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現在連載中の『極黒のブリュンヒルデ』をはじめ、デビュー作の『エルフェンリート』、スキージャンプ漫画『ノノノノ』、そして大問題作『君は淫らな僕の女王』(原作)などの岡本倫先生の作品の感想や考察を書いています。他にも、日常の出来事や漫画・アニメ・ゲームの感想、ライトノベルの執筆をしております。どうぞごゆっくり見てください。
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遥かなる空。
2011-06-29 Wed 17:29

こんにちは!FC2ブログトラックバックテーマ担当加瀬です。今日のテーマは「とっておきの【空】の写真、下さい!」です。加瀬は今週、風邪でぐったりとしておりました…。その間加瀬の地方では、外は雨が降ったり止んだりの変わりやすいお天気で、雷も鳴ったりして、余計に気分も落ち込んでいました…。ですが、今日はと�...
トラックバックテーマ 第1223回「とっておきの【空】の写真、下さい!」


 今回の御題は、『』。
 う~ん、そらですかあ…。そらって、いいですよねえ…。口数が少なくてインターネット依存症気味だけど、なんていうかあの兄に対するツンデレっぷりと美貌。そして、血の繋がった兄弟であるにも関わらず、その垣根越えて彼氏と彼女のように愛し合う。そして、最後は何もかもをかなぐり捨てて、二人の事を誰も知らない場所へと旅に出る。まさに、究極の禁断の恋!!
 自分も、こういう展開は大好きでしてね、なんていうか背徳心をそそられるといいますか、世間一般での価値観としての禁忌に触れるというには、一種の魅力があるんですよ。モラルとインモラルの間を揺れ動く自分と妹がいる、でも本当に好きならばそれは関係ない。身も心も全てを愛するものに捧げる。これの何処が悪いことやら。
 もし、そんな二次元のきゃわいくて健気で幼い妹がいましたら、即座に攻略対象にしますよ!!愛に血筋は関係ありませんよ!Let,s背徳!!

 すいません、何時も御題で暴走しすぎてますけど、今回はそれ以上に暴走しすぎて…。
 そらはそらでも、青い空の方のそらじゃなくて、去年放送されたエロゲー原作の問題作アニメ『ヨスガノソラ』のヒロインの春日野 穹(かすがの そら)の方のそらですし、何でそっからヤバいネタに繋がっているのやら。いや、その手の危ないネタが大好きというのは事実ですが、正直、話すような内容じゃなかったと思います。初めてこのブログを読んでくれた皆様、この手のネタが苦手な方々、無茶苦茶な発言をしてスミマセンでした。こっから先は、まともに回答しますので。

 さて、仕切り直しての再び御題。

             空

 これが、御題の回答っす。まあ、別段なんら変哲もない不安になるくらいに嫌味ったらしいほどの青い空の画像だ。取ったの今日の午前、今日は夜勤だから昼食の弁当を買うついでに写したものである。生憎、携帯の中には良い画像がなくて…。
 ホント、こんなに真っ青な青空を見ているとウンザリするんですよねえ…。春とか秋とか冬ならともかく、夏みたいにクソ熱い季節ですと、まるで炎天下の中で仕事をしている人間を嘲笑うかのようで。そのせいで、何度か熱中症で倒れたことやら…。せめて、曇りか小降りの雨でも降ってくれると嬉しいのだが…。
 でも、こんなに青い空を見つめていると「空って、いいなあ…。」と感じる事もある。なんていうか、まるでマイペースな感じがしてさ。真っ青に透き通る空に、風の行くままに流れていく雲。大地を豊かにする恵みの雨。夕方になれば、日が沈み、朝になれば日がまた昇る。時には、台風のように天候が荒れて空は澱むが、それは年に数回程度であり、それも過ぎれば元通りの青い空が戻ってくる。
 人間、生きていれば人間関係のしがらみとか上手くいかないことにイライラする事があるけど、空はそういったこと関係なく、趣くままに時は流れていく。それは、人類が誕生する遥か前からも、そしてコレからずっと先も。こう暑いと嫌らしく感じるけど、自由気ままな様には羨ましく思うよ。

 自然界の中でも、マイペースの象徴ともいえる空。
 自分も空みたいに何にも捕らわれずにマイペースに生きたいものだが、人という生き物に生まれてきた以上はそうは行かないよなあ…。仕事をしなきゃあ食っていく事も出来ないし、かといってゴロゴロ無駄に日々を過ごしていても、それほどつまらないものはないし…。嗚呼、人間とは難しい生き物だ。

別窓 | 今週の御題 | コメント:0 | トラックバック:0
紡ぎし物語。
2011-06-27 Mon 19:15
 何で、そんな判断を下したんだよ…。

 独特で癖の強いRPGが大好きな蔵間マリコです。
 どうして、そんな決断を下したんだろうか、スクエニ…。サガシリーズと聖剣伝説シリーズの新作を出す気が無いって…。
 スクエニが株主総会にて、そのような発言が飛び出たらしいが、コレを知った時は「スクエニ、もう終わったなあ…。」と激しく落胆しましたよ。ドラクエ9ドラゴンクエストバトルロードシリーズで大儲けしているドラクエシリーズはともかく、ファイナルファンタジーシリーズが売り上げで苦戦していましたからねえ。それでも、サガシリーズは年に1回ぐらいDSでリメイク移植していたから、何れは新作を出すと信じていたのですが…。
 ホント、そんな選択肢を選んで一体どうするん?新規ユーザーを取り入れたいという気持ちは分かるけどさ、どうして古参ユーザーを切り捨てるような行動を?これじゃあ、レミングスの自殺ネズミと同じじゃないか。いや、自殺ネズミどころか海外の自殺ウサギの絵本レベルだ。
 これほど、ゲーム関連の事で失望したのは久しぶりかもしれない。多分、チュンソフト風来のシレン3の内容がアレだった時以来かもしれない。一体、スクエニは何処を目指しているのだろうか?そして、日本のゲーム業界の未来は大丈夫なのだろうか?凄く不安だ…。

