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現在連載中の『極黒のブリュンヒルデ』をはじめ、デビュー作の『エルフェンリート』、スキージャンプ漫画『ノノノノ』、そして大問題作『君は淫らな僕の女王』(原作)などの岡本倫先生の作品の感想や考察を書いています。他にも、日常の出来事や漫画・アニメ・ゲームの感想、ライトノベルの執筆をしております。どうぞごゆっくり見てください。
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男と言う名の生き物と女と言う名の生き物。
2009-08-31 Mon 19:27

 


 

 女性って、やはり男性とは別の生き物なのね。

 

 男性向けのイベントが広島でも行って欲しいと願う蔵間マリコです。

 いやはや、女性のオタク、俗に言う腐女子の方々のバイタリティやイマジネーションって凄いですねえ。自分みたいな男のオタクも、好きな漫画やアニメのために様々なアクションをしてますけど、女性はこれを凌駕するとは…。驚きに値するよ。

 そう思ったのは、昨日の夜。うちの弟が、かなり夜遅くまで友人と遊び満喫していたらしい。その中で、とあるイベント会場に寄ったそうだ。それが、広島産業会館であったコミケ。このブログでも、何度か紹介していたイベントだ。どうやら、友人がそのイベントに出品していたらしく、その応援に来ていたようだ。まあなんとも、昔から交友が広いな。

 で、そのコミケに会場に行った本人の感想は、「精神衛生上に宜しくない。」らしい。まあ、本人が自称非オタク(メルティブラッドのPC版持っていたり、バンブーブレードなどオタク向けの漫画をそこそこ持っているから、かなり怪しい。まあ、他にもJ-POP鑑賞とかカラオケとかスポーツにあるらしいから、単に多趣味なのかもしれないが。)の人間だから、そういう拒否反応があっても仕方ないだろう。ただ、それ以上にきつかったのが、それが女性向けのコンテンツばかりだったかららしい。話を聞くには、女性向け7,5、男性向け2,5のかなり女性向け寄りだとの事。そりゃあ、別にオタクじゃなくても男には厳しいな。女性ばかりの中に男がいたら浮いているだろうし、趣向なんて全く違うだろうし。

 結局は、応援して1時間ぐらいで退場したらしい。やはり、こういうのは興味本位で参加するのは、かなり無謀なようだ。もし、俺も興味本位で参加していたら、やはり厳しかったかもしれない。う~ん、広島じゃあ男性向けのイベントが殆どないから、東京の夏か冬のコミケに参加するか、某所のような店で購入するしかないのか…。自分は、滅多に同人誌を買わないクチだが。

 

 それにしても、同じオタクでも男と女とでは、理解し難いものだと再確認させられた。

 弟が入場券として買ったコミケのパンフレットを見る限りでも、かなり男性オタクとかけ離れたものだし、中身を見たら真っ青になってしまった。何で、あんなに男の体が枝みたいに細いの?何故に、イザ×ディアみたいな男同士のカップリングでイチャイチャするの?そして、やおい穴って何よ?他にも、様々な事に疑問点がありすぎる。

 まあ、それを言うと逆に女性から見たら、何で如何してって思う事はたくさんあるかもしれない。女の子同士イチャイチャするのが好きな趣味のお方もいるし、女の子にあってはいけないもの(みさくらなんこつ的な意味で。これ以上は、らめえぇなので控えておく。)があったりするのが趣向だったりする男もいる。最近なんかじゃあ、八雲はまじ渡良瀬準みたいな俗に言う男の娘(女装と言ってはいけない。男の娘である。)とかキョンの女体化するなんてのも、結構流行だったりする。女性の気持ちは分からないが、こちらの方が意外と混沌としているかもしれない。

 ただ、これだけは言わせて欲しい。自分自身、そういう腐女子方々の趣味には理解に苦しむところはあるが、趣味そのものは別に否定していない。世の中、そういう趣味の人がいてもおかしくないのだから。もし、これを否定したら、自分の趣味だって否定されても文句は言えない立場になってしまう。理解できなくても、せめてその趣味・趣向を認める。これは、重要な事だと自分は思う。それが全ての人に出来たら、信者対アンチみたいな醜い争いなんて無くなるんだろうけどね。

 あ、これも価値観の押し付けによる他者の否定か。う~ん、難しい…。

 

 凄い様相だったらしい広島のコミケ。

 何か1ヶ月に1回ほど行われているらしいから、ネタ探しにコミケの季節に1回行ってみようかな?

 でも、興味本位で行くと弟と同じような結果になりそうな気が…。ちゅーか、そういう人は迷惑になるか…。

 色々な意味でハードルが高い…。

 

別窓 | 趣味人の日記 | コメント:7
問題の討論。
2009-08-30 Sun 21:04

 

 人それぞれというわけか…。

 

 お悩み相談(?)をするの事にはまっている蔵間マリコです。

 いきなり突然ですが、このブログを読んでいる皆さんに質問。今年の夏、どこか旅行に行ったり、何か大きなことをしましたか?自分は、残念ながらどこにも行くことも、大したイベントとかも実行せずに悲しい夏を過ごしてしまいました。

 う~ん、本来ならオフ会あたりを開きたいとは思っていたんですけど、モチベーションが途中で失速してしまって…。どうも、物事を思い付きから言い始めるとやはり長続きしないものだ。期待していた皆さん、すみませんでした!!

