宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

引き続きお祭りに

2009年07月31日 19時34分27秒 | 第45回衆院選(2009年8月)政権交代
ケータイから書き込み。岡田幹事長の演説はデジカメで撮りましたのでのちほどアップします。お祭りを楽しんでおります。
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幹事長到着20分前

2009年07月31日 18時13分00秒 | 森山浩行 大阪16区
ケータイから書き込み。大阪堺に到着!南海堺駅に降りると北側一雄さんが!幹事長違いかと思いました。なお北側さんは私の顔をご存じのようで、あれという顔をなさいました。いつの日か北側先生と政策談義ができたらいいなと存じます。
閑話休題、岡田克也幹事長到着まであと20分。堺大魚夜市の真ん前にすでに80人ほどが岡田幹事長と森山浩行候補予定者を待ち受けています!
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解散してから初めて首都圏を出ます・・・まずはやっぱり堺から

2009年07月31日 11時30分29秒 | 森山浩行 大阪16区
 解散後初めて、首都圏から出ます。

 埼玉・所沢での鳩山代表の演説会は好反応。もはや“鳩山フィーバー”とは言わないです。「政権交代の演説の内容を確認しよう」という反応だったと思います。まるで5年つとめた大横綱がしっかりと寄り切り相撲で勝つかどうかを見守る、目の肥えたファンのようでした。

 「政権交代」「日本の大そうじ」を訴える鳩山さんに「分かってる、分かってる、分かってるぞ~!」の声。「キャーッ」という黄色い歓声や「へえー」と驚きはもはやない。

 きょうは大阪・堺(大阪16区)に岡田幹事長が入りますので、それを見に行きます。岡田幹事長の堺入りは、6月28日以来1ヶ月ぶりです。

18:30メド~ 大阪16区 南海本線堺駅南口(フェニックス通り商工中金前)

 と民主党ホームページに出ています。

 重点選挙区ということが分かります。もちろん当確圏内にはまだ入っていません。だから何度も幹部が入って、押し上げようとしているのです。

 この場所は、堺の夏の風物詩、年に一回の「堺大魚夜市(おおうおよいち)」の会場のすぐそば。夜7時からメーンイベントの「魚セリ」の直前に岡田克也幹事長と森山浩行総支部長がお訴えをするわけです。本部、府連、総支部のチームプレーを感じます。お祭りに急ぐお客さんの反応が楽しみですね。もちろん私もお祭りをエンジョイしてきたいと思います。

 健康第一、夏バテしないよう、ムリをしないペースになりますので、リポートは後日、あらためてお届けします。
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【子ども手当】税制の「控除→手当」の大原則

2009年07月31日 10時11分42秒 | 第45回衆院選(2009年8月)政権交代

 解散直後から、民主党のマニフェストの子ども手当(0歳~15歳=中学校卒業まで)の月額2万6000円について、国税(所得税)の扶養控除と配偶者控除を見直し(廃止など)により負担増になる世帯が出てくると、自公が批判しました。

 これについて、すこし、考えが混乱している人がいらっしゃるようですので、あくまでも私の責任で頭の整理をさせていただきたいと思います。

なお、民主党によるシミュレーションは次のページに載っています。
http://www.dpj.or.jp/news/files/090727kodomoteate_2.pdf

 まず、「控除から手当へ」という民主党税制の根本的な考え方を理解すると分かりやすいと思います。

 民主党税制調査会(藤井裕久会長)が2007年12月26日付でまとめた「民主党税制改革大綱」では、その4ページに「人的控除を精査した上で、必要なものについては、相対的に高所得者に有利な所得控除から手当へと転換する」と書いてあります。

 「大綱」のサブタイトルは、「―納税者の立場に立ち「公平・透明・納得」の税制を築く―とあります。

 私は、今の税制は透明でないと思います。以前、新聞の投書欄でこういう投書を読みました。医療費控除(1世帯で年間5万円以上)というのがあります。病院・薬局に払った医療費や入院・通院の交通費、ガーゼや三角巾などを控除できるこの「医療費控除」を知らなかったことでメリットを受けられなかった、悔しいという女性が投稿していました。これは領収書があれば、過去5年間さかのぼれるのですが、5年以上経ってしまったそうです。もちろん、後から知っても領収書が集まらないという問題もあります。さらに、これは所得控除なので、一世帯全部の領収書を集めて、家族の中でイチバン所得の多い人の名前で確定申告すると得になります。所得税率がイチバン高いので、控除額が大きくなるからです。

