暮らし・学び・医療
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49歳「子育て、介護両立ほぼ不可能」 立憲・寺田氏政界引退の真意
11/10 11:00 3521文字東京・永田町では、高市早苗首相が就任して初めての臨時国会が開かれている。物価高対策、防衛力強化、政治改革……。そんな中で、一人の野党議員が新たな気持ちで論戦に接していた。 「限られた時間と労力の中で、家事や子育て、そして介護を両立させることはほぼ不可能であり、とはいえ地元活動を中途半端に続けること
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“暑い”市民マラソンをどう走る? 温暖化時代のレース運びの心得は
11/9 19:06 2701文字秋が深まる中、全国各地でマラソン大会が予定され、今年も多くの市民ランナーが挑戦する。 真夏のうだるような暑さからは解放されたが、温暖化の影響で季節外れの暑さに見舞われることも。9日に福岡マラソンが開催された福岡市でも、日中の気温は20度を超えた。 ただ、数度の気温上昇でも「体への影響は大きい」とラ
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自己決定・自己責任のワナ 上野千鶴子さんが懸念する「女女格差」
11/9 08:00 2769文字日本のジェンダーギャップ指数は148カ国中118位で、男女格差は大きい。さらにこの20年で「女女格差」も拡大してきたと社会学者の上野千鶴子さんは懸念する。 背景には何があるのか。 男並みの「強者」を目指して競争を強いる社会の中、「女並みでどこが悪い」と訴えてきた上野さん。1980年代以降の時代の変
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研究へのAIの影響は? ノーベル賞の坂口志文さんと北川進さん対談
2025/11/10 21:37 2000文字今年のノーベル生理学・医学賞を受賞する大阪大の坂口志文特任教授(74)と、化学賞に決まった京都大の北川進特別教授(74)が10日、2人の母校である京都大で対談した。研究現場の課題や人工知能(AI)がもたらす影響、若い研究者へのエールなど話題は多岐にわたり、学生運動に揺れる1970年代に京都で過ごし
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ノーベル賞の坂口志文さんと北川進さんが対談 研究者支援を呼びかけ
2025/11/10 19:27 703文字今年のノーベル生理学・医学賞を受賞する大阪大特任教授の坂口志文さん(74)と化学賞に決まった京都大特別教授の北川進さん(74)の対談が10日、2人の母校の京都大(京都市左京区)であった。 2人はこれまでにもさまざまな場で次世代の科学者の育成について言及してきた。北川さんは、若い世代への支援も必要だ
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介護福祉士の経過措置、延長是非の結論出さず 厚労省専門委
2025/11/10 18:00 569文字厚生労働省の専門委員会は10日、介護人材の確保に関する報告書をとりまとめた。国家資格の「介護福祉士」について、国などが指定する養成施設の卒業者は国家試験に合格しなくても資格を得られる経過措置の延長の是非が議論されていたが、結論を出さなかった。人手不足を背景に、言葉の壁があり試験の合格率が低い外国人
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愛犬の認知症を防ぐには 獣医師が教える三つのポイント
2025/11/10 17:00 1042文字飼育環境の改善で飼い犬の長寿命化が進む中、人間の認知症にも似た犬の症状に関心が高まっている。 発症すると、お漏らしや徘徊(はいかい)などの行動を起こすことがあるが、専門家は「いくつかの方法で予防したり進行を遅らせたりすることはできる」として早期発見の重要性を指摘する。<関連記事> 犬の認知症緩和に
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犬の認知症緩和にミカンの皮の成分 イグ・ノーベル賞受賞者らが実証
2025/11/10 17:00 2249文字夜鳴きや排せつの失敗、徘徊(はいかい)など、年老いた犬が認知機能低下による問題行動を起こすことがある。 人間の認知症に似たこうした症状を、ミカンの皮に含まれる成分が緩和することを北里大獣医学部と民間企業の共同チームが突き止めた。 新発見のきっかけを作ったのは、1匹のメスの柴犬(しばいぬ)だった。
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<1分で解説>「卒アルのガイドライン作って」制作する教員に負担感
2025/11/10 14:02 852文字多くの小学校が、国や自治体に卒業アルバム(卒アル)に関するガイドラインを作ってほしいとの意向を持っていることが民間企業の調査で分かりました。ガイドラインに盛り込んでほしい項目としては「学校の作業負担を減らすための基準」が最多となり、教員が最も負担に感じる作業は児童の「登場回数のカウント」でした。1
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1分45秒間隔で離陸も…何が大切?空の交通整理 管制官に聞く
2025/11/10 11:15 1362文字世界の各都市から1日平均約350機の航空機が飛来し、混雑時には約1分45秒に1機が離陸する。そんな成田空港で「空の交通整理」はどのように行われているのか。国土交通省成田空港事務所の航空管制官、西牟田卓朗さん(60)に話を聞いた。【合田月美】 ――航空管制官とはどんな仕事ですか。 ◆航空管制官の仕事
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49歳「子育て、介護両立ほぼ不可能」 立憲・寺田氏政界引退の真意
2025/11/10 11:00 3521文字東京・永田町では、高市早苗首相が就任して初めての臨時国会が開かれている。物価高対策、防衛力強化、政治改革……。そんな中で、一人の野党議員が新たな気持ちで論戦に接していた。 「限られた時間と労力の中で、家事や子育て、そして介護を両立させることはほぼ不可能であり、とはいえ地元活動を中途半端に続けること
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酵母の遺伝子操作で日本酒おいしく? 奈良先端大と月桂冠が解明
