2013-02-28 Thu 20:11
ヤンジャンが面白すぎてたまりません。
癖の強い作風が大好きな蔵間マリコです。 さてさて、今週も始まりましたよ~。先の読めない展開に毎週ハラハラドキドキする週刊ヤングジャンプ連載の岡本倫の純愛ダークファンタジー漫画『極黒のブリュンヒルデ』の感想のコーナーが。 いや~、最近の極黒のブリュンヒルデはめっさ面白いですねえ。新章に入ってから続々と登場する魅力的なキャラクターたちに、明らかにされていく謎と増え続ける謎、そして常に隣り合わせの死との緊張感。ヤンジャンには面白い漫画がたくさんありますけど、個人的には倫たんの漫画が一番ですね。 特に、先週明らかになった謎。アレには、盲点と言いますか、まさに「やられた!!」という感じでした。しかも、思い付きで決めたようなものではなく、しっかりと伏線や匂わす場面がちらほらとありましたからね。エルフェンリートやノノノノの頃からはとても考えれないようなストーリー構成の上達ですよ。ホント、倫たんは凄い、凄すぎる!! とまあ、衝撃の連続が続く極黒のブリュンヒルデですが、今週はどうなったでしょうか。ここから先は、ネタバレ&倫たん成分充満のコーナー。そういうのが嫌だという人は、ここまで。「別に大丈夫だよ」という人はどうぞ。 |
2013-02-23 Sat 19:48
本多知恵子さん、ご冥福お祈りします。 今日一日、落ち込んでいた蔵間マリコです。 先日、声優の本多知恵子さんが、18日に多発性ガンで亡くなったことが明らかになった。享年、49歳。 ここ最近、声優さんの訃報や活動休止報告などで自分の好きな作品が過去のものとなっていくことに寂しい思いをしていましたが、今回の本多知恵子さんの訃報は、故・川上とも子さんの訃報以来の大ショックでした。20年以上アニメ業界に携わっているにも関わらず、殆ど衰えぬ声帯と日々向上していく演技力に魅力を感じていましたが。 本多知恵子さんの代表的な声優というと、自分でもなくとも多くの人が挙げるであろう。機動戦士ガンダムZZの登場人物であり、妹キャラの元祖でもあるエルピー・プルを。 自分も本多知恵子さんの名前を知ったのはプル(あと同作品のプルツー)でして、最初に声を聴いた時は衝撃を受けましたね。80年代のアニメなのに、まるで今を先取りしたようなキャラ造形、「プルプルプル~」と言いながら下着姿のまま走るというぶっ飛んだ行動、そして当時では考えられないような特徴的なアニメ声。リアルタイムで見たわけではありませんが、まさに一目ぼれでしたよ。 それ以来、本多知恵子さん=プルが好きな声優(キャラ)になりましたね。ガンプラは当然のこと、ガンダムVSZガンダムも追加キャラのプル目当てに買ったり、Gジェネレーションシリーズだと毎回優先的に使っていたりと。特に機動戦士ガンダムVSガンダムでは、キュベレイMk-Ⅱがぶっ飛んだ性能に厨機体とレッテルを張られながらもプル目的に使っていましたね。 プル以外ですと、機動新世紀ガンダムXのエニル・エルに、キテレツ大百科の野々花みよ子、冥王計画ゼオライマーの氷室美久、To Heart2の柚原春夏などなど、パッと思いつく限りでも結構印象的な演じている。それも、幼女キャラから大人のお姉さん、ヒロインの母親役と幅広く。 自分としては、いつかは機動戦士ガンダムUCのマリーダ・クルス演じる甲斐田裕子さんと一緒に共演すると思っていました。ゲーム内で三姉妹揃ってどんなやり取りをするのか、どんな掛け合せがあるのか。それをファンとして楽しみにしていたのですが……、それが願わないことにただただ悲しいばかりです。 独特のボイスで多くの視聴者を魅了してきた本多知恵子さん、改めてご冥福をお祈りします。 |
2013-02-22 Fri 19:25
本当なら、君は淫らな僕の女王の感想を書きたかったけど、今週が今週だけに。 岡本倫の漫画大好き蔵間マリコです。 いや~、本当に大変なことになってきましたねえ。週刊ヤングジャンプで連載中の鬼才漫画家・岡本倫の純愛ダークファンタジーまたはリアル魔法少女もの『極黒のブリュンヒルデ』が。 毎回毎回ハラハラドキドキ心臓バクバクな展開が続きますが、いよいよ怪しくなってきましたねえ。なんていうか、今までは外堀を掘られていたけど、ついに内堀まで埋められて、いざ本丸といったところまで攻めてきました。散々死亡フラグを立てていただけに、もはやここまでか!? しかし、それ以上に気になったのが今週のラスト。今までそんなに気にしない要素だったということもありましたが、あまりにも意外でしたねえ。話の根幹にも関わることだし、死亡フラグの堀を一つ埋める要因となっていますし。 というわけで、今回はアレを御題に考察したいと思います。当然ながら、ネタバレや倫たん成分りまくりなので、そういうのが嫌だという人はここまで。別に気にしないよという人どうぞ。 |
