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現在連載中の『極黒のブリュンヒルデ』をはじめ、デビュー作の『エルフェンリート』、スキージャンプ漫画『ノノノノ』、そして大問題作『君は淫らな僕の女王』(原作)などの岡本倫先生の作品の感想や考察を書いています。他にも、日常の出来事や漫画・アニメ・ゲームの感想、ライトノベルの執筆をしております。どうぞごゆっくり見てください。
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何処かの目的地。
2011-01-31 Mon 19:49

こんにちは!トラックバックテーマ担当の水谷です!今日のテーマは「あなたは方向音痴ですか?」です。何を隠そう・・・水谷は、かなりの方向音痴です。目的地には何とかたどり着けるんですが時間がかなりかかったり、ありえないルートを移動したりします。車には乗ることが多いのですがやっぱり、カーナビは必須ですね�...
トラックバックテーマ 第1125回「あなたは方向音痴ですか?」


 今回の御題は、『音痴』。
 う~ん、方向音痴ですかあ…。自分はどちらかというと方向音痴、いやかなりの方向音痴ですね。流石に、仲間と合流するまでに地球を10週してしまった髪の毛の色が緑の人とか、大抵目的地とは明後日の方向に歩くカタナを三本使う髪の毛の色が緑色の剣豪とか、こっちが接近するまで発見できないほド近眼でゴーグルをつけたモンスターほどではないんですけどね。でも、かなりの方向音痴であることには変わりない。
 昔、就職浪人時代のときに面接先の会場を地図を持っているにも関わらず、一区画ほど間違えていたり、会場がある事に気付かずに素通りしてしまったことがある。それとか、交通警備の現場が住宅街とか複雑な所での集合地だと、わけが分からなくなるからなあ(まあ、そういう場所に行く時はベテランの人が運転しているから大丈夫なのだが。)…。何回かいったことのある場所ならともかく、初めて行く場所で迷う可能性は大である。
 一応、コレでも迷わないように一旦場所を確認したり、知らない道に入ったらユーターンとかしているのだが、それでも間違える事もあるし…。何とかならないのかな、コレ?

 まあ、かなりの方向音痴の自分ですけど、方向音痴以外にもまだまだ音痴なところがあるんだよなあ…。
 例えば、運動音痴とか。スポーツをしていないから上手くないのは当たり前の話かもしれないが、それを差し引いてもかなり酷いものである。会社の年に一回のイベントで野球をすれば、三球三振は当然の事、守備は落下地点からかなりずれた移動、そして返球をすればとんでもない所へと…。まるでとなりの山田くんの山田くんや野球部の主将である。体を動かすのは結構好きだから、スポーツをしている時はそこまで気にはしていないけどね。
 あと、歌もかなりの音痴だね。キーがあっていないとか、音程がずれているとかそういうレベルほどではないのだが、どうも歌詞よりも0,5秒ほどずれているためか変な感じになってしまっている。別に、歌詞を覚えていないとかそういうわけではない。寧ろ、JAM Projectとかガンダム系列の曲は好きな曲だから、頭の中でパッと出るほど覚えているのだが。だけど、どうしてもタイミングが早かったり、遅かったりするんだよ。だから、今までカラオケで80点以上をとった事など殆どといってない。まあ、歌を歌う事自体は嫌いじゃないのだが。せめて、2回に1回は80点ぐらい取れるぐらいは…。

 方向音痴に、運動音痴。そして、歌音痴。
 人には向き不向きとかあるけどさ、これはいくら何でもなあ…。普段はあんまこういう事は考えていないけど、いざこういう事を考えるとトラウマスイッチが入って…。
 なんだか、気分が重たくなってきた…。今日は、早く寝よ…。


         CLANNAD 一ノ瀬ことみ


別窓 | 今週の御題 | コメント:2 | トラックバック:0
心を掴め。
2011-01-30 Sun 18:11
 海より広いあたしの心も、ここらが我慢の限界よ!
 
