愛媛

AIで氾濫予測　水位超過1時間前に検知し通知　今治市とメーカー、監視システム開発　／愛媛

　愛媛県今治市と、同市の船舶総合電機メーカー「BEMAC（ビーマック）」は2月25日、AI（人工知能）を活用し、豪雨時に排水路の水位超過をほぼ1時間前に検知して早期の水門開閉などに役立てることができる治水監視システムを共同で開発したと発表した。2024年11月から市内の1地区で運用を始めており、25

中2生がふるさと創造　プレゼン大会　最優秀に日吉中　岡田武史さんも選考　今治　／愛媛

　「私たちがふるさと今治のプランナー」。愛媛県今治市内の中学2年生が街の将来を考え、実行すべき計画を市長に提案する「ふるさとキャリア教育」の発表大会が2月27日にあった。サッカーJ2・FC今治の本拠地「アシックス里山スタジアム」の会場と市内14中学校をオンラインで結び、2年生全員が参加。市立日吉中の

社告

「毎日ことば　マイことば帳」販売　気になる語句をスクラップ保存　／愛媛

　毎日新聞社は「毎日ことば」の問題と解説を切り取って保存できる「毎日ことば　マイことば帳」＝写真＝を製作しました。難読漢字、難解な語句、カタカナ語、気になる言葉など、自在にジャンル分けできるインデックス付き。日々の思いもつづって、いつでも見返せる自分だけの言葉ノートを作りませんか。　ポケットサイズ（

愛媛の丸住製紙　民事再生法申請　負債総額590億円　／愛媛

　新聞や出版などの印刷用紙事業を手がける丸住製紙（愛媛県四国中央市）が2月28日、東京地裁に民事再生法の適用を申請したことが分かった。東京商工リサーチ松山支店によると、負債総額は2024年11月期決算時点で約590億円。デジタル機器の普及に伴って紙媒体の需要が減少し、資金繰りが悪化していた。　丸住製

犬猫の保護、民間と連携　松山市のセンター開設1年、課題は？

　松山市動物愛護センター「はぴまるの丘」の一室で、ガラスケースに入った2匹の小犬がすやすやと眠っている。2024年3月に開設されたセンターは、旧施設と比べ収容可能数がほぼ倍増し、簡単な治療が可能となった。だが市民に十分浸透しておらず、「有効活用されていないのでは」との声も聞かれる。開設から1年を迎え

サッカー　J2今治　鳥栖に4－1　昇格後初勝利　／愛媛

　サッカーJ2のFC今治は1日、アウェーでサガン鳥栖と対戦し、終始主導権を握って4―1と圧勝。J2昇格後の初白星を飾った。　昨季まで13年間、J1で戦った鳥栖に対し、今治は前半22分、今治市出身のMF近藤高虎選手のパスをFWウェズレイ・タンキ選手が右足で決め、チーム昇格後初ゴール。さらに主将のマルク

デュアルスクールを全小中学校で　住民票移さず転校可能　愛媛・今治

　愛媛県今治市は、都市部の児童生徒が住民票を残したまま地方の学校へ一定期間転校できる「デュアルスクール」制度を4月から市立の全小中学校に広げる。市によると、2024年6月から先行している瀬戸内しまなみ海道沿いの大三島の学校では利用者、受け入れ側から好評を得ているという。　デュアルスクールは住民票を移

今治市の活性化策、中学生がプレゼン　岡田武史さんも激励　愛媛

　「私たちがふるさと今治のプランナー」。愛媛県今治市内の中学2年生が街の将来を考え、実行すべき計画を市長に提案する「ふるさとキャリア教育」の発表大会が27日あった。サッカーJ2・FC今治の本拠地「アシックス里山スタジアム」の会場と市内14中学校をオンラインで結び、2年生全員が参加。市立日吉中の「今治

手当てで救える動物増　松山「センター」開設1年　譲渡会許可出ず　憤りの声も　／愛媛

　松山市動物愛護センター「はぴまるの丘」の一室で、ガラスケースに入った2匹の小犬がすやすやと眠っている。2024年3月に開設されたセンターは、旧施設と比べ収容可能数がほぼ倍増し、簡単な治療が可能となった。だが市民に十分浸透しておらず、「有効活用されていないのでは」との声も聞かれる。開設から1年を迎え

第61回創玄展入賞者　／愛媛

　◇第61回創玄展入賞者（国立新美術館、東京都美術館。毎日新聞社など後援。敬称略）　創玄展大賞＝宮本虹鶴（松山）

世界中どこでも茶室を　「モバイル型」で魅力体験　伝統建築技術、伝承に一役　／愛媛

　日本の伝統建築技術を継承する宮大工が手掛けた「モバイル茶室」で、茶の湯体験を楽しめるイベント「世界を旅する茶室」が3月2日、羽田空港（東京都大田区）で開かれる。主催者は「日本の茶道や伝統建築に興味を持つ人が増えるきっかけになれば」と話している。【鶴見泰寿】　◇急速な大工減少　モバイル茶室は、1時間