 これが今の税制で、こういうことを知っていて、所得税率が高い(所得が多い)人が得をする税制と言って間違いない。

 私は、扶養控除には「1月1日生まれ」と「12月31日生まれ」の差という問題があることも指摘したいと思います。出産一時金・児童手当は別として、扶養控除に関しては、「1月1日生まれの子ども」も「12月31日生まれの子ども」も翌年2~3月の確定申告の際に、所得税をまけてもらう格好になります。

 だから、「1月1日生まれ」は1歳を過ぎてから控除を受けますが、「12月31日生まれ」なら2ヶ月後にも控除を受けられることになります(実際に控除を受ける方は直接ご自身で確認してください)。こどもの1年は大きいです。子ども手当は「(×)15歳まで」ではなく、「(○)中学校卒業まで」ですので、4月生まれが得になりますが、これは15歳になってからの1年間です。15歳少年少女の1年間と0歳児の1年間ではまったく意味が違います。

 税制の透明化しようとする民主党税制の基本スタンスが「控除→手当の流れ」ということになるでしょう。もちろん、いっぺんにすべての控除をなくすという意味でないのはいうまでもないことです。

 選挙のたびにふしぎだなあ、と思うことがあります。主権者が負担増をのぞむような発言をする人が多いことです。「選挙とは公のもの」だという意識が強すぎるのではないでしょうか。

 解散直後のTVの街頭インタビューでも「国民の声をしっかり聞いて欲しい」と話す人の映像が流れました。「私の声をしっかり聞いて欲しい」と言っていいのではないか。エゴイスト? そんなことはありません。そもそも「国民の声」って何ですか?

 「私は子ども手当のせいで不利になる」という人だったら、それはそれで判断すべきだと考えます。あまり「国民の声」を意識すると、選挙結果が歪んでしまうと思います。

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兵庫11区も医師会が民主党支援、松本剛明前政調会長、対抗馬は親子で厚生族

2009年07月30日 23時53分23秒 | 第45回衆院選(2009年8月)政権交代
 このニュースはかなり驚きました。

 共同通信の報道によると、兵庫県医師会の政治団体「兵庫県医師連盟」が兵庫11区(姫路市の中心など大部分)で、民主党の松本剛明(松本たけあき)前政調会長の推薦を決めたそうです。

 なぜ驚いたかというと、松本さんは前回2,435票差で次点に泣きましたが、かわりに議席をとった自民党の戸井田徹氏は父親の代からの厚生族ギインで、厚生労働大臣政務官をやりました。父の戸井田三郎さんは20年前の第1次海部内閣で、厚生大臣を務めました。大臣の前後も含めて、ずーっと自民党の厚生族として活動した人だったからです。

 地元の事情はよく分かりませんが、医師会が民主党に流れる動きが広がっています。そうはいっても、全国組織の日本医師会は自民党支持を変えておらず、麻生自民党総裁も文京区にある日本医師会の本部を訪ね、会長に支援の要請をしています。

 松本剛明さんは世襲議員ですが、父・松本十郎元防衛庁長官は自民党でしたから、できれば非世襲と考えて頂きたい人材です。祖先は伊藤博文・初代首相です。当選3回の中堅ながら、党内で一目置かれ、尊敬される存在です。

 前回衆院選直後から政調会長を務め、2007年参院選では、「最低保障年金など民主党の年金制度の報酬比例部分」に関する議論で、自民党の中川昭一政調会長(当時)が、民主党案を誤解するミスをおかしました。中川政調会長はある一定の所得になると、年金がまったくもらえなくなる案だというトンでもない誤解をし、選挙戦後半のTV討論ではまずはこの件に関する謝罪から始まるというしまりのないことになりました。松本さんはそつなく議論をこなし、逆転の夏を理論面で支えました。

 政調会長時代から兼ねていた行政調査会長をいまも続けていて、政権交代後の霞が関・公務員制度の改革のキーパーソンとされ、霞が関からの注目も高い議員です。とても安定感があります。
 
医師連盟、6選挙区で推薦見送り 兵庫も自民離れ - 47NEWS(よんななニュース)

 兵庫県医師会の政治団体「兵庫県医師連盟」は30日までに、衆院選で県内12小選挙区のうち、自民、公明両党候補への推薦は5人にとどめる一方、民主党候補1人を推薦、残る6選挙区は自主投票とすることを決定した。

 前回衆院選ではほとんどの与党候補に推薦を出しており、自民離れを象徴した格好。同連盟は「長期間の医療費削減への反発が背景にある。これだけ見送るのは初めて」としている。

