WIZ5でごさるよ第2回。今回でおしまい。
このウィザードリィ5の作曲は、劇伴音楽などを多数作ったピアニストの羽田健太郎だ。ゲームの仕事はウィザードリィシリーズが初だったらしい。というかゲーム自体全くやらないので、何かイメージだけで作曲したようだ。
で、良く知られているようにウィザードリィには元々BGMがない。まあ昔のゲームは大体そうなんだけど。後の世界になっても、ウィザードリィと言えばその無音さが特徴となっていて、狂的な原理主義者ともなると「ディスクのアクセス音がBGMだ!」と主張したりする。
まあそういう訳で、ウィザードリィシリーズにBGMをつけるというのは、ファンからの反感を買いかねない部分がある。しかし私の所感では、羽田健太郎作曲のBGMは、ウィザードリィの雰囲気と良く合っていると思う。特にこのスーファミで発売された5は素晴らしい。ウィザードリィの荘厳で、静謐で、ちょっと奇妙な世界観を上手く表現できているような気がする。仮にドラクエやFFやロマサガの曲をこれに当てはめたとすると、違和感があるに違いない。
末弥純のモンスターデザインもそうだけど、ゲームスタジオは落とし所が上手いというか、雰囲気を壊さずに豪華なバージョンにするのがとても巧みだったと思う。
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- 2023/01/28(土) 10:00:00|
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ウィザードリィV 災渦の中心 |
リリース | 1992/11 |
メーカー | アスキー (Sir-Tech) |
プラットフォーム | スーファミ |
ジャンル | RPG |
言わずと知れたダンジョンRPG(DRPG)の代表作、ウィザードリィシリーズの第5作。第2・3作目が初代のアペンドディスクみたいな感じで、4作目はワードナが主人公という外伝的作品でもあったから、初代以来久々の「まっとうなウィザードリィ」という感じだった。
今回取り上げるのはそのスーパーファミコン移植版。開発はファミコンでの各タイトルと同様、ゲームスタジオ(※ゼビウスで有名な遠藤雅伸の会社)が担当している。今回オリジナルのパソコン版の方でないのは、私が熱中したのはこのスーファミ版である事と、グラフィックや音楽など優れている部分があるからだ。
で…。私は当初クリアする気まんまんだった。この5は生涯2回ほどクリアしたが、正直細かい事はかなり忘れている。変なところは印象に残ってずっと覚えてるんだけどね。が…辛くて投げ出してしまった。すまぬ…。
そういう訳で、今回全2回ほどでサクッと。
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- 2023/01/25(水) 10:00:00|
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スーパーマリオランド2 6つの金貨 |
リリース | 1992/10 |
メーカー | 任天堂 |
プラットフォーム | ゲームボーイ |
ジャンル | アクション |
以前取り上げた、スーパーマリオランドの続編。
前作は、「良くゲームボーイでここまで作ったな…」と思うくらい頑張っていたが、やはりゲームボーイの画面に合わせたため、マリオなどのキャラが小さくちょっと見栄えがしないところがあった。この作品はそこが改善されており、かなりキャラが大きくなっている。また、時期的にスーファミの「スーパーマリオワールド」の後だったので、甲羅を持つなどいくつかのアクションが取り入れられていた。あと、のちのちマリオシリーズの常連となる、ライバルキャラの「ワリオ」が初めて出てきた作品でもある。
私は初代ランドと違って、こちらの金貨の方はやっていなかったんだけど、今回初めてプレイしてみる。
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- 2023/01/19(木) 10:00:00|
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真・女神転生攻略第4回。今回でおしまい。
なんかストーリー的にはかなり気になる展開なので、クリアまでやってみたい、シナリオが最後どうなるのか見てみたい、という気持ちになった。なったのだが、探索部分や細かいところでつっかかるところがあり、どうにもストレスが溜まるので、「これは途中まででいいや」となってしまった。
そのあたりの話はまた最後あたりで。
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- 2023/01/13(金) 10:00:00|