 旅行に関しては、これも昨日になって思いついたのですが、これに関してもキャンセルしました。その旅行でも行きたいと急に思った理由は、昨日のTVで三次の祭りの事が告知されていたからだ。三次の祭り、同じ県内でもかなり山奥のほうだから本当ならあまり関係のない話のだが、ちょっとわけがあってね…。その行事の一環として、『朝霧の巫女』のスタンプラリーのイベントというものが行われていたからだ。そう言えば、そのイベントが理由で一昨年行ったんだよな。あの時は、漫画も終盤で今年で終わりとか言われていたけど、未だに続いていたとは…。今年は、何処にも行っていないから今日が最終日だから行こうとは思っていた。

 ただ、それ以上に思い留まらせるものがあって…。以前、三次に行ったときは今回みたいに思いつきで行ったためか、ロクに準備できずに痛い目にあってしまった。乗り換えの時間にかなり無駄を食ったり、直射日光で熱中症ギリギリなったりしたからな。そんな経験があるから、同じ轍を踏まないようにと…。知っていたら、事前に準備をしていたのだがなあ…。

 これ以外に関しても、別段変わったことをしなかったし…。今年は、そんな暇な夏を過ごしてしまいましたとさ。何か悲しい…。

 

 まあ、そんな自虐的な質問をしてしまいましたが、何でこんな質問をしたかというと、最近、アレを始めたからですよ。あまりアテにならないことで定評のあるYahoo!の知恵袋。少し前に、暇潰しにと覗いてみたら、色々な意味で面白そうだったので、Yahoo!知恵袋を始めてみました。名前は、kourogimikageエルフェンリート蔵間マリコとしてではなく、ノノノノ興梠みかげとして。幼女キャラからツンデレキャラにしました。

 とりあえず、自分は主に利用しているのは、主にガンダム関係の御題。どうも恋愛だの家庭の事情だの学校みたいな堅苦しい問題に手を出すのは、どうも苦手で…。どっちかというと、自分は気軽に喋れるような内容のほうが合っている。そりゃあ、御題を答えている以上はその発言に対して責任を持っている。適当なことや間違った知識で話すのは、どうも自分としても許せない。

 しかし、質問して思ったことなのだが、考え方と言うのは千差万別だと実感してしまう。自分が大多数派だと思っていた考え方が、実は少数派だったり、自分にとってはどうでもいいような悩みがその人にとっては重大事だったりと。自分も、実生活において様々な問題を抱えている人間だけど、きっと他人にとってはどうでもいい悩みって言う場合もあるんだろうなあ…。

 

 悩みなんて、人それぞれ。

 自力で考えても行動しても駄目なら、人の意見を仰ぐのは良い事だと思う。それで万事解決すれば、万々歳。

 重要なのは、それを鵜呑みにするのかしないか。結局は、最終的に決めるのはその人本人なのだから。それで、恨まれたりしたらひとたまりもない。自分の悩みの最終決定は、自己責任なので。そこの所、テストに出るから要チェック!!

 

別窓 | 趣味人の日記 | コメント:6
東の厄介者。
2009-08-29 Sat 19:33
 


 

 リボンが多すぎるぞ…。

 

 何時ものヘタレ絵を描いている蔵間マリコです。

 毎週土曜日恒例の同人シューティングゲーム『東方Project』のイラストのコーナー。さて、今週のイラストは『東方風神録』の2面ボス、『秘神流し雛』こと、『鍵山 雛』(かぎやま ひな)を描きました。自分は、ゲーム的にもキャラクターのデザイン的にもかなり特徴的なキャラクターだと思う。道中、ぐるぐる回りながら妖精を召喚しつつ、追い払おうとする(自分としては、誘っているようにしか見えないが。)。そして、ボス戦時にも自分を中心に回って飛んでくるような弾幕を貼ってくる。2面ボスであるが故に、あまり強いとはいえないが、迷惑なことにこの上ない。まさに、不幸を溜め込む妖怪。タロットでいう所のホイール・オブ・フォーチュンに当たるだろう。

 だが、それ以上に格好が印象的である。フリルをたくさんあしらった服装やリボン、厄神様と自己アピールするかのようなスカートの模様。そして、髪の毛を前で一つにまとめた特徴的な髪型。ZUNの描いたキャラの中でも、結構好きなデザインかもしれない。霊烏寺 空のように絵師泣かせの過剰な装飾ではないが、ルーミアみたいに簡素なデザインと言うわけではない。ホント、風神録はデザインが秀逸な物ばかりである。

 

 さて、そんな不幸をつかさどる鍵山雛を描いたけど、そこそこ良い出来で描けたと思う。やっと、ブランクから解放されたという感じであろう。まあ、他の人に比べると全然全然下手っぴな絵である事には変わりないけど。

 とりあえず、今回力を入れたのはリボン。やはり、鍵山雛の衣装と言えば、これが一番の特徴と言えるからね。リボンを風になびかせているような感じにして、フリルもそれに合わせて奥行きも考えて描いて、形そのものを崩さないように細心の注意を払った。おかげで、自分が今まで描いたリボンの中でも中々良い出来だと思う。

 それと、顔もまあまあ上手く描けただろう。ブランクが続いてる間は、結構、顔に不満点(輪郭、顔の角度、目の形など。)があったのだが、それらが改善できて、自分でも愛着のもてる顔になった。それに、SAIを使っていた時に頬に線を入れて、立体感を少しでも出す方法。CURURUのお絵かきツールで試してみたら、意外にも立体感が出ましたし、表情が豊かになりましたよ。

 ただ、不満点はある。の特徴的な髪型。あれが、ボリューム感が出ていなくて、無理矢理結んだ感じになってしまった。普段から長髪は苦手な髪型の一つなのに、更に特徴的だからなあ…。う~ん、手っ取り早くボリューム感を出す方法がないだろうか…。

 

 まだまだ描き続ける東方のイラスト。

 さあ、来週は誰を描こうかな?どれも、魅力的だから悩んでしまうよ。

 まあ、東方風神録のLUNATIC攻略でも目指しながら考えます。

 じゃあ、次回もよろしくという事で。

 

 


 

 

別窓 | イラスト | コメント:5
前座と真打。
2009-08-27 Thu 21:13

 