 いい歳(26歳男性安月給の交通警備員。)こいて、子供向けアニメを見ている蔵間マリコです。
 いや~、なかなか良い結末でしたねえ。日曜日の朝のアニメの代表格ともいえる、ハートキャッチプリキュア!の最終回が。最終回という尺の関係か戦闘シーンが若干おざなりな部分もあったけど、いかにも主人公のキュアブロッサムこと花咲つぼみらしいセンスの感じられないネーミングセンス(無限シルエットとかこぶしパンチって一体…。)の連発で思わず笑ってしまい、エピロローグでサプライズにクモさんもとい熊本さんが登場したのには思わずニヤリと笑ってしまった。そして、何よりもキャラデザの馬越嘉彦さんの描き下ろしのエンディングボードには愛が感じられたな。とにかく最終話に相応しい内容だったと思う。
 科学=魔法の世界となっている少年漫画的路線の魔法少女アニメもいいし、願いと引き換えに死ぬまでただひたすら正体不明の敵と戦わされる鬱路線の魔法少女アニメも悪くないけど、ハートキャッチプリキュア!みたいにテーマ性の分かりやすく単純に見れる魔法少女アニメもいいな。いい大人が子供向けのアニメを見るのは恥ずかしいが、超級!機動武闘伝Gガンダムの作者である島本和彦先生が絶賛していたのも合点がいく(そういえば、島本和彦先生そっくりのキャラが出てた回があったな。)。
 
 しかし、自分がここまでハートキャッチプリキュア!が面白いと感じるとは、1年前からでは想像がつかなかったな。それ以前のシリーズには、全くもってして興味がなかったし、ハートキャッチプリキュア!を見始める動機は主人公のつぼみの声優が大人気の水樹奈々だったから興味を持った程度だったし。
 でも、いざ見始めるとこれがなかなか面白いものでして…。登場人物の性格は全編通して殆どブレのないのもの(特に、ウザかわいいで定評のある来海えりかの安定っぷりは異常。一年もしてて、あそこまで貫き通す事できるか?)になっている上に、これといって無駄回といえるようなものも存在しない。
 特に、何かと作画崩壊で問題視されているプリキュアシリーズ(過去作は見ていないから、どう作画崩壊しているのか分からないが。)の中でも、比較的シンプルなキャラデザなためか安定したものとなっている。パースよし、デフォルメよし、戦闘シーンよし。
 中でも、死亡フラグの塊(今回は、死にませんでしたが。ただ、周りがよく死んでいるキャラはいるが。)ともいえる桑島法子演ずる男装のボクっ娘の明堂院いつきキュアサンシャインに初変身する回は、まさに神作画。たった1分程度の変身シーンのバンクなのに、使用枚数は5000枚超。一般的なアニメの1話が3000枚だから、相当な力の入れようのものだと分かる。東映アニメーションの本気恐るべし…。

 ホント、この一年の日曜の朝はハートキャッチプリキュア!で充実した日曜の朝であった。
 来週からは新番組のスイートプリキュアが始まるが、こちらはハートキャッチプリキュア!のように人気が出るのだろうか?なんだかアクの強いのキャラデザだし、予告を見る限り作画崩壊を起こしていそうな予感…。まあ、「絶対に許さない、絶対にだ。」で有名な小清水亜美が主人公の声を当てているようだから、とりあえず見ておこうかな?
 あれ?でも、来週の日曜日はかなり大きな予定があるような…。もしかしたら、真に絶対に許されないのは、自分なのかもしれない…。


         


別窓 | 趣味人の日記 | コメント:2 | トラックバック:0
黒の狂気。
2011-01-29 Sat 19:08
         GANTZ.jpg

 てめえ達の命は無くなりました。
 新しい命をどう使おうと私の勝手です。
 という理屈な訳だす。

 B'z の稲葉の物置と鈴木のおっちゃんが好きなキャラな蔵間マリコです。
 昨日、ブログで言っていた通りに見に行きましたよ。週刊ヤングジャンプの売り上げ頭であり、SFバイオレンス漫画の代表作の一つでもある『GANTZ』の実写版映画を。
 自分は、GANTZの原作ファンでしたからねえ、今日という日が楽しみでしたよ。実写映画である分、不安要素も幾つかありましたが、それ以上に期待もありましたから。という理屈な訳で、朝一で郊外の映画館へと行きました。
 で、GANTZが公開されている映画館に行ったのだが、それがなかなかの人数でして…。中学・高校生といった、GANTZを好みそうな世代を始めに、嵐の二宮和也と実写版DEATH NOTEのL役の松山ケンイチを目当てに見に来た女性などかなりの人数がいた。自分は幸い、事前で予約で席を手に入れたクチだから問題なく最初の公演のチケットを手に入れたけど、相当な人数がいたためか、席がなくなっていたらしい。やはり、自分同様に期待している人間が大勢いたというわけか。こりゃあ、見る前から期待が高まるな。