 県医師連盟によると、推薦するのは公明党候補2人と自民党候補3人。11区では民主党候補を推す。地元組織の意向を受けて連盟が推薦を決めるが、自主投票とした6選挙区は自民、民主両党のどちらを推薦するかで一本化できなかった。

 また同連盟が今年初めに医師を対象に実施したアンケートの結果も判明。約2400人から得た回答で、支持する政党は自民党が31・4%、民主党は25・7%だったが、衆院選で誰に投票するかを決めた人の中では、候補者の所属政党は自民党22・5%だったのに対し、民主党は58・3%だった。

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日刊ゲンダイ)半年間で状況一変43選挙区リスト

2009年07月30日 20時44分12秒 | 第45回衆院選(2009年8月)政権交代
 きょうの日刊ゲンダイ3面に「半年間で状況一変」という43選挙区のリストが載りました。これは解散先延ばしの半年~1年弱の間に、自公議員が当選確実の「◎」「○」の予想だった選挙区が、一点「▲」という“落選危機”予想へ変わった43選挙区のリストです。民主党、国民新党、社民党の新人・元職・現職の当選可能性が出てきています。

 これはここ半年の状況の変化ですから、昨秋の時点で既に民主党新人が好位置につけている選挙区は他にもあります。ご注意ください。


 

 民主党本部としては、あくまでも「151小選挙区必勝」を目指して資源を集中して投入するでしょうし、それは当然です。とはいえ、「自分の選挙区でも政権交代」したいというのが本音の方が多いと思います。元気の出るリストです。
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準優勝

2009年07月30日 15時05分15秒 | その他
 高校野球の西東京大会決勝戦。私の母校、日大二高は気持ちでは負けていなかったと思いますが、スコアは「2対19」ということで、甲子園進出はならず、西東京大会準優勝となりました。

 前回甲子園に出場したときも、決勝戦は同じカードだったそうですが、27年経った今回は日大三高が雪辱を果たしたことになります。

 やはり勝負とは難しいものだと感じました。NHKの中継画面で初めて母校の姿を見られたわけですが、解説者は「9回に取った2点が来年以降の後輩たちにつながる」と言っていて、その通りだと思いました。

 実況者によると、神宮球場は摂氏32度くらいになっていたそうで、私が高校生だった二十年前は7月の東京の日中気温が30度になることはあまりなかったと思います。緑が多く東京で最も涼しいとされる皇居周辺でもこうなのですから、地球温暖化やヒートアイランド現象への政府の無策は残念です。

 毎夏に高校時代を振り返るきっかけをくれる、主催の朝日新聞社に感謝します。

 きょうは7月30日ですから、8月30日に向けてサッパリ切り替えられそうです。
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あすはゆっくり・・・

2009年07月29日 22時55分44秒 | その他

 毎日、毎日気が張っています。お前は候補者じゃないだろ!と言われそうですが、この選挙の歴史的な位置づけ、官邸詰め記者を1年やって知った権力の魔性、そして単純に暑さ、気温差というのもじっとしていても体に負荷がかかるストレスですが、そういった諸々が僕を緊張させています。

 選挙期間中はいつも以上に、TV番組をしっかり録画するよう、録画表をチェックしていますが、あすはわが母校が正午から甲子園をかけた最後の一戦に挑むのです。東京のローカル局(東京MX)に続いて、午後1時からはNHK総合テレビジョンが中継! 当然首都圏ローカルでしょうが「1チャンネル」が数時間にわたって母校の姿を流してくれるなど初めての経験です。

 日本のどこかを走り回っている、大島九州男さん(12年先輩です)の分も応援します。

 あすは鳩山代表が長野、岡田幹事長が静岡の私の“気になる選挙区”に入ります。両方とも新幹線日帰りで行くことも可能ですが、ここはやはり“世界での一つだけの母校”、ちょうど私の祖国が日本一つしかないのと同じことですが、母校を応援しないといけません。

 あす7月30日は投票日まで32日(投票当日含む)です。ちょっと一服、いずれにしろ清々しい気分にさせてもらいます。

 メリハリをつけて、その日(8月30日)を迎えたいと思います。

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菅直人さん「緩んでいる人はバケツの水でもぶっかける」

2009年07月29日 15時35分56秒 | 第45回衆院選(2009年8月)政権交代
 民主党の菅直人代表代行は29日、党本部で記者会見しました。

 菅さんは選挙戦でのゆるみを指摘する記者の質問に対して、「少なくともここ1、2回の選挙を闘った人にはあり得ない」とした上で、「もしも緩んでいる人がいたら、バケツの水でもぶっかけて指導する」と語りました。

