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現在連載中の『極黒のブリュンヒルデ』をはじめ、デビュー作の『エルフェンリート』、スキージャンプ漫画『ノノノノ』、そして大問題作『君は淫らな僕の女王』(原作)などの岡本倫先生の作品の感想や考察を書いています。他にも、日常の出来事や漫画・アニメ・ゲームの感想、ライトノベルの執筆をしております。どうぞごゆっくり見てください。
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たまゆら

忍び寄るカビ。
2008-08-31 Sun 16:36

 

 げほっ、げほっ・・・。どうしてこんな事になったのやら…。

 

 一瞬、天国が見えた蔵間マリコです。

 今日で、8月も終わり。長かったようで短かったような気がします。学生の皆さんも、明日から学校が始まる人が殆どじゃないかと思います。まだまだ暑いですけど、これから秋に向けて涼しくなっていきます。9月末には夏服ともオサラバして、秋・冬物に・・・。で、その衣替えで大変なことになったんです。

 それは、昨日の仕事の終わりの事。仕事が終わり、いつも通り待機室で着替えをするために自分のロッカーを開けたのだが、ある肝心なことに気づいた。自分のロッカーの中に、3月ぐらいまで着ていた冬物の制服があったのだ。そういえば、これを見るたびに持って帰ろうと思ったりするけど、疲れてたりして持って帰るのが面倒臭くなって、ルーズになって延ばし延ばしになっていたんだよな。でも、そろそろ持って帰って、クリーニングに出さないと。というわけで、紙袋にジャンバーと冬服の制服を入れたのだが…。

 な、なんなんだ、この臭さは…!!この世のものとは思えない、想像を絶する臭さだ。くさややシュールストルム(臭ったことはないが。)も真っ青。バクテリアンの体臭よりも臭い。モルボルの臭い息も稚技に等しい。藤原啓二が中の人の春日部市在住のサラリーマンの靴下ですら相手にならない。多分、臭いからするとカビの臭いだろう。もしかして、グリーン・デイのスタンド使い、チョコラータの仕業?しかし、たった数ヶ月放置しただけでここまで大変なことになるとは…。おかげで、しばらくの間、鼻が利かない状態だったし、もう少しで気絶しそうだった。あ~あ、もっと早く持って帰れば良かった…。いい加減なことをしなければ…。

 

 まあ、昨日は最悪な出来事があったのだが、小学校の頃って、ほったらかしにして、とんでもない臭さを発したりして、大変なことになったことありませんか?

 例えば、体操服。自分は体操服を持って帰るのが大変だったから、持って帰るのが週末だったりすることが多かった。まあ、これは俺に限ったことじゃないけどね。でも、夏とか暑い日が続いたりしたら、明らかにバイ菌が繁殖した臭くて汚れた体操服でしないといけなかったりすることもあった。今思えば、そんなモチベーションが最悪になるような状態で体育ができたのか不思議。親が、「体操服を毎日持って帰れ。」と言っていたことが分かる。ちなみに自分は、放課後の教室に忍び込んで、女子生徒の体操服を臭うような人間ではないので。こういうのは、変態。俺みたいに幼女萌えとか妹萌えみたいな人間は、ロリコン。これが、変態とロリコンの違い。テストに出るからしっかりメモしてね。

 それとか、机の中に入ってるものが大変なことになったり。自分は、そんな暴挙をしたことは無いけど、こういうのもクラスに一人はいたね。大抵、コッペパンかミカンあたりが相場で。しかも、こういうのが見つかる時って、机の上に堂々と置いてあったりして、クラス全員が見苦しいものを見る羽目になるのも相場。黒いカビやら気持ち悪い斑点が生えたりして、匂いなんかも生命に関わりそうなヤバイ臭いを放ったりして、誰が捨てるのか決めたりするのにも困ったりするよね。

 特に酷かったのは、小学校の何年か忘れたけど、夏休みの間に引っ越ししたクラスメイトの机の中にパンが入っていて、元の正体が不明な物体になっていたことがあった。あれは、モザイクをかけないと見苦しい程だった。今でも、あの禍々しい物体の形をおぼろげながらも覚えているよ。立つ鳥跡を濁さないでください。

 

 あ~あ、どうして臭ったのだろうか…。

 絶対にカビ生えていたの分かっていたのに…。激しく後悔…。

 

 


 

 

別窓 | 趣味人の日記 | コメント:8
東の風と大地。
2008-08-29 Fri 19:31

 

 ZUN、病んでいるんじゃないのか? 

 

 同人シューティングに、どっぷりはまっている蔵間マリコです。

 東方Project。同人ゲームの中でも、1,2を争うほどの知名度と人気を誇るシューティングゲームである。自分も、去年の秋ごろに弟が友人から貰ったのをプレイして以来、かなりはまっている。まあ、元々、シューティングゲームは好きなジャンルなんですけどね。万人受けしやすい絶妙な難易度に、東方シリーズの制作者のZUNの個性的なキャラクター。10作以上、シリーズが続くのも納得がいく。

 で、昨日、弟の友人がまた東方2作を送ってきたようだ。送ってきたのは、今年の夏のコミケで販売された『東方地霊殿』と前作の『東方風神録』の2作。自分が近々買う予定だったけど、某所とかその手の店には地霊殿はまだ発売してなくて、風神録も見事に売り切れだったからな。それほど、東方シリーズは大人気なんだろう。そんな時に、タイミングよく東方2作品を貰ったんだからラッキー。それにしても、弟は交友の範囲が広いとたびたび思い知らされるよ。