 そんな意気揚々とした気分を保ちながら、朝食ついでのおにぎりとフライドポテトを食べながら自分はGANTZを見た。
 そして、その実写版の感想なのだが、色々と力を入れているだけあってか、そこそこ面白いものに仕上がっていたと思う。GANTZスーツやXガンといったような小道具もしっかりと原作のイメージを再現しているし、登場人物の感情表現は上手く描けていると思う。あと、所々に入っている笑いどころのエッセンスも結構いい線行っているものだと思うし。
 ただ、あくまでも内容としては及第点であっても、良作とか名作といわれるような出来のレベルではない。まあまあ見れると言う内容であって、オススメできるとは言い難い。原作のGANTZと比較すると、かなり劣ってしまう部分が多い気がする。そのためか、原作みたいにのめりこむような感覚はなかったな。
 実写版GANTZの主に悪いと思った点は二つ。一つ目は、キャラクターに感情移入させるための登場人物への掘り下げがかなり弱いところだ。主人公の玄野は、作中で昼行灯と言われているエピソードやそれを関連付けさせるものもあまり描かれていないし、脇役達にいたっては、日常生活や生前の行動なども全く描かれていないせいか印象に残らない。まあ、加藤に関してはまあまあ描かれているから良かったけど、全体から見ればあまり上手な演出ではなかった。
 それともう一つ、GANTZの最大の魅力である異星人の生活サイクルや対峙した時の緊迫とした雰囲気が描けていない。原作を読んでいるからどこで死ぬとかどうとか出なく、『あっ!!』と言わせるような不意打ちな展開が殆どといってない。まるで、予定調和で登場人物が死んでいくようで、単に原作を追っているというような感覚しかない。それでかつ、原作では人気のある戦闘シーンの一部を省いているからやってられない。尺の関係もあるかもしれないが、あまりにも下手としか思えない…。

 及第点であるものの、原作と比肩する面白さは遠く及ばなかった実写版GANTZ
 やはり、日本の漫画原作の実写版映画は上手く仕上げることできないのだろうか?このままでは、4月に公開されるPart2の出来が不安である…。かといって、4月に上映されるPart2を見に行かないという選択肢も無いし…。
 監督さん、もっと頑張ってくださいよ…。せめて、イヌ星人やネコみみ星人やにゃんころを出す勢いぐらいで。

 実写版GANTZ Part1の評価

 満足度 ☆☆
 SF度 ☆☆
 バイオレンス度 ☆☆


別窓 | レビュー | コメント:2 | トラックバック:0
近付く破局。
2011-01-28 Fri 19:20

 あ~たらし~いあさ~がきた~。

 黒い玉のある部屋だけには行きたくない蔵間マリコです。
 ついに、明日か…。明日、破局の日が到来するのか…。ああ、どうしよう…。自分、あんなピチピチの真っ黒いスーツを着ていないし、かといって超能力が使えるわけではない。これでは、完全に狩られる側の立場じゃないか!!逃げるにしても、丸鋸の犠牲か巨人の餌になるかだし、とてもやりすごせそうもないし…。まだまだやりたい事があったのに…。東京旅行に、同人誌作り…。ああ、もうイヤだ!!
 まあ、そんな馬鹿な冗談はさておき、明日は楽しみですねえ。実写版GANTZの公開日が。いや~、実写版であるとはいえ、GANTZが大スクリーンで見れるなんて嬉しいばかりですよ。ヤンジャンに掲載されるたびに、次回次回の展開の予想を頭の中で考えたりするほどですから。単行本とかも全巻持ってますし。
 役者目当てで見に行くわけではないですが、どれだけ原作に近いキャラ造詣になったのか気になる所です。そして原作の殺伐かつ無機質な世界観を描き出す事が出来ているかという点においても。とにかく、明日、GANTZのファンである以上、いの一番にでも見に行かないとな!!

