大分

サンリオ、大分「ハーモニーランド」のリゾート化構想を発表

　サンリオエンターテイメント（東京）は8日、大分県日出町の屋外テーマパーク「ハーモニーランド」のリゾート化に向けた基本構想を発表した。アトラクションのリニューアルに加え、長期滞在が可能となるよう、周辺エリアにホテル建設も検討。初期投資は100億円で、施設の整備完了まで10年程度を見込む。　基本構想で

はがき随筆

初めてのカンタータ　大分市　三浦克世（76）　／大分

　猛暑が収まりホッと一息ついた10月下旬、知人に誘われ久しぶりにグランシアタに行った。　開演のブザーが鳴りステージに人が出てきた時、おやっと思った。皆楽器を持っているのだ。コントラバス、チェロ、トランペット等。傍らにティンパニがセットされているじゃないか。　えっこれってカンタータ？　そうなのだ、カン

全国高校ラグビー

壮行試合　大分東明、東福岡降す　14－13　猛追振り切り守備に自信　／大分

　第105回全国高校ラグビーフットボール大会（毎日新聞社など主催）に県代表として出場する大分東明が7日、豊後企画フィールド（大分市）で福岡県代表の東福岡との壮行試合に臨み、14－13で勝利した。強豪チームに競り勝ち、27日のキックオフに向け弾みをつけた。　大分東明は前半6分、モールから敵陣に押し込み

女性宅に侵入の中津市職員免職　／大分

　中津市は8日、面識のない女性宅に侵入し、罰金の略式命令を受けた会計年度任用の男性職員（67）を懲戒免職とした。　市などによると、男性は中津市内の女性宅に11月6日午後1時ごろに侵入したとして、住居侵入容疑などで逮捕され、その後、略式起訴された。中津簡裁が18日付けで、罰金10万円の略式命令を出して

書の甲子園　団体の部　大分南　8年ぶり全国V　一体感高め「三度目の正直」　／大分

　「書の甲子園」の愛称で知られる第34回国際高校生選抜書展（毎日新聞社、毎日書道会主催）の審査結果が発表され、団体の部で県立大分南高校が8年ぶり2回目の全国優勝に輝いた。個人の部の国内最高賞にあたる文部科学大臣賞は臨書、創作の両部門とも県勢が独占した。大分南高と、個人の部の準大賞以上の県内受賞者6人

JR日豊線　今津駅で不審物騒ぎ　22本運休5000人に影響　／大分

　8日午前6時25分ごろ、中津市今津のJR日豊線・今津駅で、駅員から「ガムテープで巻かれた段ボールが放置されている」と110番があった。中津署によると、不審物は縦36センチ、横23センチ、高さ16センチの箱で、改札付近で見つかった。県警機動隊が確認したところ、電気系統の部品のようなものが入っていた。

大分・佐伯の海運会社パワハラ自殺、両親との和解成立　福岡高裁

　大分県佐伯市の海運会社に勤務していた男性（当時30歳）が2019年に自殺したのは上司のパワハラが原因だとして、両親が同社などに計6841万円の損害賠償を求めた訴訟は福岡高裁（松田典浩裁判長）で和解が成立した。5日付。会社側が責任を認めて解決金を支払う内容で、遺族側の代理人弁護士が明らかにした。金額

大分舞鶴VS天理　高校ラグビー史の名勝負　還暦戦「ノーサイド」

　高校ラグビー史に刻まれる名勝負、第63回全国高校ラグビー大会決勝（1984年1月）の大分舞鶴－天理（奈良）戦に出場した選手たちが6日、大分市で還暦を記念し3度目の決戦に臨んだ。1勝1敗で迎えた「再々戦」は大分舞鶴が19－35で敗れた。ノーサイドの笛が鳴り響くとOBたちはハイタッチや握手を交わして健

カウンター前でバッテリー発火　大分空港、けが人なし　／大分

　7日午後3時半ごろ、大分空港（国東市）で「カウンター前でモバイルバッテリーが燃えている」と空港関係者から119番があった。消防などによると、航空会社の出発カウンター近くで発火し10分ほどで消えた。けが人はいない。　国東署によると、バッテリーは女性乗客（25）の手提げバッグの中にあった。大分空港ター

どこよりも熱く　裸祭り「お下り」　豊後高田　／大分

　豊後高田市で5日、900年以上の歴史がある「若宮八幡神社秋季大祭・裸祭り」が始まった。「川組（かわぐみ）」と呼ばれる締め込み姿の男衆が、みこし（約1トン）を担いで冷たい桂川を渡った。7日まで。　「日本三大裸祭り」の一つとされ、5日は「お下り」があった。午後6時20分ごろ、御玉（おだま）橋近くの川の

