東京12区の民主党予定候補に参院議員の青木愛さんが決まったということで、さっそく地域の友人に電話しました。私は東京12区内で生まれ育ちましたが、小学校を卒業してからは、朝起きたら区外に通学・通勤し、夕~深夜に区内に帰る生活が続きましたから、あまり地域社会とのつながりはありません。地域の友人はほとんど小学校の同級生に限られます。
公職選挙法上、8月18日午前8時過ぎの立候補届出の前に「投票の依頼」はできませんから(事前運動)、「ここの選挙区は民主党の候補(予定)者が今までいなかったんだけど、やっと決まって、青木愛さんという人だよ」と電話しました。
友人からどういう人なの?と聞かれたので、説明すると、「やっぱりそうなんだ!『トゥナイト』に出ていた青木愛だよね。そうじゃないかと思ってたんだ」ということになりました。私は実は、青木さんが芸能活動をしていた時代を知らないのですが、けっこう知られているんですね。逆に友人は青木さんが衆院議員・参院議員をしていたことは知らず、説明すると、「残り4年も任期があるのに、(参院を)やめるなんてすごいよね。議員の仕事やるんなら、参議院だもんね」と感心していました。
友人からは「もちろん投●するよ?その話でしょ?」と言われましたが、ここは公選法の関係があるので、「ありがとう、応援してね」と言いました。
また「公明党は(国も都も区も)与党が長くなり過ぎた。あの人たち、変わってしまったのハッキリしているよね」、「政権交代は一度しないといけないし、その流れだと思うよ」と話し合いました。友人は「(中選挙区時代に政権政党で連続当選していた)Hの後援会も公明党をやらないと言っている人が多いよ」と教えてくれました。
僕からは「青木さんは同じ昭和40年代生まれだから話しやすいんじゃないか」と話すと、友人からは私たちの地域に遊説などに来た時には、「時間があるときなら行くし、紹介してね」と言われました。
あとは世間話と「暑いね」という話をしました。
東京のローカルUHF局の「東京MX」のニュースから共有動画
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それと、公示後~投票日に期日前投票ないしは当日投票に行ってくれたかの確認をしないといけないし、8月30日夜ないし8月31日には、お礼かお詫びの電話をしないといけないので、声をかけた友人の名前を控えておかないといけないので、メモに書いておくことにしました。
[写真]左から岡田幹事長、宮崎岳志群馬1区候補予定者、右端は小寺・前群馬県知事=23日群馬県前橋市、朝日新聞から。
25日付。
①読売1面トップ
見出しは「民主、減反選択制へ 参加農家に所得補償」。
②朝日1面ワキ
見出しは、「鳩山代表、政権移行急ぐ構え」。
書き出しはそれぞれ
①「民主党は24日、政権を獲得した場合(略)導入する方針を固めた」。
②「民主党の鳩山代表は、8月30日投開票の総選挙の結果、自らの首相就任が確実になれば、9月半ばまでに新政権発足をめざす意向を固めた」。
「(仮に)政権を獲得した場合」「総選挙の結果(仮に)確実になれば」という前提の記事が堂々と1面に載る流れになってきました。前代未聞です。
記事になる“ネタの面白さ”は国会議員の国会での審議・政調会での議論の成果、それが1面に出る「決定力」は新人の日常活動の成果だと思います。
鳩山由紀夫代表は週明けの月曜日7月27日正午にマニフェストを発表する予定です。全候補予定者に「主要政策のポイント解説」が16日付で、「次の内閣ネクスト官房」という、なんとも謎めいた名称の組織から配布されています。これには14本の政策が載っていますから、公示前日まで21日間、3日2本ずつ五月雨式に各紙で話題になりそうです。記者の判断、他紙の動向、自民党からの批判などで記事化のタイミングは流動的になります。どのタイミングでどの政策が話題になるか楽しみです!