 ◇

 これに先立ち、

 マニフェストの22ページ「7外交」の「51.緊密で対等な日米関係を築く」の中に「○米国との間で自由貿易協定(FTA)を締結し、貿易・投資の自由化を進める」という項目について、質問を受けました。全体の2番目、日本農業新聞記者からの質問です。

 菅さんはこのマニフェストを読み上げた上で、「一部のみなさんが、(米国へ輸出する)農産物の関税をすべて引き上げて、(米国から輸入する)コメなどの主要作物などは関税を下げると考えている」と「歪曲して理解されている」と自民党などの批判に反発しました。

 菅さんは「(米国との)交渉ですから、相手がいろいろ言ってくるかと思う」と想像したうえで、「民主党としてはコメの関税を下げる気はない」とし、日米FTAを締結しても、関税は交渉事なので、民主党政権が米政府との交渉に屈して、コメの関税を引き下げることがあり得ないとの考えを示しました。

 党内外から様々な意見があることは認めました。

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政権交代のその先に 一人一人の“小沢卒業”

2009年07月29日 15時30分42秒 | 第45回衆院選(2009年8月)政権交代

 選挙中は毎日、地方紙や全国紙の地方版を見ています。きょう付の読売新聞・山形版のこの記事は全国どこにも言えることだと思います。

 その前に小沢一郎さんのやり方について一つ。昨秋に民主党公認が出た新人・元職には「公認料」という名目の活動資金500万円が支払われました。そして、「調査委託費」として総支部長の個人名義の口座に振り込まれてきた月20万円、これは個人名義ですから生活費に充てることができますが、このお金の振り込みが打ち切られました。

 そして、その後は「支部活動費」などの名目で、重点選挙区~テッパンないし厳しい選挙区によって、「300万円・200万円・100万円・0円」というランク付けがされた活動資金が五月雨式に総支部名義の口座に振り込まれました。入金に気付いて、ヤッター!と万歳する状況で、10ヶ月間もの解散先送りに耐えてきました。ただ、このお金は生活費に充てられない性質のものですので、多くの新人・元職は個人名義の借金を作りながらこの戦いにのぞんでいます。

 ところが、解散当日にすべての現職・新人・元職ないしその1親等以内の親族が集められ、公認証とともに500万円の現金、これがまたしても「公認料」という名目のようですが、現金が渡されました。まして新人・元職は午後3時過ぎに渡された物ですから、銀行が閉まっています。小沢さんというのはまったく細かい配慮に欠けている。こういう風にすると候補者の小沢さんに対する求心力は高まるわけで、その手法自体はまあ参考になりわけですが、それはさておき私は意義を唱えたい。

 山口2区の平岡秀夫さん(当選4回=うち1回は補欠選挙)ブログ

(引用はじめ)

 その後、別室で、各人の公認料が渡されました。公認証授与式も、公認料の手渡しも、私にとっては初めてのことでしたが、「いざ、出陣」というムードは高まったように思います。

(引用割り)

 と書いています。公認料手渡しについてはあまり触れていない候補予定者が多いのですが、平岡さんは「いざ出陣ムードは高まった」として、小沢代表代行の意図は理解しながらも、その手法にはいささかの疑念を持っていることがうかがえます。

 昨年10月の解散が延びに延びて「7月21日解散~8月30日投票」に“追い込んだ”のは地べたをはいずり回った総支部長の健闘によるものです。世間は「麻生さんの優柔不断、判断ミス」だと思っているのですから、それを一々訂正する必要はありませんが、その頑張りの結果が借金になっているのが現状です。

 で、そういう緊張が最高潮になった状態で500万円の現金を渡されたのです。金融機関出身者は平然とし、官僚出身者は笑いが止まらない、地方議会出身はその中間。女性は平然としてるが、付き添いの親族、代理の親族は不安げ。ずいぶん心理学の勉強にはなりましたが、私がそんな勉強をしている場合ではないのです。

 16年前の総選挙では、私は候補者をクルマで党本部まで送り、その友人の候補者と2人を送って帰りました。後で、手提げ袋には、1人2000万円の現金が入っていたと知って、合計4000万円の現金を乗せてクルマを運転していたことに震えました。それに比べると、小沢さんの資金力もずいぶん落ちたものですが、それは不況だからしょうがないとして、今は銀行振り込みが当然です。個人名義のお金と法人名義のお金をキッチリ分ける性格の人が、第45回衆院選で国政に打って出ようと民主党を選んでくれていることを小沢さんは全く分かっていない。

