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1999年~2005年トゥール・ド・フランスで7回連続優勝したランス・アームストロング。
彼がずっとドーピングしていたことが公になり、これまでの優勝が撤回され、永久に競技に参加禁止になったのは2012年10月。
そのアームストロングが初めてアメリカのトーク番組で“告白”!が、話題になった。
トゥール・ド・フランスでの彼のドーピングは関係者がみんな知っていた(ファンの一部も知っていた)“公然の秘密”。それが一般に公になり、それから数ヶ月経って主犯が“自白”する、という順序。「今さら・・・」という感じがあるけど。

ランス・アームストロング

インタビュアー、オプラ・ウィンフリーの
「ドーピングをしていたことは認めますか」の質問にはイエスと一言。名インタビュアーに突っ込まれないように答えは短く、という戦法。
「大きなウソを何度となく繰り返してきた。自分が決めたことで、自分の過ちだ。“申し訳なかった”というためにここにいる」と真摯なことをいいつつ、
「でも(ドーピングは)当時のカルチャーだった」(みんなやってたよ)
そして、チームの他の選手に薦めたことは否定(?!)
2009-10年に競技に返り咲いたときは“クリーンだった”。カムバックしなければ、こんなことにならなかったのに・・・
「人間として、7回連続でトゥール・ド・フランスに優勝することは可能か?」というオプラの質問には「ノー」
“ガンを克服し、超人的な体力と精神力で優勝し続けた”アームストロング神話は崩れたわけ。やっぱり人間業ではなかった。
「残る人生は、信頼を回復させるために費やす」
ちなみに彼のドーピングのレシピは:
エリスロポエチン・輸血・テストステロンをベースにコーチゾンと成長ホルモンを加える、というなんか聞いただけでモリモリしてきそうな、でも恐しげなカクテルだ。

オプラ・ウィンフリーは『オプラ・ウィンフリーショー』で有名な、アメリカ一稼ぐ司会者。
なるほど迫力あるオバサン。
オプラ・ウィンフリー
photo:GETTY IMAGES

フランスに来たとき、エルメスが閉店15分後に彼女を入店させなかった、というので怒り、話題になったのを思い出した。

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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(単純計算しても歳は出ません!)
訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とヴィンテージの服、デビッド・ボウイが趣味。

長谷川たかこ

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