 

 さて、その2作を家に帰って早々プレイしたのだが、やっぱりというか相変わらず東方は面白い作品だと感じさせられた。自分の家には、それ以前はWin三部作の紅魔郷妖々夢永夜抄があったけど、遜色のない面白さ。

 風神録は、今までのシリーズの中でも、かなり簡単な部類だと思う。Win三部作みたいに全体的にばら撒くタイプの弾幕の形がはっきりしているし、時機狙い弾の速さと数がかなり少ないからね。それにボムの形式が変更に伴って、切り抜けやすいしね。ニコ動画を見ている限りでも、意外に簡単に切り抜けていたりするけど、練習さえすればシューティングゲーム初心者でもクリアーできるはず。

 実際、俺も数回プレイして、本編のラスボスのガンキャノンやみさえという謎のあだ名がある、八坂神奈子を2機残した状態で撃破したからね。多分、妖々夢よりも簡単な作品だと思う。ただ、EXステージのケロちゃんの撃破はかなり時間がかかりそう。スペルカード『ケロちゃん風雨に負けず』の避け方が分からず、先に進めない…。しかし、弟はEXを1日で打開したからなあ…。怒首領蜂 大往生を4面クリアーしているだけはあるか。

 それに対して地霊殿風神録とはうって変わって、かなりの難易度の高さなのだが、それよりもZUNの精神状態が不安定じゃないのかと思われるような場面が多々見られる。キャラクターのデザインが、他のシリーズとは明らかにかけ離れているし、ゲームバランスが明らかに狂っているし(ボムが稼ぎにくい、機が増えにくいなど…。)、EXボスのスペルカードが『弾幕パラノイア』とか『スーパーエゴ』とか病的な名前ばかりだし。何かがおかしい。

 だが、サポート妖怪のシステムは個性的で面白い。どれも一風変わった攻撃パターンが繰り出せるし、特殊能力も他作品に比べて癖がとんでもなく強い。地霊殿は、まさに東方シリーズに慣れ親しんだ人向けの作品だろう。ちなみに、サポート妖怪ののワープ能力との超高速移動能力の元ネタは、グラディウスブランドの作品が元ネタだと思われる。まあ、これは自分の推測だから違うかもしれないが。

 

 流石、人気の同人ゲーム。これで、2,3ヶ月は遊べそうだ。来年の東方は、どうなる事か楽しみだ。

 しかし、なんでこの2作品に俺の好きなキャラの咲夜さんとうどんげが登場してこないのが不満だ。漫画じゃあ、かなり活躍の場があるというのに…。咲夜さんとうどんげに活躍の場を!!

 

 

 

 
 
別窓 | 趣味人の日記 | コメント:7
戦いの火蓋。
2008-08-28 Thu 17:45

 

 ムカつく~!!

 

 集英社のいいカモな蔵間マリコです。

 皆さん、応募者全員サービスとかって出したりしますか?自分は、基本的に出したりはしませんけど、1度だけ応募をしたことがあります。確かあれは、3年前の頃の話で、ヤンジャンのポストカードの応募者全員サービスを応募したんだったな。その時期は、エルフェンリートも終盤に差し掛かっていたけど、自分のエルフェン熱は最高潮だった。で、そんなグッドタイミングというか、応募者全員サービスのポスカの内容にエルフェンリートがあったわけ。もちろん、俺は応募したぞ。そして、しばらくしてポスカが届いたのだが、それが出来が今一つでねえ。原作のカラーページ流用のイラストだったからな。かなり残念な内容であった。

 見事に集英社のいいカモになってしまった私なんですけど、また集英社の罠に引っ掛かりそうです。何しろ、今度は連載作品のQUOカードなんですから。これは、ファンとしては絶対に押さえておかなければ。ポスカよりも期待ができるぞ。と言うわけで、たんと桃種をキープしなければ。しかし、こういうのは使い道がないのが往々にして宿命。

 さて、こんな寄り道するよりも、さっさといつものコーナーをしますか。

 

 第41話『許さない!!

 

 うみの彼氏であり、オーストリア代表のスキージャンパーでもある、ハンス・シュナイダー。

 勝ち気な性格のうみが外国人と付き合っていることに、各々は驚きを隠せない。うみは、ハンスに出会って早々、悠太との例の一悶着の件を話す。だが、ハンスはそこまで乗り気ではない様子。それは彼自身のやる気ではなく、悠太本人に恥をかかせたくないからだ。ハンスのコーチは、悠太に辞退することを勧める。だが、悠太は世界レベルの人間と戦えることが貴重な経験と思い、その誘いを断る。コーチは、その無謀さに呆れ、悠太に一つの昔話を教える。

 それは日本代表のスキージャンパー、由良悠介の事である。悠太は、父親の話が突然ここで出てきた事に、期待しながら話を聞く。だが、その昔話の内容は悠太の想像していたものと全く違うものだった。

 

 「ユラは…、本当に素晴らしい選手だったよ。あの馬鹿がオリンピックで転倒してくれたおかげで、わがオーストリアは金メダルを獲れたからな。」

 

 その瞬間、悠太の世界は暗転する。日本代表のスキージャンパーであった父。だが、メダルが取れなかった。その父の無念を晴らすために、自分は今まで飛んできた。それをこの男は、父親の人生を否定した。そして、自分の存在意義すら否定したのだから。

