› 小美野塾 › 2016年10月
2016年10月26日
沖縄尚学中学・高校の入試制度の変更
沖縄尚学中学・高校ら入試生徒が来年度から大幅に変更されます。
いちばんの大きな変更点は、事前に調査書を出さなくてもよくなったことです。
従来は、在籍する小学校・中学校に調査書(小学生は推薦書)を書いて
もらわなければなりませんでしたが、中学入試では前期試験、
高校入試では一般入試Bでは、通知表のコピーを提出すれば
よいだけになりました。(合格後に改めて調査書を学校側に書いて
もらい提出となります。)
私立受験を露骨に嫌がる教員がいたり、自分の子どもが私立を
受験するのは分不相応なのかと、調査書を学校に依頼するのが
心理的に負担になるような方には、ずいぶん楽になると思います。
また、高校の一般入試Bでは、学力検査を行わず、県模試もしくは
プレ入試の結果をもって学力検査のかわりとなりました。
これをどう評価するかは難しいところですが、沖縄尚学が
入試制度、さらには学校改革をすすめていこうという気概は感じられます。
沖縄尚学では、10年も前から空手を必修科目にして、多くの生徒に
黒帯を取らせるようにしています。沖縄出身者が大学の推薦入試や
AO入試で、空手の有段者であるのをアピールできるのはとても
効果があると思います。そのためだけに空手を習得させている
わけではないでしょうが、進学に有利になりそうなことはすべてやるという
意気込みは感じられます。
バカロレア制度の導入など、新しい時代の大学入試に向けて
変わろうとしていることは、とても評価できることだと思います。
沖縄尚学高等学校・附属中学校平成29年度入試要項
http://www.okisho.ed.jp/info/guidelines_h25
空手必修から10年 沖縄尚学「集中力、人格形成に効果」-琉球新報
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-379190.html
いちばんの大きな変更点は、事前に調査書を出さなくてもよくなったことです。
従来は、在籍する小学校・中学校に調査書(小学生は推薦書)を書いて
もらわなければなりませんでしたが、中学入試では前期試験、
高校入試では一般入試Bでは、通知表のコピーを提出すれば
よいだけになりました。(合格後に改めて調査書を学校側に書いて
もらい提出となります。)
私立受験を露骨に嫌がる教員がいたり、自分の子どもが私立を
受験するのは分不相応なのかと、調査書を学校に依頼するのが
心理的に負担になるような方には、ずいぶん楽になると思います。
また、高校の一般入試Bでは、学力検査を行わず、県模試もしくは
プレ入試の結果をもって学力検査のかわりとなりました。
これをどう評価するかは難しいところですが、沖縄尚学が
入試制度、さらには学校改革をすすめていこうという気概は感じられます。
沖縄尚学では、10年も前から空手を必修科目にして、多くの生徒に
黒帯を取らせるようにしています。沖縄出身者が大学の推薦入試や
AO入試で、空手の有段者であるのをアピールできるのはとても
効果があると思います。そのためだけに空手を習得させている
わけではないでしょうが、進学に有利になりそうなことはすべてやるという
意気込みは感じられます。
バカロレア制度の導入など、新しい時代の大学入試に向けて
変わろうとしていることは、とても評価できることだと思います。
沖縄尚学高等学校・附属中学校平成29年度入試要項
http://www.okisho.ed.jp/info/guidelines_h25
空手必修から10年 沖縄尚学「集中力、人格形成に効果」-琉球新報
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-379190.html
2016年10月25日
平成29年度、調査書(内申)と学力検査の比重変更高校
沖縄県の県立高校入試では、調査書(内申)も学力検査も
一度、偏差値化してからその数字を合計して合否を決めています。
原則、その比率は5対5なのですが、いくつかの高校では
傾斜配点をおこなっています。
内申重視の高校は石川だけでその比率は6対4で
残りは入試の点数重視です。
傾斜配点をおこなっているのは進学校が中心です。
名護 4.5-5.5
読谷 4.5-5.5
具志川普通 4.5-5.5
球陽理数国際英語 4-6
普天間 4.5-5.5
那覇国際 4-6
開邦 4-6
向陽 4-6
宮古 4.5-5.5
以上は前年と変更無しです。
首里は4.5-5.5から4-6へ変更になり
那覇が今年から4.5-5.5の傾斜を行います。
平成29年度高等学校入学者選抜に係る調査書と
学力検査等の成績との比重の変更実施校一覧(pdf)
http://www.pref.okinawa.jp/edu/kenritsu/nyushi/ko/documents/h29hijyuuitiran.pdf
一度、偏差値化してからその数字を合計して合否を決めています。
原則、その比率は5対5なのですが、いくつかの高校では
傾斜配点をおこなっています。
内申重視の高校は石川だけでその比率は6対4で
残りは入試の点数重視です。
傾斜配点をおこなっているのは進学校が中心です。
名護 4.5-5.5
読谷 4.5-5.5
具志川普通 4.5-5.5
球陽理数国際英語 4-6
普天間 4.5-5.5
那覇国際 4-6
開邦 4-6
向陽 4-6
宮古 4.5-5.5
以上は前年と変更無しです。
首里は4.5-5.5から4-6へ変更になり
那覇が今年から4.5-5.5の傾斜を行います。
平成29年度高等学校入学者選抜に係る調査書と
学力検査等の成績との比重の変更実施校一覧(pdf)
http://www.pref.okinawa.jp/edu/kenritsu/nyushi/ko/documents/h29hijyuuitiran.pdf
2016年10月24日
県立高校入試の校内推薦について
もう、そろそろ各中学校で推薦入試の応募が締め切られるので
校内推薦について書いていきます。
県立高校の推薦入試は二段階です。
まず、中学校内で推薦されるにふさわしいかを審査して(校内推薦)
ふさわしいとされると、中学校から高校側へ推薦されます。
ですので、校内推薦がまず最初の関門となります。
校内推薦の基準は中学校によっても、また年度によっても差異は
ありますが、授業態度・出欠席・評定(内申点)・活動記録(部活・
生徒会・ボランティアなど)・実績(部活または検定)の五つが審査の
基準となります。
とはいえどの程度、厳密にこれをおこなっているかは各中学校
まちまちで、希望すればよほどのことがない限り高校側に推薦してくれる
中学校もあれば、わりと厳しく審査している中学校もあります。
豊見城市内の中学校であればわかるのですが、豊見城市以外の
中学校に関しては資料もなく、まったくわかりません。
各中学校の校内推薦に関しては、地元に密着している塾の講師に
聞いてみるのがよいと思います。
校内推薦について書いていきます。
県立高校の推薦入試は二段階です。
まず、中学校内で推薦されるにふさわしいかを審査して(校内推薦)
ふさわしいとされると、中学校から高校側へ推薦されます。
ですので、校内推薦がまず最初の関門となります。
校内推薦の基準は中学校によっても、また年度によっても差異は
ありますが、授業態度・出欠席・評定(内申点)・活動記録(部活・
生徒会・ボランティアなど)・実績(部活または検定)の五つが審査の
基準となります。
とはいえどの程度、厳密にこれをおこなっているかは各中学校
まちまちで、希望すればよほどのことがない限り高校側に推薦してくれる
中学校もあれば、わりと厳しく審査している中学校もあります。
豊見城市内の中学校であればわかるのですが、豊見城市以外の
中学校に関しては資料もなく、まったくわかりません。
各中学校の校内推薦に関しては、地元に密着している塾の講師に
聞いてみるのがよいと思います。