BoF攻略第3回。
初回に書いたように、私は「まもりけむり」を使ってほとんどのザコ戦を回避するやり方で進めている。これは私が参考にしている攻略サイトが強く勧めていたからだ。最初は「それほどかな…」と思ったけど、わりと最初の内に「それほどだな」と気付いた。
しかしその攻略法で通用するのかな、と思われるかもしれない。私もちょっと思った。ザコ戦を全くやらないのであれば、レベルが不足するのではないかと。
実際不足するはするんだけど、意外になんとかなる。理由はいくつかある。まず、ボスがくれる経験値が結構多いという事。それだけでわりとレベルアップする。あと、薬草などの回復剤が他ゲームに比べてかなり回復するというのもある。ドラクエのやくそうやFFのポーションは、ちょっとだけ回復するというイメージがあるが、このゲームは回復量が大きい。序盤だと、1回使っただけで全快する事もある。
また、道具使用による攻撃が強いというのもある。ドラクエで言う「いかずちのつえ」や「マグマのつえ」のように、装備せず道具として使用すると相手にダメージを与えるアイテムがいくつかある。「だいちのかぎ」や「バーニンレイピア」などだ。しかも固定ダメージを与える。今回低レベル攻略になってしまっているので余計かもしれないが、この固定ダメージが強い。こちらの攻撃力や、相手の防御力を無視してダメージを与えるので、今回の攻略にはピッタリだ。
そもそも、まもりけむりがたった10Zで買える事を考えると、もしかしたらこの攻略方法が開発チームとしても妥当と考えていたのかもしれないが…。
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- 2023/05/31(水) 10:00:00|
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BoF攻略第2回。
ちょっとこのゲームの非常に大きな欠点を書いておきたい。それは、
主人公の足がとても遅いという事。
いや、多分ドラクエあたりと同じだと思うけどね。だから「とても」と書いたけど、実は業界標準であり、これを遅いと感じるのは現代的なものかもしれない。ちゃんと数えてないが、恐らく2フレームで1ドット動いてるんじゃないだろうか。だから16ドットで構成されているマップチップを1個動くのに32フレーム、60fpsだと大体0.5秒かかる計算になる。これを速くしようとすると1フレームで1ドット移動、つまり倍速になってしまうので、だいぶせっかちな動きになる(※FF5の「ダッシュ」がそれだと思われる)。という訳でこのスピードが業界標準なのだろう。
しかし、ドラクエ5よりもイライラする。多分、町やダンジョンの広さだったり、エンカウント率だったり、「ルーラ」に相当するファストトラベルの仕組みだったり、シナリオ上同じ場所を何度も進むかどうかだったりという、色々な要素が組み合わさってそういう感情が生まれるのだろう。これはファンタシースターシリーズでも感じた。あちらはスクロールの仕組みにクセがあるので、このBoFよりも更に「おせえよ!」とイライラした。
前回も書いたが、カプコンはRPGとしてはファミコン版「天地を喰らう」を先に出している。ところがそちらは、キャラの足がメチャクチャ速い。先程書いた「倍速」の動きをしている。おかげで移動のストレスがだいぶ軽減された。「カプコン分かってるじゃん」って思ったものだが、このBoFでまーたトロトロ移動になっちゃったよ…。もう…。
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- 2023/05/28(日) 10:00:00|
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ブレス オブ ファイア 竜の戦士 |
リリース | 1993/04 |
メーカー | カプコン |
プラットフォーム | スーファミ |
ジャンル | RPG |
カプコンが出した本格ファンタジーRPG。この後シリーズ化するので、これがその第1作となる。
カプコンと言えばこのblogでも色々扱っているようにやはりアクション系のゲームが強く、ドラクエなどに端を発するRPG人気にはあまり乗っていかなかった。この時点でカプコンが出していたRPGと言えば、ファミコンでの天地を喰らうシリーズと、ゲームボーイで出したレッドアリーマーくらいではないかと思う。そんな中、いきなり完成度の高いRPGを出してきた。
私はもう当時既にカプコン信者と言っていいような存在だったが、なぜかこのブレスオブファイア(以下長いのでBoF)はやっていなかった。やっていない理由が特別にあった訳ではない。多分、この第1作が発売した時にあまりその存在を知らなかっただけだろう。何しろ当時はドラクエFFロマサガと、RPGだけでもやるタイトルがたくさんあったので、目に入らなかった。やがてシリーズ化されてその名前を知る事になるが、「どうせやるなら第1作から…」とか思っている内に2023年まで来てしまった。