 悠太は、その外国人コーチに飛びかかる。胸倉をつかみ取り乱す悠太。暁は悠太を制止しようとするが、悠太の怒りは収まらない。外国人コーチは、悠太に応酬のパンチを一発かます。悠太のけがの心配をして駆け寄るみかげ。その様子を見て、ハンスは涼しげな顔で悠太に挑発を仕掛ける。まるで、暇つぶしの相手にでもするが如く。悠太は、ハンスたちを見返してやることを心に誓う。

 

 悠太たちとは別のところでは…。

 槇野慎二と言われる男が、ファンや団員に囲まれて会場に到着した。槇野慎二は、全日本代表の選手で、前回のオリンピックで銅メダルを獲得した日本のエースであり、稀代の女たらしとし有名だ。だが、その女癖は普通ではない。槇野のファンの美人と不細工の二人がサインを求めていたのだが、不細工な女性の方にのみサインをして、美女には罵詈雑言を吐き捨てたのだ。この男、一般的な美的感覚とは真逆なゲテモノ食いである。

 槇野は、ジャンプ台を見て、とある不思議な光景に気付く。練習時間は終わったはずなのに、ジャンプ台のゲートを取り外すのかと。役員は、地元の高校生がハンスと対決するためと答える。槇野はそれを聞いて呆れるが、ある名前に動揺をする。その名前は、野々宮悠太だ。

 

 「!?、まさか…、由良悠介の息子か!?」

 槇野慎二と由良悠介、この二人の関係とは一体!?

 

 今週は、本当に腹に立つ話だったな。まあ、スポーツ漫画ではよくある展開なんだけどね。

 さて、先週新登場したハンスだったが、涼やかな顔している割にはムカつく野郎だな。いくら自分たちが格上だと思っているからって、今から有望ある選手を絶望のどん底に叩きつけるのは、スポーツマンとしては最悪だ。普通、あしらうにしても、もうちょっと紳士的な言い方があると思うぞ。それに、それはあくまでも過去のことなんだから、今はどちらが実力が上とははっきりと言えないし。プロが、アマチュア相手にそこまでむきになるものなのか!?

 だが、その挑発に乗った悠太も悠太だと思う。いくら父親の事を馬鹿にされたからと言われたからって、殴りにかかるのは問題。ハンスの言っている通り、ジャンプで白黒つけるのが筋だし、そこで感情的になったら負けだと思う。ノノの兄の幻影といい、今回の件といい、ノノの当面の課題はメンタル面の強化だろうな。

 そして、ここ数週間増え続ける新キャラ。今回登場した槇野慎二は、天津暁と同じ路線のキャラというわけか。しかし、こういうタイプのキャラって、扱うの非常に難しいと思う。実際、暁の設定である、女アレルギーも実際のところ、ほとんど使われていないし。そもそも、不細工な女性が好みという設定が、漫画に大きく影響するのか!?まあ、そこの所は倫たんの裁量次第だろう。

 だが、野々宮悠太が、由良悠介の息子だというのに気付いたのが重要なポイント。見た目を見る限りでは、由良悠介とは同期には見えない。恐らくは由良悠介と面識があって、その背中を見てスキージャンプの選手を目指したのだろう。あと、これは個人の想像の域だが、ここで槇野を出したのはノノがこの勝負でボコボコにされて、勇気づけするという役割で登場させたのだろう。世界には、自分よりも実力が上の選手がゴロゴロいるって教えるために。ノノは、自信過剰なところがあるからな。

 

 さあ、来週はハンスとの対決だ。

 恐らく、ハンスにボッコボコにされるだろうけど、ノノには頑張ってほしいよ。

 

 ノノノノ41話の評価

 

 満足度 ☆☆☆

 スポーツ度 ☆☆☆

 ギャグ度 ☆☆☆

 

 


別窓 | ノノノノ | コメント:5
東の月の姫。
2008-08-27 Wed 14:26

 

 

 

 う~ん、この角度は難しい…。

 

 まだまだ、東方キャライラストが続く蔵間マリコです。

 さあさあ、今回の『東方Project』のイラストは、漫画および小説版の『東方儚月抄』のオリジナルキャラクター、『海と山を繋ぐ月の姫』こと『綿月 豊姫』(わたつきのとよひめ。)を描きました。自分は、漫画版の東方は結構好きですよ。原作とは違って、その漫画家個人の個性が強く出るんですから。

 特に、パレット版儚月抄三月精が好きな作品だ。なんていうか、両方ともほのぼのしているし、東方のことをあまり知らなくても読めるところが良い。原作は、東方初心者と東方マニアとの確執が結構あるからね。そういう点では、東方が一般的に浸透することに貢献しているだろう。

 

 さて、その漫画版オリジナルキャラクターを描いたのだが、今回は描くのが非常に難しかった。なんていうか、豊姫の資料があまりにも少なすぎる。漫画版は基本的に単行本派だし、そもそも豊姫の配色がまだ明らかにされていない。だから、数少ないイラストなんかを参考に、不足分は自分で配色しました。その時、ZUN帽の配色なんかがかなり困った。白だと、なんだか帽子らしくないし、かといって濃い色はケバケバする。というわけで、できるだけ不自然さを出来るだけ無くすように淡いピンク色にしてみた。そこそこあっていると思う。

 しかし、なんか原作に比べて太ましい体になってしまったし、なんか全体のバランスが悪い。この角度は初めて描いたというのもあるかもしれないが、前以て体の太さを決めて置けば良かった。それと深く関係しているのが、手に抱えている桃。これがかなり曲者で、胸との密着度が離れすぎていると桃が浮いているような感じになるし、密着しすぎていると桃が潰れてしまう。意外に簡単に描けると思ったのだが、想像以上に難しいものだった。まあ、そういうミスをして、少しずつ学習すればいいんだから。

 

 次回のくイラストは、また漫画オリジナルのキャラでも描こうかな?