 とまあ、かなりショックな出来事でダウナー自分ですが、それだけサガシリーズと聖剣伝説シリーズが自分にとって大きな存在だったのも事実。特に、サガシリーズはスクエアの作品では一番好きな作品かもしれない。
 自分がサガシリーズを始めてプレイしたのは、サガ3。ファンの間じゃあ、色々と訳あって味噌っかすみたいな扱いをされているけど、結構好きな作品だった。独特の台詞回し、関西を匂わせるような敵のネーミングとデザインに、何度も自爆して何度もバイオ技術で蘇るサブキャラクター、何故か店売りしている核爆弾などなど…。まさに、カオスそのものの世界観でアホみたいに遊びまくったな。
 他にも、ロマサガはバグと苦闘しながらもアイスソードを奪ったのは良い思い出だし、サガで朱雀が波動砲で消滅して、神がチェーンソーでバラバラになったのには衝撃を受けたし、サガフロでDSCに御世話になったのは記憶にある。ミンサガも、真サルの猛攻を耐えながら倒したのも我ながら凄い。
 でも、個人的に一番はまった作品はロマンシングサガ2。いや~、癖の強い作品の多いサガシリーズですが、これほど面白いものはそんなに多くないな。各地方で起きる事件をプレイヤー自らの判断を下して、国の行く末を決める。上手くいけば、何事もなく事件を解決して統治する事ができるが、下手をこきゃあ国を滅ぼしてしまう。それも、行くところ行くところモンスター(そういえば、この頃のスクエアの女性型モンスターのデザインはエロかった。ロマサガ2あたりだと、マルガリータ、リアルクイーン、ワグナスあたりが。)が強いから常に全力を出さないといけない。「リセットボタンはコマンドの一つ。」と言われるのも納得である。
 特に、ラスボスの七英雄には何度血の涙を飲まされた事やら…。3桁しかHPがないのに、4桁のダメージを与える『触手』と『千手観音』、男性キャラを全員を魅了状態にする『テンプテーション』、次の行動を不利な行動を取らせる『マリオネット』、凄まじいダメージとともにマヒ状態にさせる『サイコバインド』、LPを全て奪い取り、文字通り即死させる『ソウルスティール』などなど…。こんな狂ったような攻撃を最大7回も攻撃してくるのだからやってられないよ。
 このおかげで、技ばっかりを伸ばしていた1週目は完全に詰んでしまい、2週目で敵の時間を1ターン完全に止める術『クイックタイム』と常に先制攻撃の取れる陣形『ラピッドストリーム』の反則コンボを使って、ギリギリ七英雄を撃破出来るぐらいだった。多分、スクエアのゲームでここまで苦戦したものは無いと思うぞ。恐らくはラスボスを倒して感激したのは、これが最初で最大かもしれない。

 自分がスクエニで好きだったサガシリーズ。
 もし、これから先、サガシリーズの新作がスクエニで登場しないのなら、誰かが思い切って版権を買って、それを別の会社で、昔のスタッフで新しく作ってほしい。そっちの方が、よっぽどいい物が作れそうだ。仮に、今のスクエニが作ってもロクなものが作れそうもないので。
 もう嫌だ、この会社…。

        

別窓 | 趣味人の日記 | コメント:4 | トラックバック:0
過去の書き換え。
2011-06-26 Sun 18:27

    看板娘021 バニーDEバイト。

 学校も終わり、クリスは生活費を稼ぐために、居酒屋『とまり木』でバイトをする。
 居酒屋とまり木は、クリスの住む町、橘町橘商店街に点在する居酒屋の一つだ。居酒屋とまり木は、商店街の中でも異彩を放つ店となっている。その理由は二つ。一つは、店長の趣味である海外旅行の生かされた居酒屋メニュー。旅行をするたびに、色々と料理に関する情報や味の秘訣などを仕入れ、本場さながらの料理をメニューにいれる。そのため外国人の客には絶賛され、それを楽しみにする日本人の客も多数いる。
 そして、これとは別に異彩を放つ理由がもう一つ。それは、女性バイトのコスプレでの接客だ。これは、店長のアイデアではなく、何事にも積極的な性格のクリスのアイデア(注、クリスはオタクではない。)である。勿論、この案はすぐに通るものでもなかったが、クリスの熱心さと業績の良さが認められたか、この企画が認められたようだ。結果、従来の売り上げよりも25%も増えたそうだ。
 ちなみに、コスプレの衣装はバニーガール以外にも、体操服ブルマ、巫女服、メイド服、大人気アイドルグループ『LOVE DEATH』の衣装などがある。これらは、自作や物販ものではなく、商店街の服のオーダーメイドショップで作ったものだ。そのため、着心地はかなり良いらしい。

