星のカービィ 夢の泉の物語 |
リリース | 1993/03 |
メーカー | 任天堂 (HAL研究所) |
プラットフォーム | ファミコン |
ジャンル | アクション |
ゲームボーイで出た初代に続く、カービィシリーズ第2作。
敵を吸い込んで吐くというゲーム性はそのままあるが、今回その吸い込んだ敵の能力をコピーできる仕様になった。このコピー能力は以後カービィの代名詞ともなる。ゲーム自体がカラー化したのもあり、シリーズの大きな方向性を決めたのがこの作品ではないだろうか。
このblogの記事を追いかけている方なら分かるように、1993年と言えばもうスーファミの全盛期だった。FF4/5やドラクエ5も出たし、前回扱ったのが伝説のオウガバトルだ。もう相当色々なゲームが出ていた。その中でファミコンのゲームというのはちょっと異質だ。数あるファミコンソフトの中でも最晩年の作品にあたる。しかし、技術的には開発し尽くされたプラットフォームなので、グラフィックや音楽の表現はかなり高度化している。ファミコン初期のタイトルに比べると雲泥の差だ。
そんなカービィ2作目を、今回1面だけ遊んでみる。
タイトル画面で放置していると、デモが流れる。「ごぞんじカービィ」って書かれているけど、言うほど当時の人達にとってご存知な感じではなかったような気がする。しかしこの後もシリーズ作品が発売され、またスマブラで主役級の活躍をしている事から、今ではわりと「ご存知」で通用するだろう。
このデモ画面では、操作説明やコピー能力の内容がある程度紹介される。わりと操作が複雑というか、アクションが多いので、こうやってデモで説明してくれるのはありがたい。
これが今回のお話。
プププランドには「夢の泉」というのがあり、そこから「夢」が湧いてくるのだそうだ。しかしある日、その夢が止まってしまう事件が起きた。デデデ大王が、夢の源であるスターロッドを手下に配った上、泉で水遊びをしているらしい。そのせいで、全ての生き物は夢を見られなくなった。うぬぬ、これは許せぬ。殺さねばなるまいな。
ゲームをスタートすると、こんな場面に飛ばされる。なんか壁があって、先に進めない。まあ、そこの「1」って扉に入れ、って事なんだろうけど。
しばらくウロウロして、意味が分かってきた。ここはスーパーマリオ3やマリオワールドで言うところの、マップ画面というかワールド画面というかそんなような場所だ。このゲームはレベル1~8までのエリアと、その各レベルに1~6(※レベルによって異なる)までのステージがある。それで前のステージに戻ったり、通常ステージではないボーナスゲームをやるために、こういうジャンクション的な空間が用意されているみたいだ。
これがゲーム画面。
早速だが、敵を吸い込んでその能力をコピーしている。口に含んだ状態で下キーを押すと、その敵の能力が身につく。この場合は「ビーム」となる。何も能力を持っていないような敵の場合、コピーを実行しても「スカ」と表示される。
以後Bボタンを押すと、吸い込みの代わりにコピーした能力を使う。このビームは、前方に向かって剣のように攻撃を出す。
コピーした能力に使用制限はないようで、いくらでも使える。もうその能力が要らないというか、別の敵を吸い込みたくなった時は、セレクトボタンを押すと今持っている能力をケツから出す。
これはファイヤー。前方に火を吹く。ちょっとカルノフっぽい。
おっ、マキシマムトマト。
スマブラに出てくるから私でも知ってる(前にも書いた事ある気がする)。
という訳で1-1クリア。
ゲームボーイ版と同様、さほど難易度は高くない。
1-1をクリアすると、例のジャンクション的空間に1-2への扉が現れるが、それ以外にも出る。ボーナスゲーム的な奴だ。
これはあれだ。クレーンでぬいぐるみつかむ奴。という事は、この時代にすでにUFOキャッチャーあったんだね。
実際のUFOキャッチャー同様、「絶対これつかんでるだろ」という状況でも落とす。
1-2。
ここではクラッシュという能力をコピーした。かなり広範囲に攻撃する。その分、攻撃間隔は大きいけど。
あと、剣を持った敵が出てきた。
当然、そいつを吸い込んでコピーすると剣が使える。
ここは1-3。
バーニングという、突進系の技をコピーしており、これはなかなか使える。空中でも出せて、横移動にもなる。
ただ、水中では出せないので注意。
1-3をクリアすると、博物館がオープンする。
色んな特技を持った敵を飾っているらしい。そして博物館でも能力をコピーできる。
が、何回か入ったけどソードしか出てこなかった。
これ、変える方法あるのかな。それとも進捗によって異なるのかな。
1-4はなんか森の中みたいなところ。
ここではスパークをコピーした。クラッシュほど広範囲ではないが、自分の周囲に攻撃を出せる。
どうやらスパークはレベル1のボスに効くらしいので、そのまま1-4をクリアする。
そうすると、ボス部屋への扉が開く。
レベル1のボスはウィスピーウッズ。
ゲームボーイ版と一緒だね。
相変わらずりんごを落としてくるので、避けながら攻撃をする。
持っているのがスパークの場合、ボス本体に近づいた上でりんごが転がってきた時に攻撃するといい。りんごを破壊すると同時にボスにもダメージを与えられる。
よしクリア。
例によってカービィは分裂ダンスをする。
レベル2はアイスクリームアイランド。
開始前に毎回デモが入るのは、凝っているなあ…と感じる。
さて、軽めだけどこのへんにしておこうか。
やっぱりアクションゲームとしてはかなり良くできている。ファミコンで動いているのが信じられないくらい。アニメーションなど細かいところが異常に凝っていて、開発者のこだわりを感じる。
ただ、個人的に言えば、カービィの操作自体が慣れないところがあった。上キーで空気を吸い込んだ状態になり、そのまま着地したとしても、Bボタンで空気を吐き出さない限り浮遊モードが解除されない。この挙動にどうしても慣れない。普通のジャンプのつもりで浮遊してしまい、着地してもなんか思ったように動かないから「???」となり、それから「そうか空気吸い込んだままか」と気付く。もうこの動きを何度もしてしまった。まあ慣れの問題というか、私の側の問題なんだろうけど。
それ以外特別に書く事はないかな…。うーん、良くできてる、くらいしか…。なのでこのへんで終わりにしておく。
(終わり)
- 2023/05/19(金) 10:00:00|
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