 雑誌「TIME」が、「自民党政治を終焉させようとする小沢自身がイチバン自民党的だ」と指摘し、「小沢のパラドックス(小沢の逆説)」と名付けています。民主党は小沢さんの下、政権交代を実現すると共に、“小沢的要素”からの卒業という逆説を求められていると思います。

 2009年夏の衆院選は「政治を国民の手に取り戻す」チャンスです。ぜひ、候補予定者と国民が事情を一緒に分かち合う、共有する。政権交代のその先にあるのは、一人一人の“小沢卒業”です。

資金繰り陣営悲鳴 : 山形 : 地域 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

投票まで最長の40日 

 8月30日に投開票を迎える衆院選は、7月21日の解散日からの期間が40日間と、現憲法下で最長となった。しかしその分、立候補予定者の出馬に向けた活動の経費もかさむ。多くの陣営では、昨年秋に衆院選が近いと見込んで事務所を一時開設した経緯があり、すでに出費が膨らんでいる。各陣営とも懐具合をにらみながらの活動が続いている。

 県内のある候補予定者の陣営では、昨年秋に元パチンコ店を改装して事務所を開設したが、結局選挙日程は流れ、事務所は2か月ほどで閉鎖した。今月、元自動車修理店を改装して新しい事務所を開設。相場の半値ほどで借りることができたが、陣営関係者は「昨年の事務所は結果的に無駄になったので、余計な出費はできない。人件費を抑えるしかない」と話している。

 昨秋から街宣活動を続ける陣営は、「1年間のガソリン代や、食費、飲料水費がすでに大きな負担になっている」と悲鳴をあげる。別の候補予定者の陣営では、「臨戦態勢が続いたことで、ポスターやちらしの発行回数が増え、余計な経費がかっている」と明かした。電気代節約のため「クーラーでなく扇風機を使ったり、窓を開けてうちわを使うようにしている」と涙ぐましい努力をする陣営も。

 膨らむ活動経費について、立候補予定者の一人は「活動が長い分、資金集めが大変。2、3日は活動を中断して支援者に資金調達のお願いに伺わねば」とこぼす。一方で「期間が短いと回り切れない小さな集落などを回るチャンス」と前向きにとらえる声もあり、各陣営とも懐具合と相談しながらの活動が続く。

(2009年7月29日  読売新聞)

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動画)鹿児島1区・川内博史さんを鳩山代表が応援

2009年07月29日 10時26分15秒 | 第45回衆院選(2009年8月)政権交代
鳩山代表、川内博史のための渾身の応援演説!!at 鹿児島駅前広場

http://www.youtube.com/user/kawauchihiroshi


 民主党ガソリン値下げ隊長の川内博史さん(鹿児島1区)のチャンネルからの共有動画です。

 7月28日夕、鳩山由紀夫代表が鹿児島中央駅前広場で応援しました。

 鹿児島県(1区~5区)は過去4回の小選挙区で、民主党は一勝もしていません。不戦敗も入れれば、0勝20敗という惨たんたる戦績。

 川内さんは連続当選4回はすべて比例復活で、今度こそ小選挙区での勝ち上がりが来されています。

 鹿児島県は他にも民主党公認・推薦候補が勝てる可能性がある選挙区も出てきていますが、まずは県都である鹿児島市での躍進が風を吹かせることになるでしょう。

 対抗馬は自民党の保岡興治元法相。旧・奄美群島区時代から驚くべき激しい選挙戦をしてきた人で、第171通常国会はあまり出て来ないで、徹底的に地元を回っていたようです。一方、川内さんは、予算委員会、安全保障の特別委員会、国土交通委員会(筆頭理事)、総務委員会など様々な国会論戦で活躍しました。

 どこまでも熱い川内隊長の必勝を支えてくださるようお願いします。

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【かんぽの宿】減損会計は「日本郵政公社」に始まり終わる 川内博史さん

「衆院議員働きマンランキング」は民主党・社民党が上位独占(川内さんは第7位)

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母校が決勝戦進出

2009年07月28日 19時42分17秒 | その他
[写真]東京MXテレビジョンから

 私事になりますが、母校・日大二高(日本大学第二高等学校)が第91回・高校野球選手権大会の西東京予選で、準決勝に勝ち、決勝戦に進出しました。昨年破れなかったベスト4の壁をやぶりました。1982年に西東京大会で優勝しているということで、甲子園に行ければ27年ぶりになります。決勝戦進出もおそらく1982年以来だと思います(未確認)。

