[写真]元蔵相で元首相の羽田孜さんと筆者、今から12年前の2012年11月16日、衆議院第一議員会館内で。
私は意外と頭が悪くて、自分の考えを言葉で伝えられないのですが、政権交代ある政治が必要だということを30年来言ってきました。その例としては自民党税調のようなしくみがよくないということなんですが、インテリのように伝えられず、反知性主義者となり、言葉の力でなくお金の力で表現の自由をしています。
能登の予算付けにめどができましたが、自民党税調にもようやく国民の光があたり、解体への道にめどがつきました。
【参議院予算委員会 きょう令和6年2024年12月13日(金)】
「補正予算案」(衆議院修正)は、高木啓衆議院議員が自公が発議し立憲が賛成に回った修正議決部分を説明して、審議が始まりました。基本的質疑1日目。
立憲の石垣のりこさんは、自民党税調と租税特別措置を取り上げました。
公明党の横山財務副大臣は「新設、延長を含め毎年度の税制改正の内容は税制改正要望を踏まえ与党におけるご議論、政府部内での議論有識者のご議論など幅広い議論を経て、最終的には与党において与党税制改正大綱として取りまとめられ、その内容について政府でも閣議決定を行うというプロセスで決められると思います」と述べました。そこで石垣さんが自民党が企業献金を受けて、11月に実質自民党税調が決めているのではないかとさしむけました。
石破茂首相は「それぞれの業界とか企業の経営に大きな影響を与えるが、うちの会社は困るんで、という立論なんかしたら絶対自民党税調は通りません。これがなぜ公の利益に通るかなうものなのかという立証がちゃんとできなくて通った租特の例を私は見たことがありません」としました。第1次石破首相の衆院選惨敗で、宮澤洋一会長が議員会館内共用会議室に引っ張り出されていますが、石破さんは「見学に来てくださいとは申しませんがなかなかすごいところでございます」と自民党税調の総会や、石破さんが属したことがない小委員会(インナー)の実態をうかがわせる答弁をしました。
自民党は白坂亜紀さんが質問しました。きょねん4月の大分補選は与野党一騎打ちで、得票率50・04%で当選しました。後で驚いたのですが、欠員の原因となった旧民主党の大分市長が無投票当選したので、残り1週間は大分市内で選挙カーを回さず、選挙があることを周知せず、低投票率で自公の白坂さんが当選したという選挙戦術だったようです。参院選は17日間で、市長選は(政令市は9日間だが一般市は県庁所在市でも)7日間です。白坂陣営は必死だからよいのですが、自公はいつか痛い目にあうのは見えていました。
白坂さんは「地方創生2.0はどういう意味か」「女性を多く雇用した地方の企業の法人税を減免できないか」「九州ではいまだに長男の嫁という言葉が使われている」と語り、伊東良孝地方創生相は「経済政策だけでなく社会政策の面もある」「東京一極集中が続いている」などと答弁しました。
森屋宏さんは岸田文雄首相の官房副長官として国連総会に随行し、民主主義が普遍的な価値観でないことに気づいて驚愕したエピソードを明かしました。
【衆議院政治改革に関する特別委員会】
小泉進次郎さんが筆頭理事、答弁者、質疑者を兼ねましたが、立体的な議論は混乱気味でした。維新の政調会長も歴史がまったく分かっていませんでした。
「政策活動費の渡し切り」というそもそも存在しない言葉を使うから混乱しているとの複数の指摘に、先の通常国会の改正政治資金規正法には入っているとの説明もありました。最終的には、政党本部がDV被害者ヒアリングでの謝金などをマスキングする立法になりそうです。
議案は、「216衆法2号」及び「216衆法6号乃至13号」の合計9法案です。次回は、週明け月曜日(12/16)の午後1時から再開することになりました。
【衆議院憲法審査会幹事会】
来週木曜日(12/19)に開き、各会派の意見表明をすることを決めました。
【衆議院政治倫理審査会幹事会】
自民党の裏金議員の弁明を「年内にやりたい終えたい」ということが、自民党内の衆参幹部で共有されています。