 何か、凄いことになっているんだけど…。

 

 スキージャンプ漫画を応援している蔵間マリコです。

 さて、今日は木曜恒例のノノノノのストーリー&感想のコーナー。と、その前にノノノノの作者の岡本倫のことで、ちょっとしたビックリな出来事が。19日、ヤフーのネットチャリティーオークションにおいて、たん直筆のノノみかげのイラストの描かれたサイン色紙が出品されたんだけど、その落札がとんでもないことになっていて…。なんと、12万円以上の高額で落札されていたんだよ。

 いや~、たんの人気って、イマイチ不透明な部分があって、そこまで高い値が出ないと思っていたんですけど、これにはビックリ。しかも、同じ集英社での括りのオークションでも、なかなかの高額だったし。ここまで熱心なファンがいるとは…。倫たんの信者の俺も脱帽です。

 しかし、これより上の人がいるから更に驚き。GANTZの作者の奥浩哉さんのサインは、28万円で落札されるほどの人気っぷりだし、ローゼンメイデンPEACH-PITの資料用のドルフィーが18万円。やはり、看板漫画家は格が違うということか。たんも、この二人に負けないぐらい頑張って欲しいもんだ。

 さて、前書きはこれぐらい。こっからは、本題に入るっす。例によって稚拙な文章ですけど、最後までお付き合いください!!

 

 第86話『新たなる挑戦!』

 

 IH出場への皇帝の一騎打ちを終え、一段落の着いた奥信高校スキージャンプ部だったが、今は冬とシーズン。様々な大会がある。今回スキージャンプ部が参加しているZTV杯スキージャンプ大会もその一環だ。

 今回、その大会に参加するのは悠太と暁と岸谷のIH出場決定前の代表選手で固めている。皇帝は直前に決定したためか、参加できなかったようだ。顧問の御坊は、この大会への参加の目的を軽く説明を終え、各自一時解散の命令を下すのであった。

 

 悠太は、御坊に言われたとおり、準備体操で体を慣らしている。どんなに優秀な選手でも、調整しなければ本来の実力を発揮する事が出来ない。それは、スポーツマンとして常識であろう。

 そんな体の調整をとっている悠太の前に、岸谷が現れる。どうやら彼は、悠太に一連の件で謝罪にした来たようだ。しかし、悠太は冷やかだ。それもそうだ。みかげの頼みとはいえ、女の子の裸を見るのはマズイ。それも、本来そこまでする必要のないパンツまで脱がせて。悠太は、岸谷を疑る。誰かに正体をばらしたのか。だが、彼はそこまで肝の据わった人間ではない。それに、そもそも悠太が女の子であると言うことを既に知っていたのだから。

 それを聞いたか、彼女はついに怒りが爆発する。今まで岸谷がしていたセクハラまがいの行動も計算のうち。弁明する岸谷。だが、有無も言わさず、彼女は渾身の蹴りをお見舞いする。今までの彼の悪事に、大声で突き放すのであった。

 

 ジャンプの開始もそろそろ近付き、客やマスコミが増えてきた。そんな中、マスコミに注目される男が一人。名前は山田。この大会に招待された全日本代表選手だ。彼は、大会への意気込みや参加の目的を自信満々と語っている。まるで、自分が勝つのが決定したかのように。

 そんな余裕を見せる山田の下に、この大会の参加選手であり、そして全日本代表選手の一人でもある加東だ。彼は、忠告する。この大会に参加している二人の選手、野々宮悠太と天津暁に気をつけるようにと。しかし、彼はそれを軽く聞き流し、二人の下へと近付く。山田は、二人の事を全日本の代表選手、加東が褒めていたと自分をアピールするかの如く会話をする。純に喜ぶ悠太と相変わらず無言の暁。それを見ていた加東は、その無謀っぷりに手で顔を隠すだけであった。

 結果、彼は加東の予想通り痛い目を見ることになる。暁はヒルサイズ越えの102m。更に、悠太はそれを上回る105m。好記録を叩き出す二人に動揺を隠せない山田。それでも、実力の差を見つけなければ。と、彼は飛ぶのであったが、92,5mと二人比べて、情けない記録になってしまった。だが、これはスキージャンプ、もう一度チャンスがある。勝負はこれからだ。

 その勝ちへのチャンスは、彼に訪れなかった。大会は、一位悠太、二位暁、三位加東、そして山田本人は四位。山田は、納得のいかない状況に歯噛みする。その彼に追い討ちをかける出来事が、表彰式会場から少し離れたジャンプ台で実行される。ジャンプ台の頂には大会に参加していないはずの皇帝・尻屋潔が。自分が大会に出られないことを係員に愚痴りながらも、その怒りをバネに飛び出る。110m。テストジャンパーの身であるため記録には残らないが、出ていれば優勝である。表彰台に全日本選手が立つ事すらできない異常事態になっていたのだ。

 奥信高校の活躍ぶりにマスコミも、優勝間違い無しとどよめきを隠せない。皇帝も、自身だけで優勝できると自負している。しかし、暁はそれを否定する。何故なら、暁が全日本ジュニアに招聘された代わりに帰ってきたスキー連盟の最終兵器・赫、テラシが雪野高校に戻ってくるのだから。それを聞いたか、皇帝は汗が流れる。それどころか、気後れすら感じる。

 皇帝すら畏怖する男・テラシ。その男の実力とは一体!?

 

 今週は、先週と打って変わってスキージャンプのパートに変わっていた回。個人的には、足を引っ張りがちなスキージャンプパートだが、まあまあ面白かったな。ただ、前回の流れを多少無理矢理断ち切るような形だったのは、気になったが。まあ、それはZTV杯スキージャンプ大会の看板が打ち消してくれたが。『光り輝く雪上に熱い体を叩きつけろ!』って…。体を地面に叩きつけたら、大惨事になるでしょうが!!悠太や皇帝みたいになるじゃないか!!