 決勝はあさって(30日)正午から。

 同級生の谷山君がキャプテンをつとめ年も日大三に敗れ、「兄弟校対決は日大三に軍配」という見出しが躍りました。

 ことしは後輩の「オードリー」が若手芸人として大変な人気だそうで、オードリーのことを聞いてみて「知らない」という人はいません。先輩の民主党参院議員の大島九州男さんは、全国を応援に飛び回り、先日は衆院文部科学委員会で早くも法案の答弁に立つなど、卒業生の活躍が続いています。

 私は昔から巡り合わせがあって、2年11ヶ月(2年半の法定休職含む)の休職後に日本経済新聞社を2005年9月19日に退職しましたが、その1週間前に学生時代から応援していた岡田克也さんが首相になれなかったばかりか大惨敗の責任を取って、民主党代表を辞しています。

 日大三と争うということで、新聞の地域版にはいつも「兄弟校対決」と見出しを取られてしまいますが、闘う相手は日大三ではなく、昨年までの(先輩を含む)自分たちだと思います。

 私もこの灼熱マラソンの長期戦を自分のペースで闘って、きのうまでの自分に克ちたいと思います。
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ご報告)民主党マニフェスト発表会に行ってきました

2009年07月28日 11時36分16秒 | 第45回衆院選(2009年8月)政権交代
 投票日まであと34日です。

 その中で、自分自身どのような役割をすべきかを考えています。昨日、マニフェスト発表会に行ってきましたが、まずはその雰囲気をお伝えするのが、自分がやるべきことだと思います。

 朝刊にはマニフェストの内容があふれています。ありがたいことです。

 総支部には、昨日以前から、マニフェストが欲しいと、事務所に直接取りに来られたり、電話がかかってきているようです。総支部によっては「殺到している」ようです。総支部では、連絡先をうかがって、後で郵送することにしたり、「また取りに来てください」とお願いしているようです。

 新聞を見て、たいへん多くの紙面を割いて頂いて感謝感謝。

 しかし、「木を見て森を見ず」にならないためには、この24ページのマニフェストを入手していただいてごらんいただくしかありません。国民と民主党政権の契約書ですから、紙で印刷された24ページだけが、唯一の“バイブル的な文書”です。

 私はマニフェストを手にして、大変良くできていると思います。私の中での評価は「99点以上」です。かなり読みやすいし、民主党の政策論争がていねいにスッキリと盛り込まれています。

 TVと新聞では伝わらない。それは記者の能力ではなく、メディア特性からしてしかたがないことです。ようやく“物(ブツ)”が総支部に届きます。自民党マニフェストは金曜日に発表されると報じられています。残り1ヶ月ありますから、しっかりと吟味して頂きたいと思います。

 鳩山代表が入場する5分前くらいに、私が座った席にマニフェストが配られました。さっと目を通すと、今までになかった言葉、“新語”がありましたので、それだけ、お伝えします。

 3ページ。

 鳩山政権の政権構想の原則1「官僚丸投げの政治から、政権党が責任を持つ政治家主導の政治へ」。

 「5策」の第1策は100人の政治家について「政府に大臣、副大臣、政務官(以上、政務三役)、大臣補佐官などの国会議員約100人を配置し、政務三役を中心に政治主導で政策を立案、調整、決定する。

 この「政権党」「政務三役」という2つのことばが「新語」でした。まあ、与党のことを「政権党」と呼ぶのは民主党内ではかなり前から慣習化していましたが、やはりマニフェストに具体化されたことで、世間でもTV・新聞でも、今後は「政権党」という言い方になってほしいです。

 第2策の「閣僚委員会」について、これはテーマに関係する大臣だけをメンバーにし、官房長官が束ねて議論をし、その後、閣議に上げるという組織のようです。昨夜の報道で少し誤解があったようです。ですから、事務次官会議を廃止して、それを閣僚委員会に変えるという意味ではありません。詳述は後ほど改めたいと思います。

 あくまでも、私は民主党本部の人間ではありませんから、民主党を支持する第三者として書いています。すべてはマニフェストを入手して、読んでみてください。

 発表会には、鳩山代表、直嶋政調会長、福山政調会長代理、大塚政調副会長、奥山広報委員長、平野役員室長が参加していました。長妻昭・政調会長代理の姿はなかったようです、東京7区での活動を優先したのでしょう。政権交代を実現するためには当然のことだと思います。