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真・女神転生攻略第3回。
もしかしたらファミコン版もそうだったかもしれないけど、この真・女神転生の最後まで慣れなかったところを書いておく。それは、3Dダンジョンで
何かの部屋に入って用事を済ますと、背中を向けて扉から出ていくという事。例えば北向きに小部屋に入り、そこで用事を済ますと、ドアの手前で南を向いている。
これまでウィザードリィやブラックオニキスだの3Dダンジョン形式のRPG(DRPG)は散々やってきたし、この真・女神転生より先のゲームもやってはいる。だが、たいていのDRPGはこういう挙動をしない。もしどこかの部屋に入って話とかをしたとしても、普通部屋のその場所に留まる。もしそこにNPCがいて、用事が終わったら部屋の外に追い出されるとしても、扉側を向いた状態になる。つまりどっちみち、入った時と向きが変わらない。だからそこを立ち去る時は、自ら向きを変える必要がある。
しかし真・女神転生では扉の中で用事を済ますと、180度向きが変わる。買い物とか、会話とか、そういう色々で。そして私はいつもクセで、「じゃあ用事終わったから帰るか」と思って自分で向きを変えてしまう。そして元の部屋に入って「???」ってなる。このミスを何百回もしてしまった。
この仕組みはさすがにどうかと思う…。
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- 2023/01/10(火) 10:00:00|
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真・女神転生攻略第2回。
今作での音楽担当も、ファミコン版女神転生や同2と同じく増子司さん。相変わらず戦闘中BGMがHR/HM系で、ドラクエやFFとは違う雰囲気をギュンギュンに出している。
いやあ、初代女神転生の時も書いたけど…。増子司さんと言えば、私はアーケード版スターフォースの曲が好きで好きで…。どの曲も好きだけど、特にネーム入れの曲が好きで…。
まあそういう感じで、一種増子信者になっているところがあるので、それだけでテンション上がるんだよね。
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- 2023/01/07(土) 10:00:00|
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真・女神転生 |
リリース | 1992/10 |
メーカー | アトラス |
プラットフォーム | スーファミ |
ジャンル | RPG |
明けましておめでとうございます。多分これが2023年初投稿になると思います。本年もよろしくお願いします。
今回は、真・女神転生。女神転生・同IIに続く、メガテンシリーズ第3弾。前作まではナムコが販売を担当していたが、今作からはアトラスが開発・販売共に行うようになっていた。
以前も書いたが、このシリーズは元々西谷史の小説「デジタル・デビル・ストーリー」を原点としており、その1巻部分の「女神転生」がOVA化され、そのOVAを元に日本テレネットのPC版女神転生が作られた。ファミコン版の女神転生は、その日本テレネット版より後の物語となる。女神転生2に関しては、1よりずっと未来の話になるし、原作にはないストーリー展開だが、悪魔召喚プログラムを作ったのが中島くんである事が示唆されるなど、ある程度原作や過去タイトルと地続きである事が分かる。
この真・女神転生は、リブートと言うか、それらの関係をリセットし、オリジナルの話として再構築している。女神転生1と2の間に東京は崩壊してしまったが、それもリセットされている(まあすぐに崩壊するんですが)。
このメガテンシリーズはその後何十年も続き、複雑に枝分かれしている。主要な派生作品としても、デビルサマナーシリーズやペルソナシリーズがあり、それらも2023年現在続編が出続け、更に派生の派生作品が色々生まれている。しかしメガテンシリーズの本流は、初代女神転生の流れを継ぐ「真・女神転生」シリーズとされており、その最新作である真・女神転生Vも、わりと最近(2021年11月)発売された。
そんな本流の始祖たる真・女神転生を今回遊んでみる。クリアまでやっていないんだけど、結構ボリュームあるゲームなので、全4回構成くらいで…。
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- 2023/01/04(水) 10:00:00|
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