宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

【動画】鳩山代表「叫ぶ男」の妨害に全く動揺せず 主権者が守り抜こう 埼玉8区・所沢駅前

2009年07月23日 21時38分46秒 | 第45回衆院選(2009年8月)政権交代

 鳩山由紀夫代表は23日午後1時、埼玉8区の所沢駅前で「解散後の第一声」を挙げ、小野塚勝俊(まさとし)候補予定者を押し上げてほしいとお願いしました。

 演説の冒頭、聴衆から大きな拍手を浴びた直後、男が拡声器を使って何かを叫びました。鳩山演説の妨害のようでした。ひとりの警察官が「ダメダメ」と言いながら駆けつける様子を私も見ました。私の場所からは男の姿は確認できませんでした。私の周りの聴衆からは「何?何?」ととまどいが広がり、拍手やかけ声は静まりました。

鳩山代表「何か叫ぶ男」に全く動揺せず 国民が守り抜こう 埼玉8区・所沢駅前

 鳩山代表は全く動じず演説を続けました。映像をよく見ると、小野塚さんは画面右側にいる男をにらみつけ、目で制しているようにみえます。日やけした小野塚さんに逞しさ(たくましさ)を感じました。

 鳩山代表は、「37歳のこの若い男が勇気を持って所沢のみなさんと一緒に日本の大掃除をやろう、がんばって今日まで闘ってくれたことに心から感謝している」「みなさんが歴史を作る」と政権交代への協力を呼びかけ、やがて拍手と歓声が戻ってきました。

 埼玉県警察本部によると、この件は所沢警察署が「事案」として把握しているが、逮捕などの「事件」にはなっていないということでした。

 15分間の演説後は、駅前の聴衆に分け入り、もみくちゃになりました。

 

[写真]所沢駅前でモミクチャになりながら笑顔の国民と握手する鳩山代表(左端)

 あと39日(きょうと投票日を含む)、いろいろな妨害があります。正直、総支部長たちは言いようのないストレスが相当たまっているように私には感じられます。

 主権者である私たちが守り抜けば

何も恐れることなどありません(^o^)


[ご連絡]なお、これに先立ち、きょうからYouTubeの方のサイトのコメント欄も閉じました。別段この件とは関係なく、何らかの妨害を未然に防ぐための危機管理です。

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【動画】鳩山代表からの公認証授与式「新人・元職」

2009年07月23日 17時10分32秒 | 第45回衆院選(2009年8月)政権交代
 民主党公認証授与式の第2部「新人・元職」の映像です。

 午後1時5分過ぎに解散、午後1時半から第1部「前職」編でした。公認証渡しはわずか16分で終了し、東京駅、羽田空港に向かうなど、当選歴のある人たちのテキパキさには感心というより、あ然としました。

 午後2時半からは新人・元職が参集。落ち着かないようすの日やけした総支部長や、代理人(親族)が鳩山代表の話を聞きました。この後、赤松選対委員長が名前を読み上げ、順々に鳩山代表から公認証をもらい、小沢、菅、輿石各代表代行、岡田幹事長の5人と握手しました。

 このため、赤松選対委員長の読み上げている名前と鳩山代表が公認証を渡している人物は一致しないし、候補者の親族である場合もあることをご了解のうえ、ごらんください。

公認証授与式「新人・元職」前半 東日本編(北海道~長野)
http://www.youtube.com/watch?v=3swDzZ7Zi2M

公認証授与式「新人・元職」後半 東海・西日本編(岐阜~沖縄)
http://www.youtube.com/watch?v=lv4eQ0qUJFY
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【きょうの朝刊から】一票の価値は「320万円」東京新聞など

2009年07月23日 08時29分19秒 | 第45回衆院選(2009年8月)政権交代
 おはようございます。

 東京で朝を迎えたときは、その日の新聞で気付いたことをかいつまんでまとめていこうと思います。早朝から、クソ暑い中、外に出る総支部長やスタッフの負担を少しでも軽減できればうれしいです。

 けさは、東京新聞1面の衆院選企画、日経の世論調査、朝日の立候補者一覧情勢分析をピックアップします。

【東京新聞・1票の価値は「クルマ1台買う気持ちで」】


 