 光の三妖精あたりがいいかも。

 

別窓 | イラスト | コメント:5
彼女を乗せました。
2008-08-26 Tue 21:52

 

 これが、勇者か…。

 格が違う・・・。

 

 勇者の所業を垣間見た、蔵間マリコです。

 いや~、世の中には常人の範疇を超えた勇者っているんですね。TVやネットとかだと、たびたび見たりしますけど、ああいう人って関東圏内ぐらいにしか生息しないと思っていたのだが。なんせ、自分の車にあれを乗せてるんですから。二次元の彼女を。

 

 その伝説の痛車を見かけたのは、昨日の仕事中の事である。私は、いつもの工事現場の警備に少しマンネリ気味で欠伸をあげていた。エテ公(その日は笑っていた。どうやら、事故はなかったようだ。)を見てても流れるのは、ずっと同じ内容ばっかりだし。「なんか、面白い事でも起こらないかあ~。」と思いながら、集中力が切れかけながらも交通誘導を行っていた。

 すると、自分の交通誘導している反対車線から何やら妙な車が。銀色の乗用車に、ピンク色を基調とした人間とおぼしき絵の描かれたステッカー。一瞬のことだったが、どこかで見たことのあるイラストに、思考が仕事モードからオタクモードにシフトされた。え~っと確か、りあ、りい、りう、りえ、りお・・・。そうだ、あれはスロットゲームの『リオパラダイス』のリオか!!何か胸につっかえていた物が落ちた感じがして、私はホッとした。そうか、あれはリオだったのか、納得納得…。

 ていうか、納得がいくか!!どうして、こんなところを痛車が走っているんだよ、恥ずかしくないのか!?しかも、カードキャプターさくらとかリリカルなのはとか灼眼のシャナとからき☆すたとか涼宮ハルヒを押しのけて、リオ!?ちゅーか、痛車って本当に存在するんだな。オタクライフもかなり板について、ちっとやそっとじゃあ驚きはしなかったが、これには驚かされた。

 で、念には念を確認のために『痛車 リオ』で検索してみたら、やっぱりあった。リオの痛車が。あれは、何かの見間違えか何かと思っていたが、勘違いでも何でもなかったんだ。いや~、リオがいくらなんでも好きだからと言って、自分はこういう痛車に乗りたくないよ。添い寝シーツとか抱き枕でも結構強烈な品なのに(添い寝シーツは持っているが。)、痛車はそれを外で使うのと同意義だぞ!?ある意味、痛車はオタクの究極の極致かもしれない。自分の趣味を公の場で公開してるんだからな。これを見たら、親が泣くぞ。友人が、ドン引きするぞ。

 

 しかし、この痛車というジャンルは案外大きいもので。

 いつも痛車を見ていて、疑問に思っていた「あのステッカーはどこで作っていたんだ?」という疑問を解決させるために色々と検索してみると、それ専門の店というものが存在しているらしく、そこでオーダーメイドするのが基本らしい。それにコミケやコスプレパーティーのように、痛車のオフ会なんかもそこそこ行われているようだ。

 だけど、痛車を所持している人って大変だろうな。もちろんの人の目を気にしないといけないし、痛車の管理も大変だろうよ。こんな目立つ車、10円キズでもつけられることも有り得そうだし、状態の維持管理も相当なものだろう。それ以前に、この痛車を作るにしても絶対にお金がかかるはず。イラストレーターの絵画を買うよりも高くなりそう。

 

 お金に余裕があって、羞恥心を持たない選ばれた人間のみが乗れる、痛車。

 世の中は、恐ろしく広いものだ・・・。

 

 

 


 

 

別窓 | 趣味人の日記 | コメント:14
常勝と不敗。
2008-08-25 Mon 21:32

 

 昔は、かなりはまっていたなあ…。

 

 SFとか、スペースオペラには目がない蔵間マリコです。

 昨日、アニマックスで放送していた、『銀河英雄伝説』(以下、銀英伝。)の劇場版を視聴した。まあ、ネットサーフィンにも少し飽きていたし、アニメ版の銀英伝は今まで見た深夜アニメ中で最も面白い作品だったからな。多分、これを超すアニメはそうそうないと思ってゐるしね。

 で、多少の暇つぶしになると思って見たんだけど、流石、銀英伝というべきか、今見ても衰えないほどの面白さだった。ゐや寧ろ、久しぶりに見たから新鮮に感じて、昔より面白く感じたかも。非常に細かい作画に、今じゃあ考えれないような豪華すぎる声優陣、スペースオペラの名に相応しいクラシックオーケストラのBGM。それに、無理のないリアルな未来の戦争の絵図やそれぞれの登場人物の思惑や心理描写が緻密で、そこらへんにあるこの手の作品よりも面白い。

 なんか、久しぶりにTVアニメ版を1から見たくなるような内容だった。中学生の頃にはまったのも、納得いきゅ。

 