2013-02-21 Thu 20:38
倫たんの漫画が読める素晴らしさ。 極黒のブリュンヒルデを毎週楽しみにしている蔵間マリコです。 さ~てさてさて、今週も始まりますよ~。週刊ヤングジャンプで絶賛連載中の純愛ダークファンタジー漫画『極黒のブリュンヒルデ』の感想のコーナーが。 今日の帰り、地元の複合書店で新刊をチェックしましたが、新刊のコーナーからある物がきれいさっぱりなくなっていた。岡本倫と横槍メンゴの異色タッグ作品『君は淫らな僕の女王』が。 昨日の夕方は本屋には極黒のブリュンヒルデとクズの本懐とともに10冊ほど並べられていたんですけど、1冊も置いていなかったんですよね。別のコーナーに移動したんかなーとは思ったんですけど、どうも一日で完売したようで……。 いや~、君は淫らな僕の女王がここまで売れるとは思いませんでしたよ。読み切り時代から大騒ぎになったとはいえ、ここまで売り上げ絶好調だったとは。自分以外にも面白い、いやエロいと思った読者が大勢いたということでしょうか。痴話ではありますが、こういう話題を一人でも話せる人が増えることはファンとしては嬉しい限りです。ちなみに、極黒のブリュンヒルデとクズの本懐は……、そっちも買ってくださいよ!! とまあ、嬉しいのやら悲しいのやら複雑な気分になったアフター5でしたが、そろそろ本題の今週の極黒のブリュンヒルデの感想に入りたいと思います。当然ながら、ネタバレや倫たん成分充満ですので、そういうのが嫌だという人はここまで。別に大丈夫という人はどうぞ。 |
2013-02-19 Tue 19:57
今回の御題は、『コーヒーとの組み合わせ』。 う~ん、コーヒーですかあ。スーパーロボット大戦シリーズの何かとモテるギリギリ20代のゼ〇ガー・ゾ〇ボルトのように、イ〇イ・ガン〇デンちゃんみたいな可愛い幼女にコーヒーを入れてもらいたい……、というのはともかく、コーヒーは結構飲みますねえ。朝の眠気覚ましにブラックコーヒーを一杯、時々昼食や間食に一杯と、一日に何回か飲むな。甘さに関しても、ブラックも全然大丈夫だし、ベトナムコーヒーのようなあま~いコーヒーも大好き。フラペチーノやブランデー入りコーヒーみたいな洒落たものも悪くないしね。まあ、飲みすぎるとたまに腹の調子を悪くしてしまいますが。 さて、そんな大好きなコーヒーと合わせて食べるものですが、個人的にマッチすると思うのは、和菓子ですかね?それも、あんこ(いっつも何か食べている某赤い魔法少女とは違いますよ。)を使った和菓子が。 和と洋のもので、一見ミスマッチに思えますが、これがなかなかの組み合わせなんですよね。あんこの甘さとコーヒーの甘さと苦さ、それが混然一体となった時の味はなんとも言えない。体に蓄積された疲れが抜け出ていくことが実感できるほどの甘さで、休憩中の体力補給には最高の組み合わせです。まあ、虫歯とか糖尿病になりかねないような組み合わせですが。 あと、夏はキンキンに冷えたブラックコーヒーとともに、ブラックモンブランを食べるのもパターンとなっていますね。にが~いブラックコーヒーを含みながら、ブラックモンブランを食す。それは、コーヒーフロートかのような組み合わせ。それにチョコレートとチョコクランチが、味に深みを与える。ソフトクリームやカップのバニラアイスじゃなくて、ブラックモンブランである理由はここにある。まあ、これはこれでお腹を冷やしすぎる原因になりますが。 甘くて苦い故に、組み合わせ豊富なコーヒー。 ちなみに今日は、少し奮発してコーヒーとともに月餅とフルーツケーキを食べました。やっぱり、和菓子はコーヒーと相性抜群。 えっ、月餅は中国のお菓子?細かいことは言わない!! 愚痴みたいなもの。 極黒のブリュンヒルデ4巻と君は淫らな僕の女王が発売日当日に買えない悲しみ……。 広島県も19日に発売してくださいよ……。 |
2013-02-18 Mon 21:17