AIで排水路の水位超過予測　豪雨時の監視システム開発　愛媛・今治

　愛媛県今治市と、同市の船舶総合電機メーカー「BEMAC（ビーマック）」は25日、AI（人工知能）を活用し、豪雨時に排水路の水位超過をほぼ1時間前に検知して早期の水門開閉などに役立てることができる治水監視システムを共同で開発したと発表した。2024年11月から市内の1地区で運用を始めており、25年度

松山土砂崩れ　「予見不可能　瑕疵はなし」　市が初の住民説明会　／愛媛

　2024年7月に松山市の松山城が建つ城山の斜面が崩壊して3人が死亡した土砂崩れを巡り、市は24日夜、初の市主催の住民説明会を開いた。災害との関連性が指摘されている市整備の緊急車両用道路について、設計施工には問題がなく災害の予見や回避は不可能で、管理に瑕疵（かし）はなかったとの見解を示した。【広瀬晃

社会人野球「全国目指す」　創部のイワキテック、知事に抱負　／愛媛

　船体の鉄製ブロックを製造する愛媛県上島町の造船関連企業「イワキテック」の硬式野球部が25日、中村時広知事を表敬訪問し、社会人野球参戦に向けて意気込みを語った。県内では松山フェニックスに続く2チーム目となり、約40年ぶりに複数クラブ態勢となった。中村知事は「両チームが良いライバルとなり、野球王国復活

丹下氏らの建築物、満喫を　今治で3月　バスツアー初開催　／愛媛

　建築界のノーベル賞といわれる米プリツカー賞を日本人で初めて受賞した丹下健三氏の建築群で知られる愛媛県今治市は3月23日、「建築美術のまち今治モニターツアー」を初開催する。同市で少年期を過ごした丹下氏だけでなく、伊東豊雄、隈研吾、原広司の3氏ら世界的建築家の作品も市内には点在している。専門家の解説を

丹下健三氏らの作品巡る、建築美術のまちツアー　愛媛・今治で初開催

　建築界のノーベル賞といわれる米プリツカー賞を日本人で初めて受賞した丹下健三氏の建築群で知られる愛媛県今治市は3月23日、「建築美術のまち今治モニターツアー」を初開催する。同市で少年期を過ごした丹下氏だけでなく、伊東豊雄、隈研吾、原広司の3氏ら世界的建築家の作品も市内には点在している。専門家の解説を

支局長からの手紙

愛媛から見る気候変動　／愛媛

　トランプ米大統領就任から1カ月が過ぎました。地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」からの脱退や化石燃料への回帰など、気候変動に対する世界の取り組みに悪影響が懸念されます。そんな中、愛媛県気候変動適応協議会の会議が7日に松山市内で開かれ、私も傍聴しました。　担当者がオンラインで参加した国立環境研究所

戦後８０年

学童疎開史から迫る実像　大阪から四国3県に　愛媛大大院の山中さんが論文　／愛媛

　太平洋戦争末期、大阪市の子どもたちが戦禍を逃れるために香川、徳島、愛媛の四国3県に集団疎開した事実は今、あまり語られていない。戦争の実像に迫ろうと、愛媛大学大学院人文学コースの山中康平さん（24）は修士論文「四国地方への学童集団疎開史」をまとめた。「疎開する側」と「受け入れる側」双方の視点から昭和

戦後８０年

学童疎開史から迫る実像　大阪から四国3県に　愛媛大大院の山中さんが論文　中川未来・愛媛大准教授の話　／愛媛

　◇現代的意義持つ　論文を指導した中川未来（みらい）・愛媛大准教授（日本近現代史）の話　東日本大震災、能登半島地震をはじめとする自然災害や、ウクライナ戦争、ガザ問題など国際紛争の陰には、生活の場からの「移動」を余儀なくされる子どもたちの存在がある。学童集団疎開の研究は、総力戦体制の問題にとどまらない

社告

食と文化オンラインセミナー　2月22日開催　参加者募集　／愛媛

　第28回「食と文化オンラインセミナー」（一般財団法人食と健康財団、毎日新聞社主催）を2月22日、Zoomによるオンライン形式で開催します。石井尚美氏（2022、2024ミスジャパン・ビューティーキャンプ講師、管理栄養士）＝写真＜右＞＝が基調講演し、竹下和男氏（子どもが作る“弁当の日”提唱者）＝同＜