はがき随筆

助かった！　佐伯市　藤原初男（75）　／大分

　財布を落とした。確かに持って出たのにないということは、落としたのだ。来た道をたどって引き返したが、もう遅い。あるはずがなかった。　事の重大さに頭が追いつくにはまだ時間が必要だった。家に着いた。財布には家の鍵も付けている。入れない。「さてどうしよう」。途方に暮れている時、隣家の奥さんが出てきて「鍵を

ラグビーの基本伝授　日本代表HC　小学生ら指導　大分　／大分

　ラグビー日本代表のヘッドコーチ（HC）を務めるエディー・ジョーンズ氏が指導する「ラグビークリニック」が6日、大分市新春日町の豊後企画フィールドで開かれた。午前は指導者向け、選手が対象の午後は県内の小学生36人と高校生39人が参加、ボールの回し方など技術を教わった。　大分市も試合会場となった2019

全国高校ラグビー

組み合わせ抽選　大分東明　若狭東（福井）と　27日に初戦　「一戦一戦勝ち進む」　／大分

　6日に大阪市であった第105回全国高校ラグビーフットボール大会（毎日新聞社など主催）の組み合わせ抽選会で、4大会連続6回目の出場となる県代表の大分東明の1回戦の相手は、若狭東（福井）と決まった。試合は大会初日の27日正午にキックオフ。　抽選会には、今回は記念大会のため、例年より5校多い代表56校の

最激戦ブロックは　東海大仰星は初のノーシード　高校ラグビー抽選

　第105回全国高校ラグビー大会の組み合わせ抽選会が6日、大阪市内で行われた。3回戦までの組み合わせが決まり、強豪が集うブロックが生まれた。　シード校の佐賀工が入った山には、25回目の出場で初のノーシードの東海大大阪仰星（大阪第1）、前回大会まで3大会連続でシードに推された中部大春日丘（愛知第1）、

2025歳末点描

慌ただし師走　破魔矢作りがピーク　宇佐／親子駆ける大絵馬　大分／県産イチゴ「旬入り」　大分　／大分

　迎春や年の瀬に向けての準備が慌ただしさを増している。県内各地の師走を点描する。　◇破魔矢作りがピーク　宇佐　宇佐神宮で正月の縁起物、破魔矢の製作がピークを迎えている。11月初旬から神職やみこが取りかかり、12月下旬までに1万3000本を作る予定。　破魔矢は長さ70センチの物が最も多く、長さやデザイ

佐賀関から　道で隔たれた呵責　／大分

　「火事の前に時間が戻ってほしい」　大分市による初の住民説明会があった11月24日、自宅が全焼した女性は何度もそう言った。「夢を見ているのかと思った。いまだに信じられない」と、住宅街に火の粉が舞う様を振り返った。　取材当初は、住宅街を遠巻きにしか見られなかった。立ち入り制限区域が徐々に狭まり、規制線

違法時間外労働100カ所　前年度比59減　経営者理解進む　24年度集計　／大分

　従業員の長時間勤務など違法な時間外労働があった事業場が2024年度は県内で100カ所あり、前年度（159カ所）より大幅に減ったことが、大分労働局の集計で明らかになった。経営者らの間で、適切な労働時間のあり方に関する理解が進んだことが背景にあるとみられる。　調査は、県内の労働基準監督署に労災請求など

はがき随筆

大木にもたれて　大分市　奥村久子（77）　／大分

　厳しく長かった夏の暑さもすぎ、やっと秋の到来かと思いきや、心地よい季節が今年は短め。　それでも体力をつけねばと、近くのグラウンドのウオーキングコースへ。老若男女がそれぞれのスタイル、ペースで汗を流している。色づき落ちた葉がカサゴソおどる。　グラウンドの傍らに杉の大木が3本そびえて存在感があり、その

自営農5年で3割減　過去最大の減少率　高齢化で離農進む　大分

　農林水産省が公表した2025年の農林業センサス（概数値）で、主に自営で農業を担う「基幹的農業従事者」の数が大分県内では5年前より6532人（30・4％）少ない1万4964人となったことが判明した。企業などへの耕作地の集約化が進む一方、高齢化で農家の数は減り続けており、比較可能な1985年以降で最大

「あさこ」長～く愛して　県初、自然薯焼酎を発売　竹田の会社生産　／大分

　竹田市のIT関連会社「ルックス」が自社で生産した自然薯（じねんじょ）を原料にした焼酎「あさこ」を発売した＝写真。同社によると、県内での自然薯焼酎の生産は初めてとみられ、渡久地政宗社長は「将来は大分の特産品にしたい」と意気込む。　渡久地社長が以前、東京都内の料理店で自然薯焼酎を味わい、「あまりのおい