 それにしても、昔の自分から考えるととてもGANTZにはまるとは考えられなかった。バイオレンスなのとかが苦手というわけじゃないが、そういうのを好き好んで読むクチではなかったので。
 GANTZを見始めた切欠というのは、高校の頃にヤンジャンを読み始めたという事かな?確か、最初に読んだ回はおこりんぼう星人編の仏像との戦いの場面だった気がする(エルフェンリートが始まる少し前なのは、確実。)。あの場面は、そこまでバイオレンス・グロテスクなシーンが無かったから、そこまで精神的にダメージはなかったな(まあ、その手の路線が苦手な人には厳しいかもしれないが。)。寧ろ、その前の展開がかなり気になって、単行本を買うぐらいに気になっていた。
 しかし、いざ単行本を買うとなかなか精神的に参るシーンが序盤からありまして…。特に、ねぎ星人が虐殺されるシーンと激昂するネギ親父のシーンは、グロテスクさが半端無くて…。自分が見始めた頃の場面は比較的マイルドだったから、まだマイルドな方だったのかもしれない。コレをはじめてみた日は、かなり気分が悪くなってしまった。
 でも、そのバイオレンス・グロテスクといった暴力表現があるにも関わらず、不思議にももう見たくないと感情は無かった。何故なら、ただ単にグロテスクというわけではなく、その要素を使うに価値のある内容だからだ。理不尽な戦いに巻き込まれ、倒さなければ殺されるという極限状態で垣間見る人間のどす黒さ、葛藤、策謀…。まさに、少年誌にはとても描けないような人間の描写をこれでもかと言わんばかりに描かれている。まあ、現在はヒーロー的な路線に変更したため、あまり描かれなくなったが。
 そして、とても想像だにつかない謎が最大の魅力であった。バリエーション溢れる異星人に、それに対抗するためのオーバーテクノロジーの塊の武器やスーツ、そして黒い玉の正体と目的。今でこそ終盤だから、殆ど謎が解明されているけど、そのよく分からない謎こそが、次回次回へと読みたいという感情を生み出していたのだろう。意図したものかどうかは分からないが、奥先生は天才である。

 原作は最終盤に差し掛かり、劇場版も明日公開のGANTZ
 果たして、原作と劇場版のGANTZはどのような結末を迎えるのだろうか?人類の大勝利END?はたまた、人類滅亡END?それとも…。どちらにしろ、GANTZに対しての期待が募るばかりだ。
 頑張れ、稲葉の物置!!負けるな、リングの貞子!!


        


別窓 | 趣味人の日記 | コメント:2 | トラックバック:0
熱き血潮を。
2011-01-26 Wed 19:24

 まさに、ミラクル。

 ここ最近、何かと明るい蔵間マリコです。
 いや~、昨日は興奮しすぎてなかなか眠れませんでしたよ(正しくは、今日の深夜だが。)。あんな神がかり的なものを見せてくれたのでしたから。アジアカップの準決勝、日本対韓国が。
 一時期、延長戦にもつれ込んで逆転をしたものの、消極的になった挙句同点ゴールを決められて嫌なムードが流れていたんですけどねえ…。でも、苦手なはずのPK戦で勝利を収めた事には驚かされましたよ。しかも、川島が韓国選手のシュートを2本連続見事にブロックを決めて、3本目も動揺させて外させたのですから。アレをリアルタイムで見れたことは凄く嬉しい。ワールドカップの時ほどの興奮ではないものの、ヤクルトがにっくき肉片なジャイアンツに大勝した時の嬉しさでしたわ。でも、この勝利はあくまでも少しの運の差だけで得れた勝利だったから、もう1回勝負したら勝てるとは限らないかも。あんな猛攻を仕掛けられたら、ひとたまりもない。
 ただ、あの審判のジャッジはいくら何でも頂けないな。少し手が触れただけでファール取るわ、やたらとイエローカードは出すわでゲームの進行を止めるからねえ…。普通ならあの程度だったらスルーするのに、あれじゃあ見る側もする側も気分が削がれるぞ。もうちょっとラフプレイに寛容になろうよ…。

 しかし、何にしろ熱くなれるって良い事だと思う。
 自分なんかは、甲子園とかで広島代表の高校を必ずといっていいぐらい応援するし、Yahoo!の中継でヤクルトを熱烈に応援する事はザラじゃないですからね。最近だと、悩みながらも下手っぴでありながらもセンスが無いにしても絵を描く事にかなりの情熱を注いでいるし、魔法少女と謳っておきながらも巨乳でツインドリルの黄色の娘の首が食べられてご逝去する超展開のアニメにも熱くなっていますし。今は、何かと熱くなれるものがたくさんありますよ。
 コレを考えると、数年前の自分の生活には情熱や熱さというものが全く感じられなかった。夢敗れて就職浪人となり、自分の人生に色々と妥協点を考えながら就職活動しないといけなかったからねえ…。何で、わざわざこんなことをしないといけないんだ、自分の人生はこんなことになるはずじゃあ…、と。だから、何やるにしても情熱を注ぐ事が出来なくて、漫画とか読んでいても、ゲームとかで遊んでいても、アニメとか見ていても、心から面白いと感じる事は無かった。やはり、熱くなって心から楽しめるという事は素晴らしい。

 熱くなれることの嬉しさと素晴らしさ。
 準決勝で得た熱さと調子の良さをそのまま決勝戦でも持ち越して、アジアカップを獲得して欲しいが、相手は格上のオーストラリアだからなあ…。絶好調の波があるにしても、それだけでは勝てるかどうかは分からないし、あっちは準決勝で圧勝したからねえ。分の悪い勝負になるかもしれない。
 でも、心で負けていたら、勝てるものも勝てなくなる。だから、ここで挫けてはいけない。こういう時こそ、真っ白な灰になるまで熱くならないと。頑張れ、日本代表!!優勝という栄光のためにも!!