 さて、今週の見所は、新キャラの全日本選手・山田。とりあえず、パッと見ての感じ、何故か自分の頭の中にガンダムWの名無しの少年に殺された本物のトロワ・バートンがイメージに出た。性格はともかく、容姿なんて全然似てないのに…。俺も気になるところ。

 まあ、そんな山田ですけど、ホント、こいつ赫という存在がいますよとアピールさせるための呼び水、いや噛ませ犬とか三下みたいな駄目なキャラにしか見えない。顔も名前も性格も台詞回しも、明らかに三下キャラの典型的な特徴を捉えている。噛ませ犬要素の塊と言っても、過言でもない。加東の忠告をまともに聞かなかったから、自業自得であるのは確かだが、ここまで酷い扱いされると逆に同情しちゃうよ。また、別の機会に登場して欲しい噛ませ犬キャラである。

 そして、赫という男の存在。いや~、皇帝がたじろぐなんて、どんな相手だよ!?今まで、周りや自分に対してキレるシーンは多々あったけど、露骨に自分が負けていると顔に出ているシーンは無かった。それほど、やばい人ってどういうこと?今回の大会でも110mを出しているのに…。もしかして、スラムダンクでいう所の海南大付属の牧みたいな奴?ある意味、皇帝もゴリみたいにビジュアルが見苦しいキャラだったからね。ということも、赫も…。でも、それって、笹宮・真岡の美形アホ毛コンビに挟まれて、心苦しくないか?

 それにしてもたん、ちょっと難しい漢字を使いすぎだよ。赫で、テラシって普通は読まないから。変換するのに凄く苦労したんだから。興梠(こうろぎ)みかげといい、エルフェンリートの二角奇人(これは、変換できないのですまん。)といい…。もうちょっと、簡単な漢字を使ってくださいよ!!

 

 さあ、何やら最強の敵の存在がいる事が分かった。

 このテラシに勝つために、悠太たちはどのような策を講じるのだろうか?

 これから先の展開が楽しみである。

 

 ノノノノ 86話の評価

 

 満足度 ☆☆☆☆

 スポーツ度 ☆☆☆☆

 噛ませ犬度 ☆☆☆☆☆

 

 


別窓 | ノノノノ | コメント:5
達人を越えた王者。
2009-08-26 Wed 21:10

 

 興味がない人は、意味が分からない内容ですいません。

 

 ゲームセンターでストレス発散をしている蔵間マリコです。

 いや~、世の中、凄い人っているんですねえ。自分も、やっている分だけはある程度は上手いとは思ったんですけど、ここまで上手い人がいるとは…。人間って、何処までも可能性があるもんですね。

 そんな感嘆とした思いを感じたのは、アフター5のストレス発散にゲーセンで遊んでいる時のこと。ガンダムVSガンダムNEXTも数回プレイして、そろそろ〆に怒首領蜂 大復活でもプレイしようかと赴いた。すると、何時もは空席のはずの大復活に客がいるではないか。ありゃりゃ、こりゃあ珍しくプレイしている人がいるな。仕方がないからギャラリーモードにでもなるかと、プレイングを見ていたが、それがとんでもないことになっていて…。

 点数は、200億程度と自分と然してスコアは変わらないのだが、プレイングがぶっ飛んでいる。真ボスの前の前哨戦・大佐蜂こと獄滅極戮至高兵器ゴールデン・ディザスター(最近知ったが、相変わらず狂った名前だな。大往生の最終鬼畜兵器黄流といい、今回の大佐蜂といい。)を4ボムとハイパー2回で切り抜けているではないか!?それどころか、真ボスの]-[|/34<#!を1機残した状態で撃破している。それも、自分が愛用しているストロングスタイルの完全下位互換に当たるボムスタイルでこなしているから信じられない。以前、]-[|/34<#!を撃破した人のプレイングも驚嘆してしまったが、それよりも酷な条件で余裕を持って撃破できる人間がいるとは…。

 自分は、人間離れしたプレイングに、そのゲーマーにご指南受けるために色々と質問をしてみた。どのくらいプレイングしたら、ここまで達人クラスの動きが出来るかとか、最近のシューティングゲーム事情とか。おかげで、その人の指導の結果が出て、一面の裏ルートが多少安定して入れるようになったよ。ありがとう、上級ゲーマーさん!!

 

 そんな上級者さんの指摘で、また一歩前進できたシューティング事情でしたが、それと同時にゲームも底が知れない世界だと実感してしまった。

 確かに、この人もかなり部類に当たる人間かもしれないが、シューティングゲームの世界には、遥か頂にユセミという有名シューター(知らない人は、アルカディアを読もうね。)が存在する。何せ、大復活で1兆点という神域とも言えるハイスコアを叩き出し、少し前に会ったケイブのイベントで、そこでも神技を披露したのだから。自分みたいなバンピーは表2週をクリアーするだけでも精一杯のゲームなのに、真ボスですら軽くあしらうとは…、畏怖すらしてしまう。

 ホント、トップクラスのゲーマーは、どうやってその一位を不動のものにしているのやら…。ストリートファイターシリーズの世界チャンピオンに君臨する格闘ゲーマーのウメハラに、シューティングゲームの王者、ユセミ。こういう人たちがどのようにして、ここまで上り詰めたのか非常に気になる。もちろん、その地位を不動のものにするためにひたすらパターン組み、何千、何万時間も特訓した結果なのだろう。でも、それをしたからと言って、そうなる訳とは限らない。彼らと同じかそれ以上に努力をして、涙を飲んだ人間もたくさんいるだろう。