という事で、今回クリアまでやってみた。
で、最近のドラクエやFFの記事の傾向を見ても分かるように、90年代以降のフルボリュームのRPGは、私はつい「その15」とかそのくらいまで書いてしまう。頑張って減らすようにはしているが、FF5で第12回まで書いてるからね。
しかしRPGを毎回全15回で書いていたら、私の体がもたない。というか寿命がもたない。なので、今回は「クリアした上で記事を全3~4回くらいにまとめたい」と思いながらプレイしていた。
果たして可能かどうか、皆さんの目で確かめていただきたい…。
追記:関係ないですが、各記事の最後に「続く」「終わる」などとつける事にしました。自分で読んでて分かりづらかったので…。 ▼続きを読む
- 2023/05/25(木) 10:00:00|
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星のカービィ 夢の泉の物語 |
リリース | 1993/03 |
メーカー | 任天堂 (HAL研究所) |
プラットフォーム | ファミコン |
ジャンル | アクション |
ゲームボーイで出た初代に続く、カービィシリーズ第2作。
敵を吸い込んで吐くというゲーム性はそのままあるが、今回その吸い込んだ敵の能力をコピーできる仕様になった。このコピー能力は以後カービィの代名詞ともなる。ゲーム自体がカラー化したのもあり、シリーズの大きな方向性を決めたのがこの作品ではないだろうか。
このblogの記事を追いかけている方なら分かるように、1993年と言えばもうスーファミの全盛期だった。FF4/5やドラクエ5も出たし、前回扱ったのが伝説のオウガバトルだ。もう相当色々なゲームが出ていた。その中でファミコンのゲームというのはちょっと異質だ。数あるファミコンソフトの中でも最晩年の作品にあたる。しかし、技術的には開発し尽くされたプラットフォームなので、グラフィックや音楽の表現はかなり高度化している。ファミコン初期のタイトルに比べると雲泥の差だ。
そんなカービィ2作目を、今回1面だけ遊んでみる。
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- 2023/05/19(金) 10:00:00|
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伝説のオウガバトル攻略第2回。今回でおしまい。
ゲームをやる前に、まずは一通りネットで情報を漁るのが習慣になっている。いやほんとに、古いゲームって何か情報見つけないとまず遊び方すら分からない事も多くて…。
このオウガバトルなんかは人気のタイトルなので、紹介や攻略しているサイトも多い。そんなのを読んでいる内に、「説明書には攻略漫画が載っていた」と言うのを見つけた。「ほほう…」と思いつつ調べたが、その漫画はネット上では見つからなかった。
いやね、説明書なんかも結構ググると出てくるのよ。特にスーファミなどの任天堂タイトルは、Wiiあたりでバーチャルコンソール化した時の説明書がネットで見られるから、それを参考にさせてもらう事が多い。ただバーチャルコンソールの説明書って恐らく任天堂が全面的にリライトしていて、分かりやすくはなっているけど、元の説明書とは全く異なる。当然、上記の攻略漫画も載ってない。
「しょうがないにゃあ…」と言いつつ、押入れからスーファミ版の説明書を引っ張り出してきた。いやめんどいからやりたくないのよね。ネット上の情報で済ませたい。しかしまあないものはしゃあない。
で、確かに漫画が載っていた。普通のゲームシステムやシナリオの説明に挟まって、断続的に漫画が掲載されている。
説明書の最後を見ると、「取扱説明書企画・制作 ファミコン通信」と書かれている。どうやらファミ通の編集部が作った説明書らしい。で、例の漫画も、ファミ通で「りろりろ」という四コマ漫画を描いていた田中ひでおが手掛けている。色の塗り方が桜玉吉っぽかったので、もしかして玉吉か…? と思ったが違った。ただ、色塗りだけちょりそのぶが手伝っているとかそういう事はありそうだ。
ちなみに、この説明書の攻略漫画は、ゲーム内で3面をクリアするところくらいまでの内容を描いている。なので、今回の私の攻略も3面クリアまでとする。
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- 2023/05/13(土) 10:00:00|
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伝説のオウガバトル |