         


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光の帆を掲げ。
2011-01-25 Tue 20:27
         機動戦士クロスボーンガンダム

 お前の取るべき道は二つある。
 一つは何も聞かず地球に帰り…全てを忘れ、貝のように口をつむぐ事。
 そしてもう一つは…我らと共に、真実に立ち向かうことだ!

 ガンダムは、どの媒体でも面白いと思う蔵間マリコです。
 ガンダムの漫画。ロボットアニメでも一大ジャンルを築き上げているジャンルであるが、それは漫画の世界でも同様である。古くは、ボンボンの一コーナーから、今はガンダムエースといった専門の漫画雑誌まで…。その内容は、コミカライズ・オリジナル問わずTVアニメと遜色の無い作品も存在するほど魅力的なものだ。
 自分も、その漫画のガンダムの世界に最近はまっており、徐々に本棚のスペースを取っている。機動戦士ガンダムTHE ORIGNに、超級!機動武闘伝Gガンダム、ボンボン版機動武闘伝Gガンダム、ボンボン版新機動戦記ガンダムW、ボンボン版機動新世紀ガンダムXなど…。そして、今回購入した『機動戦士クロスボーン・ガンダム』もその一つである。

 機動戦士クロスボーン・ガンダムは、漫画家・長谷川裕一の『マップス』と並ぶ代表作の一つであり、もっとも有名なガンダムの漫画といえよう。その人気ぶりは、Gジェネレーションシリーズをはじめ、第二次スーパーロボット大戦α、ACE R、機動戦士ガンダム EXTREME VS. などの多くのゲームに登場しており、ガンプラもMG化されるほどである。
 自分も、過去に漫画図書館(最近、行っていないなあ…。)で全巻借りたことがあるのだが、何時か集めたいと思っていて…。だから、数日前に発売された新装版クロスボーン・ガンダムを購入したというわけだ。
 物語の内容を簡単に言うと、『コスモ・バビロニア戦争から10年後の世界、宇宙世紀133年。クラックス・ドゥ率いる木星帝国(ジュピター・エンパイア)の地球征服の野望を打倒するために、かつてF91のパイロットであったキンキドゥ・ナウことシーブック・アノーと地球圏育ちの少年、トビア・アロナクスをはじめとした宇宙海賊クロスボーン・バンガードが戦火に投じる。』という物語である。よく勘違いされる事だが、キンケドゥは主人公ではない。トビアが主人公である。まあ、ゲームだとキンケドゥが贔屓されているから仕方ないのだが。
 この作品の特徴は、ガンダムの作品でありながらも、ガンダムから一線を画した世界観を描いていることといえよう。怪獣のようなデザインを模した木星帝国のMS・MA群、ガンダムらしからぬSF設定、少年漫画のような冒険活劇的な展開などなど…。TVアニメで出来ないような要素(バッシング的な意味合いで。)をコレでもかといっていいぐらいにふんだんに盛り込んでいる。ガンダム色というよりも、SFが得意な長谷川裕一色が強い作品といってもいい。
 しかし、それでいながらもガンダムの根幹はしっかりと味を出している。宇宙棄民政策による木星の民への弊害、ニュータイプに対しての問いかけとそれに対する一つの回答、ザビーネのキンケドゥに対する確執と離反などなど…。これぞ、ガンダムに必要な要素だといえるものを漏れなく詰め込んでいるから素晴らしい。それもこれも、富野由悠季氏の原作についているのが大きいだろう。まあ、その割には首を傾げるような部分(特に、キンケドゥの言動とか。)もあるのも確かだが。まあ、長谷川裕一先生の他作品での世界観で考えると幸せかもしれない。

 ガンダム漫画の代表作である機動戦士クロスボーン・ガンダム
 画風は1980年代後半に近いもの(これを今でもしているから凄い。)があるから人を選ぶかもしれないが、代表作であるだけの面白さはある。ガンダム好きな人は、これは外せない作品の一つといえよう。長谷川裕一先生独特のストーリーに引き込まれること間違いなし!!