 では、その差とは何だろうか?自分は、カブトボーグ(こんなものアテにならないが。)なんかでも言っていた人生の濃さ、要はそれを効率良く行うことだと思う。格ゲーだったら、強い対戦相手と切磋琢磨に鍛え上げ、隙をより無くすためにそれを徹底的に克服・練習をするとかさ。シューティングゲームだったら、効率を上げるために全国のプレイヤーと情報交換とかするらしい。上手い人には、それなりに理由があるということか…。自分に出来ることなんて、せいぜい前回の失敗を念頭に入れてプレイするぐらいと他人の動画を見るぐらいしか…。

 

 まあ、そういう人は上の要素以外にも才能のなんかもあるだろうし、遊びなどの要素を完全に捨てているんだろうな。俺は、完全クリアーができて、よく行く店のランキング一位ぐらいになれば、良いかなあってね。

 トップゲーマーの向上心には、敬意を表したい。俺も、緋蜂撃破ぐらいまで頑張りたいっす。

 とは言っても、到達できるの検討がつかない…。

 

 

 


別窓 | 趣味人の日記 | コメント:5
期待の反動。
2009-08-24 Mon 21:38

 

 

 詐欺ウサギすぎる…。

 

 ガッカリ度MAXな蔵間マリコです。

 最近、過度に期待しすぎた結果、ガッカリする事が多い。まあ、物事に過度な期待をしてしまうのは、昔からのことなのだが。しかし、どうもここの所、そういう事が重なりすぎている。その代表格と言えるのが、上の画像の『東方儚月抄 月のイナバと地上の因幡 上巻』の限定版だ。

 とりあえず、作者の名誉のために言っておくが、漫画自体は悪くない。寧ろ、東方漫画の中でも、一番面白いと思う。自由にノビノビ描いているから、作者の個性が出て面白い。かと言って、自分色を必要以上に出しすぎずに、原案のZUNの事も尊重している。どこぞのもちスパークやゆかりん土下座で読者の顰蹙を買った作者と同じ会社に所属しているとは思えないほどの出来だ。

 では、この単行本の問題は何か?それは、限定版の鈴仙・優曇華院・イナバのフィギュアだ。画像では分かり辛いかもしれないが、うどんげっしょーの中央に置いてあるのが、その問題のフィギュア。はっきり言って、小さすぎる!!ガシャポンのキャラ物のキーホルダーよりも、若干大きい程度である。ブログ仲間がそれで嘆いていたのも納得がいく。俺も、数ヶ月前から某所で予約して、今日、購入したけど、限定版の値段が釣り合ってないぞ。せめて、この倍ぐらいの大きさにして…。

 う~ん、どうもマイナーな漫画雑誌会社は、がっかりな事が多いのだろうか…。幻冬舎然り、一迅社然り。もっと読者を大切にして欲しいもんだ。そうじゃないと、ますます人気が…。

 

 他にも、ガッカリしたことと言えば、少し前のことになるのだが、スクウェアエニックスのサイトの謎の4の数字にもガッカリさせられたな。

 この謎の4の数字、ある日突然、サイトの内に現れたらしく、何かの新しいゲームを予兆していたのは想像についたが、その4と関係する作品が一体何かとネットで議論がされていた。で、大方の予想が『ロマンシング サガ』の新作ではないかという予想になっていた。自分も、これを聞いた時は凄くワクワクしていたな。最近、ブランドを着飾るという印象が強いスクエニのゲームが久しぶりに大作を出すのかなあと思って。

 しかし、いざ箱を開けてみると『光の4戦士 ファイナルファンタジー外伝』というへんちくりんなものであった。正直、この時は裏切られた感が強かったな。何故に、サイト内に4という何か変に期待させるようなサプライズをする。別に、FFは放っておいてもアベレージを稼げる作品なんだからさあ…。そんな事するよりも、コアなRPGファンが好むロマサガの新作のサプライズにでもしておけよ…。この企画を考えた人、クイックタイムオーバードライブで一生時間を止められて、フルボッコになってろよ…。

 あと、これはちょっと意味合いが違うかもしれないけど、ガンダム30周年作品としてアニメ化される、ガンダムUCなんかもそう。先日にキャストやら放送媒体が発表されたのだが、自分としてはTVアニメで放送して欲しいと個人的には願っていた。そりゃあ、TVアニメとして流したら問題になるような内容だから、OVAになると薄々勘付いていたけど。

 それよりも、残念であったのはガンダムVSガンダムNEXTで解禁されたHルートのラスボスのユニコーンガンダムの扱い。何で、声がないんだ!?確かに、バナージの中の人が新人さんだから分からなくもないが、トリを飾るのには寂しすぎるぞ。それか、ユニコーンそのものではなく、シャア・アズナブルのそっくりさんの機体とかエルピー・プルのそっくりさんの機体とか。ランダム&デビルガンダム再登場のボスラッシュの非常に特殊なルートの分だけあって、何か複雑な気分…。コンシューマー化した時に、声が入っていることを期待するか。

 

 期待した物が期待通りだと嬉しいが、残念な結果だとそれ以上に悔しい。物事冷静になっていれば、そこまでダメージはないはずなのだが、ファンである以上は過度に期待してしまう。その期待に応えるのも、会社の責務の一つと言うのも事実だが。

 ちょっと物事に対して熱くなりすぎかな、俺?

 

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食べ過ぎ注意。
2009-08-23 Sun 21:22

 

 icon セイバーのお題

 牛肉、豚肉、鶏肉、魚肉…一番好きな肉は何の肉?