 毎週毎週御題を決めて、下手なりにも描いている蔵間マリコです。
 さて、今回も描きました。叩かれても叩かれても自分の描きたいものを目指すために一生懸命頑張っているイラストを。さて、今回は『バニーガールの格好で、バイトをするクリス』というテーマで描いてみました。このテーマ自体は、3ヶ月前に一度描いているんですけど、ちょっとリベンジしたかったんですよね。ですから、今回挑戦したいというわけですわ。
 で、そのリベンジマッチとして描いたのですが、少なくとも前回よりかは上手く描けたと思うし、3月に描いた時よりかはまともになっていると思う。背景の扉の板の部分がそれとなく質感が出ているような気がするし、表情なんかも結構イキイキしているかもしれない。まあ、比較的シンプルな絵だからあまり労力がかからなかったんだけどね。
 でも、相変わらずというべきかダメダメな部分が多すぎるんだよねえ…。クリスの「だっちゅーの!!」の姿勢(古いネタだなあ…。)をとらせたつもりなのだが、構造的におかしいし、手元がやっぱり壊滅的すぎる。やはり、体の構造がネックという印象が強い。これでも、色々と考えて行動したのだが…。う~ん、相変わらずな感じだなあ…。

 なかなか上手くならないけど、徐々には上手くなっていると思うイラスト。
 次回も、このイラストの続きを描く予定だが、さてどうしようかな?テーマは幾つか案が出ているのだが、どれも今一つという感じだからねえ…。もうちょっとシチェーション的に会うものがないだろうか?ちょっと困ったもんだ…。

別窓 | イラスト | コメント:2 | トラックバック:0
温故と知新。
2011-06-25 Sat 19:48
 僕にはまだ…帰れる場所があるんだ…こんなに嬉しいことはない。
 とはいっても、その後は軟禁生活を余儀なくされてますけどね。

 年功序列や温故知新というものを重要視している蔵間マリコです。
 少し前に新作アニメのアナウンスがされたのに、コレとは別に新作アニメが製作される事が決定したとは…。今日、ロボットアニメの金字塔『機動戦士ガンダム』の専門漫画雑誌『月刊ガンダムエース』にて、とあるアニメの製作が決定した。ガンダムエースの看板漫画である、安彦良和作の『機動戦士ガンダム THE ORIGN』が。
 この情報自体は、フライング組の情報から聞いていた話なので、一応は知っていましたが、それがデマでなくモノホンの情報だったとは…。少し前に機動戦士ガンダムAGEが今年の秋に放送される事が決まっている上に、現在進行形で機動戦士ガンダムUCが製作されていますからね。それに、元々劇場版で1度リメイクされている作品を新しく作り直すのは、普通の発想じゃあ出てこないからな。この決断に乗り出したスタッフは、ある意味凄い。
 しかし、そうなるとアニメ版THE ORIGNってどうなるのだろうか?まだ単行本を全部揃えているわけじゃないから、なんともいえない部分があるけど、ガンダムAGEに比べたら期待値は結構高いかな?ガンダムAGEガンダムAGEだけに。新兵器のショルダーキャノンの活躍ぶりを拝めたいし、マ・クベと愛機のギャンの活躍が原作と大きく異なるし、シャアの過去がより深く掘り下げているからな。そういったところが楽しみである。ただ、噂でしか聞いたことがないけどア・バオア・クーが何やら大変な事になってるようだが…。セイラがうんちゃらかんちゃらとか…。
 まあ、ファースト自体はかなり好きな人間としては、まさに吉報な情報である。まだ詳細は決まっていないらしいけど、これからの展開が気になる所だ。

 しかし、30年以上続くにも関わらずガンダムの猛威は凄まじいと感じる。
 自分は、ガンダムに出会ったのが5歳で21年間見てきた人間なのでリアルタイムで見たクチではないが、日本の代表的なアニメの一つという意味合いだけでなく、マルチメディア展開にガンダムの影響色を受けたアニメ、作中で用語の常用化など様々なものを見てきた。多分、ここまで大きなアニメのコンテンツは日本にはジブリぐらいしかないかもしれない。
 中でも、果てしなく広がり続けるシリーズという意味合いでは圧巻そのもの。元々は視聴率が奮わずに打ち切りに終わったのが、一部のSFマニアやミリタリーマニアに再評価され、再放送やら劇場版でガンダムのブームに火がついた。それから、ZZZ逆シャアポケ戦F910083V08IGLOOといった宇宙世紀の世界が拡大・展開され、GWXSEEDSEED DESTINYスタゲ00のような宇宙世紀という枠を超えて、独自の世界観で進化していった。他にも、SDガンダムガンプラビルダーズといったような低年齢層をターゲットにした作品、クロスボーガンダムのような漫画作品、閃光のハサウェイといった小説、ガンダムセンチネルみたいなジオラマ作品などとアニメ以外を挙げるとキリがない。
 自分は、この無限に広がり続ける世界がガンダムの真の魅力だと考えている。まるで、クトゥルー神話のように新たに書き綴られ、世界観そのものを広げ続けていく。勿論、それが嫌という人もいるし、自分もあまり好きではない作品もあるが、自分にとってそれが最大の売りなのではないのかと思っている。この要素があるのだからこそ、ガンプラを買ったときの楽しみも広がるし、Gジェネレーションシリーズのようなお祭ゲーもより一層盛り上がるだから。ぶっちゃけた話、設定の考察とかシチェーションの妄想が出来るということかな?コレだけの情報量の作品群、古今東西探してもそんなにないでしょ。