ええ、バーリトゥードですよ。 ニッチな漫画でもどんとこいですよ。 基本的に選り好みしない蔵間マリコです。 今日の午後、地元の大型複合書店にてある漫画を買った。コミックRyuで連載中の異種族の娘、モンスター娘たちとの共同生活を描いたラブコメ漫画『モンスター娘のいる日常』のコミックス2巻だ。 この漫画は以前にも紹介しましたが、結構面白いの一つなんですよねえ。ラミア娘のミーアに、ハーピー娘のパピ、ケンタウロス娘のセントレアの3匹(?)をはじめとし、新たにスライム娘のスーと人魚娘のメロウムが加わりてんやわんや。基本的にはありきたりなラブコメなんですけど、ニッチな題材を取り扱っているために不思議空間へと変貌している。特に、ミーアの脱皮を手伝う回なんかは妙にエロいし、作者のモンスター娘愛が伝わるというか……。 とまあ、なかなかマニアックな世界を堪能しましたが、皆さまはニッチな漫画とかってどうでしょうか?王道的な少年漫画が飽きたとか、ちょっと変わったものを読みたいとかって。別にそういうのはいいやという人もいるかもしれません。 ですが、今回はニッチというテーマでお送りしています。ですので、今回は4冊の漫画を紹介したいと思います。 ただ、ニッチと言っても色々と尺度がありますし、知っている人には全然ニッチではない作品かもしれません。あと、表紙に関してはリンク先のAmazonを参照にしてください。あくまでも、友人に借りたりして読んだことがあるというものもありますので。勇気のある人はどうぞ。 ・少女椿(丸尾 末広) 漫画読み御用達の大問題作。 見世物小屋の見世物として連れ去られた少女が理不尽で不幸な目に遭う『少女椿』をはじめ、出るキャラ出るキャラがエログロで悲惨な結末に終わる短編がひたすらに連ねている。それは、目を覆いたくなるものであろう。 だが、まるで戦前に描かれたような作風と画風が、ただのエログロだけで終わらず、一種の演劇的世界、現代のグランギョニルへと昇華させている。破滅へ至るまでの経緯、一瞬の希望をちらつかせてのズドンと突き落すクライマックス。この古典的演劇手法を使わせれば、作者に勝る者はいないと思う。 他にも、新ナショナルキッドや芋虫(江戸川乱歩原作)もオススメ。現代の漫画と一線を画した世界観に、どっぷりとはまるかも? ・ライチ☆光クラブ(古屋 兎丸) これもまた漫画読み御用達の漫画の一つ。 光クラブと呼ばれる秘密基地の帝王として君臨するゼラが、崇高な目的のため機械と呼ばれるロボットを作り、その目的達成のために光クラブのメンバーが暴走と対立をするという話。説明下手で分かりにくいかもしれないが、先に説明した丸尾末広の影響を受けた作品だと考えればいい。 これもまた非常に理不尽で残酷な世界観であり、それに加えてBL要素もあるため、同じように人を選ぶ。だが、それでいながらも美しさや滑稽さといったものが混然一体化とし、これもまた劇を見ているかのような感覚に引き込まれる内容となっている。特に、機械・ライチと拉致された少女・カノンのやり取りは一見の価値あり。 ちなみに前日談として、ぼくらの☆ひかりクラブというのもある。世界観の補完としては、こちらも同時に読むといいかもしれない。 ・富江(伊藤 潤二) ホラー漫画の傑作。何作か映画になっている。 関わった男性を破滅へと追い込む謎のファム・ファタール、富江。その正体は不明であり、殺しても蘇り、時には増殖をする。幽霊や物の怪ではないが、明らかに人間ではない。作画やストーリー運びは勿論のこと、登場人物が壊れていく様は、狂気やユーモラスさを醸し出してくれる。 楳図かずおの自業自得・因果応報的なホラータイプとは違い、こちらは不可解そのものを描いているのが最大の特徴。怖さに関しては、こちらの方がかなりマイルドかもしれない。まあ、ホラーであるためダメな人はダメだが。 ただ、作者の伊藤 潤二はこういった正統派ホラーだけではない。呪い好きな少年・双一の度の過ぎた悪戯を描いたホラーギャグ漫画、双一の勝手な呪いや作者が飼っている猫2匹を題材とした、伊藤潤二の猫日記 よん&むーなどいった懐の広さもある。ニッチ漫画じゃなくて、読みやすい作品に触れたい人はこちらをどうぞ。 ・変ゼミ(TAGRO) 変態的な性癖を研究する大学のゼミナールの漫画。現在、モーニング2で連載中。 とはいっても、一般的な下ネタ漫画などとは一線を画した変態さがある。食糞をはじめ、ゲロ風呂や蛆虫ネタ、カニバリズムといった気が狂ったようなものばかりだ。登場人物も当然ながらおかしな人物ばかりで、祖父が父親である盗撮魔に、ことあるごとにアヘ顔になる美人女子大生、他人に自分の精液入り飲料を飲ませたりする漫画家志望、意図的に二重人格になれるヤンキー、破壊衝動のある教授の姪などなど……。とにかく取り扱うものがヤバすぎる。 しかし、それでいながらも変態的な行為に対しての雑学や心理に対しても踏み込んでおり、読み手を納得させる内容となっている。変態趣味に耐えられる人はいかが? まあ、これが個人的にニッチな漫画だと思う所かな?他にも色々とあるけど、今回はこれぐらいにしておこう。 流石にここまで行くとモンスター娘のいる日常が霞んでしまうが、今回紹介したものは条件さえクリアーすれば、今まで知らなかった世界が新たに開拓されるほどの面白さがある。普通の漫画に飽きた人は、ぜひ挑戦してみるといいぞ。吐き気を催すとか言われても、責任は取りませんが。 |