 ゼノギアスとかひぐらしのく頃になんかで出てくる…。

 分かる人は分かるかもしれないけど、もちろんこれは冗談なので(かなりブラックジョークだが。)。ていうか、そんな物が好きな肉だったら、とっくに逮捕されてますから。ああいうのは、二次元の世界でだけ許されることだから。

 そんなことはともかく、今回の御題の『好きな肉』の返答を。う~ん、好きな肉ですかあ…。どの肉も好きですけど、個人的に一番好きな肉と言えばアレですね。たっぷり脂身とそれなのにあっさりとした極上の味のメス豚肉。これに限るでしょ。

 いや~、これほど美味しくて、日本人に愛されている肉は無いと思います。なんせ、レパートリーが数多にあるんですから。トンカツ、シャブシャブ、豚の角煮、豚のしょうが焼き、ポークチャップなど…。どれもこれも美味しいですしね。それに別に主役じゃなくても、野菜炒めとかみたいに料理全体の味付け的みたいな使い道も多いし、相性の良い素材も多い。それに、加工食品もかなり多いしな。

 ホント、豚って、如何してこんなに美味しいのだろうか。豚を地球に持ってきてくれたどこぞやの豚の将軍に感謝するよ。人類全員、豚人間にするのはとんでもなく迷惑だけど。あと、小水を発売するのはやめろ。

 

 とりあえず、豚肉が肉の中で一番好きな自分ですけど、実の所、肉だけで食うっていうのは、、昔から駄目なんですよね。肉そのものが食べれないというわけじゃないんですけど(それじゃあ、上の質問と矛盾してしまう。)、それだけを食べていると胸焼けが激しくて、あまり食べれない。何か野菜とか御飯と一緒じゃないと辛いな。から揚げとかステーキとかなんかがそれに当てはまる。特に、焼肉は好きなはずなのに一番厳しい。最初のうちは、美味しい美味しいと食べているんだけど、しばらくすると体中に油が回ってくるような感じになって、気持ちが悪くなる。炭火焼の焼肉なんかだと、油の匂い煙につくから尚更。う~ん、焼肉自体は好きなのに…。

 あと、食べ放題の店に行くと、自分の限界を計らずに後で大変なことになることが多い。逆流とかみたいな事には流石にないけど、腹がパンパンになって、身動きが取れなくなってしまう。どうも、食べ放題の店と聞くと何時も食べれないような物とか、普段じゃあこんなに食べれないと思ってしまうから、リミッターが解除されるのかもしれない。貧乏性の極みである。

 それに、さっきの焼肉と食べ放題の店が組み合わさると…。まさに地獄そのものである。脂っこくて体に堪えるのに、それでも際限無く食べてしまう。だから、食べ終えた後は気分が重たくなってしまう。一体何のために、焼肉食べに行ったのだろうか…。

 

 どうして、美味しい物に限って、たくさん食べれないのだろうか。美味しい物が、少しでも多く食べれたら、どれだけ幸せなのだろうに。もちろん、腹の具合とか体調とか別に、食べ過ぎて太るのは避けたいけど。普段から、メタボリックな体だというのに。

 何か書いているうちに、自分の体の事が不安になってきた…。ちょっと、自分でも食べすぎには注意しないといけないかもしれない。せめて、コンビニでの買い食いでもやめないと…。

 

 

 


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東の伴奏者。
2009-08-22 Sat 21:50
 


 

 下手になっているなあ…。

 

 相変わらず残念な絵の蔵間マリコです。

 何時まで続くか自分でも想像がつかない、週末恒例の同人弾幕シューティング『東方Project』のイラストコーナー。さて、今回のイラストは、『東方妖々夢』の4面ボスとして初登場の騒霊三姉妹の三女、『騒霊キーボディスト』こと、『リリカ・プリズムリバー』を描きました。えーっと、リリカいや騒霊三姉妹、個人的にはボスとしてのそれなりに結構苦戦したと言う印象はあるんですけど、如何せんキャラとしての印象が薄いんですよねえ。やはり三人一組であるからだろうか。特徴的といえば、特徴的なのだが、逆に仇になっている。どうも、東方に登場する姉妹キャラはスカーレット姉妹以外は、残念なキャラが多いな。空気キャラ代表の姉妹とか、常識に囚われてはいけない巫女と悪い神様2人に人気を奪われた古明地姉妹の妹のこいし(姉のさとりの方は、まあまあ人気があるようだ。)とか、ぼくのかんがえたさいきょうキャラで読者をがっかりさせた綿月姉妹とか。

 まあ、そんなかなり微妙な印象のキャラのリリカだけど、再登場した東方花映塚においては、三姉妹の中でも一つ抜けて待遇が良い。デフォルトで選べるキャラの中にリリカが入っているし、何故か6強の中の一人だし。そして、何よりも残りの二人、ルナサメルランにはストーリーモードが存在しない。あれ?これって単に、他の二人が待遇が悪いだけじゃあ…。

 

 さて、その騒霊キーボディストリリカを描いたが、どうもがっかりな絵になってしまった。

 一つは、顔。自分は、正面を向くように描く予定だったけど、どうも右向きの絵ばっかり描いていたせいか、正面時の輪郭が上手く描けない。それに、目と鼻と口の位置が何か違和感を感じるし、それに間の抜けたような表情だ。これで、何度か修正したりしていたのだが。

 もう一つは、アングル。実はこれ、ハイアングルで描く予定だった。しかし、それが上手く描けなくて…。仕方がないから、正面よりの絵を描いたのだが、色んな所に影響を与えすぎている。体の角度とか、腕とか、キーボードの角度とか…。描くときに、もっと構想を煮詰めてから描けば良かった…。

 う~ん、今回は今までもかなり酷い…。週末のイラストを再開してから、3回目だと言うのに、思うようにいかない…。元から、下手であることには変わりないが。それでも、自分の絵の中でもイマイチだと言うのは感覚的に分かる。

 

 今回は、残念な絵になってしまった東方イラスト。でも、来週には完全復帰を目指したい所。そのためには、今回のイラストと同じ轍を踏まないようにと…。ホント、1ヶ月以上のブランクのダメージは、かなり深いなあ…。あの時も、描くべきだったと後悔。

