てぃーだブログ › 小美野塾 › 2022年01月

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Posted by TI-DA at

2022年01月31日

推薦入試の合否に関して

 県立高校の推薦入試の結果が出ました。
小美野塾でも合格者・不合格者それぞれおり
悲喜こもごもです。

 4.○あったのに不合格になった、3.○しか
なかったのに合格した。などはよく聞く話です。

 推薦入試の合否は下記の点で決められます。

実績(部活・検定等)
勤怠(皆勤賞等)
内申(成績等)
行動の記録(調査書の○の数)

那覇商業ではこれを
実績 10
勤怠 10
内申 25
行動 5

 の合計50点満点としています。
内申は9科目を3年間オール5、なおかつ
技能教科を1.5倍しないと135点満点になります。
これを25ポイントだとすると、3年間オール4の生徒は
20ポイントになり、5ポイントの差にしかなりません。
皆勤賞の10ポイントであっさりひっくり返る点数です。
 逆に言うと、皆勤賞の10ポイントをひっくり返すことは
内申点で全学年全科目で「2」以上の差が必要で
事実上不可能になります。実績も0点というケースは
あまり考えられず、那覇商業では皆勤賞だけで
合格が決まってしまうことになります。

 また、推薦入試にも一般入試にも特別枠というものがあり
各定員の5%程度の高校が大半です。県教育委員会の
公式サイトには、高校・学科ごとに求める特別枠の生徒像の
説明がありますが、事実上の部活枠といってよいと思います。

令和4年度入学者選抜特別枠等-県教育委員会
https://www.pref.okinawa.jp/edu/kenritsu/nyushi/ko/documents/r04seitozo.pdf

 定員400名の那覇高校では推薦入試の定員が20%(80名)+特別枠5%(20名)に
なっており、今回100名の推薦合格者がいることから特別枠をフルに利用して
いることがわかります。

 那覇西は特別枠の対象者に内申点の下限をもうけていますが
普通科は4.5以上(ただし全国大会経験者は3.5以上)、体育科は3.0以上と
かなりザルです。

 以上のようなことから、内申がどんなに高くても落ちるケースと
多少、内申が低くても部活で成績を残せば特別枠で合格する
生徒が思った以上に多いことがみてとれます。
  

Posted by 小美野塾 at 17:06Comments(0)沖縄の教育

2022年01月21日

調査書

 中学校から高校側へ提出される資料を
内申書と呼んでいますが、正式には調査書といいます。

調査書-県教育委員会
https://www.pref.okinawa.jp/edu/kenritsu/nyushi/ko/documents/r04cyosasho.pdf

 ここで、調査書がどんなものか見ることができます。

  

Posted by 小美野塾 at 19:06Comments(0)沖縄の教育

2022年01月20日

県立高校推薦入試倍率について(2022)

 昨晩、県教育委員会から推薦入試の倍率が公式サイトで発表されました。
人気校は今年も高倍率で

那覇は2.36倍(昨年は2.03倍)
那覇国際は普通国際合計で2.76倍(2.29倍)
那覇西普通は2.00倍(1.43倍)
開邦学術探求は2.86倍(1.84倍)
向陽は2.43倍(1.91倍)

と軒並み、前年を大きく上回っています。
 これは昨年の推薦入試の志願者が3401人だったのに対して
今年は3760人と1割以上増えたためと思われます。
 コロナ禍で生徒・保護者が早めに高校を決めたいと考えたから
なのか、中学校側が校内推薦の基準を緩めたからなのか
わかりません。

 推薦入試の合格発表は28日の予定が、31日にくれ下げられます。

令和4年度県立高等学校入学者選抜志願・合格状況-県教育委員会
https://www.pref.okinawa.jp/edu/kenritsu/nyushi/ko/h27_nyuushi.html  

Posted by 小美野塾 at 15:41Comments(0)沖縄の教育