リリース | 1993/03 |
メーカー | クエスト |
プラットフォーム | スーファミ |
ジャンル | SRPG |
ある時ファミ通の新作紹介欄に、「オウガバトル」というゲームが取り上げられた。開発はクエストという知らない会社だった。わずかなテキストと数枚の画面写真が載っただけだが、そこから感じられる「これ面白そう」感は凄かった。なんだろう。特に戦闘画面の、斜め上から見たクォータービュー的な配置がとても立体感があって、カッコ良かった。そのように感じたのは私だけではなく、多くの人も同様だったようだ。
しかしそこから確か1年近く何の音沙汰もなかった。一応ファミ通の新作予定には「発売日未定」のまま記載され続けたが、正直そうやって長い事未定欄にあってある日消え去るタイトルも多いので、「あー、これはオウガバトルも立ち消えコースかな…」と思った。これもやはり、私だけじゃなくみんなもそう思ったはず。
ところがある日、急にタイトルを「伝説のオウガバトル」と変更し、続報が掲載されるようになった。そして1993年の3月に無事発売される。わざわざタイトルに「伝説の」ってつけたのは、「初報からお待たせしすぎて伝説になってしまった」という自虐的な意味合いを込めたのかなと当時から思っていた。
私も(というか弟が)期待して購入したのだが、実はクリアしていない。今回blogで取り上げるのを機にクリアしちゃおうかなー、と少し思ったが、相当時間のかかるゲームらしいので、断念した。なので最初の3面くらいをクリアしてみる。
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- 2023/05/10(水) 10:00:00|
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そう言えばすっかり忘れていたんだけど、この「オールドゲーム攻略」の第100回のシャロムが終わった後、
ここで「オールドゲーム攻略について」なんていう記事を作っていた。自分で読んでて「そういや書いたな」って思い出した。インデックスにも入れてないから頭から消えていた。
まあそういう事なので、第200回に到達したのでまた雑想でも書いてみる。以下追記から。
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- 2023/05/07(日) 10:00:00|
- 雑想
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モノポリー攻略第2回。今回でおしまい。
そういや昔、学生時代の友人が私の家に集まって、朝までぶっ続けでモノポリー大会やった事がある。結局日が昇ったあと、友人が「もう勘弁して下さい」と言うのでお開きになった。わりとその日は私が勝ちまくった気がする。
いやあの頃は朝までボードゲームやるなんて若かったなあ…と思うんだけど、実は今でも知り合いと集まってボードゲームをやる時は、もう朝までずっとやる。つまり私はまだまだ若い。
でも体力的にしんどくて、翌日大体ぐったりしてるけどね…w
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- 2023/05/04(木) 10:00:00|
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モノポリー |
リリース | 1993/03 |
メーカー | トミー (エイプ) |
プラットフォーム | スーファミ |
ジャンル | テーブル |
ついに! このオールドゲーム攻略連載が200回に到達しました! パチパチ!
メチャクチャ思いつきで始めた企画だけど、第1回のパックマンが2014年なので、もう9年やってるのかあ…。第100回のシャロムは2019年なので、やや後半の方がペース上がってるんだね。記事数は増えているのに…。
そんな第200回の作品は、「モノポリー」。いや記念っぽい大作じゃないんだけど…。たまたま…。
モノポリーについてはご存知の方も多いと思われるが、アメリカで作られたボードゲームで、ダイスの目によってコマを進めていく、まあ人生ゲームのようなものだ。ただ土地の独占などの概念があり、戦略性は人生ゲームよりずっと高い。
私はボードゲームの方のモノポリーを愛しており、今も押入れにしまってあるが、このスーファミ版はたしか弟が買ってきたような気がする。結構楽しかったので、ちょこっと紹介してみる。
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- 2023/05/01(月) 10:00:00|
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