 自分が中学生の時に銀英伝の虜になったきっかけは、学校に置いてあった小説版だった。

 それ以前は、銀英伝の存在はうちの父親が漫画版を揃えていたから知ってはいたけど、理由は特になゐけど敬遠していた。で、どうして読むようになったかというと、確か図書室に置いてある自分の興味の範疇にありそうな小説をあらかた読んで、最後にたどりついたのがこの銀英伝と言う事だ。最初は、やや難解な設定に苦戦していたけど、すぐに虜になってしまったよ。そのはまり様なかなりのもので、1ヶ月で本編全10巻と外伝全4巻を読破したからな(実は、家に銀英伝の小説があったらしいのだが、現在も行方不明のまま。)。

 それからというものの、自分の中学校生活は銀英伝(とポケモンカード。)が生活の中心だった。幸いポケモンカードをする友人に銀英伝マニアがいて、アニメ版のビデオを全巻貸してくれたり、PSの銀英伝のゲームで遊んだり(残念な内容だったが。)、ポケモンカードの大会の順番待ちでも銀英伝の話題も尽きなかったし。まあ、銀英伝ポケモンは何ら関連性は無いから気にするな。ただ、趣味が被っただけだ。世の中そういうものだと納得いかせてくれ。

 漫画版銀英伝も相当読んだね。大袈裟かもしれないけど、100回は読み返したかもしれない。ページの一定の箇所に手垢の跡もついてるしね。そのくらい、漫画版銀英伝が面白かったのだろう。小説版の挿絵の人だから画力はお墨付き。

 ただ、今だから言わせてもらゐたゐことがある。どうして、ゼオライマーの新作が連載開始されるコミックリュウより前に掲載されていた漫画雑誌が、腐女子の漫画雑誌なんだ!?単行本をペラペラとめくっていたら、最新刊案内(とは言っても、今から見ると超超中古本だが。)の紙のラインナップを見たら、腐女子が好みそうな内容ばかり。そりゃあ、ラインハルトとかキルヒアイスとかミッターマイヤーとかロイエンタールあたりは否定しないが、俺の知っている銀英伝はそんな話じゃないぞ!?もっと、こうずっしりしたような重厚感あふれる小説だったような…。

 

 まあ、銀河英雄伝説は小説・アニメ・漫画ともお勧めできる一品。

 ぜひ、古本屋とかレンタルビデオ店とかで見かけたら、一度見てみると良い。銀英伝の虜になるぞ。

 

 ちなみに、自分が銀英伝で好きなキャラは、断然、ヤン・ウェンリーである(次点は、シェーンコップ。)。

 普段は歴史好きで私生活の冴えない30代独身だが、戦争が始まると一転、ここぞという時に逆転の一手を仕掛け、銀河帝国を撃退する。ピンチをチャンスに変えるヒロイック感がカッコいい。

 ちなみに、ラインハルト・フォン・ローエングラムは、優等生すぎてあまり好きになれないなあ(久しぶりに見た時に、中の人が堀川亮で吹いた。)。こうゐうのは、いざという時にできる男の方が作品的にも楽しめる。魔術師ヤン、万歳!!

 

 

 


 

 

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夢と現実の狭間。
2008-08-24 Sun 17:59

 

 あの頃は、若かったなあ・・。

 

 昔は、夢追い人だった蔵間マリコです。

 今日、遅めの朝食を済ませて、早速PCをしようと自分の部屋に戻ろうとしたら、なんか物が崩れた音がしたんですよ。で、自分の部屋から距離がないのに少し早足で向かったら、そのいやな予感が的中。机の本棚に置いてある本が、雪崩のように崩れているではないか!!その光景を見た時は、ビックリしたね。別に不安定なところにおているわけでもないし、今までそんなことがなかったからな。幸い、PCやガンプラ、フィギュアには被害はなかったけど、片づけるのが面倒だったよな。

 その崩れた本の中に、懐かしくもほろ苦い思い出のあるものが。それは、専門学校時代の教本である。そういえば、未だに俺の机の本棚に置いてあったなあ。卒業してすぐあたりはちょくちょく読んでいたけど、最近は全く読まなくなった。多分、今、プログラミングの教本を読んでも全く分からないだろう。やはり、夢を追い続けることよりも現実と立ち向かう方が重要だと思ったからだろう。専門学校を卒業して、しばらくは現実を見ていなかったのは、若さゆえの過ちだろうか。

 

 専門学校に入りたてだったころの自分は、希望に満ち溢れていた。「ここで頑張ったら、俺もゲームプログラマーになれるんだろう。」ってね。自分は昔から、ゲームプログラマーやゲームクリエイターみたいにゲームを作る仕事に就職することに憧れていて、将来どのようなゲームを作ろうかとノートに構想したりすることがたびたびあった。それに、その手の仕事以外に就職することなんてとてもじゃないけど、想像がつかなかったからな。

 しかし、専門学校に入ってみたはいいものの、自分の思っていたほど甘いものではなかった。そりゃあ、最初の頃は授業は全然楽勝だったし、プログラミングなんかも面白かったよ。でも、1年の後半ぐらいになると、前半とは打って変わって、全くついていけない状態になってしまった。もちろん、予習や復習は抜かりはなかった。だが、頭で分かっていても実践で実行できないのが、現実。どんなに時間をかけても思うように実行してくれないし、フラグ立てですら滅茶苦茶になって、まともに立たないことが多かった。ついていけたのは、プログラミングとはあまり関係ないEXCELとWORDの授業ぐらい。もしかして、この時点で自分のゲームプログラマーへの道のフラグが折れてたのかもしれない。