 日本の一大アニメーション、機動戦士ガンダムシリーズ。
 さて、これからガンダムはどのような展開を見せてくれるのだろうか?まず、ファンの好みというものがあるから無理な話かもしれないけれど、自分としては新規のファンでも古参のファンでも満足できる作品というものを拝みたいものだ。ある意味、それはガンダムとしての究極の形態なので。

         

別窓 | 趣味人の日記 | コメント:1 | トラックバック:0
曝された真実。
2011-06-23 Thu 20:24
         魔法少女まどか☆マギカ BD3巻

 ま~たまた、御冗談なパッケージを…。

 既存の概念というものは、ただの枷にしかならないと思う蔵間マリコです。
 昨日、某所にて予約をしていた『魔法少女まどか☆マギカ』のBD3巻を買いましたよ~。本当は、話題作りのために発売日当日に購入したかったんですけどね、何故か予約シートは1日ほどずれていまして…。先月もそんな感じだったのですが、それに気付かなかった自分としてはショックです。だからといって、魔女にはならないけどさ。
 そんな事情があって、一日遅れて買ったまどか☆マギカですが、相変わらずといいますか、本当に最高。魔法少女・佐倉杏子の登場と対立のシーンは迫力満点だし、さやかのソウルジェムを投げ捨てる場面は衝撃的。既に一度視聴している人間だが、グイグイと強烈なパワーで引きずり込むまどか☆マギカは凄いと思う。
 しかし、それ以上に嬉しかったのが、特典のCD2枚。一つは、BD1巻の特典にもついてきたドラマCD。そしてもう一つは、3巻連続購入者特典としてのスペシャルCDの2種類。
 いや~、本編やオーディオコメンタリーだけでもかなりボリュームがあるのに、2枚もCDがついてくると相当なものですわ。まだ本編を視聴し終えたのに、これからまだまだ済まさないといけない事がたくさんあるからねえ…。ありがたや、ありがたや…。

 とまあ、まどか☆マギカを絶賛堪能中な自分ですが、そんなにドップリはまれた理由の一つは、アレかもしれないな。アニメ6話目でも描かれている魔法少女という概念の差別化。これは、まどか☆マギカの人気の出た要素である、考察する余地のあるつくりやハラハラドキドキの展開と並ぶくらい大きなものだと思う。
 例えば、魔法少女への変身という概念。既存の魔法少女アニメというと、マスコット的なキャラが助けてほしいとテレパシーかなんかで呼び寄せて、魔法少女になる契約をして、水着回だの温泉回だのでワイワイ私生活を送りながら、悪の組織や悪の存在を倒して、最終的には元々の生活を送れるみたいなのが相場であろう。
 でも、まどか☆マギカではそれに当てはまらない。確かにマスコットキャラからのコールサインは1話目に存在するが、それ以外は基本的には当てはまらない。自らの願いと代償に、終わり無き戦いに身を投じ、街の平和や自らの延命のために毎日毎日しのぎを削る。楽しい事もしなければいけないこともかなぐり捨てないといけない。それは、作中、巴マミがまどかたちに会う前に抱いていた孤独との戦いでもあるように。
 それと、魔法少女というジャンルに欠かせないのが、変身用アイテム。従来なら、魔法少女に変身するためだけのアイテム(もといファングッズ。)であって、某プリキュアの青い髪のかわウザイ子みたいに仮に無くしたとしても、見つけるまで変身出来なくなるというペナルティ程度で済むだろう。
 だが、まどか☆マギカで登場する変身用アイテムのソウルジェムは、それ以上の意味を持たせている。魔女と戦闘をするにおいて、痛みに対して耐性をつけるために肉体と魂を分離させて、生成している。それは、戦うにおいては都合がいいかもしれないが、作中でも言われている通りゾンビとほぼ同質、人間としての尊厳を捨てるという事だ。その上、100m以上本人から離すと魂の抜け殻になる上に、魂を魔力に変換して行動しているのだから、魔女を倒してグリーフシードで穢れを取らなければならないのだから、あまりにも制約が多すぎる。
 もし、穢れを取らなければ、さやかやキリカ、あいりのように魔女に…。まあ、キリカやあいりはそれを望んだ結果なのだが。かたや親友のためなら命を投げ出せるヤンデレ、仇を討つ事を願った復讐鬼だから当然か…。
 だけど、これって魔法少女というジャンルを突き詰めた結果だと思うんだよね。その戦いは本当に終わりがあるのか?戦いが終わって、人間としての生活を送る事ができるのか?マスコットキャラが、本当の意味で友好的か?変身アイテムは、変身アイテムだけに過ぎないのか?そういった魔法少女というジャンルでは御都合主義で許される部分への可能性、if、暗部、禁忌に乗り込んだのがまどか☆マギカであろう。まさに、コロンブスの卵的発想だ。

 BDも折り返して地点に入り、これから先がますます楽しみの魔法少女まどか☆マギカ
 さて、次巻はさやかが坂を転がる石のように人生を転落し、魔法少女として戦う意義を見失い、魔女となるのだが、果たしてどこらへんが修正されているのだろうか?元々の完成度の高い作品だから、台詞自体にはそこまで差異は無いだろうが、作画全体の向上が楽しみだ。特に、安定のさやかが。

  魔法少女まどか☆マギカ009

別窓 | 魔法少女まどか☆マギカ | コメント:2 | トラックバック:0
伸るか反るか。
2011-06-21 Tue 20:17
    魔法少女まどか☆マギカ ローソン ハズレ