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私は意外と頭が悪くて、自分の考えを言葉で伝えられないのですが、政権交代ある政治が必要だということを30年来言ってきました。その例としては自民党税調のようなしくみがよくないということなんですが、インテリのように伝えられず、反知性主義者となり、言葉の力でなくお金の力で表現の自由をしています。
能登の予算付けにめどができましたが、自民党税調にもようやく国民の光があたり、解体への道にめどがつきました。
【参議院予算委員会 きょう令和6年2024年12月13日(金)】
「補正予算案」(衆議院修正)は、高木啓衆議院議員が自公が発議し立憲が賛成に回った修正議決部分を説明して、審議が始まりました。基本的質疑1日目。
立憲の石垣のりこさんは、自民党税調と租税特別措置を取り上げました。
公明党の横山財務副大臣は「新設、延長を含め毎年度の税制改正の内容は税制改正要望を踏まえ与党におけるご議論、政府部内での議論有識者のご議論など幅広い議論を経て、最終的には与党において与党税制改正大綱として取りまとめられ、その内容について政府でも閣議決定を行うというプロセスで決められると思います」と述べました。そこで石垣さんが自民党が企業献金を受けて、11月に実質自民党税調が決めているのではないかとさしむけました。
石破茂首相は「それぞれの業界とか企業の経営に大きな影響を与えるが、うちの会社は困るんで、という立論なんかしたら絶対自民党税調は通りません。これがなぜ公の利益に通るかなうものなのかという立証がちゃんとできなくて通った租特の例を私は見たことがありません」としました。第1次石破首相の衆院選惨敗で、宮澤洋一会長が議員会館内共用会議室に引っ張り出されていますが、石破さんは「見学に来てくださいとは申しませんがなかなかすごいところでございます」と自民党税調の総会や、石破さんが属したことがない小委員会(インナー)の実態をうかがわせる答弁をしました。
自民党は白坂亜紀さんが質問しました。きょねん4月の大分補選は与野党一騎打ちで、得票率50・04%で当選しました。後で驚いたのですが、欠員の原因となった旧民主党の大分市長が無投票当選したので、残り1週間は大分市内で選挙カーを回さず、選挙があることを周知せず、低投票率で自公の白坂さんが当選したという選挙戦術だったようです。参院選は17日間で、市長選は(政令市は9日間だが一般市は県庁所在市でも)7日間です。白坂陣営は必死だからよいのですが、自公はいつか痛い目にあうのは見えていました。
白坂さんは「地方創生2.0はどういう意味か」「女性を多く雇用した地方の企業の法人税を減免できないか」「九州ではいまだに長男の嫁という言葉が使われている」と語り、伊東良孝地方創生相は「経済政策だけでなく社会政策の面もある」「東京一極集中が続いている」などと答弁しました。
森屋宏さんは岸田文雄首相の官房副長官として国連総会に随行し、民主主義が普遍的な価値観でないことに気づいて驚愕したエピソードを明かしました。
【衆議院政治改革に関する特別委員会】
小泉進次郎さんが筆頭理事、答弁者、質疑者を兼ねましたが、立体的な議論は混乱気味でした。維新の政調会長も歴史がまったく分かっていませんでした。
「政策活動費の渡し切り」というそもそも存在しない言葉を使うから混乱しているとの複数の指摘に、先の通常国会の改正政治資金規正法には入っているとの説明もありました。最終的には、政党本部がDV被害者ヒアリングでの謝金などをマスキングする立法になりそうです。
議案は、「216衆法2号」及び「216衆法6号乃至13号」の合計9法案です。次回は、週明け月曜日(12/16)の午後1時から再開することになりました。
【衆議院憲法審査会幹事会】
来週木曜日(12/19)に開き、各会派の意見表明をすることを決めました。
【衆議院政治倫理審査会幹事会】
自民党の裏金議員の弁明を「年内にやりたい終えたい」ということが、自民党内の衆参幹部で共有されています。
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