てぃーだブログ › 小美野塾 › 2013年08月

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Posted by TI-DA at

2013年08月26日

席次は高いけれども内申は低い生徒へのお薦め高校

 旧盆期間を利用して、夏期講習から入った生徒の保護者と個別面談を行いました。
その中で今回もあがったのが、テストはできるけれども内申は低いという相談。
はい、男の子に多くてテスト勉強はテスト前にやるけれども、宿題・提出物は
出さないか、いいかげん。技能教科のテストは手を抜きまくり。

 過去の小美野塾の生徒の中には、席次20番前後で内申「3.4」なんて
困った生徒もいました。もちろん男の子です。

 そういった生徒にすすめているのが、開邦の英語科と向陽の国際文科です。
沖縄に限ったことではありませんが、文系と理系ではどうしても理系に人気が
あつまります。上記二校でも、理数科は毎年高倍率で、開邦理数科はもちろん県内
最難関高校ですし、向陽理数科も県内屈指の難関校です。

 に対して、文系は人気がありません。

過去10年の開邦英語科と向陽国際文科の倍率を下記に記します。

開邦英語科
2004 0(1.00倍)
2005 -3(0.94倍)
2006 0(1.00倍)
2007 -5(0.90倍)
2008 -13(0.73倍)
2009 -5(0.90倍)
2010 +7(1.15倍)
2011 -23(0.52倍)
2012 -23(0.54倍)
2013 -8(0.83倍)

向陽国際文科
2004 -5(0.90倍)
2005 -25(0.52倍)
2006 -15(0.72倍)
2007 -32(0.48倍)
2008 -36(0.46倍)
2009 -18(0.70倍)
2010 -3(0.95倍)
2011 +1(1.02倍)
2012 -20(0.62倍)
2013 -10(0.81倍)

と、ほぼ毎年定員割れが続いています。
ですので、那覇や首里が「4.0」でも厳しいのに対して
開邦英語科で「4.0」、強気に考えるなら「3.7」程度から
向陽国際文科では「3.8」、強気に考えるなら「3.5」程度からでも
合格を狙えます。もちろん、入試でそれなりの点数を取ることが条件となりますが。

 で、その入試の点数ですが、これは確実なデータがないので正確な数字は
出せませんが、ここ数年、入試の平均点が大幅に下がっていることから
開邦英語科であれば、内申「4.0」、本番で230点、プレ入試で210点前後、県模試で240点前後。
向陽国際文科ならば、内申「3.8」、本番で210点、プレ入試で200点前後、県模試で220点前後
取れていれば合格できるのではいかと推測します。
(年によって入試の平均点も、倍率も変わるので、絶対の数字ではありません。)

 文系コースのデメリットは、国立理系コースにすすめないことですが、最初から文系志望ならば
それもデメリットにはならないとおもいます。また、開邦にしろ、那覇国際にしろ、進学校になれば
なるほど、女子の比率が高くなりますが、文系コースではさらにその傾向が強くなり
1クラスに男子が4~5名しかいないなんて話もよく聞きます。

 以上をふまえて、席次はいいのだけれども内申が低い場合に、一発逆転を狙って
みるのも悪くありません。
  

Posted by 小美野塾 at 19:41Comments(2)沖縄の教育

2013年08月25日

絶対評価と提出物

 席次はいいのだけれども内申は低い、よく耳にします。
男の子に多いのでしょうけれどとにかく提出物、宿題をやらないか
やったとしても適当。

 相対評価から絶対評価にかわって10年。
全員を「5」にしていいのなら、全員を「2」に
してもいいわけで、提出物や宿題、授業態度が成績にしめる
割合は、保護者の時代とくらべものになりません。

 逆にいえば、出しても出さなくてもいい提出物を出せれば
大きなポイントになります。テストで点をまったく取れない子でも
「3」をキープすることができます。

 小美野塾で夏期講習の時間を削ってでも宿題をする時間に
当てているのも、そのほうがはるかに内申がよくなるからです。

 学校・教科によってかわりますが、技能教科ではテストの点数が
評価にしめる割合は30%前後です。満点を取ってやっと30点にしか
なりません。残りは提出物・宿題・授業態度で決まります。
だから、テストで100点をとっても「2」というのはありえることなのです。

 逆にテストで40点しか取れなくても残りが完璧であれば「5」を
取ることも可能です。

 宿題をぜんぶ終わった生徒も、時間があればやってもやらなくてもいい
宿題に手をつけてみてはどうでしょうか。  

Posted by 小美野塾 at 13:25Comments(0)沖縄の教育

2013年08月19日

お盆休み~2013イチハナリアートプロジェクト

 今週の月、火、水は旧盆ということで小美野塾もお休みです。
お休みを利用して、夕方以降は夏期講習から受講している
保護者の方々との面談を実施しています。

 今日は午前中、伊計島でおこなわれている2013イチハナリアートを見にいってきました。



 廃校になった伊計小中学校を中心に、集落の中にも作品を点在させて
地域ぐるで行われているプロジェクトですがとにかくおもしろかったです。

 学校内はクーラーが効いていて、ゆっくりと見てまわることができ
無料の休憩室には畳や絵本までおいてあり、ちいさな子供連れにも
よく配慮してありました。

 集落内の展示も、徒歩でもじゅうぶんにまわれる距離ですが
電動アシストサイクル(500円)のレンタルもおこなっていて
後部にはベビーチェアを載せているタイプもあり、5歳くらいまでなら
二人乗りしてまわることもできそうで、ここでも小さな子連れによく
配慮してるなあと感心してしまいました。