 マジで殴りたい、このすまし顔…。
 完全に復活できなくなるまで…。

 普段は、面倒だから懸賞ものはしないけど、興味のあるものだったら手間関係なく挑戦する蔵間マリコです。
 くそー、物の試しにと挑戦してみたはいいが、このような無様な結果になるとは…。『魔法少女まどか☆マギカ×ローソン』のキャンペーンが。
 この企画、今日から始まったもので、伊藤園の『お~いお茶』シリーズの商品をどれか一つ買うたびに、1ポイントほどもらえ、そのポイントを消費して、そのグッズを当てるチャレンジに挑戦するというものである。低いものでいえば、オリジナルクリアフィル全5枚セットが1ポイント、高いものとなると鹿目まどか役の悠木碧さんと暁美ほむら役の斉藤千和さんのサイン入り描き下ろし3Dポスター(20ポイント)やどでか!!(約80cm)キュゥべえぬいぐるみ(15ポイント)あたりがある。
 お~いお茶が一本125円だから、20ポイントとか15ポイントとなると相当な金をつぎ込まないといけなくなるから、安月給で貧乏な自分としては高嶺の花だが、1ポイントのファイルはかなり良心的なものだと思う。どっちにしろ、1日1本はお茶を買うからね。
 で、今回は2本ほど買ってみて挑戦したのだが、結果は見ての通り残念賞。弾数が明らかに少なかった(中には、100本も勝っている猛者も。それ、どうやって飲みきるん?もしかして、捨てるというわけじゃあ…。)のは自分でも分かっているけど、外れるとやっぱり悔しい。それも、あの外道鬼畜無感情無慈悲な畜生のキュゥべえの何時もの表情の一枚絵が表示されるからねえ…。
 とはいえ、このキャンペーンは今日から始まったばかりだ。今、旬の作品ではあるが、キャンペーン中の1ヶ月間の間にはチャンスはいくらでもある。まあ、じっくりとこのキャンペーンを楽しんでいきますわ。

 さて、今日はちょっと出足はガッカリな結果に終わった魔法少女まどか☆マギカ×ローソンのキャンペーンでしたが、実はこういうのってあまりしないクチだったりする。
 いや、一番くじとかそういったその場で当るもらえるタイプのものとかだったら果敢に挑戦するし、懸賞以外での応援のハガキなんかは送るけど、なんていうか懸賞ものって、一々応募するのが面倒なんですよね。そこまでして、ほしいものというものがあまり多くないからねえ。だから、今回の懸賞は非常に楽だから挑戦したといえるのだが。
 でも、本当にほしいグッズとかだったら、溜めていた情熱を爆発させて、ハガキを何枚も送ったりするね。その良い例が、漫画家・岡本倫の作品関連の懸賞グッズ。いや~、たんの漫画大好き人間の自分としては、この千載一遇のチャンスを逃しませんよ。ハガキも一つのグッズにつき3~5通は送るのは当然の事だし、下手っぴなりにもイラストなんかも描いたりして、アピールをしたりする。
 その結果、倫たんの作品自体、相当人を選ぶ内容だから、競争率が不鮮明だから運が良いのか悪いのかよく分からないが、エルフェンリートのナナの香りの匂い袋とノノノノ携帯クリーナーを当てている。これらが送られてきた時は、心臓が飛び出そうなほどに嬉しかったですねえ。自分の作品に対する熱意が集英社側に通じたって。

 興味の無い人には関係ないけど、興味のある人には非常に重要な懸賞。
 さて、上でじっくりと挑戦するとは書いたが、今回の魔法少女まどか☆マギカ×ローソンのキャンペーンは当るのだろうか?当れば、円環の理に導かれそうなほどに喜びそうだが、外れたらどうなるんだろうねえ…。もしかして、絶望して魔女に?

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夜の帝王。
2011-06-20 Mon 20:57

こんにちは!FC2ブログトラックバックテーマ担当ほうじょうです。今日のテーマは「週末は夜更かししちゃう?いつもどおり?」です。週末、もしくは休みの前日。あなたはついつい夜更かししちゃう派ですか?それとも、遊びたい、何かしたい誘惑をはねのけていつもどおり普通の時間帯に寝る派ですか?ほうじょう�...
トラックバックテーマ 第1218回「週末は夜更かししちゃう?いつもどおり?」


 さて、今回の御題は『夜更かし』。
 夜更かしですかあ…。夜更かしというと、結構きついですねえ~。数年前ぐらいまでは全然大丈夫だったんですけど、ここの所は歳を食ったせいか夜遅くまで起きてる体力もありませんし、仕事が昼の時と夜の時とがありますからな。正直、学生時代の時のようにサタデーナイトフィーバーみたいなことは出来ませんよ。でも、夜のイベントがあるから捨て難いですよね。二次元の可愛いおにゃのことの添い寝イベント。
 いや~、深夜という時間は合法的に二次元の可愛いおにゃのことイチャイチャできるから素晴らしいですよねえ。夜、一人で寝るのが寂しいから、何かショックな事があったからなぐさめてほしい。そういう時は、一緒に寝てあげる。か~っ、これこそ男の浪漫ですよ!!二次元の可愛いおにゃの子最高!!

