極黒のブリュンヒルデ第71話『
命の価値』が掲載されましたが、いや~もう~最初から最後まで興奮しまくりの内容で、倫たん成分が一気に補給出来る内容でしたよ。特にラスト数ページは、来週が気になるようなオチで、ワクワクどころか震えまで止まらなくて……。やっぱ、倫たんの漫画は最高や!!
さて、前回のラストから大ピンチとなった良太一行でしたが、全くの無策というわけじゃなかった模様。とはいっても、命乞いをするふりして、後ろにいた初菜ちゃんにハーネストを押してもらうという、考えれる限りの作戦ではありますが。まあ、いつ襲ってくるか分からない相手に策を講ずるという自体、難しいものですが。
しかし、問屋は卸さない。ヴァルキュリアのハーネストには、何か妙な仕掛けが。そして、初菜ちゃんは2回目の上半身と下半身のオサラバ。まあ、Sランクである以上は簡単にハングアップやイジェクトさせないために、何らかの仕掛けが施されているとは思っていましたが、このシャネルとか傘みたいなマークは一体何なのだろうか?今までが今までだけに、北欧神話と関わっているものだと思うが……。う~ん、わかんねだ。
でもって、ヴァルキュリアを止める作戦に失敗した良太一行だけど、九所長の行動理念には怒りを通り越して呆れましたね。確かに科学者というものは良心の呵責を持ってはいけないし、小五郎の話から想像はついたけどねえ……。ヴァルキュリアという後ろ盾もあることだろうけど、自分がその立場になった時を想定しないあたり、頭がおかしい。多分、この調子だと、本当に拉致でもされて拷問でもされたとしても、その考えは死んでも改めそうもないな。倫たんの漫画でムカつく奴って、たびたび登場するけど、こいつほど腹の立ったキャラはいない。
そんなワケの分からん思考回路のため、やっぱりと言いますか交渉決裂しましたが、小鳥ちゃんの必死の抵抗がなんとも可愛いこと。性格上、武器なんかで攻撃出来ないからプッシュするところがねえ。これが、容赦なくモーニングスターとか振り回したら爆笑ですわ。
とまあ、ここまででも結構盛り上がっていましたが、ラスト3ページには衝撃が走りましたよ。寧子を庇い、良太の体に大穴が。そして、最後のページにいてはいけないはずの人物が。
もう衝撃の連続で、瞬きする暇すらありませんでしたよ。良太がこのままくたばるとは思えないけど、どうやって助かるのかも気になるし、寧子のイヤボーン展開がどのように転ぶかも分からないし、このタイミングである人がいたということも気になるし……。もう、考えることが多すぎて困っちゃいますよ。
とにかく興奮と衝撃の連続の
極黒のブリュンヒルデ。
次回は、久々の巻頭カラー。この大ピンチタイミングかつ、極黒のブリュンヒルデ最新コミックス発売1週前にこの計らいとは、なんとも嬉しいこと。ホント、
ヤンジャンの編集部の皆さまは分かっていますわ。
極黒のブリュンヒルデ 71話の評価
満足度 ☆☆☆☆☆
SF度 ☆☆☆☆
ピンチ度 ☆☆☆☆☆
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