宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

自民党最大派閥会長が1日20000歩 暑さ知らず

2009年07月20日 10時05分24秒 | 第45回衆院選(2009年8月)政権交代
 いよいよあすは解散です。午後1時から午後2時までNHK総合、衛星第一、ラジオ第一で中継があります。

 余裕がある方は必ずリアルタイムでごらんになった方がいいと思います。

 きのうは大変な蒸し暑さでした。その割りにゆっくり眠れたので、けさは久しぶりに散歩を楽しみました。血液の循環が良くなりますから、暑さ(気温差)にも強くなると思います。これを習慣づけて、残り42日間を完走します。

 食が細って夏バテしやすい方におすすめなのは、漬け物丼です。どんぶり飯の上に漬け物をちょこっと載せて食べます。漬け物の塩分にひかれて、箸が進みます。どんぶりにご飯を入れると、目の錯覚で、多い量のご飯(炭水化物)を吸収することができます。

 自民党最大派閥の町村会長が1日400軒の戸別訪問をしていて、2万歩歩いている、と読売3面に載っていました。「町村です。後援会に入っていただけませんか」と言って訪問しているようです。個人宅の少人数のミニ集会「お茶の間懇談会」も頻繁にやっているようです。町村さんはラグビーをやっていましたが、意外と脚が細いです。とはいえ、継続は力なり、1日20000回両脚を交差させると、それが習慣になり、夏バテせずに完走できるのでしょう。北海道5区には民主党から小林千代美さんが立候補する予定です。

 読売3面には長崎2区の福田衣里子さんも載っていますよ。現職は自民党の久間元防衛大臣。

 自民党第2派閥会長の津島元厚生大臣が青森1区の立候補を断念しました。この選挙区は民主党現職・横山北斗(よこやま・ほくと)さんが昨年10月の民主党調査で11・1~12・0%リード、自民党調査で8・9%リードしていました。3月の雑誌「タイム」がに「現存する“もっとも自民党的な政治家”である小沢一郎が自民党政治を終わらせようとしている」ことを「小沢のパラドックス(逆説)」と名付けていました。青森1区では「小沢一郎政治塾」出身で小沢一番弟子である横山北斗さんが、かつて小沢さんが所属した派閥の会長を前哨戦で寄り切ったことになり、まさに小沢のパラドックスが起きた感じがします。ただし、8・9%~12・0%リードというのは、「横山VS津島」の対決構図での調査です。公示(立候補届出)は8月18日とはるか先なのですから、それまでに自民党が青森1区にすごい候補、たとえば長嶋シゲオとか、そういう人を立てたら、横山さんがうっちゃり負けをくらう可能性もあります。この状態で8月30日まで緊張を持続しなければいけない横山陣営は大変です。
参考)
http://blog.goo.ne.jp/kokkai-blog/e/6e08a7a5691aaa3f328ff81ab187960c#comment-list

http://blog.goo.ne.jp/kokkai-blog/e/8e3ea262ff5e7d83147e28b61f9ab64b

 日経新聞2面に次のような記事がありました。
(抜粋引用はじめ)
 鳩山氏は最近の遊説で、緊張と高揚感を隠さない。
 「最近、表情が硬いですね。もっと笑ってください」。今月、民主党本部で鳩山氏と面会した連合幹部はこんな助言をした。鳩山氏は「いや、笑っているんですけどね」と苦笑い。連合幹部は「次期首相候補としての重圧が影響しているのではないか」と、鳩山氏の表情の変化について話す。
(抜粋引用おわり)

 昨日の津島会長は満面の笑みで緊張感から解き放たれた開放感にあふれていました。この引退劇が、青森1区及び全300選挙区に与える影響は現時点では不明。選挙区外の人間からすれば、「8月30日に決着を見たかった」という無念はあります。

 ここ数日「選挙情勢」というキーワード検索での当ブログへの来訪が激増しています。情勢とは主権者が作り出すものですから、情勢はあなたの心の中にあります…と言いたいところですが、やはり気になるよね(^^;)

 全体の議席数ですが、現時点で民主党が200~215議席、自民党が160~190議席で公明党と足して205~220議席ぐらいとみるのが妥当な気もします。

 ところで「早ければ解散日にも発表される」という一部報道がある東京12区の民主党候補者ですが、擁立が遅れる可能性が高まっているようです。全国の民主党員・サポーターにお願いしたいのは、東京12区に関して、あまり関心を引っ張らないようにしていただいた方が「政党としての危機管理」としては良さそうな気配です。まずは「自分の選挙区」です。気持ちは分かりますが、まずは足元からしっかり確実に8月30日へ前進しましょう。

逆風自民、大物もドブ板…いざ衆院選(1)(読売新聞) - goo ニュース

 「町村です。後援会に入っていただけませんか」

 自民党の最大派閥、町村派の会長を務める町村信孝(64)は玄関先で深々と頭を下げた。

 首相候補にも名前が挙がり始めた町村だが、福田内閣退陣で官房長官を辞めた昨年秋からは、地元の北海道5区で「どぶ板」の活動に力を入れている。麻生内閣の支持率の低下に連れ、活動にも熱がこもってきた。土日はほぼ地元に戻り、1日400軒を目標に、町内会長らの案内で住宅街を回り続ける。町村の携帯電話に内蔵された歩数計の数字は連日、2万歩を超える。

 19日は札幌市のベッドタウンの江別市と北広島市で、雨の降りしきる住宅街を回った。「お茶の間懇談会」と名付けて個人宅に少人数の住民を集め、ひざ詰めで政策を語り続けた。(後略)

NIKKEI NET(日経ネット):政治ニュース-政策、国会など政治関連から行政ニュースまで

民主・鳩山氏、遊説に奔走 「政権を」緊張と高揚

 民主党の鳩山由紀夫代表は衆院選の候補者を応援するため、全国を奔走している。18日には香川、徳島両県、19日には沖縄県に入り、20日には神奈川県の新人候補者の応援などに回る。自民党内からも批判を浴びて苦しむ麻生太郎首相を意識し「党首力の勝負を求めたい」と訴えている。

 「政権交代を求めるのか、求めないのか。わかりやすい選択の選挙が目の前にある」。鳩山氏は最近の遊説で、緊張と高揚感を隠さない。「最近、表情が硬いですね。もっと笑ってください」。今月、民主党本部で鳩山氏と面会した連合幹部はこんな助言をした。鳩山氏は「いや、笑ってるんですけどね」と苦笑い。連合幹部は「次期首相候補としての重圧が影響しているのではないか」と、鳩山氏の表情の変化について話す。(09:11)



町村信孝 津島雄二

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