 とまあ、相も変わらずもふざけすぎてゴメンなさい…。
 何時ものパターンとはいえ、毎週毎週二次元の可愛いおにゃの子最高とか、人としてどうかと思うような文章を書くのもどうかしているし、節操もないネタだし…。正直、このブログを初めて見た人はドン引きする人が殆どだろうな。とりあえず、こんな無茶苦茶文章書いてスミマセンでした…。
 とはいえ、夜更かしが全然ダメになったのは事実ですね。確かに、新しいゲームと買った日数日間は徹夜でゲームを進めているけど、1時過ぎたらもう文章が潰れて全然見えないし、思考力が低下して全然判断できずに何をやっているかも分からない状態というのが殆どですからねえ。専門学校に通っていた頃は、1日ぐらい寝なくても全然大丈夫だったのですが。あれから、たった8年でこうも体力が衰えるとはなあ…。なんだかおっさん臭くなって、落ち込みますわ。
 でも、その癖に寝れない時はとことん寝れないから困るんだよねえ…。別に興奮するような事をしているわけでもなしに。休日あたりなら、まだいいけどさ、これが平日とかだったらもう大変。明日の仕事に影響を受けるから困っちゃうよ。
 そのためにわざわざホットミルクを飲んで体をリラックス状態に調整したり、普段は読まないような辞書とか小難しい本を読んで集中力を切らせたり、ひたすらシレンで遊んで体力を使い果たしたり、どっかのTV番組で紹介していた切った玉葱を枕元において睡眠を促すという手も挑戦したのだが、思うように効果が出ず…。そうこうしているうちに、朝の4時5時とかになるからなあ…。ホント、どうしたらいいことやら…。

 眠りたくない時は妙に眠たくて、寝たい時になかなか寝付けない今日この頃。
 昔だったら、そこまで我慢するのにも寝るのにも苦じゃなかったのだがなあ…。なんか簡単に我慢する方法とあっという間に寝る方法ってないのだろうか?誰か教えて頂戴、プリーズ!!

         Kanon 水瀬名雪

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揺れる体。
2011-06-19 Sun 17:39
    看板娘020 電車に乗って。

 東雲線。
 クリスたちが通う東雲学園へ行くための交通手段として利用しているローカル線。だが、ローカル線というもののその利用者数はかなりのもの。平日は通勤・通学の利用者に、休日は東雲市への遊びに行く客が多いため、日によっては混雑するほどである。電車内は、ロングシートタイプが大半を占めるが、休日にはボックスタイプのクロスシートも運行する。路線の大半は海沿いに沿っており、綺麗な海岸線を一望する事が出来る。始発駅の東雲駅から終点の御坂駅まで23駅、通行時間は2時間20分。ちなみに、クリスと司が降りる橘駅は、東雲駅から5駅、30分少々かかるようだ。
 画像は、帰宅中のクリスの図。司は、市内のCDショップで本日発売の大人気デスメタル系アイドルグループ『ラブデス』の3rdアルバムを購入するために別れ、一方のクリスは、バイトのために一足早く橘町へと戻る。

 一つの絵を完成させるのにも、なかなか思うように描けない蔵間マリコです。
 さてさて、2週間ぶりに描きました。自分の想像したものどおりが描けないイラストが。先週は、PS3版CLANNADのレビューを描いていたので、イラストが描けませんでしたけど、今週はその分思いっきり描きました。それも、色々な部分で力を入れて。イラストの添削をしてくれる方のブログで添削してもらい、資料を集めるためにわざわざ電車に乗り、新しい教本も2冊ほど買って。
 その結果が、今回の絵。正直、わざわざ手間をかけた割にはすんごく微妙な絵。毎回毎回微妙すぎる絵だけど、今回も相変わらず微妙すぎる…。顔の作画が何時も描いている絵とはコレジャナイ感アリまくり、手の作画がガッカリ過ぎ、ポーズも微妙も、電車内をしっかりと調べたくせに作りがかなり粗い、背景の人の出来が劣悪、外の風景が寂しすぎるetc…。恐らくは、上手くはなっているかもしれないけど、それ以上に悪い所が目立っちゃっているからなあ…。
 でも、そう思うように描けないからこそ、絵って面白いのだと思う。自分は暇さえあれば練習するクチだけど、はっきり言って一日一夕描いたからといって、上手くならない。でも、それだからこそ徐々に上手くなる様が嬉しいんですよ。1ヶ月前にノートに描いたものを比較しても、体の構図が僅かながらも上手くなったし、輪郭なんかもだんだん固まりつつある。デッサンは相変わらず上手くないけど、半年前と比べると少しはマシになった。
 自分の描きたいものには程遠いが、それでも僅かながらも上手くなっているから嬉しいし、楽しい。今まで、ここまで熱心になった事があるだろうか?専門学校に行っていた時も、ここまで熱を入れてはいなかった。スタートは遅かったけど、自分にもやりたい事を叶えるチャンスがあるのならそれが原動力になってくれるし、色々と挑戦できる。もし、絵を描くという事に出会わなければ、メリハリの無い生活を送っていたかもしれない。ホント、絵を描くという趣味に出会えて良かったよ…。

 思うようには描けないけど、描く事に楽しさを感じるイラスト。
 次回は、例によってこの続きを描くつもりだが、さて何を描こうかしら?今回のイラストに全力を注いでいたから、ちょっと考えていなかったな。さて、どうしようかな?まあ、金曜日あたりまでに決めておけばいいから、じっくりと考えるとするか…。

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葱と螺旋。
2011-06-18 Sat 19:31
        ねじまきカギュー&9速眼球アクティブスリープ