 これで無料なのはすばらしいの一言。
伊計島のもつ魅力をじゅうぶんに魅せつけたプロジェクトだとおもいます。
9月1日までなので、ぜひ行ってみてください。

http://www.city.uruma.lg.jp:9090/auto/www.city.uruma.lg.jp/6/5328.html  

Posted by 小美野塾 at 20:39Comments(0)小美野塾

2013年08月11日

宿題デー(第三回)-ヘリウム風船で航空写真



 豆腐づくりは、小学生たちには全員にやってもらうため、計6回つくりました。
うまくいったときと、ちょっと失敗したかなあというときとありましたが
おおむね、楽しんでもらえてようでした。

 そして、この夏最大のイベントのヘリウムガスをつかった風船で
航空写真を撮る計画。やっと道具がそろって実現しました。



 これがトイカメラです。USBで充電してマイクロSDカードに書き込んでいきます。
おもちゃみたいですが、静止画・動画・録音までこなせるすぐれものです。

 これを風船につけてあげて、上から撮影しようとしたのですが、さすが
風の王国、風が強くて風船が真横に飛んでしまい、塾の駐車場では
となりの家の屋根に引っかかりそうになってしまい失敗。

 もっと広いところということで、市の陸上競技場まで行くことにしました。



 ここでも風で流されてしまいましたが、さえぎるものがないのでどんどん空へ!







50mの糸を使ったのですが、横に流されたので、おそらく20mくらいからしか
取れませんでしたが、風船が観客席を飛び越えて、外まで流れたので
航空写真っぽいのも撮ることに成功しました。



 自分たちを上から取る画像は、真上に上がってくれないため、近距離の
これ一枚きりでした。

 打ち上げるときに動画撮影をスタートさせ、回収するときに撮影を停めるように
したのですが、カメラが上空でクルクル回ってしまうために、動画はとても見られた
ものでなく、アップロードを断念しました。上の画像は動画からカットしたものてず。

 成功する可能性は元々低いだろうなあと思っていたので、それなりの収穫が
あったので、まずは成功。小学生も喜んでくれました。
まだ、ヘリウム少し残っているので、またなにか楽しいこと考えています。


 

  

Posted by 小美野塾 at 10:09Comments(0)小美野塾

2013年08月02日

宿題デー(第二回)-豆腐つくり



 今週の宿題デーは、自由研究デーということで小学生、中学生合同で豆腐つくりに
挑戦しました。小美野塾では7年前にも豆腐つくりに挑戦して、そのときはみごとに失敗。
今回は7年ぶりのリベンジです。





 準備は前日から。生の大豆を水につけることから始まります。



 大豆は生きているので、一晩経つと泡ぶくぶく。今日はここから始まりました。



 まずは水を足してジューサーにかけて、ジュース状にします。
大豆だけでジューサーにかけるとうまくいかないので注意です。



 そして、火にかけます。
この時点で匂いをかぐと、まだ生の大豆特有の臭みがあります。



 暖めると大量にアクが出るので、これをすくっていきます。
アクの存在を知らない中学生の存在にびっくり。
この時点でもう豆腐のいい香りに変化しています。



 沸騰したら弱火にして数分煮たら、鍋からおろして
ガーゼで漉します。漉されたものが豆乳、ガーゼに残ったものが
「おから」です。それぞれ、子どもたちに少しずつ食べさせました。
おから初挑戦の子が多かったのにはびっくり。
みんな、顔をしかめさせていました。体にはいいんですけどね。



 豆乳を70度前後まで冷やしてから、にがりをうちます。
このときに、70度前後で凝固するたんぱく質の特徴を説明。
この性質を使えば、温泉タマゴでも、やわらかいジューシーな
ローストビーフでもつくれることを理解してもらいます。



 にがりをうつと、少しずつ豆乳が凝固していきます。10分ほどしてから
再びガーゼで漉して、ガーゼごと冷水で冷やして完成です。



 技術の宿題でカイワレを育てるので、そのカイワレを載せて
醤油をかければ冷奴です。





 味は濃厚でおいしかったです。
内地の塾でやれば大評判なのでしょうが、さすがは豆腐王国、沖縄。
ふだんから、ゆし豆腐のような、濃厚でおいしい食べなれているせいか
「あ、豆腐だ」と言われておしまい。うーむ・・・
 それでも7年前の失敗を払拭できて、本人的には満足でした。


 来週はいよいよヘリウム気球をつかって、航空写真に挑戦。
成功率30%ですが、ヘリウムがもったいないので、ぶっつけ
本番でいきます。風がなくなることを期待しています。  

Posted by 小美野塾 at 19:10Comments(2)小美野塾