宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

思い出の事務総長・駒崎義弘さんが9日の衆院本会議で勇退 5年8ヶ月

2009年07月08日 22時43分51秒 | 第171通常会(2009年1月~)自民党追い込まれ
[写真]第171常会で平成21年度総予算の投票結果を読み上げる駒崎義弘・衆議院事務総長=2009年2月27日(衆院TVからキャプチャ)

 駒崎義弘・衆院事務総長が、9日の本会議中に勇退することが分かりました。駒崎さんは2003年11月に事務総長になり、郵政政局を経験。2005年9月の第44回総選挙で自公が3分の2を握るという歴史的大混乱に陥っても、事務総長として衆議院の安定に貢献しました。

 2007年、参院で「逆転の夏」が起こると、衆議院にも民主党提出の法案が増えました。

 ごらんのように、民主党議員の法案(衆法)提出ラッシュにも、嫌な顔一つせずに、淡々と法案を受け取りました。逆転の夏から決着の夏に向かう、まさに憲政の名場面で、歴史の証人となりました。
   

[写真]責任政党である民主党らの議員から、次々と法案を受け取る駒崎義弘・衆議院事務総長(写真すべて右端)

 9月10日までにある解散(ないし任期満了)により、議長も引退しますが、それよりも一歩早く、まるで改まった別れの言葉をさけるように黒子役が5年8ヶ月温めた事務総長席を降ります。お疲れ様でした。

 後任の事務総長には、鬼塚誠(おにか・まこと)事務次長が9日の本会議で承認される見通しで、そのまま事務総長席に座ります。
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