 

 

 


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歪な関係。
2009-08-20 Thu 21:12

 

 世知辛い世の中…。

 

 倫たんも不況の波に負けて欲しくないと切に願う蔵間マリコです。

 さて、今週は2週間ぶりにノノノノの連載日。エルフェンリートの最初期から追っかけをしている私にとっては、ノノノノの最新話が読めることは非常に嬉しいことです。そして、それに匹敵する喜ばしい事がもう一つ。ノノノノ最新7巻の発売日(広島などの地方の発売日。関東圏内では19日が発売が普通らしい。)である。いや~、皇帝のイメチェンからノノのトラウマ発動の所まで、話が一段と盛り上がりを見せてなかなか楽しかったですよ。ヤンジャン掲載時のをちまちま一話ずつ読むのもいいけど、こうやって一気読みするのも悪くないな。

 しかし、少し残念な事が一つ。単行本の最初のカラーページが無くなっているではないか!?ホント、これはショックでしたよ。どうやら、キリの良いページにするために一話追加した事とそれによっての単行本自体のコストを上げないための措置らしい。そして、一度コストを上げると元に戻せない仕様の事。う~ん、一話増えるのは確かに嬉しいですけど、カラーページがなくなるのは痛い…。エルフェンリートの時は、結構ページ数がバラバラでありながらも値段は一律でカラーページがあったのに…。どうせなら、次巻からは10円値段が増えてもいいからカラーページを復帰させて欲しいな。

 とりあえず、前置きはこれぐらいにして、今週のノノノノのストーリーと感想を。時の人、岸谷弘基はどうなったことやら…。

 

 第85話『ガーン!!

 

 悠太の服を脱がし、全裸にする岸谷の愚行。それに終止符を打ったのは、彼女自身の目覚めだった。

 最悪のタイミングで目が覚め、驚愕する岸谷と不可解な状況に一瞬呆然とする悠太。その直後、理解したのか彼女は黄色い声を上げ、裸体を岸谷の視線から隠すように背ける。悠太は岸谷に「岸谷が脱がせたの?」と質問する。答えれるはずのない岸谷。それで悟ったのか、彼女は瞳に涙を溜める。寝ている女の子の服を脱がす人としてあるまじき行為。彼は今になってその罪の重さをここに来て実感したのだろうか。岸谷は、何も言わず猛ダッシュで部屋から飛びでて、階段を転がるように降り、みかげ宅から遁走するのであった。

 

 いつの間にか服を脱がされ、正体を知られてしまったことにショックする悠太。もしかしたら、みかげも自分が女であることを知っているのでは…。彼女の脳裏に、そんな恐怖がよぎる。

 そこに、ドアノックの音が。どうやらみかげのようだ。悠太は、とりあえずこの事態を凌ぐ為に替えのパジャマに着替える。入室するみかげ。雰囲気を察する限り、みかげには自身の正体がばれていない様子。だが、まだ安心できない。警戒する悠太。すると、彼女は悠太に意外な一言を言うのであった。「悠太が元気になって!!」と。

 彼女の純粋な気持ちに解かれたのか、悠太は涙してみかげに抱きつく。ベッドに倒れこむ二人。一人になる不安、彼女を泣かさせた原因はそれであった。子供をあやすかのように慰めるみかげ。そして、みかげと悠太は顔を近づけ…。

 

 しかし、二人のプライベートタイムをぶち壊すかの如く、呼び鈴が鳴る。それも、連続して。医者が来たのか?みかげは、呼び鈴を鳴らした主の元へと向かう。その呼び鈴を鳴らした主、それはチームメイトの天津暁だ。

 暁は、悠太に自身が全日本ジュニアに呼ばれた事を直に報告をする。表向き祝福する悠太だが、心の中では自分が女であることに気づいているのではないかと少々疑心する。しかし、話を聞く限りではそんな素振りはない。これで、岸谷も黙っていれば…。オリンピックの夢に随分と差をつけられ、羨ましく思う悠太。どうせなら、自分も暁と一緒に行ければ良かったのに…。少し残念そうに語る悠太。

 それを聞いてか、みかげは悠太に疑念の眼差しを向ける。さっきまで、あんなに良い雰囲気だったのに、どうして暁と一緒に?その思考に割り込むかのように暁が、みかげの今後の予定のことを聞く。どうやら、彼女も暁同様に近々、海外遠征に出るようだ。暁とは違って、格上のワールドグランプリだが…。突拍子もない会話に困惑する悠太だが、彼がそれを喋った理由、一つの可能性に気づく。暁は、みかげの事が好きだ。自分は、暁の事が好きなのに…。

 だが、当のみかげ本人は、彼の真意に気づいてない。それどころか、それを彼女に対する宣戦布告と受け止めてしまったようだ。その宣戦布告に、みかげもそれに負けじと悠太に抱きつく。それも、金メダルを取るのは悠太だと宣言して。ますます混沌とする様相にどぎまぎする悠太。みかげの心奪った存在に凝視する暁。

 一難去って、また一難。この三角関係、どうなることやら…。

 

 そして、その関係の枠外に追放されてしまった岸谷は、一人雪原を叫びながら走り去っていたのであった…。

 

 ピンチを過ぎ去ったと思ったら、今度は三角関係。それも、かなりバランスが危うい。まさしく、今週は台風の目の中にいるような話だった。

 今回の特筆べき点の一つは、2ちゃんねるでも時の人(かなり不名誉だが。)になってしまった岸谷弘基。いや~、あの人生終了な展開から、どうやって切り返すのか倫たんの采配が気になる場面でしたが、なんかあっさりとした展開だったな。自分としては、あれよりももっとヤバイ展開になるんじゃないかなと思ったのだが。