 それからというものの、専門学校じゃあグダグダの状態。全く分からないからプログラミング以外の事もしていたし、資格なんかもロクに取れてない。学校をさぼっていた日なんかもあった。クラスの中でも、誰が見ても落ちこぼれだと分かるぐらい、酷いもんだった。おかげで、卒業したはいいものの、俺は就職できてなかった。

 それだけなら、まだ良かったかもしれない。問題は、その夢が諦められずに未練がましく、その手の仕事に就職しようとしたのが不味かったかな。自分の実力じゃあ就職できないのに、それでもゲーム会社関連に就職活動する。そのどっちつかずの状態だったから、夢から醒めて現実と直視するのに随分と時間がかかったもんだ。夢じゃあ、食っていけないってね。

 

 今はそういう情熱は全くないけど、なんでこんな失敗をしたのかと不思議に思う。もし、専門学校に行かずに就職か大学に進学していれば、今のような事になってなかったかもしれない。あの時、もっと勉強していたら本当に就職できたかもしれない。中途半端な気持ちで就職活動をせずに、開き直っていたらもっと早く職が見つかったかもしれない。ホント、自分の人生は後悔の連続だな。

 皆さんは、自分みたいにネコ耳萌えの妹萌えの幼女萌えのロリコンでオタクな人生負け組にならないように、日々精進して夢を叶えてくださいね!!

 

 なんか、今回は気が重たくなるような記事になってしまった…。

 

 

 


 

 

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リグル・ナイトバグが現れた!!
2008-08-23 Sat 19:03

 

 こいつ、足が速いな。

 こいつ、しぶといな。

 こいつら、いい加減にしろよ!!

 

 黒くて素早いヤツをよく見かける蔵間マリコです。

 最近、涼しい日が多くなってきましたね。夏も終わりに向い、秋が少しずつ近づき始めたということでしょうね。アイスとか、冷たいジュースをそこまで欲しがらなくなりましたし。でも、相変わらず暑苦しいくて寝苦しい夜が続きます。そんな時はクーラーを利かせて、寝るのが一番!!しかし、そのクーラーでちょっと恐ろしい出来事が。

 それは、クーラーの中から誰も嫌がる黒くて素早い生物、巨大なゴキブリが忍び込んでいたんですよ。そりゃあもう、おっかなびっくり。冷房の通風口から降ってきたんですからね。そのゴキブリが降ってくる前、クーラーが何かを挟んだような変な音がして、調子が悪かった。で、クーラーを少し揺らしてみたら、ゴキブリがポロリ。しかも、足元の上に落ちた上に、挟んだ影響なのか体の中身が出てからね。あまりに恐ろしいもんだから、速攻で殺虫剤を吹っかけて、速攻でティッシュペーパーに包んで、速攻でトイレにシュート。一瞬にして、肝が冷えました。

 おかげで、昨日はなかなか寝付けなかった…。仕事疲れで、さっさと寝たかったのに…。俺の睡眠時間を返しやがれ!!ゴキブリめ、許すまじ!!

 

 しかし、ここのところリグル・ナイトバ…、いやゴキブリをよく見かける。

 自分で言うのはなんだけど、部屋は綺麗にしている方だと思う。確かに机の上は、ガンプラやフィギュアがたくさん置かれている。だが、週に2回は部屋の掃除をしているから、物が散乱していることはあまりない。だが、どうしてもこの時期はゴキブリがよく出没する。多分、ゴキブリにとって快適な環境なのかもしれない。

 そのおかげか2,3日に1回は、ゴキブリが現れるほどのエンカウント率だ。今週だけでも、今回のを含めて3回も見た。1回目はギャルゲーをプレイしている最中の出来事で、2回目は部屋を掃除している最中だ。どちらも、すぐに戦闘モードに移行したのだが、ゴキブリの方が一枚上手なのか、どうしても逃げられる。あやつらは、はぐれメタル飛びぴーたんジョセフ・ジョースターよりも逃げ足が素早い事で有名だからな。なかなか捕獲することができない。

 その癖、ゴキブリホイホイの類のトラップには簡単にはまるからな。掃除の際に調べたゴキホイに大小含めて、5匹は引っ掛かっていたからな。見ているだけでも、気持ちが悪くなる…。ホント、どこまでも不快なヤツだ。

 だが、そのゴキブリでもっと不幸な目にあったのは、弟。俺の部屋でゲームをしていたところ、天井から降ってきたらしい。自分はその現場にはいなかったものの、1階のフローリングから聞こえたから、よっぽど恐ろしいものだったのだろう。うんうん、その気持ちは俺も分かる。ゲリラのように、不意打ちされたんだからな。とんでもない災難に遭って、ご愁傷様…。

 

 さあ、バシュラBETAよりも凶悪な史上最悪のゴキブリ軍団、どう対処しようか?

 バルサンをかけるのにも、予定が合わないから設置ができないし、トラップだけじゃあキリがないし…。

 もう、俺の部屋からいなくなって欲しいよ!!