 鳩山代表のようす。

 だいぶ緊張しておられたようです。官房副長官経験のある鳩山さんが政権を担った場合のことを考えて、このところ言いしれぬ緊張を持っているということは間違いないと思います。

 質疑応答で、選挙に負けた場合あるいは選挙に勝っても、民主党と国民との契約書である「マニフェスト」を実行できなかった場合の身の処し方についての質問(共同記者、テレ朝記者から)に対する答えのとき、その緊張は最高潮に達していたようでした。このことを何よりもご報告したい。

 

[写真]政権交代できなかった場合や政権交代してもマニフェストを実現できなかった場合に、「政治家としての責任を取ります」と述べた瞬間の鳩山代表のようす=民主党ホームページのインターネット中継からキャプチャー。

 私自身、「鳩山代表を私が、みんなが支えよう」という気持ちになると同時に、政権交代を実現したその先、政治を国民の手に取り戻したその先に、「民主党代表・内閣総理大臣」と国会議員、国民の関係が新しい局面になることを予感しました。

 かなり重いテーマですので、エントリーを改めて、“感想文”を書きます。
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【オピニオン・リーダー】茨城県医師会の原中先生、医療界専門誌に「私が民主党を支持する理由」を発信

2009年07月27日 11時54分55秒 | 第45回衆院選(2009年8月)政権交代

[写真]参考人として参議院で意見を述べる茨城県医師会長の原中勝征先生

 「民主党が怖い」という人がいます。これは「変化が怖い」ということのようです。例えば今安定した環境で子育てをしていらっしゃる人などが「変化が怖い」と感じるのは当然だと思います。

 民主党は11年間野党一筋の未熟な政党です。その“変化に対する怖さ”を和らげてくれるのは、稲盛さんであり、榊原さんであり、そして地域に必ずいる“ご隠居”をはじめとするオピニオン・リーダーです。

 茨城県医師会長原中勝征先生がその一人であることは言うまでもありません。6月26日の記者会見で岡田克也幹事長、衆院厚生労働委員会の経験が長く、奥さんも医者ですが、原中先生について「非常に立派な方で学者としても実績があり、医師としても実績のある方です」と言うので、国会図書館の文献データベース(NDL-OPAC)を調べてみました。

 著作物の文献データベースでは、

 原中先生は「TNF : 腫瘍壊死因子」という本を1984年に日本医事新報社出版局 という所から、「TNF(腫瘍壊死因子)の基礎研究および臨床応用への研究」という報告書を国から研究費補助を受けた成果の報告書として作り、国会図書館に収められているようです。

 まあなんだか分かりませんが(^^;)、“偉い人”です。

 雑誌文献のデータベースを見たら、驚きました。

 医薬経済社発行の「医薬経済2008年10月15日号」には「民主党を支持する理由--茨城県医師連盟委員長・原中勝征」という記事が4ページにわたって掲載されています。

 また、「日本医療企画」社の「フェイズ・スリー2008年12月号」には「TOP対談・経営談義・第4回」として、ネクスト厚労相だった山田正彦さんと、「現行の医療政策に“NO!”政治主導で“あるべき医療”をめざす」と4ページ。

 今年になってから、医学通信社発行の「月刊保険診療2009年2月号」には6ページにわたり、「あくまで我々は患者サイドに立つ」と寄稿されています。

 こうやって学者であると同時に医療再生の先頭に立つ原中先生は仲間たちの専門誌にも政権交代と民主党をすすめてくれていたのです。まさに川上で流れを作ってくれていたのが原中先生ということになります。

 当ブログの方にも5月に茨城県民の方から次のようなコメントをいただきました。

(当ブログ内コメント欄から引用はじめ)

 茨城県民です。よくぞ書いて下さいました。小生茨城県の政治状況に絶望を抱いており、県医師会が昨年日本医師会に叛いて、県内全選挙区で民主党候補の推薦を決めたときには、気持ちの中で喝采を叫んでおりました。超がつくような自民党支配の風土の中で、原中医師会長の英断は、勇気をもらったような気分にもさせてもらいました。(後略)

(引用おわり)


 それぞれの地域、業界、社会のオピニオン・リーダーは、足もとの仲間にメッセージを発信して、「政権交代へ一歩踏み出す勇気」を後押ししてくださるようお願いしたいと思います。

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参考資料)浅尾慶一郎さんの記者会見原稿全文

2009年07月27日 10時12分09秒 | 第45回衆院選(2009年8月)政権交代
 浅尾慶一郎さんが7月27日付でメルマガ「あさお慶一郎国政レポート  2009年7月27日-夢を持てる社会を創ろう-」を発行しましたので、参考までに転載します。
http://www.asao.net/
(過去のメールマガジンも読めます)とのことです。