           


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旅は道連れ。
2011-01-24 Mon 19:16

こんにちは!FC2ブログトラックバックテーマ担当ほうじょうです。今日のテーマは「旅行の荷物、多い?少ない?」です。先日、友人と2泊3日の旅行に行ったときのことです。私は旅行の時に荷物が多いのが嫌いなので、できるだけ少なくしていきます。ちょっと大き目の肩掛けカバンと、貴重品を入れた小さなカバンだけ。その旅行のときでなくてもいつも「そんなに少ないの?!」と言われてしまいます…。一方友人は、ガラガラ引き...
FC2 トラックバックテーマ:「旅行の荷物、多い?少ない?」



 今回の御題は、『旅行の荷物』。
 これまた随分と難儀な質問を…。旅行をする際にはそういう事は考えますけど、ぶしつけに質問をされると結構困るな…。禍々しい子守唄が伝統となっている絶海の孤島で連続殺人事件が起こると踏んで漁船の舳先にネットで購入したプラスチック爆弾やら重火器やらを沈みかけるほどに大量に積んでいくような被害妄想の激しい馬鹿でもないし、かといって人助けのためにアメリカ横断レースをナイフと鉄球とテディベアだけを所持品に参加する無謀な輩でもないからねえ…。
 まあ、旅行の荷物なんてケースバイケースですよ。他県や海外への旅行となるとそれなりにの荷物になるし、日帰り旅行程度だったらトートバックかリュックサック程度で済むし…。まあ、近かれ遠かれ両者にいえることは小説とか携帯用ゲーム機といった多少の暇潰しにもって行くぐらいかな?

 しかし、旅行というと、ここ数年はあまり行っていないなあ…。数年前の三次への聖地巡礼を最後に行っていないからねえ…。昔は、大なり小なり年に1,2回は旅行をしていたのだが。でも、家族で旅行するとなると弟(三男)がしょっちゅうやらかしていたからなあ…。
 例えば、小学生の頃に行ったハワイ旅行。ただし、ハワイはハワイでも鳥取県の羽合町ですが(今は、合併して存在していないようだ。)。その旅行の際、しょっぱなに弟が大チョンボをやらかしたんだよね。旅行でもあるにも関わらず、サンダルで出かけていたのだから。
 気づいた時はそりゃあ大騒ぎ。猛スピードでユーターンして、家に帰って、靴に履き替える羽目になったのである。幸い、高速道路に入る手前だったから面倒な事にならなかったけどさ。水を差されたとは、この事言っていいだろう。後にこの事件は、『サンダル事件』と呼ばれている。
 あと、家内でも伝説になっている逸話、『生きている化石はネコ事件』とか『お風呂ですってころりん事件』も三男が原因である。生きている化石事件は以前記事に書いたから簡略に済ませるが、岡山県のカブトガニ博物館での『生きている化石と呼ばれている生き物は何か?』というクイズで、カブトガニなのにネコと押し間違えたという珍事である。アレは、腹を抱えて笑うしかなかったわ。いくら何でもネコは生きている化石じゃないんだからさ。
 お風呂ですってんころりん事件というのは、旅館の大浴場で足を滑らして、頭を打ってしまったというものである。現場を見ていなかったから、どうにも状況が掴めないが、一時は旅館内が騒ぎになったようだ。幸い、後頭部にこぶが出来ただけで済んだようだが、いくらなんでも余計な心配をかかせないでほしいものだ…。今でも、たびたび派手に転ぶようだし…。自転車とかバイクとかで…。

 昔はたびたび行っていたけど、ここの所はご無沙汰な旅行。
 さて、今年は夏あたりにでも東京に旅行をしたいものだが、果たして出来るかどうやら…。金銭面と折り合いもあるだろうし、健康面の問題もあるだろうし…。何らかのトラブルに合わないことを祈るしかないか…。


        キラ☆キラ 白神 翠


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遠くの夜。
2011-01-23 Sun 18:27

     冬の夜景


 時間がかかった割には…。

 集中力を使いすぎてグッタリしている蔵間マリコです。
 う~ん、思いのほか上手くならないなあ…。自分のやりたい事を叶える為に時間があれば、ひたすら練習しているイラスト。ブロともやPixiv仲間の方々は目に見えて向上しているんですけど、自分は思いのほか上手くなりません。いや、これでも色々と考えて絵を描いているんですけどね。いや、教本や画材なんかを買って、本格的に絵を描き始めるようになったのはそこまで前の話じゃないから、結果が出るのにももっと時間がかかるというのは分かりますが…。それでも、4年間は描いているはずだから、多少は上手くなってもいいと思うのだが…。

