『こまったさんのコロッケ』の“ツナカレーコロッケ”を再現!
- Sun
- 13:13
- 再現料理
こんにちは、あんこです。
今日作る再現料理は、『こまったさんのコロッケ』にてこまったさんが晩ご飯に作った“ツナカレーコロッケ”です!
今回も例に漏れずこまったさんは不思議な世界に迷い込み、コロッケの正しい作り方を教わって元の世界に戻ってくるのですが、こまったさんはそれを参考にしてコロッケを作る事にします。と言っても普通のコロッケではなく、何かいつもと違ったコロッケにしようと考えたこまったさんは、ツナやカレー粉を入れたコロッケを思いついて作業に取り掛かります。
作っている様子が楽しそうだったのと、「ツナとカレーってコロッケに合うのかな~」という好奇心があったので、実際に挑戦してみることにしました。
そういう訳で、レッツ再現調理!
まずはじゃがいもの下ごしらえ。じゃがいもの皮をむいて大きめに切り、水を入れた鍋の中に入れてゆっくり茹でます。中心まで火が通ったらお湯を捨て、数秒間強火にかけてこふきいものような状態にし、水分を飛ばします。
完全に水分が飛んだら漉し器でこし、マッシュポテトにしてそのまま荒熱をとります。
荒熱を飛ばしている間に、玉ねぎを刻んでやや飴色になるまでよく炒めておきます。
マッシュポテトの熱があらかた取れたら、そこへ油をきったツナ、炒め玉ねぎ、カレー粉、塩、こしょうを加え、粘りが出ないようさっくり混ぜます。これで、コロッケのタネは出来上がりです。
このコロッケのタネを小判形にまとめ、冷蔵庫で一旦冷ましておきます。作中によると、こうする事によってコロッケがパンクするのを防げるのだそうです。
コロッケのタネが十分冷えたら小麦粉→卵→パン粉の順に衣をつけ、中温で揚げます。
キツネ色にカラッと揚がったら取り出し、キッチンペーパーの上で余分な油をきっておきます。
余分な油が落ちたらお皿に盛り付け、千切りキャベツを添えたら“ツナカレーコロッケ”の完成です!
ほのかにカレーの匂いがしてきて、食欲をそそります。揚げたてのコロッケって、眺めているだけで幸せな気持ちになります(^^)。
では、熱い内にいざ実食。いただきまーす!
さて、味の感想ですが…すごくおいしいです!
熱々のカリッとした衣にかぶりついた次の瞬間、カレーのスパイシーな香りを含んだ蒸気が中から溢れ出して来ます。そこをさらに噛みしめていくと、ほっくりしたじゃがいもと具と衣が徐々に一体化していき、何ともいえない幸福感が湧き上がってきます。個人的な意見ですが、コロッケは口の中で混ざる事によって初めて完成するんだなーと思いました。
じゃがいもを裏ごししてマッシュポテトにすると粘りが出るんじゃないかと心配だったんですが、全然そんな事はなく、むしろホクホク感になめらかな舌触りが加わったような素晴らしい後味になりました。手間はかかりますが、試す価値有りです。
あと、玉ねぎのほのかな甘味とツナのコクがじゃがいもに素晴らしい旨味をプラスしており、とてもよかったです。ひき肉がない時は、ツナをおすすめします!
気に入ったので、またいつか作りたいな~と思いました(・∀・)。
●出典)『こまったさんのコロッケ』 原作:寺村輝夫 作画:岡本颯子/あかね書房
※この記事も含め、当ブログの再現料理記事は全てこちらの「再現料理のまとめリンク」に載せています。
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