 

 


 

 

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旧友と遊ぼう。
2008-08-22 Fri 20:04

 

 久しぶりに出会うと、ビックリするものだな。

 

 仕事帰りにゲーセンに行くのが日課になっている、蔵間マリコです。

 今日の仕事の帰りに寄ったゲーセンでの出来事。最近、ずっとプレイしているガンダムVSガンダムとか、怒首領蜂 大復活も少し飽きてきた。たまには気分を変えて、ここのところご無沙汰な戦場の絆をプレイしに、筐体の置いてあるコーナーに行った。その日は運が悪かったのか、やけに人が多い。仕方ない、晒し台(プレイヤーのプレイングをリアルタイムで見れる台。筐体とディスプレイが直接接続されている。)でも眺めて、時間を潰すか。そんな暇潰をしていると、突然、後ろから肩を叩かれた。「一体誰が肩を叩いたんだ?もしかして、弟?」と心の後ろで思いつつ振り返ると、何と高校時代の親友がいたではないか。

 「おお、T君じゃないか。高校以来で、懐かしいな。」、自分は適当に挨拶を済ませ、どうしてここにいるのか訳を聞いた。どうやら、自分と同様に仕事の帰りに戦場の絆をプレイにしに来たらしい。なるほど、それなら納得。そういえばこいつ、ガンダムがそこそこ好きだったよな。どうせ戦場の絆をプレイするんだから、同時出撃でもしようじゃないか。私は、そうT君を誘った。すると、T君は快く承諾してくれた。

 で、適当に戦場の絆を5ゲームほどプレイ。自分はガンダムをメインで、T君はGP02A(MLRS仕様)。結果は、久しぶりにプレイした割にはかなり良かったな。最初は如何せん調子が良くなかったものの、後半のゲームはSが2回ほど取れるほどの好調ぶりだった。友人は…、なんていうか残念な結果。普段はここまで酷くないだろうけど、本日は空回りに終わってしまった。

 ゲームをプレイし終えて、ちょっと気まずかったなあ…。久しぶりに対面できたというのに…。お互い同じような結果とか絶好調ならともかく、片方だけ調子が良いのはどうかと。インカム越しに、喜びの声が聞こえただろうし…。神様よ、どうして私にここまで残酷なんだ…。

 

 さて、皆さんは街中を歩いていたりする時に、旧友や恩師に出会ったりすることがあるだろうか。自分は、会社が市内にあるからたびたびそういう事がある。

 数ヶ月前にあった祭りのイベントの警備だったかな?その時、専門学校時代の友人と出会った。自分は仕事で祭りに行っていたから、あまり長い時間話せなかったけど、学校を卒業した後の話とかして、まあまあ面白かったな。ただ、その友人に彼女がいたのが悔しかった。俺の許可無しに彼女ができるとは、クヤシー!!どうせ俺なんて、2次元の彼女がいれば十分ですよ!!マリコたん、はぁはぁ…。

 それとか、某所に立ち寄ったりすると、専門学校にいた頃の担任の教師とたびたび出会ったりするんだよね。これは正直、辛い。自分の生活スタイルが知られてしまうんだから。しかも、俺が先生の生活スタイルを知ったところで、メリットがない。某所に寄っていることは、生徒の前で話していたからね。その先生と会うたび会うたび、大きな袋の中に大量の漫画と同人誌とギャルゲーを包んだ茶色の袋が。どれだけ使っているのか分からないけど、給料の多くがこの中身に変わっているのは確か。先生、いくらなんでもそれは買いすぎですよ…。生活ができなくなりますよ…。

 

 でも、そういう昔お世話になった恩師とか友人とかと出会うと懐かしいよな。しかも、決まった時に出会えるわけじゃなくて、町中を歩いてるという偶然だからね。この貴重な時間を大切にしたいもんだ。

 皆さんも、街中で旧友とかに出会ったら、一度声をかけてみてはいかが?ただし、人違いだけは要注意…。

 

 


 

 

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妹の彼氏は、スキージャンパー。
2008-08-21 Thu 21:32

 

 2週間ぶりなのに、しばらく書いていない感覚になるな。

 まあ、毎回、そんな事を言っているけどね。

 

 2週間ぶりに、倫たんの漫画を読めて嬉しい蔵間マリコです。

 さてさて、今週も来ました。ノノノノの時間。先週は、合併号の関係で休みでしたけど、今週は何事もなく連載されてますから嬉しいですよ。たんの信者にとっては、先週は本屋で心の中で涙しましたから。でも、2週間ほど空白の時間が書き方がどうも忘れちゃいます。合併号の次の号が発売された時、毎回、こんなことを言っているんですけど、実際、書き方を忘れるんだよな。まあ、その点に関しては、今までの記事を読んだりして、思い出してんるだけどね。

 というわけで、文章がおかしかったりするかもしれませんけど、そこの所は優しく見守ってください。

 

 第40話『シュナイダーあらわる

 

 暁の家で一夜を過ごした、悠太たち。

 そらは、ホテルに戻るための電車に乗るため、悠太たちにお別れのあいさつをする。そらは、昨日の約束を守るために、みかげに悠太との関係を終えたと告げる。みかげはそれを聞いてホッとしたのか、悠太に抱きつく。

 その直後、叫び声とともに見知らぬ少女が背後から現れる。驚きを隠せないそら。その少女の名前は、うみ。そらの妹だ。どうやら、ホテルに戻ってこない姉を心配してきたようだ。妹に謝るそら。そして、あっても間もない悠太にとんでもない言葉をぶつける。「私と勝負しなさい!!」と。状況が理解できない悠太。そらは、悠太に訳を説明する。妹のそらの彼氏は、高校生スキージャンパーであり、、次のオリンピックを目指しているほどだ。うみは、悠太も金メダルを目指している事を聞いて、対抗意識を燃やした模様。悠太の実力を知っている上で余裕の言葉をかけるみかげ。そのみかげに対して、意図なのか素なのか分からないが「カメムシ磨けだ!!」と言い放つ。悠太に謝罪するそら。