 一つ申し添えれば、浅尾さんは仮に当選したら首相指名選挙で「鳩山由紀夫」さんに投票することを明言しています。神奈川4区で浅尾さんが無所属で当選し、民主党公認の長島一由候補が南関東ブロックで比例復活当選すると、定数1で「鳩山」で2つとれるという離れ業になります。神奈川4区(横浜市栄区、鎌倉市、逗子市、三浦郡葉山町)の主権者は難しい選択を迫られますが、イイクニ作ろう、800年前には政権があった地の誇りある住民の選択が注目されます。これを考えると現行の選挙制度にはデモクラシーを歪めかねない部分があるのは事実。しかし“試合開始5分前”である今、ルールを変えたら、それこそデモクラシーが歪みます。

 まあ難しいですね。民主党への関心が高まるのはうれしいです。マスコミやネットに関係なく、まずは自分が一票を持つ選挙区に関心を寄せるのが第一です。

(全文引用はじめ)

24日に行いました衆議院選挙出馬の会見の際の原稿です。

13年前に衆議院選挙に初挑戦した時から、私が政治家を志した最大の目標は、
「誰にでも何度でもチャンスのある社会を創る」ことにありました。この思いを
当選後もずっと形にしようと努力して参りました。その実現の為に様々な政策立
案に取り組んできました。

現状は残念ながら、格差社会の進行や社会保障に対する不安から夢を持つことを
諦め、チャンスに挑むことを敬遠する風潮が社会に拡がっています。夢を持って
いないという若い人に何故と聞くと努力しても結果として報われないからという
答えが返ってきます。努力すること、挑戦することを諦める風潮が拡がっている
様に感じておりました。

私に対しては神奈川4区(横浜市栄区、鎌倉市、逗子市、葉山町)の有権者から
長年地元を代表する衆議院議員になって欲しいという要請があり、私もそうした
声に応えようと努力してきた経緯もあります。しかし、民主党に対して大変な追
い風が吹いている中で敢えて、民主党から一旦出て衆議院選挙に挑戦することに
は私自身も躊躇致しました。しかしながら、有権者の皆様と共に築いてきた夢の
実現を今諦めては、若い人に夢を持とうと呼びかける資格を自分が失うのではと
思うに至りました。たとえ困難な道のりであっても、挑戦し続ける姿を見せるこ
とで、「誰にでも何度でもチャンスのある社会を創る」との目標を掲げることが
出来ると思っております。自分の姿勢を通して夢の実現が出来る社会のあり様を
示したいと思うに至りました。

同時に私が政治活動を始めて14年、常に私の活動を支えて頂いた横浜市栄区、
鎌倉市、逗子市、葉山町というこの地域に対する強い愛着があり、この地域を代
表する政治家となり、この地域の為に働きたいという強い想いを今度こそ実現し
たいと思いました。

もちろん、政治家として政権交代の先の社会の提示も責務です。政権交代はあく
までも手段であることを考えれば、政権交代後に国民が安心出来る社会の実現を
量る為には、他党にいる良識のある方々にも呼びかけて新たな政治集団を形成し、
現実的な形での政局の安定を図ることが必須です。その為に重要なことは、経済
の成長戦略をはっきりと示すこと、そして安全保障政策の現実化です。戦後最悪
の経済状況が続く中で、あと十年すると71歳の方が日本の中で最も人口の多い年
齢となります。今後増加する社会保障費用負担を考えても、今最も必要な政策は
経済の成長戦略です。成長戦略を語る上で最も重要なことは夢の実現に向かって
リスクを取る姿勢を社会の中で許容することです。同時にすべてが否定されてい
る様に見える構造改革路線についても、必要な改革は政権交代後も更に推進させ
る体制を作る必要があります。

近来、私が従事して参りました安全・保障政策は政権獲得を目前にしてより現実
的な方向に民主党の政策も変えて参りましたが、これを更に加速させる必要があ
ります。今、まさに追い風の民主党から敢えて飛び出す勇気を示すことで、他党
からも民主党政権と協調しようと良識のある方々が飛び出てくればと思いますし、
そのことで安全保障を始め現実的な政策に新政権を導く勢力を構築出来れば、私
の行動に全国民的な意義も与えることが出来るのではと考えております。

参議院議員
浅尾慶一郎

(全文引用おわり)
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