2025/11/10 10:45 672文字奈良先端科学技術大学院大学(奈良県生駒市)の渡辺大輔准教授(微生物学)と、月桂冠総合研究所(京都市伏見区)は、酵母の働きを加速させて日本酒をフルーティーな香りに仕上げ、酸味の元となるリンゴ酸を増やすメカニズムを突き止めた。香りや風味をコントロールする手法が見いだせれば新たな日本酒の商品化も可能にな
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難病患者や障害者の自分らしい暮らし考える 15日に介護保障シンポ
2025/11/10 08:45 444文字難病患者や障害者が24時間の介護を受けながら自分らしく暮らすことを考えるオンラインシンポジウムが15日開かれる。 「介護保障を考える弁護士と障害者の会全国ネット」(事務局・東京都、藤岡毅・岩崎航共同代表)の主催。同ネットは2012年結成。重度障害があっても地域で安心して暮らせる公的介護を求めて活動
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アルコールの健康リスク、女性は特に注意 少量で肝硬変の恐れも
2025/11/10 08:00 994文字10~16日は「アルコール関連問題啓発週間」。昨今では、健康被害のリスクから過度な飲酒を避ける取り組みが盛んになったが、特に注意がいるのは女性ということは、まだあまり知られていない。アルコールの影響を受けやすく、男性と同じペースで飲んでいると早い段階で肝硬変など重篤な病気に進行する恐れがある。 ニ
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「生きてさえいれば何とかなる」 がん患者が語る、仕事を続ける意味
2025/11/10 07:15 1121文字がん経験者とともに治療と仕事の両立について考えるセミナーが、盛岡市の岩手県産業会館で開かれた。国立がん研究センターの統計によると、日本人が一生のうちにがんと診断される確率は2人に1人。医学の進歩で、がんで通院しながら働く人は約50万人(2022年の推計)に上る。主催したNPO法人・日本がんサバイバ
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“暑い”市民マラソンをどう走る? 温暖化時代のレース運びの心得は
2025/11/9 19:06 2701文字秋が深まる中、全国各地でマラソン大会が予定され、今年も多くの市民ランナーが挑戦する。 真夏のうだるような暑さからは解放されたが、温暖化の影響で季節外れの暑さに見舞われることも。9日に福岡マラソンが開催された福岡市でも、日中の気温は20度を超えた。 ただ、数度の気温上昇でも「体への影響は大きい」とラ
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「学校に行けなくてもいい」 ベテラン相談員が語る開き直りの大切さ
2025/11/9 12:00 1497文字文部科学省が10月公表した調査で、2024年度に不登校とされた小中学生は過去最多の35万人超となった。 不登校などに悩む親子約4000組の相談に応じてきた池添素(もと)さん(75)は、東京都内で開かれたトークショーで、不登校の子を持つ親たちに語りかけた。 「親の開き直り方、どれだけ腹を据えるかで未
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自己決定・自己責任のワナ 上野千鶴子さんが懸念する「女女格差」
2025/11/9 08:00 2769文字日本のジェンダーギャップ指数は148カ国中118位で、男女格差は大きい。さらにこの20年で「女女格差」も拡大してきたと社会学者の上野千鶴子さんは懸念する。 背景には何があるのか。 男並みの「強者」を目指して競争を強いる社会の中、「女並みでどこが悪い」と訴えてきた上野さん。1980年代以降の時代の変
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福岡に今年も「冬の使者」 絶滅危惧種のクロツラヘラサギ飛来
2025/11/8 14:04 395文字博多湾に近い福岡市東区の多々良(たたら)川流域や香椎浜などに、今年も「冬の使者」、絶滅危惧種のクロツラヘラサギが飛来し、純白の美しい翼を見せている。 トキ科の渡り鳥で全長約75センチ。名前の通りの黒い顔と、細長いヘラのようなクチバシが特徴だ。東アジアのみに生息し、朝鮮半島北西部や中国で繁殖する。
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入学金や制服、端末代は自腹 26年春に始まる高校無償化の注意点
2025/11/8 14:00 797文字私立も含めた高校授業料が実質的に無償化されることになりました。 ただ、進学にかかる費用の全てが無償になるわけではありません。 制度の概要と注意点をまとめました。 Q 高校無償化が話題になっているね。 A 自民、日本維新の会、公明の3党の合意により、私立高の授業料に充てる就学支援金を現行の39万60
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鉄道車両紀行
四つの連結器と貨物室の砕石 「cワフ0形」が歩む歴史
2025/11/8 12:00 1130文字連結器は上下に二つ、貨物室にはなぜか砕石やコンクリート片などが積まれています。静岡県の大井川鉄道(大鉄)が使う有蓋(ゆうがい)緩急車「cワフ0形」は、なぜこのような不思議な姿なのでしょうか。 大鉄の井川線は、水力発電所工事の材料運搬のため、1930年代に作られた専用軌道がルーツです。建設工事が終わ
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宝塚に4回不合格も「次の一歩を」 OSKトップスター翼和希さん
2025/11/8 11:00 1427文字100年以上の歴史を持ち、「歌の宝塚、ダンスのOSK」と称された時代もあったOSK日本歌劇団のトップスター、翼和希さんはかつて、宝塚歌劇団に憧れる少女でした。 宝塚音楽学校への入学を目指し、バレエや声楽のレッスンに明け暮れる日々を過ごします。 しかし、4回の受験は全て不合格。人生の意味を見失うほど
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「二十歳になるまで…」0歳児世帯に記念のワインボトル 茨城・牛久
2025/11/8 09:15 670文字茨城県牛久市は6日、同市中央の牛久シャトー本館で、今年赤ちゃんが生まれた世帯に記念のワインボトルを贈る「親子のはじまりお祝いプロジェクト」のお披露目式を開いた。市内の親子4組が出席し、沼田和利市長がそれぞれの子どもの写真付きボトルを手渡した。【鈴木美穂】 同市が10月にスタートさせた、子育て世帯の
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