 オンナコワイ、オンナコワイ、オンナコワイ、オンナコワイ、オンナコワイ、オンナココワイ、オトココワイ、オンナコワイ、オンナコワイ、オンナコワイ…。

 邪道は、王道を知ってからこそ描けるものだと思っている蔵間マリコです。
 ラブコメ漫画。少年誌・青年誌なら大抵一つか二つは存在するカテゴリーの作品だ。個性的なキャラに、ちょっぴりエッチなギャグや展開、待った無しの恋のレース。更には、ラブコメにしても王道ものから学園ラブコメ、押しかけ妻タイプと多種多様に分かれる。好き嫌いこそ分かれるジャンルであるものの、今日の漫画業界の中でも猛威を奮うジャンルの一つといえよう。
 自分も、この手のジャンルは嫌いではない。エロとかだけに任せたあざとい作品は好きじゃないけど、ストーリーがしっかりしたもの、または一線を画した作品が好きだ。恐らくは、本棚の一割はその手ものの漫画かもしれないな。
 さて、そんなラブコメ漫画なのだが、今回オススメしたい作品がある。週刊ヤングジャンプで連載中の中山敦支の学園ラブコメディバトル漫画『ねじまきカギュー』と短編集『9速眼球アクティブスリープ』だ。自分はこのねじまきカギュー、今連載しているヤンジャンの漫画の中でも一番面白い作品だと感じてますし、今まで読んだラブコメ漫画とは、別次元の存在。それくらいにねじまきカギューは凄い漫画。
 正直、口だけでは説明するのが非常に難しい内容なので、幾つか画像を載せてみた。文字通り、別次元の存在ともいえる漫画なので、それなりに覚悟をして欲しい。

 まず、ねじまきカギューのあらすじを説明すると、『都内の絶対個性主義(キャライズム)をモットーとしたマンモス高校で働く新米教師の葱沢鴨(ねぎさわかも)。彼は、怪物的な女子に好かられてしまう究極の女難体質を持つ。そのためか、近寄る女近寄る女は怪物的な女子ばかりで…。そんなある日、鴨は一人の拳法使いに出会う。名前は、鉤生十兵衛(かぎゅうじゅうべえ)。十兵衛は、得意とする螺旋巻拳で葱沢に危害を与える者たちをばったばったと薙ぎ倒すのだが、十兵衛にはある秘密があって…。』という感じである。
 まあ、ストーリーとしての作りとしては結構ベタなラブコメ漫画っすね。だが、あくまでもそれは作りとしての話だ。このねじまきカギューという作品には、絶対個性主義といえるほどの圧倒的な特色がある。それも、何者も寄せ付けないほどの。その個性というのは、作画によるギャップである。

                   ねじまきカギュー001

 例えば、この作品のヒロイン(この手の作品のお約束だから、隠す必要も無いだろう。)である、鉤生十兵衛。クーデレで隠れ巨乳な俺女(作中では、己と書いて「おれ」と表記されている。)で、言うならば女ケンシロウみたいな存在である。とは言っても、普段は礼儀正しいし、暴力を振るわれても螺旋巻拳をやたら無闇に撃つわけでないが。だけど、愛しの鴨に危害が及びそうになると…。

                           ねじまきカギュー002

 と、凄まじい事になる。
 怖い、怖いよカギューちゃん…。もう、ラブコメのキャラでも何でもなく、どちらかというホラー漫画の類だよ、コレ…。
 自分は、コレと同じような描写が描かれていた読みきりのパイロット版ねじまきカギューで、コレを見た瞬間、感じましたね。この作者は天才的で、超個性主義そのものであり、病的であると。こんなの、普通の漫画家だと描けるはずがないし、ここまでの温度差を描くなど普通の漫画家では出来るはずがないからな。ホント、集英社は発掘の天才だわ。
 でも、その一方…。

                           ねじまきカギュー003

 デレるともう歳相応の少女そのもの。
 このクール→キレる→デレの三点活用が素晴らしすぎる。キレた時点でも凄い温度差だけど、そこからデレるからクール→キレるよりも、温度差がある。正直、元から癖のある作画だけど、一途で素直なカギューちゃんが可愛くて可愛くて…。クーデレキャラはそこまで好きじゃないけど、カギューちゃんは例外っす。

         ねじまきカギュー004

 で、もう一つ例を。
 上記の画像は、カギューちゃんと同じクラスの生徒の御門朱羽(みかどあげは)。資産家の一人娘で、ルックス抜群、成績優秀、スポーツ万能、面倒見も良いとまさしくラブコメ漫画のテンプレート的なお嬢様キャラだ。しかし、ねじまきカギューという世界では、そんな事で終わるわけない。
 いざ、鴨との恋愛話になると…。

                              ねじまきカギュー005

 もう嫌だ、コノ世界…。
 リアルタイムで読んでいた時は、何か裏のありそうなキャラだなあと薄々勘付いていたけど、ここまで病的に豹変するとは思わなかったよ…。怖いを通り越して、笑いすぎて窒息死しそうだ…。人の皮を被った悪魔という言葉があるけど、この人ほどピッタリな人はいないかもしれない。夢に出そうだ、この顔芸…。
 まあ、このようにラブコメなのに狂気そのものを描いているのが、ねじまきカギューという世界である。勿論、ここで紹介したキャラ以外にも、眼鏡っ子の山崎富江に、鴨の幼馴染である犬塚紫乃もコレに負けないほどの顔芸を披露しているし、豹変しそうな気のあるキャラはいくらでもいるし、これからも登場するだろう。恐るべし、中山敦支。
 でも、この作画による温度差以外の部分もしっかりとしているという点も見事である。話自体の流れはコテコテのラブコメだけど、話の作りはシンプルいながらもラブコメのセオリーをちゃんと抑えつつ狙った展開はあまり描かないため、あざとさがない。台詞にしたって、心打つような台詞も多いし、『螺旋巻発条拳(ねじまきぜんまいけん)』、『富嶽百刑』、『DKSK(電光石火)』と技名のセンスも秀逸だ。もうマジで最高だわさ。