 まあ、そんなネガティブな感情が渦巻いている自分ですけど、今週も描かせてもらいました。オリジナルのイラストを。今回のシチェーションは、『夜景を眺める看板娘』というもの。
 毎回毎回同じような事を言っていますけど、今回は本当に大変でしたよ。シチェーションを考えるたり、看板娘のポーズなどを決めるのも考えるのも大変でしたけど、とにかく背景の描き込みが今まで以上のものでしたから。道路の整備や町の並びの構築、人の描き込み(技術的な問題と手間の関係で棒人間になってしまいましたが。)などなど…。あまりにやることが多すぎて、昨日は徹夜で描きました。まあ、それでもまだまだまだまだ描き込みが足りないと感じているのだが…。外灯や自動車が描き込んでいないから全体的に寂しい感じがするし、中央より下側の背景はかなり適当になっているし…。
 だけど、その割には背景の出来がアレ過ぎる…。建物が子供の描いたような絵みたいで質感が感じられない。木の枝のバランスが不自然…。というよりも、立体感が出ていないから、まるで壁画を見ているようになってしまっている…。背景の描き方の知識や練習も必要だな、こりゃあ。
 そして、看板娘も残念な出来になってしまっている…。横顔、体のバランス、ツインテールやリボン、マフラーのなびき方などなど…。う~ん、思い描いたものを実行するのは難しい…。

 自分の描きたいものまでまだまだ遠いイラスト。
 来週と再来週は、何かと予定があるからSAIでのイラストを描けそうにも無いけど、その間にでも次に描くイラストのシチェーションでも考えておきますわ。
 まあ、考えたからといって上手くなるわけでもないが。重要なのは、ひたすらの反復練習なので。当然、そこは日々精進していますので。


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飛び去った蜂。
2011-01-21 Fri 20:49
 謳い文句どおり、買われちゃった…。

 上半身裸でスケボーに乗るよりも、爆発させるのが大好きな蔵間マリコです。
 不景気の波って、恐ろしいですねえ…。その会社で働いている人の生活だけでなく、その会社のファンやそこに思い入れのあった人たちから思い出まで奪いますからねえ。ホント、イヤになっちゃいますよ。老舗ゲーム会社、ハドソンの完全子会社化。
 どうもハドソンの経営が悪化したらしく、そこからコナミが株を50パーセントほど買い占めて買収されたようだ。確かに、最近は桃太郎電鉄ボンバーマンのシリーズばっかりになっていたし、肝心要のボンバーマンのオンラインゲームが失敗したり、PlayStaionStoreでPCエンジンのゲームが投売りされていたから、怪しいとは思っていた。しかし、身売りしないといけない状態になるとは…。
 なんだか、旧SNKとかコンパイルと同じような末路を辿ってしまったような気がする…。三社とも大きい事をして失敗をしているし、売りとなるゲームの種類があまり多くないし…。最近はご無沙汰だったが、これはショックだなあ…。

 それにしても、ハドソンが経営悪化で子会社化になるとは…。自分は、幼い頃はここに結構お世話だったからなあ…。
 小学生の頃、ハドソンはまさに全盛期で桃鉄だのボンバーマンだのが流行していた。特に、スーパーボンバーマンのシリーズの人気はすさまじいものでして…。スーパーボンバーマンのある友人の家にあがりこんで、日が暮れるまで遊びまくっていたな。当然の事ながら、開幕パワーグローブ禁止だの、みそボンルールなしなどの地方のローカルルールありで。多分、同時期に流行っていたぷよぷよと同じくらいに盛り上がっていたかもしれない。
 自慢話になるかもしれないが、このスーパーボンバーマンのシリーズは、友人間の中では特に強かった。すれ違いざまのボムでの挟み技や画面端への追い込み攻撃は当然の事、時間差攻撃なんかもお手の物。圧倒的な戦力で友人をケッチョンケッチョンにしたのはいい思い出である。それもこれも、ボンバーマンが流行る前から、ゲーセンでボンバーマンをプレイして場数をこなしていたおかげかもしれない。まあ、そのせいでわざわざこれらのテクニックのネタばらしをしないといけない羽目になったが。
 でも、自分でも勝てない相手が一人いたんだよね。それがうちの弟。うちの弟も自分同様にボンバーマンにはまっていたらしく、色々と研究していたようだ。どのような立ち回りをすれば効率がいいのか、どんな行動を取ってはいけないかと。それもかなりの熱の入れようで、ボンバーマンに対する自論すらもっていたようだ。弟曰く、ラインボムが最強だとなんとか。
 そのためか、弟の強さがホントにとんでもないもので…。10戦して、3回程度勝てればラッキー。それだけの戦力の差のあるものであった。しかも、その強さは今でも相当なものでして…。オンラインなんかも上位を軽く打ちのめすほどの実力の持ち主で、PS3のボンバーマンも一つのジャンルであるものの全国1位を一時期キープするほどのものである。正直、ボンバーマンは弟に勝てる気がしない…。

 様々な思い出を作ってくれた老舗メーカー、ハドソン
 コナミに子会社化されて、これから肩身の狭くなる思いをするかもしれないが、昔の頃の輝きを取り戻す事を期待したい。頑張れ、ハドソン!!負けるな、高橋名人!!パワプロ君やスネークをも超える勢いで!!