 「日本の選択点・衆院選問われるもの」という連載企画の(上)が1面トップ。

 衆院選の1票にはいくらの価値があるか?という投げかけから連載が始まります。
 慶応大学の曽根泰教(やすのり)教授は「ハイブリッド車1台分ぐらいの価値」。つまり320万円くらいになります。

 1人の日本の予算を80兆円として、衆院の任期満了4年間で320兆円。これを有権者1億人で割ると、1人あたり320万円になるという計算です。その通りですね。

 東京新聞は「3年か、4年に1度、約300万円の買い物というと、確かに自動車を買い替えるかどうかのときの判断に近い。パンフレットを見比べ、A社のクルマか、B社のクルマか、と悩むのと同じぐらいの熟慮が有権者に必要だ」としています。分かりやすいね!


【日経新聞 世論調査 民主支持層が固まる】

 

 日経は1~3面に日経・テレ東共同の緊急世論調査を載せました。クソ暑い戦いの中なので、細かいことはいいませんが、統計としては安上がりですから、話半分に読んだ方がいいでしょう。

 とはいえ、

 支持政党別に「次期衆院選比例代表はどの党に投票しますか?」という調査で、
 民主党支持層→「民主党に投票する」が79%→86% にアップ
 自民党支持層→「自民党に投票する」が77%→72% にダウン

 しています。前回調査は2週間前でした。日経は記事で、「民主党の支持固めが進んだ」としています。政党支持率、無党派層の投票先の数字も載っています。クソ暑いし、統計として安上がりですから、いちいち書きませんが、やはり私の思ったとおり、現時点で民主党を支持している人をしっかり固める選挙をすれば、勝てる(小選挙区の過半数を獲れる)し、各総支部長にとっても今後の財産になると思います。


【朝日新聞「立候補予定者と情勢(下)」】

 情勢分析は手元にある朝日新聞・東京本社版ではきのう(22日)付に「(上)東日本編」、きょう(23日)付で、「(下)東海・西日本編」が載りました。


 

 私はもちろん300選挙区を見渡していますが、友人が取り上げられていればうれしいもの。朝日・東京本社版17面「公明、4議席死守へ全力」という主見出しの大阪府全19選挙区の情勢。合計80人の立候補予定者一覧のあと、最初に出てきた名前が森山浩行さん。

(引用はじめ)

 民主の勢いを象徴するのが16区の森山。終日駅頭に立つこともあり、精力的な活動を展開している。公明北側は支持母体の創価学会から、これまでにない応援を受ける。経済界や町内会にも支持を呼び掛け、票固めに懸命だ。民主は追い風を生かし、3、5、6区でも“常勝関西”を自任する公明前職と競り合う」

(引用おわり)

 よっしゃ、気合い入れて、引き締めていきましょう。

   

[写真]大阪府堺市の南海電車「百舌鳥八幡」駅前で「早朝配布」をする森山浩行さん=6月29日午前8時過ぎ。

 これは6月29日午前8時過ぎの「百舌鳥八幡」駅での「早朝配布」もようす。プレス民主号外を配布。マイクを使わず、地声で「元気モリモリ民主党の森山浩行です」と言っています。政策演説は全くしません。できますが、しません。両手に合計6枚を常に持つ手法は、私はかつて見たことがなく面食らいましたが、森山さんは、都市部で乗降客が頻繁な地域での活動のなかで、すこしずつ工夫してきたそうです。写真には載っていませんが、民主党ののぼりは2本立てています。森山さんは駅まで電動自転車で来て、スタッフ一人が事務所から街宣車を運んできて合流。この駅前は片道1車線のいわゆる「開かずの踏み切り」ですから、のぼりを降ろした街宣車は、駅前からは見えないパーキングに行って停まっていました。この日はあくまでも街宣車は運搬車でした。

 両院議員総会で岡田幹事長は「マニフェストは7月のしかるべきときに鳩山代表から発表するので、それまでは民主党の主要政策のポイント解説を自信を持って活用してください」とのことでした。

 おそらく、しっかり名前を浸透させれば大丈夫!とメッセージでしょう。
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