 例えば、岸谷があのまんま完全に壊れて、無理矢理悠太とエッチをするんじゃないかなあって。それだったら、読者的に美味しい展開になるんだと思ったんだけどねえ。でも、それだと後の展開の辻褄がとてもじゃないが合わなくなってしまうしなあ…。それに倫たん、過去にそういうシーンを描いた事あるけど、そこまで褒めれる様な出来じゃなかったし…。ただ、もうちょっとパンチは欲しかった。

 しかし、その岸谷のあっさりした展開は序の口。これの後に来る悠太・暁・みかげの三角関係は、もっとヤバイ。何か、これから先に恐ろしい事が起こる事を予言しているかのように。悠太とみかげのギャルゲー顔負けの百合展開になりそうだった所に、空気を読まずに暁が乱入。しかも、みかげは暁が悠太の事を好きだと、おホモだちな関係と勘違い。暁自身は、みかげの事が好きなのに…。矢印の向き方が現実と勘違いが錯綜しすぎて複雑すぎるぞ、これ。どう転んでも、悠太はアウトだし…。

 その修羅場の中でも、個人的に怖いと思ってしまったのは、みかげの言動。恋敵だと悟った時の表情、抱きつくみかげ。何か、自分の頭の中で『ヤンデレ』という一つの記号を想像してしまった。もし、みかげが闇化したとしたら、どんな凶行に出るのかなあ…。悠太を鎖と首輪で監禁したりとか、暁を選手生命終了になるような妨害工作に出るとか…。怖い、怖いよ、助けてルーシー!!

 

 何時ものように斜め上の展開を進みだしてきたノノノノ

 さあ、次回はどのような阿鼻叫喚の光景となるとやら…。

 そういえば、この漫画のジャンルって、何だっけ?ドロドロの愛憎劇?

 

 ノノノノ 85話の評価

 

 満足度 ☆☆☆☆☆

 エロ度 ☆☆☆☆

 修羅場度 ☆☆☆☆☆

 

 


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とんでも外交。
2009-08-19 Wed 20:15

 


 

 指で削るなよ…。

 

 様々なジャンルの漫画を読む蔵間マリコです。

 自分の夏休みは、昨日で終わり。今日から、通常運行。1週間の空白期間があったから、少し休みボケが入って、本調子でなかったためか結構疲れました。日差しは厳しく体力もかなり奪われてしまったし、人間関係でもかなりのストレスを溜めてしまった。ホント、連休からの休み明け直後の仕事はかなり辛い。

 しかし、そんな時こそ某所に行って、色々買ってストレスを発散させるのに限る!!あそこだと、大体の漫画も買えるし、他に様々なラインナップも取り揃えているし。某所が広島にあった事を感謝するよ。

 さて、そこでふたつのスピカだの学園キノだの結構な数の漫画やライトノベルを買ったが、その中でもちょっと今回はアニメ化が決定している問題作を買ってみた。その漫画とは、麻雀漫画雑誌の近代麻雀で連載している麻雀アクション漫画『ムダヅモ無き改革』だ。聖域無き改革ではない、ムダヅモ無き改革だ。

 

 このムダヅモ無き改革、読んでみたかった漫画の一つだったんですよねえ。まあ、上の画像と漫画のタイトルで一発で分かるかもしれないが、明らかにヤバイオーラを醸し出している漫画だからだ。しかも、世間でもかなり人気がある様子。こりゃあ、話題の作品だから一度は読まないと損。と言うのが、ムダヅモ無き改革を買った理由だ。まあ、浪費と言ってしまえば、それで終わりだが。

 で、家に帰ってムダヅモ無き改革を読んでみたけど、噂通りヤバイ。多分、ここまで危ない漫画は早々ない。だが、それに負けず劣らずの非常に面白い内容。麻雀漫画でも、哲也アカギに比肩するほどの面白さだった。

 まず、漫画の登場人物がぶっ飛んでいる。何せ、実在する各国お偉い方をモチーフにしているのだから。技術立国日本の代表者であり、この漫画の主人公でもある小泉ジュンイチロー、人民民主義を掲げる独裁者・金正日、白い悪魔のローマ法皇のベネディクト16世など…。こんな国際問題になりかねないような漫画がアニメ化されるのが、非常に不思議だ。と言うよりも、よく打ち切りにならないなこの漫画。

 次に、この漫画の最大の特徴、外交交渉=麻雀対決なのだが、これも相当に狂っている。麻雀のレートがとんでもない物になっていたり、勝つための手段が他の麻雀漫画と比較しても常軌を逸した手段だったりと、スケールが世界クラス。特に、和了した時の役=技名が強烈。まるで、熱血系のバトル漫画を髣髴させる。個人的には、ウクライナ共和国の女首相、ユリア・ティモシェンコの和了時の技名がツボだった。あの事故が起きた国にちなんだ技とはいえ、2の2の核分裂は不謹慎。

 そして、これは個人的に好きな要素だが、ガンダムのパロディが各所に散りばめられているのがポイント。「白い方が勝つわ。」とか、「まだだ、まだ終わらんよ。」とか。しかも、かなり上手いタイミングで。流石、ガンダムさんの作者(あと、肉体言語が得意技の魔法少女の漫画の作者。)。ガンダムが好きな事が滲み出ている。

 

 麻雀漫画の中でも、異色作の中の異色作のムダヅモ無き改革。この混ぜるな危険とも言える組み合わせだからこそ、この漫画は成立しているのだろう。もし、架空の人物や外交交渉に結び付けなかったら、ここまで面白いものにはならなかったかも。アニメ版も、漫画同様に狂った内容になる事に期待するよ。

 それにしても、この世界が麻雀で外交交渉が行われていなくて、つくづく幸せに思う。今の日本の政治はお粗末な物だが、もし現実に麻雀外交が行われていたら、日本は何回終わっているのやら…。国のトップがこんな人たちだと、怖すぎる…。

 

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