         


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あるゆる入れ換え。
2011-01-20 Thu 19:25

 なんだかなあ…。

 傷心がまだ回復していない蔵間マリコです。
 ついにXデイが来たか…。エルフェンリートノノノノなどでオカルト的な人気を博した漫画家、岡本倫の新作読みきり『きみとこうかん』の公開日が。コレ、凄く楽しみにしていたんですよね。先月、個人的に応援していたノノノノ石川賢の漫画的に言うと虚無ってしまったからなあ…(作者内での世界観がクロスオーバーしているという点でも、共通しているかもしれない。)。終盤は確かに微妙な回が多かったとはいえ、それでもまあまあ面白かったし、打ち切るべき漫画は他にもあったのに…。ですから、読みきりであるものの、今回の復活はファンとして嬉しい限りです。
 さて、今回はあまり前座で語る事はありませんので、そろそろ今週掲載されていたきみとこうかんの感想でも書きたいと思います。ちなみに今回は、読みきり作品ですので、ストーリーに関しては出来るだけ触れないようにするつもりだし、画像貼りも避けさせてもらいます。今回ぐらいは、自分の目で活目してほしいということもありますので。とはいっても、ネタバレが多少は含まれるかもしれませんので、そこの所は許してください。

 さあ、ここからは感想。
 岡本倫の新作読みきり、きみとこうかんを読ませてもらっての感想なのだが、簡潔に答えを言わせてもらうとこうなる。「コンセプトからして問題あり」と。
 一ファンとして厳しく言わせてもらうが、今回の倫たんの読みきりは作品の屋台骨に重大な欠陥が抱えていると感じた。物語の途中までは「一体何故なんだ!?」と期待しながらも読んでいたのだが、いざそのネタあかしがあまりにも稚拙すぎる。あんな理由だったら、何でも理由が付けられる。肩透かしとは、このことであろう。
 超展開を得意とするのがたんだが、これはたんの思惑どおりにいっていない。自分の物語に自己満足しているところで終わっている。言うなれば、奇を衒いすぎたといったあたりであろうか。ノノノノの終盤からその傾向が強くなってきているけど、その後遺症から抜けきれていない感があるな(取り消し展開や超展開の連続とか。)。寧ろ、酷くなっているかもしれない。それならば、あまり捻った事を狙わずにもうちょっとありがちな理由にして、終盤に超展開を持ってきたほうが面白くなると思うぞ。コレでは感情移入も出来ないじゃないか。
 それと話に華やかさがない。インパクトを求められる読み切りとして、地味すぎる内容はあまりにも痛い。MOLメモリアみたいに共感できるものでもないし、Flip Flapのようなぶっ飛んだものでもない。
 それもこれも、上でも記述したヒロインのコンセプト構造に問題の影響であろう。鬼気迫る場面でもあれでは盛り上がりに欠けるし、キャラクターのデザインがあまりにも地味でマユと被っているせいか、ファンとしても印象に残りにくい。それであるにも関わらず、設定に穴があるから問題だ。何処に住んでいるかとか、追っ手云々とか。時間が短かったから練りこみ不足なのかもしれないが、今後の作品では設定に隙が出来ないように頑張って欲しい。

 う~ん、どうして今回はこんなに空回りな内容になってしまったのだろうか…。正直、褒めれる点が無い。
 もしかして、倫たんの才能はエルフェンリートノノノノで使い果たしたのだろうか?単にこれだけが失敗したのならまだしも、それが本当ならばかなりショックである。やはり、いい作品を作るためにも充電期間が必要なのかもしれない。
 でも、そういうことになったとしても何時までも待っていますし、何時までもたんの作品を追っかけファンをせてもらいますよ!!頑張れたん、週刊ヤングジャンプの看板漫画家になるためにも!!

 きみとこうかんの評価

 満足度 ☆☆
 ラブストーリー度 ☆☆
 これからの期待度 ☆☆☆☆☆


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