 だけど、理由はそれだけではない。うみは中学生の頃、野々宮悠太本人に告白していたのだ。だが、見事に振られてしまっている。その上、姉のそらが悠太と付き合い始め、悠太本人が顔色一つ変えないのだから。だから、悠太に恥をかかせなければ、納得がいかない。うみは烈火の如く、悠太に罵詈雑言を吐き捨てる。

 うみを諌めるそら。しかし、悠太はその挑戦に乗る。その代わり、悠太が勝った場合は誤るという条件で。仕掛ける相手が悪かったと可哀そうに思う岸谷。だが、そらは、その彼氏はサマーグランプリのオーストリア代表選手だと答える。驚きの声が、長野に響く。

 

 スキージャンプ大会会場。

 悠太たちよりも一足早く、いつもの二人が会場に到着していた。村松は、あの外国人のスキージャンパーなんなのかと与田に質問する。与田は、サマーグランプリの各国代表選手と答える。サマーグランプリとは、F1同じように転戦しながらポイントを競う大会のことだ。日本だと、夏は白馬、冬は札幌の大倉山で行われる。今日は、そのための練習だ。

 そんな話をしているうちに、悠太たちが会場に到着。岸谷は、与田に事情を説明する。その対戦相手は誰だと聞く与田に、うみははりきって答える。「ハンスよ!!」と。それを聞いた与田は、突然顔色を変える。「おいおいまさか…、ハンス=シュナイダーじゃないだろうな…?」。与田の言葉に、うみは即答する。

 

 「ずいぶん人に慣れているな。飼われていた鳥かな?どうだい?籠の外の世界は…?」、一人の青年が寝ながら、小鳥を指に乗せる。その瞬間、男の上をすさまじい勢いで何かが飛んでいく。逃げていく、小鳥。どうやら、青年はジャンプ台の上で寝そべっていたようだ。

 青年の行為に激昂する外国人。この青年は、この件以外にも突飛もない言動で有名らしい。この間の大会では、ノーヘルでジャンプをして失格になった。それなのに口癖は、「いつでもチャンピオンになれる」だ。誰が聞いても、呆れるセリフだ。だが、その青年はジャンプを始めてから2年しか経っていない。子供のころから始めないとたどり着けない舞台をハイスクールから始めて、2年でここまで来たんだから。来シーズンにはとんでもないところまでいっているかもしれない。

 そんな外国人たちの前に悠太たち一行が。うみは、外国人選手にハンスの居場所を単刀直入に聞くが、外国人張りのジョークで軽く流される。冗談ではなく本当だと怒っているそらだったが、外国人の後ろから青年が。

 「ハンス!!」、うみはその青年に呼びかけた。この暁にも負けず劣らずの二枚目の青年、この青年こそがハンスだったのだ。

 この二枚目オーストリア代表選手、ハンス=シュナイダーの実力はいかに?

 

 泣き笑いの日常パートは先週までで、今週からはスキーパートか。先週の次回予告に、『新章突入』と書いてあったから、てっきり時間ジャンプするかと思ったら、そのままの流れでスキーの話に入るのね。確かに、そうじゃないと不自然な点があるからな。

 さて、今週の見どころと言えば、新キャラの二人。まず、そらの妹のうみの事だけど、結構インパクトのあるキャラですね。みかげを『カメムシ磨け』と凄い名前を付けるし、妙にテンションが高いし。しかし、それ以上に悠太に突っかかる理由が強烈。何しろ、悠太に振られて、姉が付き合い始めたんだからな。作者のことを知らない人には、「単に気まずいだろ、それ。」という程度で終わるかもしれないですけど、作者をよく知っている人はこう思うだろう。「そんなに、ギャルゲ展開をしたいの?」と。今までにも、ノノノノではそんな展開が幾つかあったからね。メイド服の件とか、獅子舞の件とか(どれも、みかげがらみだが)。まあ、そういう展開は面白いから問題ではないんだけどね。

 だが、ノノの兄も相当悪い事しているな。今までの話の流れからしたら、うみはそらの妹だと分かっているはずなのだが、その姉と付き合うんだから。普通、姉と付き合うか!?ノノの兄は、倫たんの世界においての成瀬孝之です。

 それと、たん初の外国人キャラ、ハンス=シュナイダー。うみほどインパクトが強烈なキャラじゃないから何とも言えないけど、尻屋とは対極的なキャラだというのは確か。二枚目で、天才肌のスキージャンパーだからね。話の内容を聞くと、暁が秀才タイプに聞こえるぐらい。しかし、こういう天才キャラほど何をするか分からないというのも内蔵している。たんの漫画でこの手のキャラは、ヤヴァイ系のケースが多い(というか、そんな奴らしかいない。)。角沢教授とか、能宗とか。まあ、そういう変態じみた所はなさそうだけどね。て言うか、そんな奴とは付き合わないだろ。

 

 新キャラとも対面した事だ。来週は、前哨戦というところだろう。

 ハンスの性格と実力が楽しみだ。

 

 ノノノノ 40話の評価

 

 満足度 ☆☆☆☆

 スポーツ度 ☆☆☆

 ギャグ度 ☆☆☆

 

 


 

 

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