 究極的に狂気的学園ラブコメバトル漫画、ねじまきカギュー
 作画の関係上、確実に人を選ぶ部類の漫画だが、狂気の世界を垣間見たい人は買ってみるといいかもしれない。抱腹絶倒間違い無しだし、短編集もそれに負けず劣らずのヤバさなので。みんなも、こっちの世界へおいでよ…。

 ねじまきカギューの評価

 満足度 ☆☆☆☆☆
 ラブコメ度 ☆☆☆☆
 顔芸度 ☆☆☆☆☆

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現象の基準。
2011-06-16 Thu 18:55
 どのような規模からああなって、どのくらいの大きさになるとあれと呼ばれるのだろうか?

 ダークファンタジーな魔法少女の勢いの凄さに、驚かざるえない蔵間マリコです。
 まあ、冬のアニメの話題を掻っ攫って大人気のうちに終わった数年に1度の大作だから分からなくも無いですけどね。今日の朝、眠気覚ましにとコンビニでヤンジャンを買ったら、ちょっと面白いコラムがありまして…。某秋元康のアイドルグループのAチームの多田愛佳というアイドルが、あるアニメの事を語っていたんだよ。『魔法少女まどか☆マギカ』をね。
 この際、AKB48とかそういう事は、あんま興味が無いのであまり語らない(というよりも、漫画目的で買っているのでグラビアのコーナーは基本飛ばす。)。ただ、ペラペラとページをめくったら、そんな話題が書いてあって。会話からするに、用意されていた台本的なものでなく、ちゃんと見たものだと思う。ほむらとさやか、キュゥべえについて熱弁しているような感じが伝わるし、そもそもこういう事を設けるからにはある程度知ってなきゃ出来ないもんだからな。アイドルらしい、それなりのコラムだった。
 それにしても、こんな細かい所でもまどか☆マギカの話題があるとはな…、時の作品というかここ数年最大の流行のアニメだといえるかもしれない。ホームともいえるアニメ雑誌では何処も引っ張りだこの状態だし、同じ集英社つながりだとプレイボーイで脚本家の虚淵玄さんが会談している記事なんかもあった。他にも、CUTやSWITCHといった一般雑誌でも紹介されているし、新聞でもたびたび取り上げられていたし…。まどか☆マギカがこれから先、どれだけの認知度になるのかはこれからの展開次第だけど、リアルタイムで追っかけていた人間としては、『それはとっても嬉しいなって』。

 とのように、こんな細かい所でも取り上げれている魔法少女まどか☆マギカに驚かざるえなかったですけど、世間じゃあ、流行とか社会現象の基準ってどのようなものだろうか?
 ウィキペディアを見る限り、流行は『特定の思考、表現形式、製品などがその社会に浸透・普及していく過程にある状態』、社会現象は『社会全体あるいは特定の社会・集団で見られる現象(行動・行為・状況など)である』と書かれていた。う~ん、正直、分かりにくいけど、流行は過程であって、社会現象はその結果ということなのだろうか?だとしたら、まどか☆マギカは後者なのか?好みはあれど、サブカル業界で大人気という事だから。そりゃあ、それはそれで嬉しいけど、いくら何でも大袈裟な気がするし、ちょっと複雑…。
 だとしたら、過去に人気の出たものってどちらに当てはまるのだろうか?ロボットアニメの金字塔である機動戦士ガンダム。セカイ系アニメの雛形となり、新劇場版で再び点火した新世紀エヴァンゲリオン。10年以上シリーズ放送を続け、更にはギネスブックにも登録されている遊戯王デュエルモンスターズ。当時は値段が高騰し、親に預けて放置して死んでしまったという事で語り草になっているたまごっちデジタルモンスター。他にも、カテゴリー的に広げていけばいくらでも見つかるけど、これらの流行と社会現象の住み分けがよく分かりません…。
 まあ、結局の所、流行とか社会現象って謳い文句の一つのみたいなものだし、そういうのを判断するのは個人の価値観に委ねられるからね。定義はあれど、究極的な解答というのは存在しないと思う。正直、投げやりな結論かもしれないけど、自分はそういうものだと考えている。その人がそう思ったのなら、それでいいじゃないの。

 ある意味、人気のステータスである『流行』と『社会現象』の二つのキーワード。
 さてこれから、サブカル業界ではどのような作品が流行や社会現象が起こるのだろうか?まどか☆マギカが大ヒットした以上には、今年のアニメはそれを意識しないといけなくなるから、まどか越えは年内はかなり難しいかもしれない。
 でも、それだけにまどか☆マギカを越えるアニメを見たいのも事実。アレを越える凄いアニメが見れたら、どれだけ幸せな事やら…。う~ん、待ち遠しい…。

    魔法少女まどか☆マギカ017

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