され、裁判所から2年間の保護観察と社会奉仕活動を命じられたことがきっかけだった。

 世界的な環境NGO「自然資源防衛協議会」(NRDC)にボランティアとして加わり、その後30年近く同団体の弁護士として米国内外のプロジェクトに関わった。

 ニューヨーク州を流れ、大西洋に注ぐハドソン川とその支流の環境改善を巡っては、汚染源のモニタリングと原因企業などに対する訴訟を組み合わせた運動を展開。その手法は他地域のモデルとなった。米タイム誌の「地球の英雄」の一人に選ばれたこと…

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