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朝日新聞群馬板によると、岡田克也幹事長と宮崎岳志群馬1区総支部長が23日、群馬県の小寺弘之前知事に応援を要請し、前向きな答えをもらったと載っています。小寺さんは町議2期・県議4期のベテラン地方議員が知事選では異例の自民党公認で挑まれ、5選を逃しています。小寺さんは「群馬の民主は分裂している印象を受ける。しっかり一致団結して戦ってもらいたい」と釘をさしたうえで、政治姿勢に共感を持つ岡田氏の来訪により、会談終了直前には、互いの直接の連絡先を交換し合ったようだ、と報じられています。ただ、宮崎岳志さんに何が何でも小選挙区を勝ってほしい心情から言いますが、宮崎岳志さんはオピニオン・リーダーの支持を取り付けることに注力していますが、自分の名前をひたすらひたすら宣伝することも大事だと思います。
朝日新聞8面(国際面)では、オバマ大統領が指名した駐日米大使内定者を上院が承諾するかどうかの公聴会のもようが報じられています。新聞で興味を持ち、インターネットでこの公聴会を視聴しました。上院議員は自民党を「LDP(エル・ディー・ピー)、民主党を「DPJ(ディー・ピー・ジェイ)」と呼んでいましたが、呼び方がたどたどしくて、あまり日本政治のことを知らないように感じられました。上院議員の下には膨大なスタッフがいて、様々な情報を取捨選択した上での上院議員のヒトコトです。基本的には大使内定者も上院議員も「選挙の結果は分からないけどなあ・・・」という前提で話していました。ですから、自民党と民主党の対米外交に関して議論があったわけではありません。選挙結果を決めるのは私たち日本の主権者ですから。それは当然です。
公聴会のを見て感じたのは、大使候補が後ろに控えた妻をはじめとする家族の紹介から始めたのは、アメリカらしいな。一人の人間は弱いという当たり前の現実を当然のこととして認めて、家族の支えを強調するのが、アメリカの強さ(グレートさ)の源泉だといつも感じます。
asahi.com:岡田幹事長 小寺前知事に民主支援要請-マイタウン群馬
岡田幹事長 小寺前知事に民主支援要請
2009年07月24日
民主党の岡田克也幹事長(左)らと会談する小寺弘之前知事(右)=前橋市表町2丁目
民主党の岡田克也幹事長が23日、小寺弘之前知事と前橋市内で会談し、総選挙で民主党を支援するよう要請した。小寺氏は会談後、記者団に対し「心情的には(民主を)応援している」と話した。小寺氏が「民主支持」の考えを示したことで、07年の知事選で小寺氏を支持した保守層が民主支持に流れる可能性が出てきた。
岡田幹事長は1、3区から民主公認で立候補する新顔の街頭演説に駆けつけるため、群馬入り。午前10時半すぎ、1区の宮崎岳志氏(39)らとともに小寺氏と会った。
同席した宮崎氏が「健全な民主主義の実現のため、力をお借りしたい」と支援を要請。その後、約15分、非公開で会談が続いた。
関係者によると、小寺氏は会談で「群馬の民主は分裂している印象を受ける。しっかり一致団結して戦ってもらいたい」と話したという。政治姿勢に共感を持つ岡田氏の来訪により、小寺氏は民主支持を内諾したとみられ、「会談終了直前には、互いの直接の連絡先を交換し合った」(前知事関係者)という。
小寺氏は会談後、記者団の取材に「(特定の民主候補の)応援を出しゃばってまでやるつもりはない」と話す一方、「いっぺん政権を変えた方がいいと言う人が増えており、私もそう思う」と述べた。
福田、中曽根両派の勢力争いが続いた群馬の自民党で、もともと中曽根派に担がれた小寺氏は、旧福田派の流れをくむ大沢正明知事や自民党県連と一線を画す姿勢を明確にしている。
「非自民勢力の結集」を掲げる1区の宮崎氏にとっても、小寺氏は象徴的な存在。知事時代から前橋市など県央に支持者が多い小寺氏が「民主支持」の意向を明らかにした意味は大きい。特に、小寺氏に近い旧中曽根派の高木政夫・前橋市長や非自民系保守の財界人にとっては、旧福田派の尾身幸次氏(76)が自民公認で立つ1区で、民主支援に動く環境が整ったことになる。
岡田氏は会談後、沼田市と太田市を回り、「保守王国と呼ばれる群馬でも、政権交代のために皆さんの力を結集してほしい」などと訴えた。
解散直後の遊説先に群馬を選んだ理由について、岡田氏は「政権交代のため、選挙区で勝ってもらわなければならない場所。今まで群馬の衆院議員は(2区の)石関貴史氏(37)だけだったが、十分戦える場所なので、議席を増やしたい」と説明した。
asahi.com(朝日新聞社):政権交代したらどうなる…質問集中 米の駐日大使公聴会 - 国際
【ワシントン=伊藤宏】オバマ米大統領が駐日大使に指名したジョン・ルース氏(54)に対する米上院外交委員会の指名承認公聴会は、駐中国大使に指名されたハンツマン氏と共に23日行われた。中国に関しては多様な質問が飛ぶ一方、日本については政権交代のかかる総選挙に関心が集中。米国の日中両国への視線の違いが浮かび上がった。
質疑はハンツマン氏から始まった。質問に先立ち、議長役のウェブ上院議員が「これは我々が(日中)どちらの国を優先しているかを示すものではなく、政府の役職に就いていた人を優先する上院の慣例からです」と断り、日本の立場を気遣った。
ただ、その後、議員たちが繰り出した質問の内容には、現在、日中両国が置かれた状況の違いがあらわれた。
米国内では、台頭する中国への関心と懸念が交錯している。そうした状況を反映して、ハンツマン氏への質問は経済や軍事だけでなく、気候変動、アフリカ、人権、通貨など多岐にわたった。
一方、ルース氏に対しては「(日本の)民主党は米国とより対等な関係を求めていると言われるが、関係は変わるのか」「総選挙が米国と日本との関係に与える影響はどの程度なのか」など、大半が総選挙の話題に終始した。
また公聴会には、駐日大使経験者のモンデール元副大統領やフォーリー元下院議長ら大物が顔をそろえた。さらにべーカー元駐日大使も、ケリー委員長に推薦状を出した。
ルース氏の指名をめぐっては、米メディアの中にも「駐日大使ポストには、副大統領、下院議長といった大物が就いてきた。オバマ大統領が選んだのは違うタイプだ。金銭の貢献はあるが、外交経験はない」(ウォールストリート・ジャーナル紙)などと批判的な見方がある。歴代駐日大使が顔をそろえた背景には批判をかわし、ルース氏を後押しする狙いもありそうだ。